tdd diary

2008年10月31日(金) forever now and then

京橋から東京駅をよけて丸の内へ。国際フォーラムのうしろにある新東京ビルという建物の中に丸の内カフェというところがあるそうです。初めて行きましたが、色んな雑誌が読めたりネットができたりして、飲み物買うこともできますが、そこにいる分には無料というところでした。そこでthe teachersのトミオさんがタペストリーの展示をしているというので観に行ったんですが、1階のは観れたんだけど2階にも展示作品はあるらしく、でも今日は何かのトークショーがあって2階には上がれないとのことで観れませんでした。会社から歩いて来られるので会期中にまた来ようと思って、丸の内カフェ内の本を見たりしてたら芸術新潮の10月号というのが置いてあり、須賀敦子さんの特集号だった。これ買わなきゃと思って、大手町の方にあるオアゾの中の丸善に。芸術新潮はその号が最新号ではなくなっており、11月は手塚治虫の特集になっていて、バックナンバーのコーナーにも10月号は置いていなかった。また古本屋で探すかと思って帰ろうとした時、ポール・オースターの新刊というのが目に入ってしまう。手に取ってみたらどんどん気になりだし、最初のところをちょっと読んでますます気になり、図書館で予約して何ヶ月待ちになるかとか考えて、思わず買ってしまった。余裕ないのになあ。


秋というより冬のような空気になって丸の内全体も光が澄んできたように感じられます。丸の内から大手町側を通って日本橋まで歩きながらzazen boysの新しいアルバムを聴いていたんですが、なんてピッタリなんだろうかと思いながら歩いていました。だんだん冬が近づいてくるのを感じる今日この頃ですが、これから春が来るまでに何度となくこのピッタリな瞬間を一人で歩きながら噛みしめることかと思うと寒くなるのも悪くないと思ったのでした。



2008年10月30日(木) アメリカの友人

休日。朝から洗濯してコープ行って用事を済ませてから、高田馬場の早稲田松竹へ。高田馬場は昔uが住んでいたのでよく遊びに来ていて、駅からここの前を通って歩いた。ヴェンダース特集の二本立てを上映しており、3時間近いモノクロ作品の「さすらい」とデニス・ホッパーが若々しい「アメリカの友人」。平日の午前中だというのに30人くらいは客がいた。近所のシネコンなんて2〜3人がいいとこだ。2作品ともロケ地は70年代のドイツ。「アメリカの友人」が観たかったんですが、「さすらい」も2時間くらいにまとめたらきっといい作品だった。でもやっぱり「アメリカの友人」が良かった。サスペンスとして観てても、それだけでない様々なシーンが印象に残る作品。

夕方、恵比寿まで電車に乗って代官山まで歩いてaquvii(http://www.aquvii.com/)寄る。ヴェンダースを2本も観てすっかりドイツ気分なので小さいビールジョッキ買う。あとチェスの駒のキーホルダー。きょうぞうさんに他のもあるのか聞いたら製作中とのことです。パソコンに入っているチェスを時々やっているんですが、いまだに駒の名前すら覚えられていません。きょうぞうさんが「歩だよ、歩」というので、まあ役割的にも将棋でいえばそうなんだけど名前なんつったっけと考えるも思い出せず。ポーンかビショップのどっちかです。



外に出たら真っ暗になって寒い中、散髪へ。ちょっと短くするつもりであまり考えずにこれくらいとか説明したら思いのほかバッサリといってしまい、ショートボブのようになってしまった。swish!の毛糸ゴムを買うつもりでいたのに、しばらく髪が結べないほど短くなってしまいました。首が寒いなあと思いながらivyにも寄って帰る。



2008年10月29日(水) power of salad

今日も編みもの。やっと前の部分も編み終わった。来週には後と前を繋げてベスト完成。

先日の54-71(don caballeroの東京公演に出演されるそうです)を観まして、全体的に一人残らずイカレてるんですけども、やっぱりあのドラムはホントに素晴らしいなと思っていたんですが。ここにもいましたよドラキチが。という、bjorkの新曲でドラム叩いてる2度目の起用となったlightning boltのbrian chippendaleです。


チッペンデールっていうなんだか可愛らしい響きの名字でもタダモノじゃないですけど。この曲にはレディオヘッドのトム・ヨークさんも柱の影から程度にコーラスで参加していますが、そんなこともうどうでもいいってくらいにドラムがおかしなことになっています。先日の「77boadrum」という素晴らしいプロジェクトにも参加していたチッペンデールさんですが、1人でもこの大暴れっぷりです。ワヤマーケットで手に入れたlightning boltのdvdを観なおさないと。


これ昔ルカさんに借りて観て衝撃を受けた作品ですが、あの時もワヤマさん経由だったのか。観たことないという方にはお貸ししますので、ぜひ1度腕が3本くらいありそうなドラムをご覧になって下さい。
pitchforkのインタビューがこちらで。見た感じ普通のいい人、でも実はドラキチっていう。
http://www.pitchforkmedia.com/article/feature/37421-interview-brian-chippendale



