tdd diary

2010年03月31日(水) feet on the ground

仕事後、日比谷。レディースデーで「マイレージ、マイライフ」観る。ジョージ・クルーニーをカッコいいと思ったことが1度もなかったんですが、ジョージ・クルーニーをカッコいいという人もいるということが何となく分かったような気になりました。へらへら笑いながら観ていても、中盤から働くことや人と関わることや家族や結婚、生きることの色んな意味を考えずには観れない。今のままの自分でいいと思っていても、そんな自分の今までを覆して丸ごと変えてしまうような出来事はいつもいきなり自分以外の人によってもたらされる。そこで変わるか、変わらないかは自分次第であるにしても。エンドロールで監督の友達らしき人が歌ってるのが良かった。


地に足を着けられずフワフワと過ごしていく可能性は大いに否めなくたって、決めてしまわなくてもいい。1人で生きていく気なんてさらさらない、というくらいの心持ちでちょうどいいのかも。地上3メートルくらいをフワフワしていた頃、そんな私を引っ掴んで2.97メートルくらい引きずり下ろした人がいた。それでもまだ3センチくらい浮いてます。



2010年03月30日(火) ゴン助

今季のジャイアンツですが、とりあえず代打の切り札の大道さんが2軍から上がってきてから熱心に観ていくつもりなので、別のことしながら何となく見たり見なかったり。2年越しで復活してきた高橋由伸が新外国人のエドガーと顔の作りが似てて、同僚に「せっかく戻ってきたのに新外国人と顔がかぶった」と言ってたんですけど、誰も認めてくれません。似てるのにな。注目されている長野があんまり好きじゃないので、今年は坂本松本にスタメン死守して頑張ってもらいたいところ。


新外国人、エドガー・ゴンザレス。名字までディッキー・ゴンザレスとかぶってるじゃないか。



2010年03月29日(月) pride and prejudice

スカパーで放送された映画「プライドと偏見」を観る。古典作品にはあまり向かなそうなイメージがあったキーラ・ナイトレイがとても美しい。「エマ」の時のグウィネス・パルトロウよりも作品全体のクオリティが高いのもあって、キーラ・ナイトレイの方がジェーン・オースティンの作品世界の女性像に近いような気すらする。ダーシー役の人も地味で良かった。「ブリジット・ジョーンズの日記」でダーシー役だったコリン・ファースもほとほと無愛想で良かったけど、この「プライドと偏見」のダーシーの方が分かりやすくて良かった。それにしても、誠実で包容力がありいざという時必ず頼りになる、全イギリス人女性の理想の男の象徴ミスターダーシー。何人の疲れたイギリス人女性の心を癒してきたことか。それだけに何度も映画化もドラマ化もされている作品をあえて新たに作るのはプレッシャーがあっただろうに、音楽やインテリアや衣装もだけど、イギリスの風景も本当にいちいち美しくて素晴らしい。監督はイギリスのジョー・ライトという人。これを撮った時なんと33歳だった。


そういえば「ジェーン・オースティンの読書会」て映画が良かったんですけど、ジェーン・オースティンの本で読んだことあるのは「エマ」だけなので、他の作品も読んでみてから「ジェーン・オースティンの読書会」をまた観てみたら良いかもと思う。とりあえずは今回の原作でもある「高慢と偏見」を図書館に予約。


ところで、このイギリス文学の名作「高慢と偏見」から生まれた「ブリジット・ジョーンズの日記」を凌ぐ作品があるのをご存知でしょうか、その名も「高慢と偏見とゾンビ」ってこら!こちらも読まねば。しかもこの「高慢と偏見とゾンビ」、ナタリー・ポートマン主演で映画化決定しているのです。今度のミスターダーシーはゾンビなのだろうか。



