tdd diary

2009年12月31日(木) 時間よ止まれ

コーヒーとドーナツという大晦日らしからぬお昼ご飯を食べてから実家へ。買い物しながら年越しそばも買ってあれこれ食べてるうちにすぐ夜。「笑ってはいけないホテルマン」をビデオに録画しながら結局紅白を見る。嵐は初出場でメドレー。みんな楽しそうにしてて微笑ましかったが、直後の矢沢登場で少々霞んだ感も。NHKとしては1番の山場だったのかも。ジャニーズカウントダウンもそこそこに、ホテルマンを半分くらい見る。笑い過ぎて疲れた。


今年も今日で終わり。色んなことがあって本厄もあいまって実はいい年じゃなかったような気もしますが、それもこれもまあサラッと流して、来年は色々やりたいことをかたちにしようと思っております。



2009年12月30日(水) 弾き振り

お昼すぎ、バスに乗って近所のシネコンへ。12月中に使わないといけないタダ券が残っていて、もう何でもいいから向こうに着いた時に観れるのでいいやと思った結果が「アバター」も気になりつつ結局「のだめカンタービレ」に。1年のシメがのだめ。それも前編て。しかもいっつもガラガラのシネコンが大混雑してて、私の後の人はチケット売り切れって言われてた。

フランスロケの作品だったので、パリの景色はスクリーンで見てみると新鮮だった。凱旋門が、今まで自分が勝手に思い込んでいただいたいの大きさの3倍くらい大きかったことを初めて知りました。でかいのな!凱旋門。寝てたわけではないのに、ストーリーのようなものがほとんど頭に入ってなくて自分でもビックリなんですが、千秋様が弾き振りというのをやっていて、そういうのは初めて観ました。指揮者がピアノを弾きながら指揮するというのを弾き振りというそうです。すごいなあ。ヤクルトの選手兼任監督時代の古田が「代打、オレ」みたいなことなんだろうなあ。そう考えたらzazen boysのライヴだったらいつものことではないか。


劇場はとうとう来月公開となった「かいじゅうたちのいるところ」の巨大ポスターが並んでいました。1〜2月分のタダ券はこれで使えそうです。



2009年12月29日(火) シンクロニシティ

アニメの「もやしもん」イッキ見放送というのをビデオに撮ったのでまた見た。先日びしばちゃんに教えてもらったんですが「もやしもん」がドラマ化決定している。実写だー。主人公のただやすは、私の勝手なイメージでは須賀健太くんなんですけども。びしばちゃんは嵐の大野さんでもいけると言ってた。雰囲気ではいける確実に。大学の先輩の片方は、アニメだと完全に笑い飯の西田で、酒屋の息子は完全にケンドーコバヤシなんですけども、これちゃんと本人たちがキャスティングされないと困るだろうという話を先日もしていました。肝心の菌たちはCG処理されて実写の世界に醸していくようです。楽しみだー。


http://kamosuzo.tv/top.html

深夜始まった「朝まで生つるべ」を結局朝までずっと見ていた。六本木ヒルズから生中継していて、鶴瓶が色んな話をしながら、合間に森山直太朗が弾き語りで色んな曲を演奏していた。最後のほうでやっていた友部正人さんの「こわれてしまった一日」という曲が印象的だった。



2009年12月28日(月) ハートゴールド

仕事納め。ポケモンが1番面白い時なので、万歩計風な使い方でポケモンのレベルも上がる「ポケウォーカー」なるものも持ち歩いている。立っている仕事なので、1日でけっこう歩きます。今日はトゲピーをこっちに移していました。今のところ、ネットで攻略法を検索するのは禁じ手にしているので、取り説読まない自分はあっちこっち動かしてやり方を覚えたり、ゲームボーイ時代のポケモンを思い出したりしています。名前はハトリで、男の子という設定にしておきました。


たびを すすめていく なかで
たくさんの ひとびとと ふれあい
じぶんじしんを せいちょう させること

それが この ぼうけんの
もっとも おおきな もくてきです



2009年12月27日(日) sail on, sailor

夕方、妹が来る。来年夏に結婚が決まって、お忙しそうにしています。年末年始も、結婚がらみの挨拶も兼ねて青森だそうだ。めでたい。それよりも父親だの母親だのが式で泣いたりしたら、確実に自分も危ない。今からイメトレで訓練していかないと。