2008年10月28日(火) punkgasm

don caballeroが来日します。来年早々景気のいい話で嬉しい限りです。前回のライヴ観てからもう2年も経ってるということにビックリしましたが、そんなもんでしょうか。スマッシュの「伝説のポスト・ロック〜マス・ロック・バンド、待望の再来日公演決定!!」というコピーに若干の違和感がありますがいいんでしょうか。新譜はポストロックというよりヘヴィメタなんですが。まあいいです、伝説のバンドだっつってれば客が入りましょうから。で、ポストロックだと思って来た人にメタルのパンチをお見舞いするという、しかも歌っちゃうという禁じ手でとどめをさすという、素敵なライヴをみなさんこぞって観に行こうではありませんか。とはいえこのバンドにおいては日本に来るまでにドラム以外のメンバーがみんな変わっちゃってるとかそういう展開もなきにしもあらず、ということもひっくるめまして臨機応変、柔軟な気持ちで望みたいところです。


2年前のツアーで買ったTシャツのデザイン。今回もこれくらいのバカTシャツをお願いしたいです。



2008年10月27日(月) sabaku

仕事後、びしばちゃんとクアトロ。リニューアル後のクアトロとのことでしたが、リニューアルっていうか何ていうか。入り口とかは変わっていて、会場内は変わってませんでした。とうとうあのステージの真ん前にある柱ともおさらばか、と思っていたんですが、柱はあのまんまでしたよ。あとはビル全体がブックオフになっていたくらいのことです。気づけば新宿にあったリキッドルームも移転し、イーストやブリッツも様変わりした昨今、色んな思い出のいっぱいつまったクアトロくらいはいつまでもこのまんまでいてほしいものです。そんなクアトロの20周年イベントでのzazen boysと54-71。

「zenza boysです」と言って始まった54-71。2年くらい前に観たのが最後だった気がしますが、その時は随分とスタイルを変えられていらっしゃった時だったのか、今日観たら1周して帰ってきたように自分が54-71といって思い浮かべる感じの素晴らしいライヴが観れました。ああ、対バンはこうでないとね、と心から思った次第です。

そして、今日のzazen boysは今年ここまで観たzazen boysのライヴで1番良かったです。


54-71は先月新譜が出ているそうで、プロデューサーはshellacのスティーヴ・アルビ二だそうです。アルビ二があのドラムを録音してるなんて絶対聴かねば。リーダーのインタビューがこちら(http://www.cinra.net/interview/2008/09/09/190000.php)で読めます。



2008年10月26日(日) All Alright

ワヤマさんに誘ってもらって近所のampgっていう人んちの作業場を改装した感じのギャラリー(http://www.stemandcookie.com/gallery/ampg.html)でd-brosのお二人の「時間の標本」という展示を観に行く。イラストなんだけど立体の動き出しそうな蝶々。渡邊良重さんのことをよく知らなかったんですが、ウンナナクールがこの人の仕事というのを知ってあー!という感じがしました。観ているあいだにもおしゃれな若者が続々と押しかけて来ており、近くのサクラカフェでお茶する。


ワヤマさんと分かれて1人で国際フォーラムへ。シガーロスのライヴを観る。フジロックで観た以来のシガーロスでしたが今回は前の国際フォーラムでの単独の時よりも色んな演出が。紙吹雪とか。紙吹雪でいうと、flaming lipsが数倍楽しい使い方をしていたり、丸い風船みたいなのはprimusが数倍奇抜な使い方をしていたり、それをカーテン越しにライトあてる手法もnine inch nailsが数倍美しい使い方をしていたりもします。それなりに良かったんだけど音楽自体が十分他にないんだからそんなにあれこれ演出が必要かなあというのはありました。新曲も古い曲もバランス良く聴けて満足でした。新譜はちょっとスタイル変わったかなと思ってましたがライブで観てみるとこれまでと変わってない感じがちゃんと聴こえました。



2008年10月25日(土) i've created a monster

仕事後、図書館。


・「スープカレーキッチン」水野仁輔
・「遅めの和ごはんと夜ふかしおやつ」根本きこ
・「アムステルダム」イアン・マキューアン
・「あるかなしかの町」エマニュエル・ボーヴ
・「茶金/雨の将棋」古今亭志ん生(cd)

昨日映画館に「イントゥ・ザ・ワイルド」のチラシが置いてあり、「今年no.1の声、続々!」と書かれていた。で今年のno.1かあとぼんやり考えていたんですが、大好きなショーン・ペンが10年越しで作った「イントゥ・ザ・ワイルド」も確かに素晴らしく良かったんですけども、私の今年のno.1は春のうちにもう決まっていた。自分にとって今年1番の映画は「ノーカントリー」でした。とはいえdvd買うかとかいう感じじゃないんですが、できることなら5年後くらいに映画館でもう1回くらい観てもいいかもしれませんが、そんなに何度も観たい感じの映画ではないんですけど。人が殺され過ぎたり、正義と悪や、人の感情の描写とか、メッセージ性とか、何もかもプラス要素がなさそうなこの作品に、役者なのか風景なのか音なのか全体的なことなのか、どうしようもなく漂っている絶望的なリアリティのようなものは、ニュースで見たり、人の話で聞いたり、本の中で読んだりしていても、映画の中から感じたのはこの作品が初めてかもしれない。という意味でも画期的に観たことない空気の映画でした。

