tdd diary

2009年01月31日(土) こころ

今日は丸一日地獄の棚卸し。準備もしていたし人が増えたこともあって、去年よりも早めに終わる。仕事後、ivyのthe teachers展。オープニングパーティーをしていた。ポーチとベルトを買う。ivyがオープンしたころからteachersのものをivyで買ってきたので、お店で買えなくなるのは寂しいなあと思いつつ。トミオさんは奈良美智さんの個展パーティのライブでニューヨークに行かれるそうです。いいな!ニューヨーク。死ぬまでに1度行ってみたいニューヨークに。そしてウディ・アレンの映画ロケ地をまわって、ウディ・アレンが朝ご飯食べにくるカフェで朝ご飯が食べたい。


ivyを出てから取材で浜松に行っていたびしばちゃんと待ち合わせて渋谷で晩ご飯食べてお茶もする。年明け初で会ったんだけど、上海のお土産を持ってくるの忘れてしまった。



2009年01月30日(金) Tシャツがヘロヘロ

年に1度の地獄の棚卸し。夜、ミュージックステーションの特番見ながらびしばちゃんとichatで盛り上がる。昭和と平成のそれぞれもう一度聴きたい名曲100×2っていう企画で、この、もう一度聴きたいってところがポイントで、売り上げのベスト100じゃないので逆に面白いランキングになっていた。びしばちゃんとランキングを予想したり、「そう来たか!」とか「この髪型はないだろう」とか、チャットでいちいちツッコミをいれながら見ていく。昭和の1位は尾崎豊の「i love you」、平成の1位はsmapの「世界に一つだけの花」。まあ、妥当なのかな。昭和にも平成にもとんでもない数の曲が入っていたのがサザン。すごいなあ。キンキの映像が出たとき、後で踊っている櫻井翔くんに気づいてそう言ったら、びしばちゃんはタッキーがいたつって、そんなとこでも盛り上がったのだった。


あらびき団の中でびしばちゃん一押しのモンスターエンジン。m-1も神々で再挑戦したらいけるかもしれない。いけないか。「きれいなデカい家に住みたいんです」って言い方最高。神々ネタはyoutubeでほとんど見れます。



2009年01月29日(木) ミートくん

前の日に母親から連絡があり、上海から帰ったっていうメール以降、音沙汰ないから心配していると言われる。まるで無精の息子のような言われ方だ。ということで、実家の方に帰って、母親も仕事が休みなのでお昼ご飯をおごってもらう。しゃぶしゃぶの食べ放題。のあと、近所にオープンしたikeaにも行ってみる。生地の量り売りのとこで3種類、お客さんが来たとき用のラグマット、などなど。夕方、駅まで送ってもらって帰るころになって少しずつ具合が悪くなって、部屋に着いたころにダウン。しゃぶしゃぶにがっつき過ぎて、具合が悪くなるなんてー!


なんとか夜になる前にコープにも行って、横になってたら、「ありふれた奇跡」の1番の見どころを見逃した。ショック。でも来週も大変そう。次週、太一の無茶振りの矛先は共演者へ!岸部一徳の女装にご注目。



2009年01月28日(水) 妄想スシ子night

職場の新しい人とお昼の休憩が一緒なんですが、今日はハトリさんてホントに落ち着いてますよねーと言われた。いや普通でしょと言ったら、ハトリさんみたいな人を落ち着いてると言わなければ、他にどんな人を落ち着いてるっていうのかってくらい落ち着いてますよとまで言われた。そんなにか?つまんない人って言われてるみたいでなんか嫌だなあ。子供の頃から落ち着いた子だったので、落ち着いてると言われるのが嫌なのかもしれない。通知表にもいつも大人しいけどマイペースで協調性がないと書かれていた子供でした。少し親しくなれば、落ち着いてるのは見た目だけだとバレる日が来るので、今はそういうことにしておこうと思います。

ヒサコさん企画のイベントがあるそうです。それもいつの間にかvol.2、です。その名も「妄想スシ子night」。




2009年01月27日(火) エリオット

先日の自己満倉庫市で買ってきたもの。


E.T。


私のドイツ愛を深める一品。ルフトハンザのエプロンです。これでドイツ人キャビンアテンダントの気分でご飯が作れます。エプロン買おうと思いながらもってなかったのですごくいい買い物ができました。そういえば上海に着いた時に荷物受け取るとこがルフトハンザの便と一緒になって、ルフトハンザのパイロットとキャビンアテンダントが私のすぐ横にいたので観察してました。みんなすらーっとしたモデルみたいでしたが、女も男もみんな同じくらい背が高くて改めてドイツ人女性は強そうという印象を強くしたひとときでした。