2010年03月28日(日) paradise lost

土曜の夜中から、スカパーで先週から3話づつの放送が始まったアニメ「東のエデン」、今週は4〜6話目。監督は同じくスカパーで最近観ていた「攻殻機動隊」の神山健治。一回見ただけで理解できてないことが多いので、仕方なく今日の放送分をyoutubeで見返してたら結局最終回の11話まで続けて見てしまった。

ある日突然100億円分使える携帯電話を渡されて、日本を救うというゲームに参加させられたセレソンと呼ばれる12人。ゲームをあがるのは日本を救えた1人だけ。日本を救うことなく100億使い切ったり、何もしなかったり、自分の使いたいことに使っていたりすると12人のうちの1人のサポーターと呼ばれる人に殺される、というようなストーリー。100億円で日本を救えと言われても、救うということの意味合いすら人によって違う。そもそもなんで日本はこうなったという原点回帰派、いらないものを排除していく必殺仕置人派、できることからコツコツという草の根運動派、巻き込まれたから仕方なく自分の思う正義を貫くダイ・ハード派。


絶対殺されたと思っていた、私の好きなパンツくん(画像)が生きてて良かった〜。エヴァやハルヒのような流れができているのか「東のエデン」も劇場版で完結という流れみたい。劇場版1作目はテレビ版のおさらい、2作目が完結編で只今上映中。ちゃんと完結するのだろうか。家から1番近いのは豊洲のシネコンなんだけど、豊洲のシネコンで「東のエデン」観るのは本気っぽい。テレビ版の最終回が豊洲のシネコンを舞台に終わっているのだ。豊洲で観る人は筋金入りっぽい。とはいえ、劇場版1作目をレンタルでもして観に行きたい。



2010年03月27日(土) cheese vs me

仕事帰りに図書館。
・「暮しの手帖 40」
・「一色一生」志村ふくみ
・「志ん朝復活・へ(碁どろ・お若伊之助)」(cd)
・「志ん朝復活・ぬ(高田馬場・甲府い)」(cd)
・「芝浜」柳家小三治(cd)


「暮しの手帖」はジェーン・バーキンとチーズ特集。チーズが好きなんですけども、どうしても上手く管理が出来ず、傷んだチーズ食べてもどしたことが何度かあります。QBBのとか1番好きなのは十勝のカマンベールなんですけど、色々チーズをちゃんと保存する方法が載ってたので勉強できそうです。とはいえ、高橋みどりさんが教えてくれるチーズの保存方法なので、スーパーで売ってるような私が好きなやつよりも高級な、おしゃれチーズばかりだった。スーパーで買ってきたようなチーズならさっさと食べるに限るってことでしょうか。そんなに放っておかずに食べてるんだけど。ちょっとづつ食べたいだけなんですけど。ちょっといいチーズ買っておくと置いておけるのか。



2010年03月26日(金) up in the air


シネコンのタダ券はティム・バートンの「アリス」がどうやら3Dらしいということで「シャーロックホームズ」より俄然そっちかなという気になっています。それよりも先週くらいだったか朝日新聞の映画評で「マイレージ、マイライフ」がとてもいい評価を書かれていて、すっかり観に行く気になっています。監督は「ジュノ」のジェイソン・ライトマン(同い年)。日本ではオスカー6冠の「ハート・ロッカー」よりもこの「マイレージ、マイライフ」の方が大ヒットを記録してるというネットのニュースも昨日見ました。まあ、日本じゃそうだろうな。