あと今年見逃したなと思ってるのは「百万円と苦虫女」と「ダークナイト」。今年中にどこかで観れるでしょうか。



2008年10月24日(金) グーグーだって猫である

仕事後、渋谷シネマライズ。最終日ギリギリで「グーグーだって猫である」観る。これもアケミちゃんからのプレゼントの前売り券。キョンキョンが1人で生きている女性の揺れ動いているような佇まいをわざとらしくない感じに漂わせていて良かったし、猫も上野樹里も森三中も可愛かったし、加瀬亮は大島弓子の漫画に出てきそうな素敵男子をそのまま映像化したかのようだった。

やってみたいことが小さなことであったとしても、身を削る思いで必死に作り上げられたものは見た人の心に届くものだなあと思いつつ、帰り道で立ち寄った本屋で文豪の新刊とジュンパ・ラヒリの「見知らぬ場所」を、何の勢いなのか買ってしまった。先日、職場のそばの古本屋でやっとイーユン・リーの「千年の祈り」を見つけて買ったのに、今日はジュンパ・ラヒリの短編集(2300円)をサクッと買ってしまった。財布の中身を削ってどうする。とはいえ、色んな人たちの色んなところを、もう少し自分が受けとめていけるような気分になったいい夜だった。


http://www.gou-gou.jp/index.html



2008年10月23日(木) hard candy

tsutaya3巡目。「juno」のエレン・ペイジが主演している映画「ハードキャンディ(hard candy)」観る。ストーリーの一部でもここで書いてしまったら、これから観るというひとが面白くなくなるとつまんないので書きませんが、エレン・ペイジの真骨頂ここに極まれリ、という感じに「juno」よりもこっちの作品でこの可愛らしい女の子の物凄さを垣間見ることができます。ストーリーは恐ろしいんですが、ちょっとしたアングルや間合い、テンポのいい展開など、とても良くできたスタイリッシュな映画でもありました。とはいえ内容はめっきりパク・チャヌクの「復讐者に憐れみを」だとか「マッドマックス」なもんですから、最後の最後まで息をのむシーンがいっぱいでした。


http://www.hardcandy.jp/



2008年10月22日(水) it feels so empty

仕事後、編みもの。来週くらいで完成か。編みものの先生が笑えるところが満載だったというNHKのb'z特番の話を前回の編みものの時にしてくれてたんですが、ミキジさんのとこでそのb'zの特番のyoutubeが紹介されていたのでかいつまんで見たら、その人の話していたポイント以外も笑えた。ストイックの方向が完全にギャグだった。その脅威のインタビューの話で盛り上がりながら編みもの。


サラ・シルヴァーマンのdvdを買おうか考え中。



2008年10月21日(火) 山歩き

お昼過ぎ、ワヤマさんがお店にきてくれた。お買い物ついでに自転車のdvdなどお借りする。


仕事帰り、丸善でbrutusの山特集買う。今年の春頃でていた雑誌paper skyのカリフォルニア特集号でも紹介されていたアメリカのジョン・ミューア・トレイルを松浦弥太郎が行く、という記事はどうかと思いながらpaper skyの方では実際に歩いた人の言葉はなかったので、見入る。ノースフェイスのテントのページで、私が色んなところで見かけては気になっているドーム型テントが紹介されていた。アケミちゃんが30歳になる時に自分に何かいいものをプレゼントしたいと言ってて、最近Uが40歳になった時にも同じようなことを言っていた。今の自分にはまったく生活に余裕がないんですが、もし自分に何か高価なものをプレゼントしようと思ったら何にする?とUに聞かれたので、テントと寝袋の物凄くいいやつが欲しいと答えました。ちなみにこのノースフェイスのテントは33万円也。災害に見舞われても役に立ちそうです。


11月28日から12月3日まででスパイラルでthe north faceの40年っていう展覧会があるそうです。このテントも展示されるなら見てみたい。



2008年10月20日(月) vicky cristina barcelona

tsutayaのもう1本、ウディ・アレンとウィル・フェレルという私の好きな2人が揃っていながらなぜか観ていなかった「メリンダとメリンダ」を観る。これは映画館で観なくても良かった。動物のカンが働いたに違いない。最後のメリンダとウィル・フェレルが上手くいくとこだけ観てたら、この2人だけで1本映画作った方がウィル・フェレルももっと面白くなって良かっただろうと思ったんですが、半分以上はこのメリンダが自分のことを可哀想がってるシーンでそういうシーンになると途端にテンポが悪くなっている感じが。このあと現れる新たなるミューズ、スカーレット・ヨハンソンの前のめりな撮り方に比べたら、この女優に対しての思い入れもそこそこな感じで全体的に半端な感じ。やっつけ仕事だったのか。ウィル・フェレルもそんなにパッとしてない感じが残念。ニューヨークでの撮影ですが室内が多いので「僕のニューヨークライフ」の方が脚本もキャスティングも好みだったのでまた観ようかと思います。