結局「子猫をお願い」のdvdを安値で手に入れた。女の人にしか分かるまいと書いてたんですが、中に封入されていたクレジットに蓮實重彦さんが寄稿されており、金井美恵子さん以上のべた褒めだった。蓮實重彦さんというと最近は自分は季刊誌「真夜中」での印象が強いです。「ダージリン急行」が良いって話を黒沢清にしている時に、来季もどうやら巨人になりそうな助っ人外国人投手グライシンガーのことを、蓮實重彦さんが「オーウェン・ウィルソンにそっくりなんですよ。」て言ってて、私もそう思ってた!と、力強く思いました。蓮實先生の言ってることがいつも3割くらい理解できないので。



2009年12月26日(土) it's ok

仕事後、図書館。

・「犬たち」レベッカ・ブラウン
・「密会」ウィリアム・トレヴァー
・「旅行者の朝食」米原万里
・「1970-1986 the brother years」the beach boys(cd)
・「the impossible thrill」alpha(cd)
・「ニューヨークひとりある記」柳家小三治(cd)
・「玉子かけ御飯&駐車場物語」柳家小三治(cd)


この、ビーチボーイズのベスト盤に入っている「sumahama」という曲で、いきなり途中から日本語で歌い出して、本気でのけ反った。「アキニキノハ〜ガチルヨウニ〜サビシクカナシイコイノウタ〜」だもん。タイトルも砂浜と言いたかったのがスマハマになったんだろう。

その昔ポリスが「De Do Do Do, De Da Da Da」の日本語バージョンを作ったり、最近ではニューオーダーもやってましたけど、フレーミングリップスはちょっとだけ日本語とか。ベンフォールズファイヴの「金を返せ」っていう傑作もありましたけど、あれは発音良かったほうでした。近年の日本語でのけ反り曲ではウィーザーの「メリクリ」がかなりの破壊力がありました。あれは日本語の発音がどうこう以前に良くない。笑えるけども。

そんなどれもこれもが、この曲の破壊力に比べれば足下にも及ばんわ!というデヴィッド・ボウイの「girls」。ところどころ、え?何?ってなりますが。



2009年12月25日(金) サヨナラダケガ人生ダ

昨日、半目で見ていた「花より男子ファイナル」の最後に、小栗旬が「花に嵐の喩えもあるぞ、さよならだけが人生だ」と言っていた。井伏鱒二の訳した詩の言葉ですが、井伏鱒二よりも、イースタンユースの「サヨナラダケガ人生ダ」のフレーズとして脳にインプットされているので、小栗さんと吉野さんが一瞬頭の中で交差して、「何だっけ、それ!」と思い出すまで困惑した。さみしき〜歌を〜歌いゆく〜。

色んなことがお開きになって、逆に清々しく来年への希望が持てるというものです。こういう宙ぶらりんの状況の自分に元気を与えてあげられるのは、まわりの人でも、見知らぬ人でもなく、自分しかいなかったりするものです。


それを予想していたかのように、今年は色んなクリスマスプレゼントを自分に用意していたのが涙ぐましい。ちくま文庫の「志ん朝の落語」シリーズ、全巻。オークションで半額以下で見つけられた。自分にとっては特別な映画のDVDも何枚か安値で手に入れました。

びしばちゃんのtwitterから。「Wiiでありえないぐらい喜ぶ子供たち」。お笑い芸人もビックリのリアクション。若干怖いくらいの子もいますが、「ニンテンドー」の言い方がみんな可愛い。私の場合は人からおいしい食べものをもらった時にこんくらいのテンションになります。態度には出ませんが。



2009年12月24日(木) 右手だけのミトン

クリスマスイヴに、自虐の有給休暇。単に木曜だから休んだだけなんですけども。布団干して洗濯やら掃除で普通の休日。昼過ぎには昨日の夜注文したポケモンのゴールドが届いてビビった。どんだけのやる気だよ、アマゾン。万歩計みたいのが付いてて、自分の持ってるポケモンをそれに入れて持ち歩けるのが面白い。歩くとそれだけポケモンも育つような仕組みもあるっぽい。