5月は早稲田松竹で「母なる証明」と「殺人の追憶」のポン・ジュノ2本立てがあるみたいです。モモちゃんに「母なる証明」をすすめられていたので観に行ければ。



2010年03月25日(木) 噛んだら吸血鬼

お給料が入ったのでやっとイーユン・リーの新刊を買えた。嬉しい。

夜、スカパーで映画「トワイライト」観る。シリーズものの1作目らしい。親の都合で転校した主人公が、新しい学校で好きになった男の子が吸血鬼だった、という、まあ大まかなストーリーはそうなんだけど、この吸血鬼一家がオープンマインドな家族で「あ、どうもどうも人間のお嬢さん、吸血鬼一家です〜」てなノリで全員顔が真っ白!ここらへんの展開は「トワイライト」というよりも「トワイライトゾーン」て感じでティーンノベルの世界観が暴走していきます。すでに吸血鬼やら狼少年やらで、あとフランケンも揃えば「怪物くん」じゃねーかって話でして。そうこうしている間に2人は恋に落ち、他の吸血鬼グループから狙われる主人公を守るための愛の逃避行が始まった。話の内容としてはもう、完全に小学生の時に「りぼん」で連載してた「ときめきトゥナイト」とさほど変わらなかったり、「どうせ自分、吸血鬼だし・・・」と言いながら好きな女の子を見守り続ける吸血鬼は、「どうせ自分、クモ男だし・・・」と言いながらMJを見守り続けるスパイダーマンと同じだったりなんですが、私は吸血鬼の男の子よりも幼なじみの狼少年の方がいいのになーと思いながら観る。犬顔にはめっきり弱いので。とはいえ本題は人間の女の子と吸血鬼の男の子の恋のゆくえですので、プロムの夜に噛むか噛まないか考え中、みたいなことで終わってしまいました。つづく。


この子が狼少年です。続編ではきれいだった長髪をバッサリ切って登場。狼に変身もするみたい。完結編の3作目は今年6月に全米公開だそうです。



2010年03月24日(水) wendy and lucy

スカパーで放送された「ウェンディ・アンド・ルーシー」という作品観る。始まってすぐにちょい役でbonnie'prince'billyが登場。役者の仕事を見るのもハーモニー・コリンの「ジュリアン」の時とワヤマさんから借りたdvd「old joy」に続いて3度目だ。と、思ってたら「old joy」の監督の最新作がこの「ウェンディ・アンド・ルーシー」なのだった。bonnie'prince'billyは音楽も関わっているみたいでした。よく働くなあ。万引きした主人公を捕まえるスーパーの店員が「エレファント」の金髪の子だった。ダルデンヌ兄弟の「ロゼッタ」のアメリカ版という感じもするものの、作る側にまだまだ余裕があるので、そういう感じで緊張感はない。ミシェル・ウィリアムズが1人でその空気を背負い頑張っていた。それもヴェンダースの「ランド・オブ・プレンティ」を踏まえての感じがして、話がシンプルなだけにどこかで観た空気が漂い続けていた。


そういえば去年この作品のミシェル・ウィリアムズの写真を見せてショートカットにしたんですけど失敗しました。



2010年03月23日(火) lisztomania!

phoenixの「lisztomania」。


こちら、オリジナル。



2010年03月22日(月) 君影草

こちらも去年、実家で咲き終わりそうなスズランをもらってきてそのまま冬を越していたプランターから竹の子のように芽が出てきました。プランターや鉢植えがいくつもあるので台を作ろうかとも考えたんだけど、ちょっと高くしたら野鳥の餌食になりそうな予感もしている。現にムスカリの球根を新聞紙にくるんでベランダに置いておいた時はしょっちゅうカラスが遠くから見つめていたのに、包みからプランターに球根を植えた途端、カラスの姿をとんと見かけなくなった。食いものっぽいものは絶対に見逃さないので、うかうか食べものを植えることもできないです。


咲くのは5月ころ。



2010年03月21日(日) sew

先日の「百万円と苦虫女」で必死の形相でミシンがけするシーンを観てて、ミシン使ってないなーと思い、連休だしと思っていい天気の中外にも出ずにミシンを久しぶりに出してきてトートバッグを作りました。ikeaで買った生地で、400円くらいでしたが大きいのと小さいのと2つ出来た。遠目には分かりませんが、縫い目がフラッフラしていて、じっと見ていくと酔いそうです。ミシンもたまには使わないとどんどん感覚が鈍って下手になります。またバッグが欲しくなったら買わずに作ってみようと思います。