ウディ・アレンの次の新作はレギュラーとなりつつあるスカーレット・ヨハンソンに、ペネロペ・クルス、そしてハビエル・バルデム。ロケ地はスペイン。楽しみです。



2008年10月19日(日) difference

zazen boysが好きでワンマンのライヴには必ず行きますが、zazen boysが出るイベントというものをあまり観に行きません。今日のイベントにはzazen boysのライヴを野音で観たいから、というそれだけの理由で行くことにしたんです。タワーレコード新宿店の10周年記念イベントで、ライヴ前には板尾さんが真っ白のタキシードで登場して挨拶。1組目にlow IQ & beat breakerという2人が。low IQさんはlow IQ 01さんなんですけども、一緒に出てきたドラムの人がどこかで見たことあると思ってて、ドラム叩きだして気づいたんですがハイスタンダードの恒岡さんだった。2人での演奏でしたがとても良かった。続いてのdoping pandaで半目になり、続いて板尾さんが再登場してなんとギターとヴァイオリンを従えて2曲も歌った。つづいてzazen boys。イベント出演とはいえアルバムが出てから初めてのライヴですので緊張して観ましたが、気合いの入った素晴らしい演奏。キーボードの音が薄っぺらく感じたんですが野外だからか。ワンマンは来月の渋谷AXまでありませんが、下旬にはクアトロで54-71と。

私とびしばちゃんの横にはzazen boysのファンの男の子2人がおり、その2人はzazen boysが終わった瞬間にさっさと帰っていったんですが、私たちは残ってトリのバンドを観ていこうかということに。楽屋や舞台の袖でライヴ前に円陣作ってるバンドを見たことはありますが、何の演出なのかステージの上でやってライヴスタート。私はさっき以上の半目になっていたんですが、2曲くらい終わったところで「僕の夢を聞いてください、もっともっと有名になりたーーーい!」という言葉(この言葉のまんま、言った通りだと思います)を聞いた時に私がどれほど震撼したか、最近話した親しい人ならこの感覚分かってもらえるかと思うんですけども、とにかくいてもたってもいられなかったので「私ちょっとトイレ」つってトイレ行ったりもしたんですけど、席に戻るまでのあいだずっと有名になりたいって歌ってて、もうダメだ、と観念し、そこで会場を出ることに。好きだという方には失礼で申し訳ないんですけど、あの言葉に限らずとにかくあの場にはいられませんでした。今後も全力で避けていく所存です。ぐへー。

気をとりなおしてご飯へ。またも色んな話を。


内容とは無関係ですが。



2008年10月18日(土) the world has turned and left me here

いつも可愛いワンピースを着ているお客さんのおばあちゃんが、今日着てきたのがユニクロのワンピースだった。とてもシンプルなデザインだったので年齢関係なく着れていてとてもよく似合っていた。私も見習っておしゃれしないとと思います。ユニクロのワンピースというと山田優ですが、こんな風に自分のものにしている人の着こなしを見るのはとても楽しいものです。


同じおばあちゃんに教えてもらったのがオーストラリアのyellow tailっていうワインで、これの白ワインが安いのに美味しいよと教えてもらって、少しずつご飯の時に飲んでいるんですがホントにとても美味しいです。職場の酒豪はフルーティーすぎて物足りないらしいですが、さっぱりしていて飲みやすい白ワインです。サントリーが売っているのでスーパーとかで普通においてあります。白は880円。



2008年10月17日(金) Feel the beat, music and rhyme

スカパーで映画「パリ、ジュテーム」観る。これ公開当時に映画館で観て、それぞれみんな最初に観た時より一つ一ついいなあと思いました。ドイツのトム・ティクヴァのもガス・ヴァン・サントのも、コーエン兄弟のも、みんなが好きなようにいい作品を作っている。オリヴィエ・アサヤスの作品に出ているマギー・ギレンホールも可愛いです。髪型真似したい。ヴィンチェンゾ・ナタリやシルヴァン・ショメ、アルフォンソ・キュアロンも参加していたりします。最後のアレクサンダー・ペインのがとても好きだったんですが、今日観てもやっぱりすごくいいなと思った。feistの曲がエンディングですが、その流れも含めてとても好き。ちょっとした幸せとはほど遠い感じの映画で落ち込んでいたので、それでもきっといいこともある、と思えるような18本の短編作品で気をとりなおしました。1つの作品は約5分間。5分間に力を持たせるような脚本を書くのは本当に大変なことだろうなと思うんですが、みんな5分間で自由に誰かを好きになり、パリの街の中を歩いていくのだった。エッフェル塔に凱旋門、夜景や高いビルからの眺めに美しい公園、美味しいサンドイッチ。それぞれがそれぞれの気持ちで佇むパリの風景。


英語の方の歌詞
Life's a dance, we all have to do
What does the music require?
People are moving together
Close as the flames in a fire

Feel the beat, music and rhyme
While there is time.

We all go 'round and 'round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All I know is,
We're all in the dance

Night and Day, the music plays on
We are all part of the show
While we can hold on to someone
Even though life won't let us go

Feel the beat, music and rhyme
While there is time.

