tdd diary

2008年08月31日(日) 富士日記3

筋肉痛で足を引きずりながら昨日やっておいた洗濯物を干して、リュックと靴も干す。ご来光は見れなかったけども、富士登山はいい経験になったと思う。山頂の山小屋で話してた男の子3人が震えながら言っていた「もう二度と来ねえ」という意見には私もうっすらと賛成したいが、1度くらい登っておいて良かったなとも思う。登頂までの最後の2時間くらいは強い風と横殴りの雨にうたれっぱなしだったし、正直十分疲れた上での下山の方が自分にはキツくて、文字通り何かの修行か罰ゲームのようではあった。山頂の山小屋でホットココアを頼んだのに、手の感覚がなくなっていてお金が財布から出せなかったくらいの寒さ、人生でそうそう経験できるものではありません。

とはいえ、この後の人生で何か辛いことがあるたびに例えば、失恋したけど富士登山に比べれば屁のつっぱりにもなりません(石井)、職を失ったけど富士登山に比べれば屁のつっぱりにもなりません(石井)、その他諸々の災害や不幸な目にあった時でも富士登山に比べれば(石井)、という風にあんまり物事をすり替えて考えられないので、富士山登頂が自分にどんな影響を与えていくものやら、まだ分かりませんが、


岩や石ばっかりのこの風景は、しばらく夢に見そうです。自然、厳しいー!っていう登山だったので、帰りのバスでやっちゃんと秋に高尾山にでも行こうかという話に。



2008年08月30日(土) 富士日記2

夜中の1時半には山小屋の人に叩き起こされると言われていたものの、早めに目も覚めたしということでやっちゃんも体調は悪くなさそうで起こされる時間の前に山小屋を出る。ガイドは8合目のこの山小屋までで、ここから翌日の5合目の集合時間11時までは自由行動、登頂を目指すも下山するも自由ということになっている。夜中、ちょっと目が覚めたときにトイレに行こうと外に出て、少し下の様子を見たらその瞬間だけ雲が晴れ、夜景が見えた。と同時に自分がどれほどの標高のところにいるのかを初めて自覚した。それは言うなれば飛行機の小さな窓から見える日本の夜景で、5合目からとはいえ6時間自分の足で歩いて来た高さなのだった。そのあとの地獄のような天候を考えたら、この時は「来てよかった。」と思えた瞬間だった。

8合目を目指す人の灯りが列になって下から上がってくるのが見えて、今年の富士山は過去最高の登山者数というアケミちゃんからのメールを思い出しつつ、頂上までの1本道の列に私たちも加わる。8合目から本8合目、8・5合目と順調に登れた頃、今回初めて雨がポツポツ降ってくる。中にフリースも来て雨用のジャケットも着ていたのでそのまま進んでいくうち、雨はそこから強くなる一方で風も強いわ、雷鳴るわ、寒いわで他のパーティーのガイドの人の「もうちょっとだから頑張りましょうー!」という言葉を心のよりどころに登り続ける。もう着かないんじゃないか、山頂なんてないんじゃ、、、と思った頃にやっと登頂。2人ともとりあえず良かった、と喜ぶのもつかの間、声がまともに聞こえないくらいの横殴りの雨。山小屋の前でどうせこの天気じゃご来光も見えるわけないからもう下山するかと2人で話してたら、会話を聞いていた関西弁の女の子2人に「え!ここ頂上なんですか!?」と聞かれる。「もうちょっと高いところに3776mの場所があるけど、ここが山頂で間違いないですよ」とやっちゃんが説明したら、いい感じのテンションで喜んでいた。ホントに夜だったり雨だったりで登頂したことにも気づけない人もいておかしくない状況だった。山小屋が開いたのでホットココアを飲む。登頂してから15分くらいで夜が明けた。

ここにいても仕方ない、下山しようということに。山小屋の外は本気で寒くて泣きそうになった瞬間に、またも他のパーティーのガイドの人が「今寒くてどうしようもないですけど、下におりてしまったほうが暖かいです。もう下りてしまいましょうー!」と言ってたので、ホントにその通りだと思って下山。そこからがまたやけに長い道のり。


