tdd diary

2008年09月30日(火) 逆回転

仕事帰り、有楽町の交通会館でパスポート申請。問題の写真が規定より少し小さめだと言われて、あわや撮り直しかというところをギリギリオッケーということに。この期に及んでまだお疲れ写真を撮らされるかと思ってヒヤヒヤしました。寄り道する元気が全然ないのにぼんやり歩いてるうちに、有楽町から日本橋の方まで意味もなく雨の中徒歩で戻ってきてて、本格的に具合が悪く。ご飯作る気にも食べる気にもならない。


そういえば、先週くらいに届いて中古のipod nanoの2ndの赤いのを使っております。動画が見れませんが、動画とか見ないから構いません。4Gでもよかったんですが8Gあります。そんなことよりビックリするくらい軽くて小さいです。具合が悪いんですが、これでzazen boysを聴いて自分を励ましています。そんなzazen boysは今アメリカツアー中。スカパーでレコーディングドキュメント番組も放送されました。ワンマンのツアーも決まっております。



2008年09月29日(月) kick your ass

マイケル・セラの新作、日本では公開されなそうな感じがしますが面白そうです。もっとおじさんになったらウィル・フェレルみたいになってそれもまた面白そうだなあと思います。
http://www.sonypictures.com/movies/nickandnorah/


体調がおかしくなりだして眠れない。今日はパスポート申請用の証明写真を撮ったんですが、その写真の自分のお疲れっぷりに震撼。先日「アイアンマン」で来日していた時のロバート・ダウニーJrかよと思うほど、ヤバいレベルの疲れ顔をしているパスポート(10年用!)です。残った写真は物笑い用、もしくは自分はまだまともだと見た人に思わせて差し上げるという景気づけ用に、オーバー30の方限定で1回10円で見せてあげますので、激疲れ顔を見たいという方はどうぞ。



2008年09月28日(日) 小学生と同レベル

夕方、表参道へ。びしばちゃんと待ち合わせてスパイラルで長崎訓子さんの個展「merchandise me」に。スパイラルマーケットの、あそこの場所を使った展示を今までいくつか見てきましたが、1番可愛らしくかっこいいスペースになっててとっても良かった。人の暮らしに寄り添うイラストの1番かっこいいかたちが、展示全部から漂っていていいなあと思いました。


さて、そんな私の部屋に最近登場したイラストもの、というと、spumcoのイラストがあしらわれたスケートボードです。とうとう滑りもしないのにスケートボードを購入してしまいましたよ。デッキだけね。2990円というあり得ない特価でした。それについてはまた後日。

夜からは早々に長崎さんの展示を観にいったというアケミちゃんも合流して、3人で大久保へ。びしばちゃんのお誕生日祝いの焼き肉。私が最強焼肉屋だとオススメする町屋の正泰苑町屋駅前店は忘年会にまわることになり、今日はアケミちゃんがメントレで大倉孝二がすすめてるのを見て行きたがっていた「昔のふる里」という焼肉屋。日曜の夕方だというのにお店は適度にヒマそうで、女将の子供にさんざん絡まれながら親戚の家にでも遊びにきたかの様な雰囲気の中で焼肉のみならずサムゲタンとかまで食べてみんな美味しかったー。韓国に行った時にサムゲタン食べてたらお店のおじいさんが昼からジンロをサービスで出してくれたんですが、それと同じ味のジンロも少し飲む。チーム総武線の妙齢女子3人で言いたい放題の食べたい放題。楽しいひととき。



2008年09月27日(土) muji leg

先日、銀座に出たついでに松坂屋地下のファインリファインの中の本屋に寄ろうとしたら、地下全体が改装中になっており、無印良品が入るとのことだった。無印なら有楽町に大きいのがあんだろに、と思ってたんですが、靴売り場が充実してたり眼鏡売り場が充実していたりするそうです。ゆっくり銀座でお買い物をするということがまずなく、人と会う時や用事を済ます時の合間にちょこちょことどこかに立ち寄るのが普通なのでzazen boysが出る野音のイベント観に行くときにでもゆっくり寄れればと思います。


さて、そのzazen boysが野音でイベント出演をするのは10月19日(日)なんですが、時を同じくして渋谷のo-eastでとてつもなく楽しそうなイベントも開催されているようです。nest festival'08というイベント。nest festivalだけど会場はeast。っていうかもっと大きなとこでやっても全然良さそうなラインナップとなっております。私は行けませんが、ご興味ある方はぜひどうぞ。行くという方はどんなだったか教えてください。ラインナップなどこちらへ。



2008年09月26日(金) digital love

休日。パスポートのための戸籍をとりに足立区役所の出張所へ。帰りに北千住で買い物して帰る。来年の手帳が出てたのでまた同じかたちのを。marks & webの化粧水の詰め替え用。ヒラノのとこにも寄ったけど今日はいなかったみたい。そのあと丸井の地下の食料品売り場へ。ここがもっと近所にあったら誘惑が多くて太るんじゃないかってくらい、何から何まで揃っていて楽しい。駅の方に戻って成城石井でも買い物。


こちらに動画がー!