We all go round and round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All I know is,
We're all in the dance

We're all in the dance

We all go round and round
Partners of lost and found
Looking for one more chance
All we know is,
We're all in the dance



2008年10月16日(木) long way down

ツタヤの2週目。今度はウェイン・ワンの「赤い部屋の恋人」。ストーリーの原案は4人の共同。まず監督のウェイン・ワン、それからミランダ・ジュライ、ポール・オースター、とその嫁で作家でもあるシリ・ハストヴェット。とはいえ公開時には色々あったようで、脚本はエレン・ベンジャミン・ウォンて名前になっていますが、これはウェイン・ワンとポール・オースターとシリ・ハストヴェットの共同脚本のペン・ネームでこの名前だそうなんですが、オースター夫婦側が、原案には初期の段階で関わっていたが脚本執筆はしていないという発表をしたのでした。これまでに「スモーク」や「ブルー・イン・ザ・フェイス」でオースターとウェイン・ワンは組んでいたんですが、そりゃ脚本書いてもいないのにクレジットに入れられたら誰だって怒るでしょうよ。そういうあれでは原案に名前を連ねているミランダ・ジュライがこのストーリーとは違うかたちで自分の監督作品の「君とボクの虹色の世界」の中の一つの要素としてこの作品の感じを表現していたような。

そんなこんなでなんとなく観る気にならない感じになっていたんですが、エロいシーンが原因でR指定とかでしたけども、オースターの名前は影響力が大きかったのか、日本ではたしかシネマライズがレイトショー公開していたのをぼんやり覚えています。主演はマギー・ギレンホールの夫のピーター・サースガード。IT成金の男とバンドの稼ぎじゃ食べられないのでストリッパーをしている女の話。一方が恋愛感情を少しずつつのらせていき、もう一方は嫌いじゃないけど好きじゃない(「リンダリンダリンダ」で松山ケンイチにいきなり愛してると告白された時のぺ・ドゥナの台詞)という場合に、人とのコミュニケーションが得意でない主人公によるミランダ・ジュライとウェイン・ワンのそれぞれのアプローチには天と地ほどの違いが。この「赤い部屋の恋人」のそれは本人に悪気がなさそうなことも含めて最初の申し出からすでにすごく暴力的な感じに。


夜になってからスカパーで観たキム・ギドクの「悪い男」。ここまで最悪に極端じゃないけど、この「赤い部屋の恋人」と「悪い男」に出てくる男は近いものが。やってることは酷すぎるものの思いが半端じゃない分「悪い男」の方がまだ救われてる。何もかも現実的じゃなく、何が幸せかということもよく分からない。好きになってしまったら、仕方ないことなのか。



2008年10月15日(水) baby it's cold outside


仕事後、2年くらい放置していたベストを今年こそは仕上げようと、職場の編みものの達人に教えてもらいながら編む。編み棒の持ち方が変なのもできれば一緒になおしたいんですが、もう自己流の持ち方に慣れ親しみ過ぎてしまい、なおせないのが悲しい。ベストは背中側は終わっていて、Vネックの片側も編み終わり、もう片方も半分以上編めた。終わりが見えてきました。あとはマフラーかなにかを編もうと思います。


キルスティン・ダンストが持っているノートパソコン用のバッグが気になります。これ自分で作れないかしらと思うんですけど、ちょっとした縫い付けの不備とかでパソコン落としたりして取り返しのつかないことになるのも恐ろしい。というか、これごと落としてもダメだろうな。やっぱバッグごと落としても壊れないくらいのでないと。



2008年10月14日(火) change is hard

先日、歌上手かったと書いたズーイー・デシャネルですが、そりゃもちろんて感じでレコード出してました。m.wardと一緒にshe and himって名前で。全然知らなかったです買わなきゃ。「elf」で歌ってたシーンとshe and himの映像など。どれも可愛い。






The sound of our voices made us forget everything
That had ever hurt our feelings



2008年10月13日(月) catch

夕方、ふらっと妹が遊びに来る。実家のごく近くにできた意味もなく日本最大のショッピングモールの話を聞いて、来月くらいで遊びにいくとかの話。


http://motionographer.com/media/fallon/foamcity_sony.mov
意味がないでいえば、このソニーのcmもまったく意味なくて最高に素晴らしい。youtubeよりもこちらの方が綺麗なのでどうぞ。


衝撃映像てことでいうと数段上のスパイク・ジョーンズのお仕事。そりゃもちろん重々計算されて作ってるんでしょうけど、ちょっとタイミングずれたりしたら誰か死んでてもおかしくないような。こういうことをあんまり意味とか考えずにやる人がいるのがとても楽しいです。壁突き抜ける必要なんか全然ないのに、ちょっと、っていうかけっこう痛い思いをしてまでやっちゃうっていう。頑張っちゃうけど、意味はない。素敵!

それってどういうことか、どういう意味か、つまりは何を言わんとしているのか、考えても分からないことばっかで疲れちゃいます。意味とか理由なんてなくても、本当にそうしたければやりたいことをやろうではないか。と、壁を突き抜けてる人を見て思うのであります。



2008年10月12日(日) art flower 08

お昼過ぎに赤坂でびしばちゃんと待ち合わせ。この連休で赤坂では赤坂アートフラワー08(http://sacas.net/artflower/index.html)、というイベントをやっていて、赤坂の街の色んな場所にアーティストの作品を展示していて、色々観ることができるというような、何年か前に東京国際フォーラムで開催していたトーキョー・アート・ジャングルってイベントがあったのを覚えてる方もいらっしゃるかと思いますが、あんな感じの面白いイベントでして。その中の企画で旧赤坂小学校の体育館で珍しいキノコ舞踊団のパフォーマンスがあるというのでそれを観に行きながら、他の参加アーティストの作品も色々見て回りました。