今月に入って「超劇場版ケロロ軍曹」のシリーズが1〜4作目まで放送されているので、今日もせっせとビデオ録画。ケロロの春休みスペシャルもまとめました。レンタルご希望の方はメール下さい。



2010年03月20日(土) ムスカ大佐

去年近所のホームセンターでヒヤシンスとムスカリの鉢植えを買って植えていたんですが、同僚に花が終わったら茎のところからバッサリ切って、球根だけを暗いところに保管しといたらまた来年咲くこともあるよと教えてもらったので、茎のところから切ってヒヤシンスの球根は近所の公園の秘密の場所にこっそり埋めて、ムスカリの球根は新聞紙にくるんでベランダに置いときました。ぼーっとしてたら1月か2月くらいにはもう土に植え替えないといけないのをやり過ごしてしまい、3月の始めくらいになって土に植えたんですが、今日見たら花が咲きそうになってて嬉しかった。


片足は冬に もう片方は春に



2010年03月19日(金) あじさいのうた

神保町シアターで市川隼監督の「BU・SU」がリバイバル上映される。「春よ!乙女よ!映画よ!」という特集企画の中での上映。この神保町シアターに行ったことがないんですが、割引サービスが面白い。

勇気あるあなたのご来場を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。として、『Wの悲劇』を鑑賞される方で、劇場窓口でチケットを購入される際に「女優!女優!女優!」と言ってくれた方、『阿波の踊子』を鑑賞される方で、劇場窓口でチケットを購入される際にロビーで阿波踊りを踊ってくれた方、『花の恋人たち』を鑑賞される方で、花柄を身につけているカップルの方、『セーラー服と機関銃』をセーラー服でご鑑賞される方、
がそれぞれ入場料金1200円のところ1000円で観れるという。

セーラー服の人が合計何人来たのかという結果が知りたい。あと、窓口で誰かが阿波踊り見せてるところに遭遇したい!


主演、富田靖子。主題歌、はらぼう。春よ!乙女よ!映画よ!



2010年03月18日(木) セメタリー、イノウ

お昼過ぎ、親と待ち合わせてお墓参り。実家にいた頃はたまにしか墓参りしなかったけど、お墓が浅草なので私の休みの日などに途中で拾われて春にも秋にも墓参りするようになった。子供のころから来ている小さなお寺だが、うちのお寺の近所の立派なお寺に伊能忠敬のお墓というのがあるらしいとサチコさんが言い出し、見に行ったら本当にあった。へーつって見てたらおばあさんが声をかけてきた。勝手に部外者が入っていたので怒られるのかと思ったら、「旦那様、おタバコお吸いになりますか?」と言う。完全に予想外の質問をぶつけられてポカーンとしている両親に、「お墓にお供えされたいんですか?」と私が助け舟をだし、父親が車からタバコを取ってきておばあさんにあげたら、100円どうしても受け取ってくれって言うのでいらないだのいやそんなことしたら私怒られちゃうからだのと押し問答しているので、受け取っておけばいいじゃないかと私が言い、そういうことになった。そうこうしながらおばあさんが言うには、大学行ってた頃から自分もさんざんタバコ吸ってたんだけど、ある日突然やめたのでタバコの持ち合わせがないのだとのことだった。やめられたんなら吸っちゃダメですよーとサチコが止めるそばからおばあさんはぷかーとタバコを吸って、「久しぶりだけど吸えるものねー。」と笑いながらお供えして帰って行った。


衛星写真のような日本地図!サチコさんの好きな穴子寿司食べて谷中をふらふらして帰る。



2010年03月17日(水) 信玄餅

cdrを送った別の方から今度はcdrが届いた。ご自身がお友達と作られたフリーペーパーも送っていただいた。色んな人の作ったフリーペーパーを読みましたけど、男子2人で作ったフリーペーパーというのは初めて読むかも。フリーペーパーを友達と一緒に作るという感覚自体がとても新鮮で、楽しそうで羨ましい。cdr聴きながら読むとまた興味深い。人の引き出しを垣間見せてもらうのはとても刺激になり楽しい。