2008年09月25日(木) new slang

もう一つ最近気になっているのがmelissaっていうとこの靴で、変わったかたちの靴ばかりで履きやすそうなのとそうでなさそうなのとが半々くらいですが、なかでも見かけるたびに気になるのがこの靴で、素材のせいもあるけどこういう色合いのものは今まで見たことないなあと思って、通気性が最高に悪そうだけどスニーカーとかにアレンジされないかなあと思います。
http://www.melissaplasticdreams.com/




夜「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」のアレンジしすぎる矢野顕子で笑い過ぎた。矢野顕子だけでいうなら清水ミチコを超えていた。このネタだけで次回は優勝できるんじゃないかってくらい面白かった。



2008年09月24日(水) kilo goods

最近ずーっと、ネットとかで見かけるたびに気になっているアパレルメーカーみたいなとこがありまして、kilo goods(http://www.kilogoods.com/)っていうとこなんですけども。topmanより面白い感じです。テキスタイルデザインがとても素晴らしくて、縫製前の布地を少しずつ譲ってもらえたら色んなものが作れそうと思うくらいです。パーカーとか切り替えの感じの素晴らしいのもあったりします。







こちらにインタビューが。
http://teeshirtblog.blogspot.com/2007/06/kilo-goods-exclusive-interview.html

オフィスに金色の招き猫。日本のrock smithっていうアパレルメーカーみたいなとこと共同でデザインしたりしているみたいです。Sサイズまで作ってますが、あくまでメンズ向けっぽいです。こういうところと一緒にzazen boysがTシャツ作ってくれたらきっと面白そうなのができそうと思います。



2008年09月23日(火) i need a hug

休日。お昼頃、親と車で墓参りに浅草へ。墓参りの後、吉原土手というと天ぷらの伊勢屋というお店が有名なようで行列ができていましたが、私たちはその隣の店の中江で馬肉料理。馬刺、ユッケ、桜なべ(馬肉のすき焼き)など。ランチが終わってしまっていたのでサチコさんの考えていた予算内では済みませんでしたが、思っていたよりさっぱりしてたのでけっこう食べれました。店を出てから気づいたんですが、馬刺のにぎりが食べたかったー。土日祝日限定30食のランチならまた来れそう。帰ってきて昼寝。のあと、夜までずっと料理してみんな保存。サチコさんがぶり大根を差し入れしてくれたので夕飯に食べたら美味しかった。


荒野に向かった青年も、40代を迎えたニューヨークの独身女も、失恋したスタントマンも、beautiful losersも。それから私のヒーローも。時にままならず、でもずっとその時を待っているのだった。



2008年09月22日(月) 一緒にいない

仕事後、銀座松屋。モモちゃんに誘ってもらって「時代を駆け抜けた2人 白州次郎と白州正子展」に。正直いいまして、この2人を親子だと思ってたくらい何も知りませんでした。白州次郎を取り上げた「その時歴史が動いた」見てから初めて夫婦だと知りました。そんな2人の持ち物や一緒に暮らしていた家、その名も武相荘の部屋を再現したりの展示。イギリス紳士の次郎と、日本文化をこよなく愛する正子の2人の暮らしっぷりが部屋のあちこちに。和と洋が両方いいバランスで居心地良さそうな部屋でした。骨董品の価値がまったく分からない自分でも、気に入った物に愛着を持って生活する粋で鯔背な夫婦っぷりがいいなあと思いました。次郎曰く「夫婦円満の秘訣は一緒にいないことである」だそうですよ。そういえば一緒にいる感じがしない。晩年2人で旅行に出たという展示があったけど、そこまでの展示にはたしかにお互いのやっていることにお互いの存在があまり感じられてなかった。一緒に生活しながら一緒にいない夫婦。ベースは同じところで好きなことやっていられるのは楽しそうでした。武相荘のポスト。↓