昨日買った毛糸で編みなおしたミトンが完成。早かった。しかし毛糸を一つしか買わなかったので、片方しか作れなかった。また買いに行かねば。



2009年12月23日(水) 「あらへんで〜」

おやつの時間にワヤマさんときなこや。すぐ近くにさまあずがロケしに来てたって話をしてた。そんなのらくろ商店街でのらくろ手ぬぐい買う。大晦日はダウンタウンが見たいのに、自分たちの親の世代ってなんでダウンタウンのこと嫌いなんでしょうね、という話。なぜ?これ、まったく同じような会話を先日びしばちゃんともしていたばかり。大晦日は紅白と決めてかかっている両親を差し置いて笑ってはいけないホテルマンは見れないので、妹の部屋で見てて、紅白に嵐が出て来たら呼んでくれつって、私はホテルマン見るつもりです。今年は久しぶりに楳図かずお大先生が出るらしいのです。これが見逃せるか。また落とし穴?なのか?近くのおシャレな雑貨屋にも寄って帰る。夜、アマゾンでポケモンのゴールド注文。


「クイズ楳図かずおの500のコト」。






私、グワシできるんですが、なかなかできる人いない。



2009年12月22日(火) we're all in the dance / feist


Life's a dance, we all have to do
What does the music require
People all moving together
Close as the flames in a fire

Feel the beat
Music and rhyme
While there is time

We all go round and round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All I know is,
We're all in the dance

Night and Day, the music plays on
We are all part of the show
While we can hold on to someone
Even though life won't let us go

Feel the beat
Music and rhyme
While there is time

We all go round and round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All I know is,
We're all in the dance

We're all in the dance

We all go round and round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All we know is,
We're all in the dance



2009年12月21日(月) these charming men

今年のライヴ納め、zazen boys@赤坂ブリッツ。新しくなって初めて入りました、赤坂ブリッツ。新しいというだけで前より大きくなったのだろうと勝手に思っていましたが、前より小さかった。AXよりも小さいと思われます。そのせいなのか、音が素晴らしく引き締まって聴こえて良かったなあ。このくらいのライヴ会場の中では1番音がいい気がしました、新しい赤坂ブリッツ。イチローの打率も前の時と別人のようにめきめき上がっていた。新しい曲と古い曲を混ぜ合わせて演奏するとホントに面白いバンドだなという感じが。この日はなんとsmithの「this charming man」のカバーを恐怖の3回演奏。バンドの演奏はあくまでカバー風で、向井さん1人がモリッシーの声で歌い上げていた。明らかにライヴの何日か前にいきなりヒーローの発案でやることになった感溢れるカバー×3回。前半に1回、後半に1回、この時点で「これたぶん、もう1回やるだろうね」とびしばちゃんに言ってたんですが、まんまとアンコールの最初に3回目。3回目ともなると周りの人もジャイアンのリサイタルに来たのび太の様相になってましたけども。どこまで面白いんでしょうか。最後はエア安眠棒。アンコール2回はなかったんですけども、そこを出て来て4回目の「this charming man」だったら、ヒーローから天才に昇格だったんですが。


赤坂プリンスホテルにクリスマスツリー。


ちなみに、83年の「this charming man」。サクサク投げ込まれているのはお花ですよー。何年か前のサマーソニックにてモリッシーのステージを観たんですが、前の方の人たちみんなバラ持っとった。で、もちろんこの曲もやってました。

その前に生演奏でこの曲を聴いたのは、モリッシーがドタキャンしたフジロックのグリーンステージの大トリで出て来た怖いもの知らずのthe smithカバーバンド、these charming menによる演奏だったことも思い出されました。



2009年12月20日(日) お遍路


業務連絡。もうだいぶ前になってしまいましたが、「手芸屋カタログ」という本に紹介されました。蔵前や日暮里にも素敵な店が増えたんだなー。巡らねば。



2009年12月19日(土) ボクと亀治郎とダンデライオン

まだまだ探しているtheme magazine。丸の内の青山ブックセンターで聞いたら問い合わせの上返事待ちとのこと。近くなので丸善本店にも行って聞いたらパソコンで検索するまでもなく「扱っていません」と即答された。取り寄せも出来ないという。店内には松丸本舗という松岡正剛さんがセレクトした本屋の中のセレクト本屋が出来ている。その中に亀治郎のコーナーというのがあった。渋谷に昔、パルコブックセンターという本屋がありまして、今はリブロに変わってしまってますが、そのパルコブックセンター時代に「著名人の本棚」っていう小さいコーナーがありました。あの感じとは少し違いますけど。