トムとハックの乗っているいかだ。これを手放す時にほうき社のタナカさんが、これはアメリカ行った時に買ってきたやつで…と遠い目で寂しいなあと言い出すので、やめといた方がいいかと思って大丈夫ですか?と言ったら、いいんです、って言いながら明らかに手放したくなさそうにしていてとても気になりながら買ってきた一品。



2009年01月26日(月) ほとんど記憶のある音楽

仕事後、図書館。

・「血液と石鹸」リン・ディン
・「ほとんど記憶のない女」リディア・デイヴィス
・「百年目」古今亭志ん朝(cd)
・「5X5 the best selection of 2002←2004」嵐(cd)


ここ最近はもう趣味が嵐って感じになってきました。そこにきてこのアルバムです。2002年から2004年のベストアルバムなんですけども、初めてちゃんと聴く嵐の音源ということもあり楽しみでした。っていうか、ジャニーズともなると3年分の音源だけでベスト盤が出せるのかーっていう。自分内の常識みたいなものをことごとく覆される思いです。

で、全部聴いてみたんですが、正直厳しいのもあるにはあったんですけど聴いてるうちにもうサクラップがどうとかでなく、特にどの曲にも違和感がないくらいになってきて自分の耳がどうかしちゃったのかなーと思ったんですが、よく考えたら私、去年ジャスティン・ティンバーレイクのアルバムをそれはもう聴きまくってたんですけども。ホントにジャスティンかザゼンかって勢いで聴いてたんですけど、あの音の感じが完全に嵐に通ずる踏み台的な役割になってんじゃないのかってのを思います。これ以降で出たアルバムも借りていってみようと思います。もう趣味の域なんで。これ放っておくと一周してまたジャスティンの方に戻っていくんではなかろうかとも思ったりもします。



2009年01月25日(日) 自己満倉庫市

夕方、アケミちゃんと待ち合わせてivyの自己満倉庫市へ。今まで見たこともないことになっていたivy店内。詳しい様子はミキジさんがアップされていらっしゃいますのでこちら(http://www.mikiji.tv/)へ。私が買ったものは後日ご紹介しますが、自己満倉庫市の専用ブログで見て本気で気になっていたハルクの手が2日目に行ったからもちろんだろうけど売れていた。これを手にはめてぶんぶん振り回すと音が鳴る、というもので、バカバカしさがこの見ためから溢れ出ていて最高の一品。


ivyを出てからアケミちゃんが福井の物産展に行きたい行きたいと言うので、2人で新宿に出て京王の福井物産展へ。いつか食べたいものだと思っていた焼き鯖を、「ちりとてちん」で売っていた姿かたちのまんまで売っていて2人で感動していたんだけど、一つがけっこうな大きさで、1800円くらいした。ケンカしてる人を見かけると仲裁に入りその度に食べさせていた焼き鯖は意外とするなーという話に。全く関係ないお店のおじさんとかが、i love オバマとプリントされたTシャツを着ている、不思議な物産展だった。福井県あげてのオバマブームなんでしょうか。理解できん。

夜、びしばちゃんとichatをしようと思ったら、チャットの始め方を間違えて、有り得ないことにお互いのパソコンだけで電話みたいに会話もできるという機能を偶然発見した。パソコンからお互いの声が聞こえてきて本気でビックリし合う。「なにこれー!!」と一通り大騒ぎ。お互いにパソコンにカメラを付けていないので、テレビ電話みたいな機能は使えないと思っていたんだけど、音声だけで電話みたいに会話もできるichat、すごい。電話代かからない。って、そんなの普通だろって人もいっぱいいるのかー。



2009年01月24日(土) ロルナの祈り


今月末からベルギーのダルデンヌ兄弟のカンヌ脚本賞受賞作品「ロルナの祈り」(http://lorna.jp/)がガーデンシネマで公開されます。これまでとちょっと路線が違う感じみたいですが山下敦弘監督と堀江敏幸のコメントを見て、少し楽しみになりました。