その後ご飯へ。トルコ旅行帰りのモモちゃんとトルコの話や私の富士山話。トルコのお土産で魔除け(!)のキーホルダーを貰った。うめかよがNHKの「視点論点」に出てたのをモモちゃんが見たという話。youtubeで見れるよと言われて、家に帰って見る。アケミちゃんが見てないかもしれないので、アケミちゃん用に貼付けます。





2008年09月21日(日) beautiful losers


自分だけ映画祭4本目。日曜最終は1000円のライズxにて「beautiful losers」観る。もともと全然気取ってない人たちのそのまんまの様子が観れるんですが、本人たちがあんまりムーブメントとして意識しながらやっていなかったものを、中心にいたアーロン・ローズという人がとりまとめるにあたってムーブメントとして捉えた感じに。みんな仲良しのよしみで色んな話をするものの、それ以上にはなってない映画でした。ステイシー・ペラルタ(「dogtown & z-boys」「riding giants」)みたいな人と比べちゃいけません。作品としてどうというよりは出てくる人たちの魅力で面白くなっている映画でした。それにしてもゴン助が1秒も出てこなくてがっかりしました。



2008年09月20日(土)

今日はシネマライズで「tokyo!」の予定でしたが、映画祭りを来週まで延ばそうと思って行くのは来週に。仕事帰りにzazen boysのアルバム「zazen boys 4」を引き取りに。ライヴを観に行っていると3枚目までの曲が中心なこともあって、新曲を何曲か聴いてはいても全部の感じは見えてこなかったんですが、この4枚目にして明らかなシフトチェンジ。4枚目のための3枚目だったのかもと思うような4枚目で、ここにきてすっきりと突き抜けた感じがとても素晴らしいです。聴いているうちに東京の風景が目に浮かび、そんな景色の中でいい大人になっても分からないことばっかで仕方なく立ち尽くしている自分のしょうもない感じが一緒に浮かんでくるような感覚があります。なんでか聴き終わった頃には切ない気持ちになっているようなアルバムです。

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先日マツイさんが家に遊びにきたときにも、新譜に入ってる曲のビデオ見て笑ってたんですけども。毎度のように言っていますが、間違いなく日本で一番面白いバンドはzazen boysだということを今一度、このアルバムを聴いてご確認くださいませ。でもってアルバム買ったらDVDがオマケで付いてきたという方か、ヒーローが60分間ひたすら喋り続けているCDRが付いてきたという方は、良かったら貸してください。



2008年09月19日(金) the fall

仕事後、銀座シネスイッチへ。シネスイッチは金曜がレディースデーで900円。「落下の王国」を観る。ミュージックビデオ的な映画かと思っていたけど、映像の素晴らしさを過信せずにきちんと1本の映画作品としてまとまっていたし、やはり見たことないようなシーンの連続は圧巻だった。監督のターセム・シン(来たよ!インド人!)は「ザ・セル」の監督ですが、この作品「落下の王国」(原題「the fall」)はそれよりも前からの構想を経て製作された。デヴィッド・フィンチャーとスパイク・ジョーンズの2人によるプロデュース。衣装は石岡瑛子さん。先日の北京五輪開会式の衣装も担当した方。


しっかしこの監督を取り囲んで、あーでもないこーでもないと質問したらさぞかし楽しかろうと思います。監督を囲む会でもして、あれはどう撮ったんだだの、あそこはどうやって思いついたんだだの、手法や発想についての話だけで丸3日間は盛り上がれるんではなかろうかという映像があちこちに。CG使っていないというのは本当なんでしょうか。それをまた自分にうっとりして大袈裟に扱うこともなく、あくまで物語の中の一瞬一瞬として的確に組み込まれていて、それらがいちいちハッとするほどの美しさ。こういう映画は好きじゃないって人もいるかもしれませんが、実はこの作品から受けた影響で映画作るような人たちを生み出すような斬新な作品なんではないかしらと思うのでした。気になったのは口から鳥が出るシーン。あれはCGじゃなきゃ無理じゃないのか。口から鳥がぴゅーって出るんですが。



2008年09月18日(木) ever thine, ever mine, ever ours.