亀治郎なら好きな本は絶対ここに並んでる本だけじゃないはずだろうに、全くスキのようなものがない鉄のセレクト。本棚だけの印象でいえば近寄り難さばかりを感じる。いいんだけど、そこはまあちょっとあれだなあと思いながら帰ろうと思ってエスカレーター乗ってたら、前にいたおばあさん2人がどんな本を読むかについて話していた。「売れてる本も読むよ。『東京タワーとオカンとオレ』も。」と言っていた。惜しい!ちなみに一人称はボクだぞ。しかもそこまで横並びにするなら時々オトンも入れてやってくれまいか。


昨日放送の「僕らの音楽」総集編でやってた原田知世と松任谷由実の「ダンデライオン」素晴らしかったー。



2009年12月18日(金) climbing up the walls

休日。ワールドカップの組み合わせ抽選でオランダと当たったのが残念。5年くらい前から偶然見つけたオランダの子供の成長をお父さんがアップしているサイトをずっと見続けていまして。もう今や3人兄弟になった男の子たちの、真ん中の子が赤ちゃんだったころから毎日のように成長を見守っています。これぞまさにスヌーピーのいうところの両親が運転する車の後部座席で眠ることの安心感。の、ようなサイト。ここの家族、ドイツ大会のワールドカップでもオレンジの帽子かぶって応援してたので、できれば当たりたくなかったなあと思う。って、あたかも日本が勝つっぽいような言い方してますけど、確実に勝つのはオランダ(世界ランク3位)なんですけど。


赤ちゃんだった子が、フリークライミングやれるようにまで!



2009年12月17日(木) wildman talk

Uに代わって今日は仕事。仕事後に図書館。


・「リサ・ラーソン作品集」リサ・ラーソン

・「氷上旅日記」ヴェルナー・ヘルツォーク

・「魂のゆくえ」quruli(cd)

・「 柳家小三治鵺:3:船徳」柳家小三治(cd)

・「wildman blues」woody allen(cd)


本屋で小三治さんの写真集、立ち読み。帰って、cd聞いて笑い転げる。

あと、ドキュメンタリー映画「小三治」なるものが!



2009年12月16日(水) a thousand years of good prayers

またもサービスデーで、仕事後に恵比寿ガーデンシネマ。「千年の祈り」観る。ここ何年かでは、たぶん1番好きな本のイーユン・リーの短編集の中の「千年の祈り」の映画化。脚本もイーユン・リーによるもの。監督がウェイン・ワンだという点で、期待は半分にしておいたのが良かった。親子2人のご飯のシーンが印象的。本の中ではこういう感じが頭で描きにくい。親が子を思って作った料理を、互いが知っていることも知らないことも含めて、どんな思いを持ち寄っているにしろ一緒に食べること。


ガーデンプレイスのクリスマスツリー。



2009年12月15日(火) take care of my cat

久しぶりに「子猫をお願い」という映画を観た。韓国映画で1番好きなのはやっぱりこれかもなあと思う作品。映画の中も冬でした。女の子にしか、それか女に限りなく近い男の子にしか分からなそうなこの空気!金井美恵子さんが好きだって書かれていたのも嬉しかった。


学生でなくなった女の子たちの話。ぺ・ドゥナが可愛いのはもちろんのことなんですが、それ以外の子のシーンも。やりたいことがある子もない子も、考え方とか感じ方がひたむきで、色んなことを仕方なく諦めたり、疲れを感じたりする前の季節。自分でも言葉で説明できないような、気持ちの在り処を汲んでくれる友達の話でもある。



2009年12月14日(月) chicago

昨日は映画を観終わってからタワーレコードの本の売り場へ。theme magazineの最新号のキュレーターをdeanne cheukがつとめたので買おうと思ったら去年から扱いをやめてしまったとのことだった。青山ブックセンターとかなら売ってるかな。さっさと帰れば良かったのに、フラフラしてるうちに目に入ってしまった本など買う。


DVDマガジン「wholphin」のシリーズ(http://www.wholphindvd.com/)4作目。maggie gyllenhaallが夫婦で参加したショートフィルム収録。