フリーペーパーといえば、aikoのテーマソング目当てで飛ばし飛ばしで見ている朝ドラヒロインもドラマの中でフリーペーパー製作中。ところでこの朝ドラにちょいちょいあがた森魚が出てきて和む。「人のセックスを笑うな」に出てきて松山ケンイチに信玄餅のおすすめの食べ方を教えてあげるシーンも良かった。



2010年03月16日(火) 「MMMBop」

サマーソニックのラインナップを見てたら、知ってるバンドが全くいない。と思ったらpunk springというイベントのラインナップだった。そしてサマーソニックですが、まだいたのかという印象しか世の中に与えてくれなそうなsmashing pumkinsがやってきます。もうやめとけってー、とか言いながら観てしまいそうだ。夢をぶち壊されなければ同窓会的なムードでいくらでも盛り上がれるもんです。それはもうpixiesが証明済みだ。そしてそのpixiesもやってきます。新譜のリリースもないまま、再結成も早6年目。まだやってたのかで言うならまさかのorbitalもラインナップにちゃっかり入っているよー。フォントの大きなバンドほど昔の人たちばっかり。こう見るとやっぱり90年代にやってたバンドが1番面白かったんじゃないかと思うんだけど、自分が若い頃に聴いてたからそう思うのか。jonsiもピンでやってきます。今年は会社の展示会とがっつりぶつかって誰が来ようとフジロックは今年も無理なので、サマーソニックでオルタナ同窓会もいいかなと思います。今年は2日間だし。


この人の存在感を噛みしめる夏になりそうな予感!新しいバンドはイハがギター、ファウンテンズ・オブ・ウェインのアダムがベース、ドラムがチープ・トリックの人、ヴォーカルがハンソンの人。ハンソンの真ん中の子でしょうねきっと。あそこは確か兄ちゃんがギターで弟がドラムでしたからね。



2010年03月15日(月) ホーミー

仕事後、高円寺へ。あそこらへんを縄張りとするびしばちゃんに誘われて、巻上公一さんとzazen boys向井さん、吉兼さんのお二方が参加される崖っぷちセッションという企画を観に行く。私は以前よく、巻上さんのご熱心なファンの方のブログを読んでいたり、びしばちゃんは以前、巻上さんのご熱心なファンの方が同僚にいたといっていたりでしたが、2人ともヒカシューよりもピカチューにより傾倒している今日この頃なので、会場にいる人々ほど前のめりに観に行ったわけではありませんでしたけども。セッションというには、ビックリするほどスリリングな展開にはなっていかず、一人一人は確かに変なんだけども、みんながいい人だからなのか妙にまとまっていることのほうが意外な感じでした。1人くらい空気が読めなくて暴走してると時々とんでもなく面白いものが観れたりもするんですが、どっちらけになる可能性と半々なのでいい人はそうそう簡単には暴走してくれないものです。早川さんと藤掛さんがゴールデンコンビなのでそこに何が乗っかって来てもどーんと受けとめられる大きな器がある感じなので、変な人を呼ぶなら好きなように暴走させると凄そう。もしかして吉兼さん1人でもいけるんじゃないかという可能性も感じた。


でも一人一人は確かに変。



2010年03月14日(日) 百万円と苦虫女

楽しみにしていた「百万円と苦虫女」がスカパーで放送。夏の映画で今年ももうすぐ夏が来るなーと思いながら観る。蒼井優の存在感で映画の半分は出来上がっており、これは「俺たちに明日はないッス」の柄本時生くんもそうだった。主人公は人と簡単に同調できない女の子で、自分の学生時代を思い出してクラスの女子3人に1人で囲まれて絡まれた時のことまで思い出されたが、幸運なことに私のそばには別の苦虫女子がいた。その子がいたのでとりあえず携帯電話は必要な大人になれた気がします。