休日。夕方近所のシネコンへ。会社で貰った株主優待のタダ券で、映画祭2作品目「sex and the city」。ザ、ムービーものです。楽しみにしていたけど、良かったー。ドラマの最後の方の流れをきちんと引き継いだ映画で、でも映画としての予算でもあって豪華絢爛なシーンが色々と見れて現実離れしてたのも映画ならでは。見る前からテンション下がってたスティーヴの浮気も解決したし、何よりも今回だけの登場人物なのがもったいないくらいだったキャリーのアシスタント役のジェニファー・ハドソン。「ドリームガールズ」でビヨンセを食ったあの女の子です。この子がまた可愛くて天使のようでした。いつもの4人のシーンもいつものように楽しげで良かったけど、このアシスタントと2人のシーンも良かった。


またもや心が荒野に向かいそうだったところを、ニューヨーク女どもの友情劇を見て現実に引き戻されました。あー助かった。嬉しいことも楽しいことも、まだまだこれからの人生にはいーっぱいあるのかも、と何の根拠もなく前向きにさせてもらえる映画でした。そこでハッと気づけば今日は親友の誕生日ではないか!人の誕生日を覚えておくということが本当に苦手です。アケミちゃんからのメールでもびしばちゃんのお誕生日祝いの相談で、そういうことを覚えておける人を本当に尊敬する今日この頃です。そんなこんなしているうちに、今日からスカパーでまた始まったドラマ「sex and the city」今度は字幕版だって。また見んのかい。


オープニングのファーギー「labels or love」も元気で良かったけど、個人的にはエンディングのシアラ「click flash」のほうが良かったなあと思って調べたら!シアラの方はサントラに入ってない!vol.2の方に入ってるみたいです。なにそれ!ということでyoutubeでどうぞ。

http://www.sexandthecitymovie.com/macbook/
↑キャリーのデスクトップ、というのが。映画見た人には面白い。



2008年09月17日(水) into the wild

今日はzazen boysの新譜の発売日なのですけども、今日から怒濤の1人映画祭がスタート。今日から5本の映画を観まくるというだけなんですけど。新譜は映画祭が終わってからゆっくり取りに行こうと思います。仕事後に日比谷にてレディースデーで「イントゥ・ザ・ワイルド」。

ショーン・ペンが自分でも言っているように、ジョン・クラカワーが書いた本ですでに作品の半分は出来上がっていた。でも残りの20パーセントはショーン・ペン。例えばもしショーン・ペン以外の誰かが映像にしていたら、本の中でジョン・クラカワーが最後まで徹底して意識的に保ち続けたクリス・マッカンドレスとの間の距離に踏み込んでしまっていたかもしれなかった。必要以上にドラマチックになったり、なんでアラスカに向かったかっていう方に拘ったり。本の素晴らしさを少しも損なわなかったというだけでもショーン・ペンがどれくらい優れた作品を作り上げたかが量れるかと思います。距離を保ちながら、本の中だけでは見ることができないアメリカの景色の映像をどんな風に挟み込んでいくか。カメラマンは誰か、キャスティングは、というすべての選択も含めて作品となって見せられてしまえば、それがどんなに大変なことかあまり意識できないけど、本当はとんでもなく凄いことなんだと思う。ショーン・ペンの監督作品が好きなので完全に贔屓目ですけど。あとの8パーセントはエミール・ハーシュ(と、助演男優賞にもノミネートされたハル・ホルブルック)。エミール・ハーシュはクリス・マッカンドレス、というより途中からもう迷子になった子犬のように見えた。その姿こそがまたクリス・マッカンドレスそのものだったんじゃないかとも思える。最後の2パーセントはそんな映画の世界をまたしても少しも損なうことなく奏でられた音楽。



ショーン・ペン、離婚もしてこれからちょっと荒れてくるんじゃないかと何となく予想しているんですが、いい方にキャリアに影響するならそれもまたファンとしては楽しみ。



2008年09月16日(火) 涙こぼれて ただそれだけ

お昼過ぎにワヤマさんがお店に来て糸選び。近々家でポンポンメーカーを使ってポンポン作りをすることに。9月8日の日記に出した毛糸3色で作ったポンポンはこのとおり。↓阿寒湖のまりもになりました。


仕事帰り、図書館へ。
・「なんにもないところから芸術が始まる」椹木野衣
・「シェル・コレクター」アンソニー・ドーア
・「おうちで編み物」雄鶏社
・「night ride home」joni mitchell(cd)
・「hopes and fears」keane(cd)
・「花男 エレファントカシマシ カヴァーアルバム」(cd)

先日itunesでダウンロードしたエレファントカシマシの「翳りゆく部屋」はここ最近聴いた様々な音楽の中でも衝撃を受けた曲でした。荒井由美の曲のカバーですが、同じ歌詞を同じメロディで歌っているのにオリジナルよりもずっと悲しい印象の曲になっている。エレカシがユーミンをカバーする日が来るなんてことも含めて、何よりも歌声から成熟した表現力を感じます。