夜、レッドカーペットにガリガリガリクソンが出ていてお茶を吹き出しそうになった。あらびき団でしか見ることはないだろうと思ってたのに。しかもやってることはあらびきと変わってなくて本気でビックリした。でもレッドカーペットで見るとあのギリッギリな感じが程よく緩和されてる感じがあってちょっと不思議だった。



2009年01月23日(金) truth

すっかり忘れていたところに夜メールが来て教えてもらえたので見れた中村勘三郎一家のドキュメンタリー番組。とてもいいドキュメントだった。勘太郎もだけど七之助がとても歌舞伎役者らしい佇まいで良かった。七之助は堀越出身で同級生に嵐の松潤と松田龍平がいて現在も交流があるという。面白い3人。先日フィガロで勘太郎が言っていたパソコンないです発言だったんですが、ドキュメントの中で熱愛会見直後に前田愛に「記者がいっぱい来てすごかったんだぞー」と携帯で会話する勘太郎が、どう見てもiphoneを使っていて、えー!と思った。iphoneあるからパソコンいらねーって話ですかこれ。どっちにしてもあえて自分から言わなきゃいいのにあんな話。どんだけ浮き世離れしてるのかと思ってたよ。めっきり普通じゃないか。

深夜、NHKでやっていた「とくせん」という番組がとても面白かった。いとうせいこうの司会、金子兜太さんの解説の中で、著名人が面白いと思った俳句をそれぞれ紹介してその句についてみんなで話す、というような内容の番組だった。メンバーがとても良くて冨士真奈美と吉行和子、大宮エリー、箭内道彦、なぎら健壱、高橋源一郎、假屋崎省吾、などなどそれぞれがそれぞれに好き勝手に解釈して俳句の中に込められたものを読み取り、最後に金子兜太さんが句について話してくれる、という流れなんだけど面白かった。


上海の空港でまんまと没収されてしまった便利なナイフの代わりをそろそろ買おうかと思います。これ小さいハサミが付いてるのでカギと一緒に持ってると時々とっても便利です。前のは黒だったので今度は青にしようと思います。



2009年01月22日(木) 「唇によだれ」

今年に入ってから職場に新しい人が入りました。今上野でやっているウィリアム・モリスと日本の民芸品の展示の割引券があるので、その人とその話になったとき「民芸品とか見てるとよだれ出そうになるんですよ」と民芸品愛について語るので、変わった人だなあと思ったんですが。仕事帰りに編み物の先生と最近何か見てよだれ出そうになった?という話になり、先生は「メイちゃんの執事」の水嶋ヒロを見てよだれ出そうになった、と言っててまあそういう人もいるか、と軽く流してたんですけど。自分は何かなあと思ったんですけど今年入ってからはdon caballeroのライヴくらいでしょうか。嵐のyoutubeもいっぱい見てますが、よだれ出そうになったことなどありません。

去年の最後の最後に観て素晴らしいインパクトを残した映画「ダークナイト」(http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/)がなんと全国で再劇場公開。東京は丸の内ピカデリーにて。目黒シネマで観てもあの迫力でしたので、音もスクリーンも大きい映画館で観たいと思っていました。時間があれば行きたい。これはよだれも出るでしょうよ。亡きヒース・レジャーはオスカー有力とも言われております。これからレンタルで観ようという方はぜひ劇場の方で観られたら良いかと思います。前の方の席がおすすめ。


夜、「ありふれた奇跡」。八千草薫なんてもう太一の世界の住人のようにそこに存在しているけども、やっぱり主演の2人にとっては相当に戸惑いのある世界な感じが微妙な空気をいつまでも拭えないままそこに残して、それも含めて面白くなってきております。太一の無茶振りに加瀬と仲間がどう応えるかを見ているようです。次週、加瀬のアイリッシュダンスにご注目。



2009年01月21日(水) きっと大丈夫

仕事帰り、編みもの部。私の編み物の先生、というか教えてくれている同僚が私の知っている人の中で初めて出会ったジャニーズ好きなので、どうやったら嵐のライヴに行けるか聞いたら、ファンクラブに入ってチケット取るのが正攻法だと言われたのだけど、この歳でファンクラブ、それもこの歳でジャニーズは実際厳しいっすよ、と思ったんだけど、その人は6つ年上でスマップのファンクラブに入ってるっぽいので言えませんでした。ライヴが観てみたいってくらいのもんで、正直野球でいえば立ち見席みたいなもんでいいんですけど、そんなにチケットって取れないものなのか。嵐が面白いんですがアルバム買いたいほどではないので、図書館で予約して待っています。ちなみにわりと新しめの2007年に出たアルバムで40人待ちです。私みたいなやる気のない嵐好きが世の中にはいっぱいいるのでしょう。