「村八分ですよ」のシーンと、終わりの弟への手紙が心に残る。チラッとだけ出てくる色んな役者も監督ならではなのか、弟の担任の先生役で江口もいた。



2010年03月13日(土) タッパー

実家を出る時に一つ、くすねてきたのと、ワヤマさんのガレージセールで譲ってもらったのが一つで、ただいま2つのタッパーが家にあります。タッパーはそこらへんで売っておらず、基本訪問販売という買い方だったので簡単に買えなくて面倒くさそうなイメージでしたが、持ってると便利なのでもうちょっと欲しいなと思っていたら、とうとう時代の波に押されたのか、タッパーもネット販売をすることになっていたようです。
http://www.tupperware.co.jp/style/index.html


もうそろそろそれ、限界じゃね?っていうタッパーが実家にゴロゴロしているので、購入したらサチコさんにも一つくらい分けてあげようかと思います。



2010年03月12日(金) 空気のむきだし

スカパーの放送での映画も今月来月とお祭り騒ぎ。「人のセックスを笑うな」、「百万円と苦虫女」、「ホノカアボーイ」と蒼井優だけでも祭りなんだけども、「レス・ザン・ゼロ」や「卒業白書」や「セント・エルモス・ファイアー」という、もはやあえてCSでは放送されなそうな作品もゾンビのようによみがえってきております。「重力ピエロ」、「ダーウィン・アワード」、「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」、「ジャージの2人」、「クワイエットルームにようこそ」、「ノン子36歳(家事手伝い)」、「トウキョウソナタ」、「青の炎」とかの放送されたら観ようと思ってたのも次々。「ブレイド」シリーズ全作とか、「ロボコップ」シリーズ全作とか、下らないシリーズも気にしつつ。


明日から早稲田松竹で「空気人形」と「愛のむきだし」の二本立て。濃過ぎやしないのかこの2本は。って、モモちゃんが平気で観に行ってそうだが。



2010年03月11日(木) green

休日。イメージフォーラムでやっているタルコフスキー祭りが明日まで。嫌われ続けている「サクリファイス」を観に行くつもりでいたのに、今週に入ってから花粉症のシーズン到来でヘロヘロになっていたのもあって、すっかり出不精モードに入っており見送る。


何年か前にシャンテでリバイバル上映した時も、仕事終わってからダッシュで行ったらチケットが売り切れていて観れなかった。スカパーで放送されるかなーと期待しているのだけど、放送されたのは「ノスタルジア」だった。随分前から図書館の外国文学のコーナーに「サクリファイス」というタイトルのタルコフスキーという人の本があることに気づいてはいるんだけども、読んでみてノベライズ本だったらシャレにならないなと思って堪えている。ディスカスで借りるのも面倒だなーと思ってたら、家からすぐのレンタルビデオ屋がいつのまにかtsutayaになっていた。今度見に行ってみようと思います。



2010年03月10日(水) 想像力の文学

仕事帰り、図書館。
・「後藤さんのこと」円城塔
・「記憶に残っていること」堀江敏幸
・「布をつなぐ日々」前田順子
・「白糸刺しゅう」大塚あや子
・「長者番付/たらちね」柳家小さん(cd)


「後藤さんのこと」も豊崎由美がテレビで話してた作品。この本の帯が短編小説になっており、印刷して折ると本になると言っていた。借りる前から何となく予感はしていたけども、もちろん、て感じに帯もろとも透明カバーでおおわれていた。短編集だけど表題作の「後藤さんのこと」は頭の冴えている時に読んだほうが良かったなと思う。自分のあんまし冴えてない時のまま読んだ感じでは、これをこのまま映像化していくとチャーリー・カウフマンの映画の世界のようになっていき、読んでる途中で戻ってまた読む、みたいなことそのものがもう「アダプテーション」であって「脳内ニューヨーク」だった。