それにちなんで、というわけで「花男」(はなおとこ、です。「花より男子」ではありません。)を借りたんですが、これ借りなければよかった。順番間違えた。新しいものではオリジナルの曲自体を知らないというものまでありましたが。真っ直ぐという点でhusking beeの「さらば青春」とストレイテナーの「孤独な旅人」は良かった。新鮮という点で卓球の「浮雲男」も良かった。あと増子兄弟。DMBQの「星の砂」も怒髪天の「男餓鬼道空っ風」も自分のものにしてしまってて面白かった。でも最後の銀杏boyzの「悲しみの果て」、私こういうのホントに苦手だ。思い入れはどうあれ、銀杏boyzのことを何も知らない自分が聴くと、ただの悪ふざけみたいに聴こえます。カバーはある程度自由なものだとしてもこれは酷すぎる。


エレカシといえばということで、以前スペースシャワーで見てとても微笑ましかった「笑顔の未来へ」という曲のビデオ。可愛い女の子を完全に持て余している宮本さんと、それをまったく意に介さない女の子のコンビネーションが素晴らしい。



2008年09月15日(月) 山コーヒー

昨日ワヤマさんに「で、もう登らないの?」と聞かれ、ほかの山ならあるかもしれないとは思った。やっちゃんと秋には高尾山行くつもりもあったりですし。が、しかし。富士山に関していうならば「二度とないですね。」と昨日断言したばかりだ。なのにワヤマさんから借りてきた「岳」1〜6巻を読み終えるころには、もしものなにかがあった時には、また富士山に登らないとも言い切れないような気持ちがあったりなかったりしている自分であった。子供の時両親と谷川岳を登頂していたりもするので、先日の富士山入れて日本百名山の2/100、どうなりますことやら。


「岳」にたびたび登場する、というかむしろここらへんが物語の舞台である槍ヶ岳(上)と穂高岳(下)の記念切手。これ写真の切手なのでとても好きな切手です。穂高岳は荒井良二さんの展示を観に安曇野のちひろ美術館に一人旅した時に、両親に行けと言われて足を運んだ上高地から見たのが本当に素晴らしかったです。まさにこの写真のごとくいいお天気で。春の長野を死ぬほど満喫したピークがこの上高地だった感じでした。仕事をしてなかった時でもあり、平日のいい時に行ったのもあって、どこに行っても人が全然いなくて景色も最高に素晴らしかったです。その後ヒラノとゴールデンウィークに行った上高地は別世界で、天気が良くなかったのもあって、穂高に登ってた人たちの難民キャンプ状態になっていたような感じでした。私はこの時の長野はワサビ田に行ったのと、白骨温泉入ったのと、松本城行ったりしたうえに、先に東京に帰るヒラノと分かれて長野に残って観たzazen boysのライヴがいい思い出だったりもします。どんな時でも長野は素晴らしい。長野最高。



2008年09月14日(日) 歌、はじめました。

夕方、引っ越されてもまだご近所のワヤマさんと「喜内古家(きなこや)」というカフェでお茶。ご夫婦の営むとても落ち着いたところで、また来たい。sacra cafeより広くて内装も私はこういうお店のが好きだ。ワヤマさんはこのあと夜からスパイラルの長崎訓子さんの個展の搬入という中。近況というでもないような近況話やらをしたり、DMもらったり、漫画「岳」1〜6巻借りたり、中国茶のお茶っ葉のお使い頼まれたり、私が最近作った毛糸のまりもを見せて、来週ワヤマさんがお店に来ることになったりと、サクッとお茶した割に色んな話。日が暮れてもまだ蒸し暑い中、家まで歩いて帰る。


昨日、予約ついでに買って来たdon caballeroの新譜「punkgasm」。どうなんだこれー。歌ってるよー。曲によってはまったく別のバンドになってしまってて凄い。ちなみにこの新譜出したことによる来日なんてあったりするんでしょうか。来たらまた行くけど。違うバンドだと思って観に行くけど。



2008年09月13日(土) 山小屋「子供部屋」

仕事後、近所のタワーに。zazen boysの新譜の予約。「入荷したときに携帯に連絡しますね、何時頃が都合いいですか?」と聞かれたので、意味が分からず「17日が発売日ですよね?」と聞いたら、「16日に入るかもしれないし、インディーズだから遅れるかもしれないです、入ったときに電話しますよ」というのでそうしてもらうことに。新譜の予約した人みんなにいちいち電話するなんてタワーも大変だ。もう何年も新譜の予約なんてしたことなかったので、最近はそういうことになっているのかーと思う。予約した新譜は2週間以内くらいで取りに行けば良かったような気がしていたので。