氷川神社に展示されたオノ・ヨーコの「wish tree/念願の木」。私も願い事を書きましたが、書かれた短冊はオノ・ヨーコの元に届けられて平和のモニュメントというのに収められるそうです。人の願い事を色々見てたんですけど、本気で切実なものから大きな願い事まで様々。


赤坂サカスに展示されていた草間弥生の「dots obsessions-day」という作品。黄色いスペースと黒いスペースに分かれています。それぞれ昼と夜が現されているそうです。で、「夜の世界」から見た「昼の世界」の入り口。


旧赤坂小学校に展示されていた池田光宏という人の「by the window」という作品。


体育館の中に展示されていた小沢剛の「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」という作品。ふとんの山の頂はポストになっており、好きな人の顔を描いてポストに投函すると、会場に展示されて、その後は小沢剛と一緒に旅に出るそうです。


で、そこに展示されていた、誰かが描いた好きな人の顔の絵。

このふとんの山を使って、今回のキノコはパフォーマンス。ふとん効果もあって、無邪気で楽しそうな印象に。そのあとびしばちゃんと夜のお散歩でミッドタウンまで歩く。六本木の青山ブックセンターに寄って、終電で帰る。



2008年10月11日(土) elf


レンタル2枚目、「エルフ」。全然期待してなかったんですがウィル・フェレルがトボケたことするたんびに笑えた。クリスマス映画なのでクリスマスに観たら良さそうです。クリスマスシーズンのニューヨークは寒そうでしたけど行ったら楽しそうです。


相手役がズーイー・デシャネルだったんですけど、このとても可愛い女の子は話してる声も可愛いんですけど歌を歌うシーンではベス・オートンのような素晴らしい歌声を披露していてますます好きに。ジェイソン・シュワルツマンの元彼女、という印象が強かったですが、今スカパーのFOXチャンネルで放送している「bones」っていう海外ドラマで主役のボーンズを演じているのがこのズーイー・デシャネルのお姉ちゃんのエミリー・デシャネルで、そういえば顔も声も2人はよく似ています。黒髪のイメージのズーイー・デシャネルですけどこの「エルフ」では金髪。最新作はシャマランの「ハプニング」、あと今出ている「nylon」の表紙も彼女でとても可愛らしかったです。


この「エルフ」の後にもウィル・フェレルとズーイー・デシャネルは「winter passing」って作品で共演してるようなんですが、2年くらい前の作品みたいですけどたぶん日本公開してなくてdvdとかも出てないっぽい。好きそうな感じなので観たいんですけども。



2008年10月10日(金) that's all we humans can do is guess, try, hope.

昨日すでにtsutayaからdvdが届いていた。今回借りたのは観るつもりでいてそのままだった「サムサッカー」と「エルフ」。先に「サムサッカー」を。主役の子とベテランの役者たちがこの作品をとても丁寧に扱ってるような空気が全体を通して感じられて、それはマイク・ミルズの姿勢が反映されてのことかもしれないんですが、そのことでテンポがゆっくりなのがそんなに気にならずに観れた感じがした。原作の本を読んだことがないのですけど、誰でも主人公のどこかに自分の気持ちを重ねられる部分があるような作品で、観た後ちょっといい気分にまでなっているのだった。世の中や人に対しての自分の姿勢や向ける視線はこんな歳のころになんとなく自分で距離感を決めていっていたのかなと思ったり、実はこの歳になってもまだ決めかねたまんまのような気にもなったり。でも自分は自分でいいと少しずつ思えれば、それが大人になるってことではないけど、歳をとるのもいいものだと思ったり。


あと、これマイク・ミルズがblonde redheadの音楽に映像を作ってて、そこにマイク・ミルズの彼女のミランダ・ジュライが出ている、というビデオ。





2008年10月09日(木) tokyo!

休日。ここんとこ病んでいたので部屋の掃除とベランダの鉢植えの手入れ。夕方家を出て渋谷へ。アケミちゃんからの今年のお誕生日プレゼント、映画の前売り券1枚目を持ってシネマライズへ。「tokyo!」観る。レオス・カラックスが肩の力が抜けた作品を撮っており、こっちの気が抜けた。外国人に全然面白くない冗談言われてるみたいな気分になりましたが、ミシェル・ゴンドリーとポン・ジュノのはそれぞれがそれぞれらしい作品で、こうでないとねと思って嬉しかったです。大森南朋と香川照之、この2人の良さが外国人に分かるとは思いもしませんでしたが、誰の入れ知恵かホントにぴったりな感じでそれだけでもお腹いっぱいでした。


ポン・ジュノの「吠える犬は噛まない」を久しぶりに観てみようかと思います。これもアケミちゃんがくれたレンタル落ちのビデオが家にあるのだった。韓国映画といえば来週16日にスカパーでキム・ギドク特集が。