小学生の頃、近所の西友の中のペットショップにこいつがおり、いつも見ていたのを思い出します。手の感じとか、ずーっと見てても飽きないこれ。



2009年01月20日(火) don caballero

はるばるピッツバーグから、日本くんだりにまで来ていただいて素晴らしいライヴをかっ飛ばしたおやじ3人とぬいぐるみ2つ。会場同じなのに前回のライヴよりも音が良かったような気もしましたが、単純に時間の経過とともに少し上手くなってたりしているかと思うとそうでもなくて、そこがまた良かったです。元祖マスロックみたいな言われ方をしているのに、ライヴがとっても大雑把なんです。前回もそう思いましたけど。この大雑把な感じがとても好きです。日本のマスロックとかポストロックとかいわれるバンドが面白くないのは、この大雑把なくらいの勢いがないからだと思います。ライヴでも盛り上がるにはライヴでしかない勢いみたいなのが絶対に必要で、その点でいうと今日のおじさんたちは曲全体のことよりも勢い重視で素晴らしいです。レコードと同じのが聴きたければ家でレコード聴いてればいいわけですから。


前回の来日の時の様子がyoutubeにあったので。この、やっと演奏できてる感が今回も全く変わってなくて痛快でした。特にこの曲になるとホントにやっとのことで演奏してたよ。こんな面白いバンドがいていいんでしょうか。

夜、就任式の中継をちらっと見る。アレサ・フランクリンが可愛い帽子で歌っていたのが印象的でした。エコにも気を配る大統領は京都議定書にサインをするのでしょうか。



2009年01月19日(月)


職場の人に漆塗りのお椀をいただく。これでぜんざい食べたらまた美味しかろう。豚汁とかもいいでやんす。おせんでやんす。



2009年01月18日(日) it's a musical

先週で一通り民放のドラマの1回目を見て良さそうなのが「銭ゲバ」、あとは「ありふれた奇跡」、どちらも全体的に暗いのでそういう意味で別格が「歌のお兄さん」。スカパーで見ているぺ・ドゥナの「サムデイ」も内容はともかくぺ・ドゥナの可愛さが炸裂してて楽しい。引っ越してからだいぶ経つんだけど、家から持ってきたビデオデッキが民放の番組を録画できなくなっている。スカパーの番組は録画できるので全く困ってなかったんだけど、「ありふれた奇跡」と「ひみつの嵐ちゃん」の時間がかぶっていて、仕方ないので「ありふれた奇跡」がcmに入ると「ひみつの嵐ちゃん」をチラッと見る、という中学生みたいなテレビの見方をしています。嵐ブームはまだまだ継続中。


久しぶりに可愛い格好をしていました。最近普通の大人みたいな格好が多いお母さんです。



2009年01月17日(土) 模様編み、進化系


上海のとある毛糸屋さんにお勤めのこちらのお嬢さん。私が編み図を凝視しながら必死こいてあっちをこっちに、こっちをあっちに引っ掛けながら編んでいる模様編みを、とってつもないスピードで、それも引っ掛ける別の棒なしに、編み棒2本のみですたたたーっと、これもう何だったら動画とかで記録したいくらいだったんですが、遠慮してちょっと離れたとこから撮らせてもらったら、「近くで撮ればいいのに」的なリアクション、に見えた感じ、だったんですけども、このとんがった感じの雰囲気がなんとなく近寄りがたくて遠慮したまま。同じ人間の手とは思えないくらいの神業を目にして中国4千年の歴史に思いを馳せました。

夜、松ケンの「銭ゲバ」。これもこれから面白くなりそう。



2009年01月16日(金) 歌のお兄さん

「歌のお兄さん」を前のめりで見ていたら、有り得ないことに私が毎朝毎晩渡っている橋に大野君が佇むシーンがあってショックを受ける。いつの間に!


http://homepage.mac.com/hatori/exhibition/sh/sh.html
上海の写真をいくつかアップしました。自分で地図見たりせず、ついて行くばかりなのでトコトコ歩きながらあんまり上海と関係ないものとか人の写真ばっか撮ってた気がしますがいつものことです。上の写真は今回のベストショット。1番のいい顔をしています。