そもそもなんで予約かといいますと、予約特典というものがあるのでした。デモ音源ほしいほどzazen boysが好きすぎて死ぬっていうお友達が残念ながら私にはいないのですけども、新譜買うという人でご興味のあられる方がいらっしゃいましたら、貸し出しいたします。ネットカフェとレコードレンタル屋を兼ねた山小屋を営んでおりますので。
詳細こちら
http://towergoto.towerrecords.jp/blog/2008/09/zazen-boys-7ce9.html


今日から横浜トリエンナーレ2008がスタート。赤レンガ倉庫ではミランダ・ジュライの展示もあるようです。長崎訓子さんはスパイラル、奥まゆみさんはito、当房優子さんは上野の森美術館ギャラリー、来月には珍しいキノコ舞踊団のイベントも。覚えきれない。混乱しないうちに片っ端から観に行ってしまわないと。楽しみだなあ。

来週は私だけの映画フェス開催週間です。ただ来週だけで5本の映画を映画館に観に行くというだけのことなんですが。


簡単に人と共感できないものも大切に。



2008年09月12日(金) shanghai surprise

上海のガイドブックをあれこれ見せられて、自分のイメージとだいぶ違うところなのかもしれないと少しずつ気づいてきた今日この頃です。どうしてもジャッキー・チェンが路地裏を走り抜けているような、まあそれは香港なんですけども、香港の延長的なイメージがあって。たしかにそういう場所もあるんですけど。空港から中心地まで、30キロの距離を7分で結ぶリニアモーターカーが実用化されてるらしいです。生まれて初めてリニアモーターカーに乗れるやもしれません。まさに3時間半で行けるパラレルワールドというような感じになっているようです。


1番右がdeanne cheuk。ミーハーなので同じとこで写真撮ってきます。ちなみに、後ろに見えます、テレビ塔にも昇るそうです。高いところが怖いんですが。生きて帰って来れるだろうか。富士山にも登れたんだから大丈夫かもしれませんが、テレビ塔の高いのはまた別の怖さです。



2008年09月11日(木) mobile

休日。ipod nanoの新しいのが出たらしく、色も9色。まだまだ使えている初代のipodですが、最大最重量にして1GBということに、自分がさほど不便を感じていない(というかこれ以外を使ったことがないんだから)のですけども、修理に出すことなく復活したpowerbookに入っているitunesとは一緒に使えないので、最新のは無理でもいくつか前のモデルを買って今のitunesと一緒に使いたいなと思っています。


今のはモノクロの文字だけの世界なんですけど、画面がカラーで出たり、ジャケットの画像が見れたりするだけでも感動的だろうと思いますが、とりあえず今のipodよりもはるかに小さく軽いであろう機種、ipod nanoの2世代目を、と思っています。4GBだってー。

この2つを見比べていると、私が初めて買ったシティフォンから携帯電話に切り替えた時のことや、メールが送れる携帯電話に切り替えた時のことを思い出します。機械の進歩早すぎ。



2008年09月10日(水) everything

先生と4人でtokiaの中にある「きじ」っていうお好み焼きのお店に。いつも行列ができてるお店なんだけど、先生が先に行っててくれたので並ばずに入れた。大阪のお好み焼きのお店で4人で4種類のお好み焼きを頼んで分けながら食べたけど、全部美味しかったー。
http://www.o-kizi.jp/
この写真のスジ焼っていうのとモダン焼っていうのが特に。


そのあと丸ビルでお茶して帰る。丸の内は今年も牛のオブジェがあちこちに。これもう何度かやってると思うんですが、いつも何なのか分からないままだ。




2008年09月09日(火) http://www.realitysandwich.com/


juno後もエレン・ペイジをあちこちで見かけては、楽しんでいます。













2008年09月08日(月) バッグと野点


今年は秋と冬でまたちょっと編みものでもしようかと思って、毛糸の色選び。大きなものは途中で投げ出してるのがあるので、なるべくなら完成させて、あとは何か小さいものでも作って遊びたいと思います。

そんなところに当房優子さんの二人展のご案内が届いた。ワークショップもあるそうで、さっそくびしばちゃんも誘って申し込んでみました。定員10名とのこと、間に合ったかな。


http://www.tobo.jp/



2008年09月07日(日) parallel worlds

お昼ころ、マツイさんと待ち合わせて清澄白河のsacra cafeへ。ご飯食べて現代美術館に。「パラレルワールド」は小さい展示だったけど変なものばーっか並んでて面白かった。とはいえ人間、生きているだけでパラレルワールドを目にするような出来事も人生には多々ある。10年前から知ってる友達が子を持つ親になっているのを見た時や、その子の存在そのもの、食べたことない食べものを初めて食べてみたら超美味しかった時、降りたことない駅で電車を降りた時、脳内がお祭り状態の時に全く違って見えるいつもの世界、2〜3年前の自分にとっては今の一人暮らし生活も、どんなに前もって想像してみたとしても、その瞬間の直前までの自分にとってはパラレルワールドだ。