下山を始めて1時間くらいしたころ、本当に暖かくなり雨も弱くなって我に返り、撮った1枚。吉田口の景色はもっと天気が良ければ房総半島まで見渡せるという。標準3時間と言われる下山に4時間くらいかかって無事に下山。登頂した時よりも下山できた時のほうが達成感がありやっちゃんと握手して健闘を称え合う。温泉寄って帰宅。



2008年08月29日(金) 富士日記1

朝7時に東京駅。眠りながらバスで富士山の5合目まで。5合目が標高どれくらいか忘れましたが、すでに寒い。空気の薄さはさほど感じず。大学生だという若々しいガイドさん1人と約30人くらいのパーティーで登り始める。この日は常に曇っていて、山から下の景色を望もうも、真っ白な雲に視界を覆われていて地上からどのくらいの高さにいるのか、ひいてはここってホントに富士山なのか、的なトワイライトゾーンに迷い込みそうなくらい、自分の周りの景色がほとんど真っ白のままひたすらに大きい石かそれより小さい石か砂、それと少しの緑の中を休みながら進むこと6時間。なんとか天気も持ちこたえて、日暮れ前に8合目の山小屋に到着。考えられてのものなんだろうけど、日頃体を鍛えてない自分にとっては1日で登ってこられるのは確かにこの8合目が限界だったかも、と思いつつ晩ご飯のハンバーグのっかったカレーをありがたく食べる。日帰りにしないで良かったー、と思いながら、本当に人が横になれるだけのスペースの場所で眠ること5時間。途中何度も目が覚めていたので、起きるたびに「何、ここ!?どこ!?」と思っては富士山に登っていたことを思い出す始末。


ふと空が晴れたときに我に返って撮った、ここからまだ登らないといけない山の様子、の1枚。ホントに今回の富士登山はデジカメ持っていったにもかかわらずこれを入れて何枚かしか写真を撮ってません。それも携帯で。登頂した瞬間がトータルで1番天候が最悪で、写真どころじゃなかったし。



2008年08月28日(木) 心の野球解説

野球の話ばっかりで申し訳ないですけど、五輪帰りのイ・スンヨプに外人枠で押し出されるかたちでバーンサイドが登録抹消されてしまってショック。これまた五輪帰りの上原が2年ぶりに先発ピッチャーとして登板。不調から五輪を経てのカムバック。それを温かく見守るような桑田の解説がまた素晴らしかった。桑田といえば肘の怪我からの復帰戦のときにマウンドに肘をあてていた姿を思い出します。不調や怪我からの復帰投手に向ける視線が優しくないはずがない。その桑田が初めてのドームの解説席だったそうだ。WBCのピッチングコーチに桑田使えばいいのにとびしばちゃんと話していたのだけど、そりゃもちろんてことでそういう話が出ているみたいです。メジャーのストライクゾーンや試合球に対応するには当たり前に必要な人材だ。解説も視点が優しくていいけど。現役時代にいいプレーヤーであればあるほど解説者となった時に陥りがちなのが、選手の解説をしていながら結局は現役時代の自分の話に着地してしまうパターンなんだけども、桑田の解説はまた聞きたいなあと思うものでした。たぶん物凄く解説についても勉強も研究もしていることと思います。上原も頑張ったけど今日の主役は桑田だった。そんな桑田がテリー伊藤の球団の助っ人ピッチャーとして最後の登板。それもどういうわけかオラが街、越谷市民球場にて。人がいいのかなんなのか。仕事選びと人の良さ、バランスとるのも大変です。心の野球の桑田だけに。


読まねば。



2008年08月27日(水) ordeal

職場にいつも私の心を折るようなことばかりする人が一人いて、なるべく関わらないようにしているのですが、その人が年内で退職することになったと聞いて大道ばりのガッツポーズを心の中でしていたんですけど、結局はその人が一人で大騒ぎしていただけで、退職もする気がないというところに話が転がってしまい、ただでさえ小躍りするほど嬉しかっただけに、よけいにへこんだ。辞める辞めると人に話す人ほどいつまでたっても辞めないものです。