2009年01月15日(木) 奇跡

「ありふれた奇跡」の2回目。微妙なものはもう微妙として。言葉にしようとしてなかなか言葉にしづらい感情を、なるべく相手に伝えようとする2人のやりとりを見ていると、そういうドラマをここしばらく自分が見ていなかったからちょっとした違和感があるのかもしれないなあと思うようになってきた。言いたいことも聞きたいことも、すぐ通じる相手とのやりとりがドラマは普通で、通じない人は相手にしないで通り過ぎてしまう。辛抱強く、分かってほしい人とは話をする、というのんびりしたスタンスは、男女の関係に限らずとても大切なんだけど、テレビドラマの中ではテンポのほうが優先されるのかもしれない。


相手の言いたいことを汲みながら話を聞くということが、自分の考えを相手に伝えることよりもこのドラマの中では大切にされてるのかなと思う。古くさいとかでなく、大切にしているポイントが違うのかもしれない。それが世代の違いからくる価値観であってもそうでなくても、誰でも自分に返しながら見ることもできるかも。明日出会うかもしれない誰かと自分の、来月出会うかもしれない誰かと自分の、今年の夏頃出会うかもしれない誰かと自分の、ありふれた奇跡のような関係に通じていく何か、のようなもの。



2009年01月14日(水) ブロークン

仕事後、銀座。ご飯食べてからゾエ・カサヴェテスの「ブロークン・イングリッシュ」をレディースデーで観に行く。パーカー・ポージーは期待通りだし着ている服がいちいち可愛くてとても良かったんだけど、話の方に目を向けてしまえば正直昨日の「メイちゃんの執事」とどっこいどっこいくらいに現実味がなかったのだった。とはいえ、ニューヨークの景色もパリの景色も綺麗で、イメージフィルムみたいなものとして見ればまあいいんじゃないでしょうか。とはいえカサヴェテス、である。そこはコッポラの娘がソフィア・コッポラでした、っていうのとはちょっと違う感じを期待してたんですけど。蓋を開けてみれば妙齢独身女性のぼやきと理想(妄想)みたいな、「セックスアンドザシティ」にすれば30分で作れてるようなのを2時間かけてやってただけともいえるような感じは否めなかった。メルヴィル・プポーもオゾンの「ぼくを葬る」なんかでは素晴らしかったのに、アメリカ人の女監督にかかると執事の水嶋ヒロとやってること変わらなくて怖すぎる。という感じに色んな残念なところが目についてしまい、あー残念。何よりも残念だったのが脚本だったので、自分で脚本さえ書かなければ次も可愛い感じの映画撮れるんじゃないかという印象がありました。頑張れゾエ・カサヴェテス。お母さんも応援している。


以前、manzaさんに教えてもらったパーカー・ポージー主演のハル・ハートリー監督作品で「ヘンリー・フール」の続編だと言われる映画。気になるけど確実につまらないっぽい空気を感じる。ひしひしと感じる。



2009年01月13日(火) tras

「メイちゃんの執事」が酷すぎて面白かった。


「メイちゃん」を上回るショックを受けたこのジャケット。どうおとしまえつけてくれるんでしょうか。どういう経緯のリリースであろうとナンバーガールの最後っ屁がこのジャケットかと思うとやり切れない気持ち。もーやだー!



2009年01月12日(月) rise and fall

夕方、渋谷。ivyで今日からのswish!の展示観に。あれこれ買って帰りにHMVに寄ってaliasの「resurgam」とbmx banditsの「the rise & fall」を買う。aliasのアルバム良かった。これはanticonから出てていいんでしょうか、というのをあまり考えずしていいアルバムです。ジャケットからしてもなんかwilcoみたいな。何曲かだけ声も入ってますがインストのアルバムで、インストといってもギターもピアノもで、この人はここ何年かこんな感じでしたけど、これをあえてanticonでいいのかはよく分かりませんがべつにいいからいい。bmxのは日本向けの謎のベスト盤。お好きな方はどうぞ。citrusのベスト盤を買おうと思ってたんですけど、まだ出てなかったみたい。


いつまでたってもバキバキしていられるほうが無理があるというものなのかもしれないなあと思います。q-tipみたいなアルバムが作れない人はどうすればいいんだってくらいの中、それでもトラックを作ろうとするとして、少しでもまだ面白いと思えるものをっていう感じはもう仕方ない、ような。それくらいまだまだいつまでもq-tipのアルバムを聴いています。