ジブリのレイアウト展は代表作のとこはすごい混雑なのでみんな通り過ぎながら流し見。空いてるところで「未来少年コナン」とか「母をたずねて三千里」なんかのレイアウト画をじーっと見たりしました。「魔女の宅急便」のレイアウト画がなぜかほとんどなかったのが謎でしたが、ほぼ下書きみたいなもんなのに、風景や建物の遠近感や、人の身体、表情はほとんど完成されたもので凄いなあと、ひたすらに関心。最後には子供向けの写真コーナーがあったりして楽しそうでした。「じぶんだけの まっくろくろすけを かこう!!」というコーナーがあって、丸いシールにまっくろくろすけを描いてみる、というのをやってみる。


左のが私の、右はマツイさんの。どちらも微妙に違う気がする。

暑い日だったけど現美からとことこ歩いて家に帰り、ホットケーキ焼いて食べながらマツイさんとビデオ見たりしつつ色んな話。



2008年09月06日(土) composition

ホントにまったく余裕がなかったんだから仕方がないんですが、にしても富士山でもうちょっと写真撮ってくれば良かったのに、自分。と今更後悔したりもしています。たぶんもう二度と登らないだろうことを思うとなおさらに。このリベンジは上海で果たしたいと思う次第です。韓国も台湾も、観光スポットは何となく押さえつつも、変なもの見つけると写真撮りたくて仕方なくなって、exhibitionのとこにアップしてるの以外にも変なものをいっぱい撮っていて、あとで一緒に旅行してた人に見せてあげると、いったいどこでそんなもの撮ってたんだと呆れられます。そういう意味では上海は面白い写真が色々撮れそうで楽しみです。でも旅行先でなくたって、東京にも変なものはいっぱいあるんだけど。生活してるとそういう視点が向けられないのはなぜだ。

最近見つけた上海に住んでいる男の子のfrickrが、上海の人たちをよく撮っていて、とても面白い。色んな人たちの写真を撮ってるのに誰もカメラを向けられてるような表情をしてない。そうなる前にサクっと撮ってるんだろうけど。被写体を見ていれば、あえて言わなくても分かる程度のゲイっぽさもまた良し。

↓今週末stussyから発売の写真集。stussyでしか売らないのか。stussyで立ち読み、立ち見、できるのか。そういえば対応がおかしいので頭にきて日記にも文句書いてた洋販が5月の連休明けにいきなりつぶれた。代わりの取引先で対応できたので困ってはいませんが、詳細ご存知の方は教えてください。困ってる本屋さんも多かろう。


http://www.stussy.jp/feature.asp?coid=193

http://homepage.mac.com/ripzinger/

http://ripzinger.com/



2008年09月05日(金) city


先日、奥まゆみさんから個展のご案内が届きました。バーで個展という話だったのでどこかと思っていたらitoにて。来週月曜からです。詳しくはこちら

びしばちゃんと合わせて行こうと話してるのがスパイラルの長崎訓子さんの個展、こちらは再来週の月曜から。和山さんからswish!とのコラボものも出ると聞いているので楽しみです。

日曜はマツイさんに誘ってもらって現美で「パラレルワールド もう一つの世界」っていう展示を観に行ってきます。ついでなので私が誘ってジブリのレイアウト展も一緒に観てくるつもりです。

残暑厳しいですが色々な展示の話題で秋っぽくなって参りました。もう今年の夏も終わりなのですね。10月はzazen boysのライヴが。野音(w.そかべバンド)とクアトロ(w.54-71)。渋谷のクラブクアトロは(仮)さんからなくなるって話を聞いてた気がしたんですが、そうでなくて8月にリニューアルオープンしたらしいです。広くなってるらしいです。あと10月はシガー・ロスのライヴもあって楽しみ。



2008年09月04日(木) ムードメーカー


昨日仲良しのお客さんから山椒の実をいただいた。粋な京都人だったらあれこれ使い方を知ってるところなんでしょうけども、山椒=鰻ってくらい山椒というスパイスに馴染みがありませんが、貰ったときに保存方法を教えてもらったので、言われた通りに保存はできました。