2010年03月09日(火) moose

cdrを送った方から小包が届いた。ご縁のある贈りものとカード。ありがたい。9年前に始めた頃と何も変わっていないままだなあと思うんですが、何も変わってないから9年も続いたともいえそうです。cdrのプレゼントも5周年、7周年、9周年と、気が向いた時にやっていたかと思いきや実は2年に1度という周期になっていましたが、続いていれば来年は10年。また何か出来ればと思っています。


サントラを持ってたら、この曲も入れたのになと思ったのでアップ。お返しのお返しです。



2010年03月08日(月) 静かならざる丹下段平

実写化ブームもここまで来たかといった感じの映画版「あしたのジョー」、なんと丹下段平役を香川照之がやるらしいです!「私生活でボクシングを30年間見守り続けてきたのは、この役のためではなかったかとさえ思う」って素晴らしい意気込みです。香川さんの丹下なんて絶対面白いに決まってるんですが、なぜかジョーが山ピー。なぜにそこでジャニーズなのさ。ジョーがジョーなら力石も大した事にならなそうな予感!小栗旬とかで普通にまかり通る予感!で、結果的にスカパーかなにかで見て、途中まで「クローズzero」だと思って見てたら「あしたのジョー」だったってパターンかもしれない予感!


私の夢としては、ジョーは新井浩文。丹下の香川とでダイワハウスのゴールデンコンビ復活。



2010年03月07日(日) letter


先日、本屋で探しものをしている時に偶然立ち読みした洋書。でも著者はjunko okawaさんと書いてありました。最近日本の手芸本が翻訳されて海外で売られているのをよく見かけます。それもたぶん向こうの出版社が企画して丁寧に作られているのがほとんど。これも子供服のソーイングの本だったんですが、スタイリングや写真の感じも素晴らしかったので欲しい。本屋では2700円くらいでしたが、アマゾンで1800円くらいで売っています。本屋で本買うのがバカらしくなるこの価格破壊。とはいえ、これじゃあ自分の働く店でも簡単に洋書も洋雑誌も売れないはずだわなと思うと複雑だ。



2010年03月06日(土) henry fool

毎週土曜はお弁当でなく外のお店に同僚とお昼ご飯を食べに行きます。最近は決まっておでんの定食屋。そのあと、すぐそばの古本屋をひやかしでのぞきに行くのもお決まりです。

今日は映画のプログラムがいっぱい売りに出されていて、その中からナンニ・モレッティの「エイプリル」とハル・ハートリーの「フラート」と「ヘンリー・フール」のプログラムが全部100円だったので買いました。でもよく考えたら「ヘンリー・フール」のプログラムは持っているんだった。実家に置いてあるんだった。今はなき六本木のシネヴィヴァンで観た作品。


そんなハル・ハートリーが撮ったyo la tengoのビデオクリップ。



2010年03月05日(金) アンドロメダおまえ

夜、メールで教えてもらって日本アカデミー賞に出てたペ・ドゥナ見る。日本の役者で共演したいと思うのは誰かと聞かれ「香川照之さん」と恥ずかしそうに答えていて可愛かった。ポン・ジュノ監督の「tokyo!」に出てた香川照之(引きこもり役)を観てのことかなあ。監督賞を受賞した「剣岳」の監督が受賞のコメントでよく分からないことを言い出し、「剣岳」の現場もこれくらいよく分からない空気だったのかもしれないことを思うと香川照之がいつもの3割増で男前に見えた。そしたら、ここまでの受賞結果ってところで優秀音楽賞の受賞者の中に「少年メリケンサック」で音楽を担当したヒーローの名前が出ていて、飲んでたコーヒー吹いた。