2009年01月11日(日) ぜんざい

夜、びしばちゃんとichat。2人で「どろろ」を実況しながら「ありふれた奇跡」はどうだったよって話から、私が「銭ゲバ」と「歌のお兄さん」が楽しみって話。あとびしばちゃんが「メイちゃんの執事」が楽しみだという話。ちょっとだけ教えてもらったストーリーだけでもすごい。
びしばちゃんが実家から送ってもらったお餅でぜんざい作ったというので、私も実家帰った時に幸子さんが持ってけといって渡されたお餅があったなと思ってぜんざい作りました。連休なのをいいことに、夜中に小豆炊いたんですが、わりに美味しく出来て満足です。


左が私の、右がびしばちゃんのぜんざい。びしばちゃんのはやたら水っぽかったと言ってましたが、私のは濃かったかも。薄いのも私はけっこう好みです。カレーみたいなもんです。やたらサラサラしたカレーも時々美味しいです。どろんとしたのもまたいいっていうような。



2009年01月10日(土) boys don't cry@人前

毎年この時期になると駅伝とか高校サッカーとかのニュースで勝ったり負けたりして一喜一憂している若者の様子をテレビで見るんですけど、勝って泣いてる若者を見ると良かった良かったーと思って清々しい気分にもなるんですが、負けたにも関わらずカメラの前で泣いていられる子が、自分には正直よく分からない感じがあったりします。感情が高ぶってなりふり構ってらんないところにたまたまカメラがあったということの結果なのかもしれないんだけど。意地悪な見方かもしれないけど、カメラの前でわーわー泣かれたりしているのを見てるとそれも何かのパフォーマンスみたいに見えてきてしまう時があります。逆に負けたりミスしたりしても自分のこととしてじっと受けとめている子を見かけるととても好感が持てます。泣いてるにしても無言でとか。ただの好みの問題か。


映画観たとかテレビ見たとかはともかく、私が自分のことで泣いてるのを人に見せたことは人生で何度もないかと思うんですけども。見たことあるという方はよっぽど心を許されているとご理解ください。



2009年01月09日(金) the rainy table

後日、チケットの申し込みをするつもりでいますが、珍しいキノコ舞踊団が三茶のシアタートラムにて3月に公演を行います。


http://www.strangekinoko.com/
詳しくはこちらへどうぞ。



2009年01月08日(木) エンヤってなあ

お昼、ワヤマさんが来てポンポン作りつつ色々話す。今期始まるドラマの話になって、「ありふれた奇跡」もだけど松山ケンイチの「銭ゲバ」と嵐の大野君の「歌のお兄さん」が始まることも教えてもらって、めっきり民放のドラマが楽しみに。私が昨日見た嵐のニノの吐血ドッキリのyoutube見せてしばらく嵐の話になったり、ワヤマさんが探偵ナイトスクープのゾンビと闘う子供のyoutubeを教えてくれたので見たりしました。


夜、始まりましたー「ありふれた奇跡」。人が喋ってる時に、横で合いの手を入れてくるのとか。〜だけど。とか、〜だなって。とかの語尾の感じ、自分のことをこっち、相手のことをそっちといったり。太一語というか太一節が過ぎるんじゃ、という感じが全編に炸裂しつつこうでなくっちゃ、という感じも。携帯のメールのやりとりというツールですら、語られる言葉はどこまでも太一語だなって(太一語)。幸子さんの横で子供の頃から山田太一と倉本聰と早坂明を見せられて育った自分には懐かしいくらいでいいけど、若い子が見たら10分で眠くなりそうだなとも思う。加瀬と仲間の会話も一昔前の感じというか、出会ったばかりでお互いのことを何も知らない2人の距離感のつかみ切れないところとか、そういうのってあまり口に出さないと思うんだけど、こんな風に思っている、というのを相手にとても正直っぽく伝えている。良くも悪くもあの空気は微妙すぎる。メールアドレスを教えてほしいと言って、教えるかどうかのやりとりのあたりとか、40〜50代の男女のやりとりみたいだった。良くも悪くも。八千草薫と岸部一徳が良ければ大満足という視点で見ていきたい。