夜は巨人戦をスカパーで。小笠原と大道という私の好きな2人がお立ち台に。最近調子のいい巨人の、調子のいい2人。近頃は大道が代打で出るかもという理由で巨人戦を見ていると言っても過言ではないです。しっかし夏以降でどんどん調子を上げてきている巨人。首位の阪神が不振でこのままいくとリーグ優勝しかねない感じです。野球はどこのファンかと聞かれれば巨人ファンだと即答できますが、優勝してほしいとはあまり思っていません。ファンとしてどうかとは思うけど。ラミレスやクルーンやグライシンガーに、さかのぼれば小笠原も。金にもの言わせて他球団のいいとこどりをした挙げ句に優勝できない、というところが巨人の愛すべきところだと思っています。これでリーグ優勝、ましてや5〜6年ぶりに日本一にでもなっちゃったら大ひんしゅくだ。しないでいいの、優勝なんて。


この2人のポーズは何かというと、大道のここ最近の決めポーズで、柳沢慎吾の警察24時のサイレンのポーズです。これを両手でやるんです。慎吾ちゃん好きに悪い人は絶対いないという持論があります。小笠原がやらされてる感がないところに、日頃の大道の人望が読み取れます。大道のwikiがまた面白い。



2008年09月03日(水) fishingキチ

仕事帰り、丸善。ブルータスの釣り特集買う。釣りに行ったことがないのに釣りが好きと言っても誰も信じてくれないでしょうが、釣りが好きです。釣りに行ったことがないのに自分の釣り竿も持っていたんですが、引っ越しのときに捨ててしまいました。子供向けっぽいわりにはけっこう本格的なセットだったんですけど。今の部屋の近所には、特に釣りスポットもないはずなのに(釣り堀は一カ所気になってるところが近所にありますが)釣り道具店が2つもあります。まだ入ったことはありませんが今度入ってみようかと思います。富士山からの帰り道、河口湖で雨が降ってる中を全く動じず釣りに没頭する人たちを眺めていたんですが、あの根性はなくても人それぞれの楽しみ方があるのが釣りのいいところだろうと思います。


とうとう今週公開となった「into the wild」についても少し記事が出てました。日本版公式サイトがけっこう充実していて、色々見れるようになっています。が、アメリカ版公式サイトの方がごちゃごちゃしてなくて好きなので、これを普通に翻訳してくれたのでも良かったな、と思います。



2008年09月02日(火) shanghai

なんだか毎年恒例のようになりつつあるお正月休みの短い旅行ですが、ソウル、台北ときて来年早々は上海ということになりました。お正月休みの間なので自動的に2泊か3泊くらいの旅になり、これまた自動的に行き先はアジアのどこかということになります。上海といえば、あのアトムが飛んでそうな外灘てところやそこからのびている観光トンネルっていう、超未来っぽい乗り物くらいしか知りません。上海といえば、H&Mもありますが、日本でも今月には銀座にオープン、年内には原宿にもできるらしいので、H&Mは行っても行かなくてもという感じ。上海動物園という朝7時からやっている動物園には行くらしいです。先日会ったmは台湾のお茶が1番美味しいから中国産のお茶は買わんと言っていましたが、私もちょくちょく台湾に帰るm夫婦にお茶買って来てもらえるらしいので、上海ではまた急須を買ってしまいそうです。もういい加減にいいだろうとは思うんですけど。


少しずつ、拡大中。常に1番行きたいのはドイツですが。今日Uからパスポートの期限切れてるでしょうと言われるまで、パスポートが切れてることを忘れていました。



2008年09月01日(月) knit

筋肉痛で歩き方がおかしいまま仕事。平らなところを歩いたり階段でも登ってるうちは大丈夫なのに、なぜか降りようとするとまるで怪我人のようです。体験したことのない筋肉痛。やっちゃんと富士山から下山した時に、一気に疲れが吹っ飛ぶような方法はないかという話になり、やっちゃんが「仙豆食べるしかないだろう」というので、私が「仙豆より元気玉だよ。みんなの元気を少しずつもらって、何もしないの、回復だけ」などと笑っていたのだった。三十路女2人の会話とは思えない内容だが、私たちが登ったのはカリン塔でなく富士山で、しかも取り返しのつかない疲れ方をしていたのだった。


そんな私の疲れ気味な心を癒す可愛い寝顔!前の会社の先輩で付き合いのある2人が2人とも出産したばかり。uのとこのこはるちゃんとeさんのとこのさほちゃん。こちらさんも近々私の部屋に遊びにくることとなりました。


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hatori [mail]