この「少年メリケンサック」のサントラ、使いやすいのか普通にNHKの番組の中でサラッと使われていたりします。聞こえてくるたびにあー何だっけこの曲、メリケンサックの曲だ!ということが何度かありました。去年はメリケンサックもですが年末の歌舞伎座の「大江戸りびんぐでっど」での音楽もヒーローによるものだったそうで。きなこやの方から聞いてそれもコーヒー吹くくらいビックリしました。宮藤官九郎さんがらみで、普通のバンドの人には到底経験し得ないお仕事をされている感じがします。



2010年03月04日(木) 紅茶を飲むロバート・ダウニー・jr

休日。昨日は雛祭りだったので夕飯にお寿司買って食べたんですが、何か入ってたのか?ってくらいずーっと眠り続けていた1日。夕方なんとかコープだけは行けた。

出勤途中に立ち寄ったドトールの店内に普通にジョニー・デップが座っていたので、サイン下さいと言ったら気軽にサインしてくれた、さすが世界一気軽にサインしてくれるセレブ!といたく感動するという夢を見た。そういえば3月4月分のシネコンのタダ券、気持ち悪いジョニー・デップの「アリス」も気になるけど今回は「シャーロック・ホームズ」かなと思っています。ロバート・ダウニー・jrが頑張っているだけでも面白いはず。豊崎由美がスカパーでたまに見ている番組のBOOK倶楽部でおすすめしていた。


どうしてもシャーロック・ホームズっていうとNHKでやってたドラマシリーズの印象が強烈です。イギリス人もきっとみんなそうだろうなと思う。これは単純にガイ・リッチーの新作っていう風に観に行くのが良いのだと思われます。



2010年03月03日(水) girls


最近は色んなところで見かけるおしゃれさん。ただ楽しくて夢中になっていて、それ以外はもう何もいらないというような、ひたむきなところは、もうとうに通り過ぎた。というような感じに見える表情。でも、色んなことが見えてきて面白くなってくるのもそこからだよね。

どうにかしようと思ってる時はどうにもならなくて、もう、どうにもならないかーと思いながらもやめないで続けてるときに、急に運ばれてゆく。でもそれは自分が進歩してるのとは少し違うので、勘違いしてはいけない。



2010年03月02日(火) 哀しい予感

「Dr.HOUSE」のシーズン4の最終回が悲し過ぎた。ここまでの骨組みになっていた人間関係を根底から揺るがすエピソードで終わってしまった。ハウスが原因でアンバーが死んでしまい、13番も重い病気のような感じだ。毎回シーズンの終わりは変な終わり方をするドラマではありますが、今回は来シーズンがどうなってるのか全く分からないくらいの終わり方。いつも24話くらいあるのに、脚本家組合のストライキで今シーズンは16話までしかない。アメリカではシーズン7が放送中。


若かった時は、けっこう自分はどんな事にでもどうにかすれば何とか対応していける、ちゃんと説明すればいつかは分かってもらえる、分かってもらえない時はそれまで、というような、なぜか根拠のない自信があった。こんなにも分かってもらえない事が怖いとは、言いたい事がうまく伝えられないとは、潔く諦める事もできないとは、何かあったらと考えただけで立ち尽くしてしまうような大人になるとは、想像もしなかった。



2010年03月01日(月) closing ceremony

バンクーバーの閉会式を仕事の休憩中にちょっとだけ見れた。「大草原の小さな家」のエドワードおじさんみたいな格好をしたおじさんたちが、ビーバーやムースのバルーンみたいのをえっせえっせと運ぶ様のなんと可愛らしいことか!カヌーに乗ってる風になってるやつも良かったし、メイプルの葉っぱの女の人たちも良かった。中でも最高だったのが、ホッケー選手の大きなパネルみたいのをえっせえっせと運ぶ大人の中を、スケート靴でぬうように滑り回るアイスホッケーのパックに扮した男の子!!!




全部見れなくてとても残念。後半にはマイケル・J・フォックスが出てきて喋ったり、ニール・ヤングが歌ったらしいです!見たかったー。


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