大森南朋と消えちゃいたい、というcmをどうぞ。美しすぎる麻生久美子とも消えちゃいたいが。



2008年10月08日(水) in USA

zazen boysのアメリカツアーの模様をスペースシャワーtvが「現代の無戒 in USA」として放送。これは凄い。今からほんの10日ほど前のニューヨーク〜ボストン〜フィラデルフィアでのzazen boysのアメリカツアーの前半部分の同行取材をもう放送しているのだ。すごいすごい。ニューヨークのライヴは音声のみでしたがボストンとフィラデルフィアの様子が観れました。"Do You Know YAZAWA?"(NHK)とばかりに、会場に来ている人にzazen boysを知っているか聞いてましたが誰も知らない。知っててもアメリカ在住の日本人。まさにzazen boysの世界進出の第一歩の瞬間をほぼリアルタイムで見れてしまっているという番組になっておりました。これ作った人、偉いなあー。こんなの普通なら絶対無理だもん。愛されているのだ。面白がられているのだ。思えば私が日本国内を一人で旅行した理由のほぼ全部にヒーローが絡んでいます。zazen boysのライヴを観にニューヨークくんだりにまで出かける日もいつかきたらいいのにな、パスポートも10年分あるしな。ベルリンでライヴするつったら本気で行くかもな。と、夢は広がります。とりあえずは今度のツアーがますます楽しみに。


ブルックリンに佇む、ほんの10日ほど前のヒーロー。
http://www.spaceshowertv.com/news/2008/10/zazenboys_special.html



2008年10月07日(火) discas

仕事後、パスポート受け取り。先日更新したばかりの車の免許もic入り、パスポートもic入り。料金が値上がりしただけで自分には何も便利なことはないんですが。


ワヤマさんに便利だよと教えてもらい、tsutayaのポストに返せるレンタルを登録してみようと思ったら、無料キャンペーンというのがあるそうで、それに登録してみた。前から見たくて探してるイタリア映画があるんですが、それは調べたらdvdとかになってないってことが判明したので、何だか目的を失ってしまって何借りたらいいのか全然分かりませんが、適当にリクエストに何本か。スカパーがあるので映画は適当に観れるんですが、観たい映画ばっか放送してくれるわけでもなく、近所のレンタル屋の会員になるかで迷っていたので、借りたい時だけ借りられるらしいので良さそうです。

ちょっとだけ作品検索とかしてみましたが、dvdになってない作品はもちろん借りられません。観たいのにスカパーでいっこうに放送されないんですが、たまに観たくなるハル・ハートリーの「ヘンリー・フール」がそれにあたります。あと、dvdになっていてもレンタルできないようになっている作品は借りられません。前から気になっているチェコの「結んだハンカチ」という映画がそれにあたります。ちなみに探していたのは「クリスマス・プレゼント」というのと「クリスマスの雪辱」というイタリア映画で、調べたら日本ではビデオにもdvdにもなっておらず、日本公開も去年行われたイタリア映画祭かなにかで監督の特集上映があった時だけだそうだ。ってことは、一生観れないかもしれないじゃないか。



2008年10月06日(月) jazz

今月は早稲田松竹でヴェンダース特集。そのあと、11月1〜7日で「ゴーストワールド」と「juno」の2本立て、というのが。そういえば、先日「イントゥ・ザ・ワイルド」を観に行った日比谷シャンテが、東宝グループの映画館になっていてビックリしました。シャンテシネで「20世紀少年」を上映してるんです。もうBOWとかやらないって話でしょうか。恵比寿のガーデンシネマで「花より男子」を上映しているのも、自分はなんとなく違和感があるんですけども。

そんなこんなしているうちに今週末公開となった「私がクマにキレた理由」。「アメリカン・スプレンダー」の脚本監督コンビ(脚本家と監督のコンビでなく、共同脚本と共同監督をする夫婦)の長編2作品目、というだけでも楽しみですがアリシア・キーズの女優っぷりもとても楽しみです。そして!ちゃっかりポール・ジアマッティが出ているらしくますます楽しみに。


http://kuma-kire.com/
サントラもバラバラなラインナップで気になります。



2008年10月05日(日) make it yourself

お昼ころ、和山さんが一瞬家に。べつに寝起きとかでもなかったのに頭が目覚めておらず、お茶も出さずに漫画返したりdvd返したりコーヒー渡したり。ワヤマさんは先日のきなこやのベーグルを買ってきてくれて、私は「sex and the city」の中でキャリーがミランダにベーグル買って家に届けるというシーンを思い出し、ご近所の底力!と感動していた。

お昼過ぎに上野芸術の森美術館。びしばちゃんと待ち合わせて当房優子さんの二人展と、そのワークショップに参加。ここ最近編み物もしてないけど縫い物もしてなかったので、単純にものを作るのがとても楽しかった。展示されていた当房さんのバッグの数々にもため息。ミシンもあるんだから、縫い物もたまにはやらないとなあと思う。当房さんの展示というと今までは西荻とか青山とかだったのが、今回は上野という場所がら、美術館帰りの人たちがひょっこり入ってきたりもして、ワークショップの間中それこそ老若男女問わず色んな人びとが展示を観ていた。当房さんの作品の色使いの楽しさや何より物作りにおける素材選びの自由な感じは色んな人に確かに通じていて、私はチクチクと縫いながらもそういう人たちの様子を見るのも楽しんでいました。私もこんな風に自分のすることで誰かに楽しさとか自由さを伝えられたらいいのになと思います。夕方には終わったのでびしばちゃんとご飯食べに行ったり、みはしでクリームあんみつ食べたりして家に帰る。