ANPQuarterly Vol 2 / No 3。この表紙だけでもいい感じです。black dice、will oldam、aaron roseによるインタビューのmiranda julyなど。



2009年12月13日(日) I'll find a second little person

日曜の最終回は1000円になるシネマライズで、「脳内ニューヨーク」観る。ストーリーというようなストーリーはないのに、思っているよりもずっと早いスピードで流れていく砂時計のように人生は流れさるし、非現実的なシチュエーションの中で、どんどん現実的に行き詰まってくる主人公。切なすぎる。エンディングの音楽がそれを助長してまた切ない。


音楽はjon brion。「エターナル・サンシャイン」もこの人。ポール・トーマス・アンダーソンでもこの人が音楽やっているイメージです。最近は of montrealのプロデュースをいているみたいです。

華々しいキャリアにつきましてはこちらをどうぞ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jon_Brion



2009年12月12日(土) cassandra's dream

今年のcountdown japan、zazen boysが出るのは12月30日。他には東京事変やグループ魂、そして安藤裕子にgroup_inou!ということでびしばちゃんと楽しみにしていたんですのに、まず私が申し込んだ先行予約が抽選に外れ、今日びしばちゃんが臨んだ一般発売も30日の1日券のみ売り切れという悲運に見舞われ、何と行くことができないという結果に!今年のライヴ納めは21日のザゼンブリッツになります。ただでさえ何の予定もない年末年始、ますます引きこもりに拍車がかかります。大晦日だけ実家に帰って、1日には戻り、あとは借りてきたり、買ってあってそのままの本を読んで、スカパーで映画観て過ごす予定。


本屋で「今おもしろい落語家ベスト50」という文春ムックの本を立ち読み。1位は柳家喬太郎さんだった。読めなかったけど北村薫との対談も掲載されていた。ベスト10位のうち5人は立川流。そのことも含めて、上位の噺家は寄席で見れない人が多い。こういうランキングをご本人たちがどう受けとめられているかは分かりませんけども、テレビ出てたり、すったもんだで名前だけは有名だったりする噺家はことごとくはじき飛ばされて、見ていると何だかとっても信頼できるランキングのように思えてくる。東京の落語好き523人にアンケートをとったものだという。(岸本佐知子さんの回答もあったらしい、また立ち読みしないと)それぞれの噺家を選んだ人のコメントも的確な感じがする。来年くらいでどうにか聴きに行きたいと思っている小三治さんは3位だった。ちなみに2位は志の輔。4位は談春、5位は志らく、6位は家元、立川談志、7位は談笑、8位に春風亭昇太。9位は柳亭市馬さん、10位は柳家三三。頑張れ、古今亭って感じがしますが。



2009年12月11日(金) mr.fox

今年は去年に比べて編み物をけっこうやっている。今年に入ってから始めた「暮しの手帖」に載ってたアラン編みのマフラーも先週完成。ベストの編み図をお願いしている間にミトンも作れたらと思って編み始めた。選んだ毛糸がけっこうしっかりしたタイプで、やっぱり風合いがあんまりよくない。材料選びって、あとあと響くからちゃんと選ばないとダメだなあと反省。


そこへくるとウェス・アンダーソンの材料選びのこだわり抜いた感、素晴らしいです。新作のメイキングが1冊の本になっているようです。
中身が少し見れるみたいです。こちら。普通にアマゾンで買えるみたいですこちら



2009年12月10日(木) 白馬

春にはまた山登り、と思いつつ。冬のあいだはイメトレ、と思ってたらyoutubeで面白いのを見つけました。


夏の雪山もさぞかし綺麗なんだろうなあ。



2009年12月09日(水) hello,idea

朝、出勤途中に日本橋を歩いていてipodで昨日図書館で借りて来た安藤裕子のベストアルバムの中の「さよならと君、ハローと僕」という曲を聴いていた時、色んなことをぶわーと思い出してクラっときたその瞬間、とあるアイデアが突然閃き、実現できるかも分からないその計画に胸がいっぱいになった。



2009年12月08日(火) 日本〜イタリア

仕事後、図書館。

・「芸術新潮 2008年10月号」須賀敦子特集

・「ことばの食卓」武田百合子著 野中ユリ画

・「彼女のいる背表紙」堀江敏幸

・「the best:’03〜’09」安藤裕子(cd)

・「 柳家小三治鵺:1:野晒し」柳家小三治(cd)