2009年01月07日(水) 俺はもう人生終わったと思った

年末から空前の、10年遅れの嵐ブームが到来。同僚の影響が色濃く出てきていて、大野君が面白ければいいっていう自分の最初の視点から、5人それぞれキャラの立ったこの不思議なアイドルグループの面白さがだんだん全体的に見えてくるまでになってきました。嵐関連のyoutubeは底なしにいっぱいあるのでちょこちょこ見ているんですが、ニノのドッキリで大野君のいいリアクションが見れるのがありました。





2009年01月06日(火) apartamento

年末のことでしたが、恵文社のネット通販で「apartamento」っていうインテリア雑誌のようなものを買ったんですけども、これ見てるのが最近楽しいです。創刊2号目っぽいですが、1号目がどこにも見つけられません。正直1号目の方が気合いが入ってる感があってすごく見たいんですけども。


人ん家を見るのが面白いのか、人が暮らしてる感じが面白いのか。「東京の仕事場」っていう面白い本もありましたけど、あれも見るの好きです。



2009年01月05日(月) lost and found

上海はとても楽しかったです。ソウルや台北よりも上海はカルチャーショックみたいなものが多かったですが、色んな人がいっぱいいて面白かったです。リニアモーターカーで時速431キロっていうのを体験したり、ワールドフィナンシャルセンターっていう展望台の高さでは今のところ世界一の高さって所にも登って来ました。下から見たら本気でカリン塔みたいでした。登ったら猫がいて仙豆くれそうでした。


左側の巨大な栓抜きみたいのがそのビルです。栓抜きの作用点みたいなとこが展望台になっており、なんと床の一部がガラス張りになっていて下を走る車なんかが見えているのでした。高い所があんまり得意でないので一瞬死ぬかと思いました。富士山よりは低いと自分に言い聞かせてました。

今日は仕事初め。仕事帰りは毎年恒例の1人初詣をしに浅草寺へ。例年になく参拝の列が長め。おみくじは大吉だった。天は我に味方せり!とテンションが上がる思いです。願い事も叶い、病気も治り、待ち人も現れ、引っ越しも旅行も結婚も付き合いも良い、とのことでしたが一つだけ、失物のとこだけは出て来ないでしょう、とハッキリ書いてあって妙に納得。

帰りの上海の空港で有り得ないことに家の鍵に付いていた小さいアーミーナイフが引っかかるという出来事がありまして。鍵はバッグの方に入れてあると思ってたので、手荷物検査の時にいきなり怖そうな女の空港職員から「ナイフ、持ってる?」とでっかい声でしかもタメ口で言われたので「持ってないです」って答えたら「これ何?」とまた大声のタメ口で言われ、X線画像になった自分の手荷物を見せられ、中に入っている家の鍵、に付いたナイフを見て「ナイフ、です。」と気を失いそうになりながら答え、即没収されました。偽証罪で逮捕とかされないで良かったです。「まさか成田で受け取れる、なんてことはないですよね?」というのをカウンターの別の職員に身振り手振りを交えた英語で聞いたら「無理です」と即答。誰かの形見とかじゃなくて良かった。旅行先で物をなくしたりはあんまり経験ないんですが、デジカメを入れてた袋もどっかいってしまいました。まあデジカメなくしたわけじゃないのでいいんですけど。去年とは違い、失物は永遠に私の手には戻らないわけで、それを浅草寺のおみくじにまでダメ押しされて来ました。

お参りしようとしてたころに妹から電話。家に来ると言うので慌てて帰りにご飯買って帰る。



2009年01月01日(木) 始まり

明けました。年末年始のバタバタのドサクサに紛れて離婚してる人や結婚してる人がいて面白いですが、新年早々ユニコーンが再結成、しかも武道館ライヴっていうニュースでビックリしました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。どんな1年にしたいか、あえて何も考えずいいことも悪いことも自分なりにマイペースに受けとめていこうと思います。小さな野望リストは胸に秘めつつ、次に来る波を待ってるような今日この頃ですが、この1年でできることを着実にその次にもつなげていけるよう、前向きな気持ちで一歩一歩やっていこうと思います。厄年ですが、それもそれ、ということで。でもなるべくはいいことがいっぱいありますように。


2日から3日間上海に遊びにいってきます。2日の朝7時に成田って何時起き!?っていうか昼寝しといて夜は寝ないで飛行機で寝ようと思います。帰るのは4日の夜遅くなってから。5日から仕事、と新年早々ハードな日程となっております。


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