布と針と糸、型紙通りにいかなくとも、人それぞれに味わいのある完成品になっていく様を見ているのもまたいい刺激に。



2008年10月04日(土) gratitude

昨日、びしばちゃんからいただいた一品。コーヒー豆なんですけど、徳川家の末裔という世が世なら将軍ていう人が茨城でコーヒー豆を煎っているという「徳川将軍珈琲」です。ワヤマーケットに手ぶらで行ってしまったからとワヤマさんの分も預かってきました。元気になったら心して飲みたいと思います。


けっこう体調も回復してきたのでここらで元気になれそうなビデオいろいろ。

1つ目、beastie boys「gratitude」。もともと好きな曲なんですが「撮られっぱなし天国」でマディソンスクエアガーデンでのライヴの最後の1つ前に演奏してて、その印象もとても強く残ってます。


2つ目、uri gagarn「resistor」。よくできたビデオ。


3つ目、numbergirl「inazawa chainsaw」。ライヴ映像。




2008年10月03日(金) ten true things

ふらふらと仕事後、池尻大橋のitoへ。奥まゆみさんの絵の展示が明日までで、ギリギリ観に行けた。体調万全でもなかったのでリンパ系がおかしくなったまま。6つあった帆船の最後の里親の遠藤さんにやっとお船をお渡しする。気に入ってもらえて良かった。病み上がりなのでワインが入ってるような入ってないようなカクテルでご飯をがっつり。何食べても美味しい。豆腐ごはんがどうかしていた自分の内蔵に染み入るようでした。遠藤さんからミランダ・ジュライの短編小説が掲載された本についてのメール送ったんだけどと言われて、受け取れていないという衝撃の事実が発覚。パソコン直ってからホントにmacのアドレスでしかメールを受け取れていません(家に帰って調べて、biglobeのサイトからメールチェックはできるっぽいことが判明!でも1ヶ月前まででした)。8月以降でmac以外のメールアドレスに送ったという方にはお返事出来ていないようなことに、というかメールを受け取れていません。すみませんが思い当たる方は再度、もしくはお会いしたときに、こういうメールを送ったんだがと伝えていただければと思います。


家に帰って調べたんですが、ミランダ・ジュライの短編小説が翻訳されて掲載されたのは「yomyom」の5号だったようです。ブックオフとかで探してみよう。訳者は岸本佐知子さんで、この人の翻訳で前に写真集とセットで何となく買ってしまった英語の短編集「no one belongs here more than you.」も日本語版が出るみたいです。楽しみにしておきます。っていうか、この本2007年のフランク・オコナー国際短編賞を受賞していたんですね。今裏表紙見て初めて知りました。ちなみにフランク・オコナー国際短編賞は2005年の第一回受賞者が先日「千年の祈り」を読んで素晴らしかったイーユン・リー。2006年の受賞者は村上春樹、ですよ。2008年は「停電の夜に」とかのジュンパ・ラヒリ。ミランダ・ジュライ、そりゃ翻訳本も出るはずです。
http://noonebelongsheremorethanyou.com/



2008年10月02日(木) レイクタウン

やっと休日。天気良かったのに丸1日、身動きとれず。朝洗濯したのと夜になってコープにだけ。それも帰ってきてからずっと動けず。半目で見ていたワイドショーでは、オラが街に今日オープンしたという日本最大級のショッピングモールの話題。ベッキーが来てたよ。東京ドーム20個分て。どんだけ今まで田んぼしかなかったんだって話ですよ。ドーム20個分の田んぼ。ちなみに朝倉世界一大先生と同郷だと知って嬉しかったんですが、足立区出身という自分のルーツも踏まえて思うのは、越谷のショッピングモールになんて誰が買い物にいくのかという大きな疑問です。クリスピークリームドーナツが越谷でウケるわけがないんですけど、絶対に。でもこのショッピングモールには大きい自転車屋が入っているそうなので、年末実家帰ったときは自転車をそこで買うつもりでいます。
http://www.aeon-laketown.jp/




2008年10月01日(水) electric relaxation

5時で仕事早退。ほとほと弱っていますが、見るとなしにスカパーの音楽チャンネルを流していたらa tribe called questのビデオクリップ特番をやっていました。なぜ今のタイミングで、と思っていたらなんと!q-tipのソロアルバムがとうとう今月下旬に本当に出るらしいではないですか。1枚目からなんと9年ぶりだそうですよ、あー楽しみ。出るという話がでるたびに、べつの人のアルバムに参加してたり、映画出てたり、暴行事件起こして裁判沙汰になったり、a tribe called quest再結成してあんまり活動しなかったりと、すべてソロをやりたくないがために行動しているかのようなここ何年かのq-tipでしたけども、かと思えばサマーソニックでいきなり謎の来日公演。映画とか暴行とか再結成とか日本来るのもいいんですけど、新譜はどうなってるんですかね?という素朴な疑問がいつも気にかかってましたが、とうとうですよ。


で、このジャケット。zazen boysですよ、これ。「zazen boys4」の裏ジャケですよ、これ。


ついでというにはあまりに素晴らしい「electric relaxation」をご覧ください。


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hatori [mail]