・「淀五郎、藁人形」古今亭志ん生(cd)


芸術新潮の須賀敦子特集はとても凄くて、これ確かどこかで立ち読みだけしたんですが、じっくり見るとまた凄い。この人の作品に出てくる、その瞬間まで架空の場所のように自分の中で想像していたイタリアの坂道やら何やらがとても鮮やかな写真で見ることができる。ジョン・クラカワーの「荒野へ」を読んですぐにショーン・ペンの「イントゥ・ザ・ワイルド」を観た時のような感動。先日、NHKのETV特集をたまたま見ていて須賀敦子さんが喋っている映像を初めて観た時も、ちょっとした感動があった。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2009/1018.html

先月図書館で借りた堀江敏幸の「書かれる手」の中に須賀敦子の書評があり、須賀敦子の「本に読まれて」の中に武田百合子の「富士日記」について書かれているところがあった。そこから今回の「ことばの食卓」に行き着いた。縦や横へ、次々に繋がっていき面白い。「本に読まれて」の中にヴェルナー・ヘルツォークの小説が出て来たのも気になった。「氷上旅日記」という本。



2009年12月07日(月) マイク・アインジガー

先日のプリンス(19)をきっかけにプリンスの映像をyoutubeで色々見てたらたまたま見つけたincubusのカバーによるプリンスの「let's go crazy」。他にも映像はありましたが、これは私の好きなギタリストの子、マイク・アインジガーの様子が中心のオーディエンスによる映像。オリジナルにもギターソロはありますが、この人のギターソロがとても素晴らしい。この人たちは単独では2002年と2004年に日本に来ていて、私は東京のは両方観に行ってたりするんですが、このギターの子は自分と同世代のギタリストの中では実は1番凄いのではないかと思っています。去年くらいまで1年間活動休止していたincubus。そのあいだにハーバード入ってたそうです。



普通にいい人そうなこの風貌も大好きなんですが、ファントム・プラネットのプロデュースなどもこなします。下のアドレスでソロ仕事も聴くことができます。
http://www.myspace.com/michaelaaroneinziger



2009年12月06日(日) school's out forever

蟹買ったのが届くからということで実家へ。前日から大騒ぎでカニカニ詐欺っぽいってな話に。オレオレ詐欺の電話が来た時には出たのが母親だったので何事もなかったんですが、今回は父親が出たので引っかかったとのことでしたけど、詐欺も何も注文した蟹が届くのは当たり前のことで、その蟹が激しく不味かったというのはカニカニ詐欺とはちょっと違うのかもという感じ。昨日食べたのはもっと酷かったと母親が言っていたけど、居酒屋で誰かが間違って頼んじゃった蟹くらいの蟹だった。晩ご飯食べつつ「仁」見て帰る。近所のショッピングモールに巨大なダイソーが入っており、大掃除グッズを色々買ってもらった。カニよりもビックリしたのが、先日の内藤亀田戦をサチコさんが観に行っていたという話。近所の人に誘われて、さいたまスーパーアリーナに行ったことがないから観に行ったそうだ。

家に帰って来て、先週からの続きの「rock school」の後編。ドイツのザッパ祭りも大成功で、最後にはアリス・クーパーと「school' out」を一緒に演奏して終わっていた。学校はこの作品をきっかけに全米各地にチェーン展開したとのこと。


こちらはアリス・クーパーのほうの「school's out」。



2009年12月05日(土) why you wanna treat me so bad?

deanne cheuk のtwitterから。19歳のプリンス。キラキラ感が素晴らしい。


Prince American band stand

Marcel GregoryMySpace Video



2009年12月04日(金) the best year of my career


大道が300万円減の2700万円でサインというニュース。本気で嬉しい。来季も大活躍を期待。そうかと思えば松井の交渉代理人による要求年俸、3年契約で26億4000万円。それもDHはお断りという。どこまでも強気の姿勢。立派過ぎて何だかつまらない。プライドを感じるけど、減俸分は有馬記念で取り返したいというコメントができる野球選手にプライドがないわけではない。スポーツ選手のみならず、複数年契約ってとても難しい。ギャンブルみたいなもんだと思って話を進めてもらえればいいけど、プロの世界の話だ。自分の3年後までを他人に売り込んでお金を得るなんて、ちょっと信じ難い。自分自身が自分を信じてる、それも3年先までの自分を。来季がどこのチーム所属であるにしろ、ある朝目が覚めたら、もう2度とバットを手にする気にならなくなったら?もしくは野球なんてどうでも良くなってしまって、今すぐ旅にでも出たくなったら?



2009年12月03日(木) i know where i'll be tonight

休日。代官山で散髪して新宿へ。今年は年明けの旅行もなく、実家にもそうそう入り浸れないので、正月休みはさぞかしヒマだろうと、また毛糸を3つ買った。伊勢丹のキールズにも。都営新宿線に久しぶりに乗って帰る。今年は7日間休みがあるのでバイトでもした方がよっぽど充実するだろうが7日間だけできるバイトって何だろう。とはいえ辛うじて仕事のある人間がさらに雇用を求めるのもどうかという気もする。どこにも行かず、地球にやさしく過ごすのが良いのかも。このままでいくと、年末には手に入れているであろうポケモンやってるうちに一週間くらい矢のごとし、だ。ジリ貧としての王道の過ごし方ではないか。


そういえば、11月27日はますたにラーメンが創業記念キャンペーンで、ラーメンが300円だったというのを、終わってからUに教えてもらった。先に教えてくれりゃいいのに。来年は必ず覚えておきたい。って、毎年やってるかどうかは知らないけど。そういえばますたにもつけ麺メニューが増えた。先日のtetsuでつけ麺食べた時も思ったんだけど、出て来た麺をつけ汁に全部入れてから食べたい衝動にかられる。が、それってラーメンじゃないか?と思ってちょっとづつ食べていた。自分はつけ麺の文化が分かっていないのだと思う。蕎麦なら分かるんだけど、ラーメンの麺とスープを分けるとどんな利点があるのかラーメン屋さんに聞きたいが、ケンカ売ってると思われるのは心外だ。知ってるという方はこっそり教えて下さい。



2009年12月02日(水) "take me out to the ballgame" with wilco


wilcoのライヴで何聴きたいかと考えただけで心が躍りますが、先月19日のオランダでのセットリスト、こちら。まさにベストじゃないのさ!このまんまのセットリストでもいいかも。初来日はイベントだったことを考えれば、ワンマンでライヴが観れるだけでも本当に嬉しい。しかも7年振りの来日である。正直春までこのことばっかり考えて冬をやり過ごそうと思っています。

1. Ashes Of American Flags  
2. Bull Black Nova  
3. You Are My Face  
4. I Am Trying To Break Your Heart  
5. One Wing  
6. A Shot In The Arm  
7. Cars Can't Escape  
8. Wishful Thinking  
9. Impossible Germany  
10. How To Fight Loneliness  
11. I'll Fight  
12. War On War  
13. Jesus, Etc.  
14. Handshake Drugs  
15. Sonny Feeling  
16. Hate It Here  
17. Walken  
18. I'm The Man Who Loves You  
19. Hummingbird  

// E1: 20. Happy Birthday (to Brianne)  
21. Via Chicago  
22. Spiders (Kidsmoke)  

// E2: 23. You Never Know  
24. Kingpin  
25. Heavy Metal Drummer  
26. Casino Queen  
27. Outtasite (Outta Mind)  



2009年12月01日(火) 光りゃいいってもんじゃない

仕事後、同僚と千駄木。毛糸屋さんは簡単に見つかり、目当てのものも買えた。そこで見かけたけったいな編み棒。編み棒の先にライトが付いており発光する。なぜ?何のために?分からない。特に光ると便利だとも思わない。こういう謎の手芸用品を作るのはアメリカのメーカーと相場が決まっている。


ドラムスティックなどに応用できまいか。

お店のある不忍通りはラーメン屋がひしめき合っている不思議な通りで、適当に調べて神名備(かむなび)というラーメン屋に行ってみようと同僚と決めていたのだけど、行ったらまさかの定休日だった。ので、そのすぐそばにあるtetsuというつけめん屋でつけめんを食べました。そこからバスでちょっと行ったところに同僚が住んでいるので遊びにいき、ココアを出してもらってさんま御殿見て帰る。最寄り駅は茗荷谷だったが、そこから錦糸町駅行きのバスが出てるというので、それで帰ったらえらい時間がかかった。


 < past  index  future >


hatori [mail]