やることなすこと一つ一つが癇に障る人っていうのはどこにでもいるものですが、同じ職場に一人いるだけで日々受けるストレスも違ってくるものです。私にとって、まさに社会生活においての煩わしい部分の象徴みたいなタイプの人なので、この人がいなくなったら、逆に平和ボケして打たれ弱くなるかもしれません。そう思って耐えるしかないのか。Uと一緒に小躍りして喜んでたので、まだこの虚しさを共有できる人がいるだけアレだけど、なんにしてもやってられん。


いい夢見させてもらったよ。。。



2008年08月26日(火) droppin'

あんまり打っている印象のない二岡とスカパー!のスポーツニュースに出ていた調子の悪すぎるヤンキースのアレックス・ロドリゲスがダブる今日この頃ですが、プライベートをネタに


こういう嫌がらせや、


こういう嫌がらせをされているわけではないんだから、代打で使われた時くらい打ってくださいよと思うのだった。これやってるのはレッドソックスのファンですけど、平常心を装うa-rodさんもそりゃ打てなくなるはずですよこれ。日本の野球ファンもこれくらいのことやるシャレの分かる人が増えたら野球好きも増えるかもしれません。



2008年08月25日(月) future is wired


あまりに富士山登れるか不安で、これで山道を駆け上がる夢を見ました。こういうドラえもん的な発想がかたちになったものをここ最近見た気があまりしないんですが、いつもみているオランダのだんご三兄弟のお兄ちゃんがセグウェイ乗ってたのを思い出しました。セグウェイで富士登山は可能か。



2008年08月24日(日) beautiful losers

びしばちゃんに高円寺の阿波踊りに誘ってもらってたんだけど、よく考えたら富士山までで最後のお休みなので、疲れちゃうと大変かと思って家にいることに。のはずが、木曜かと思ってたのに今日だよつって家族が押し掛けて来て、みんなで晩ご飯を食べにいく。すぐに帰っていき、準備など。

すっかりラフォーレの展示は終わってしまいましたが、映画はまだ上映中なので、富士山終わったら観に行きたいのが「beautiful losers」。この頃はすっかりdeanne cheukばっかりになってしまっていますが、その前から気になり続けていた jo jacksonがこの展示に合わせて来日、ワークショップもしていたようです。その様子もサイトで見れます。

映画の公式サイト
http://www.beautiful-losers.jp/index.html



2008年08月23日(土) 地球上から宇宙まで

書き忘れてたんですが、先日の珍しいキノコ舞踊団の公演「珍しいキノコ大図鑑」のポスターを白根ゆたんぽさんが描いててとても素敵でした。


「カラフル」井上陽水奥田民生

あざやかな 口
先のとがった 眉
悲しそうな 瞳
僕とケンカをしている時の
君の顔の部分 カラフル

満ち足りた 胸
風がさわった 髪
すべりそうな 背中
僕と天使を見ている時の
君の体の部分 カラフル

まつ毛から つま先まで
昨日から 明日まで この頃の気分
地球上から 宇宙まで
君の体の部分 カラフルな部分

まぶたから 唇まで
涙から 幸せまで この頃の気分
地球上から 宇宙まで 
君の体の部分 カラフルな部分

貝殻な 耳
流線型な 足
壊れそうな 小指
僕が恋に気づいた時の
君の体の部分 カラフル



2008年08月22日(金) ミスタージャイアンツ人形

仕事後、やっちゃんが家に。富士山の持ち物とか当日の集合場所とかの予定をザッと話してご飯。あんまり気張らずに、登れるように頑張ろうというような話に。それからやっちゃんが通っているヨガの教室の話に。帰り道ですでに体が軽くなっているのを感じるというくらい、とても体にいいと言う。同じスポーツジムの中にヨガの先生が2人いて、両方参加してみたけど片方の先生は効果てきめん、もう片方の先生はそれがないと言う。先生によってそんな違いがあるというのも不思議だけど、それはまあ習い事全般に言えることかもしれないなと思う。私は意外とランニングが合ってるかなと思い始めていたんだけど、マツイさんもヨガがすごくいいって話をしていた。今度スポーツ会館のヨガ教室を調べてみようかとも思いつつ、ランニングの方はもう富士山まで時間もないのでジタバタ体を動かして筋肉痛で登るくらいなら、もう大人しくしていようと思ったり。って、走りたくないだけか。

オリンピック野球、またも韓国に負け!それもよりにもよって巨人のイ・スンヨプがツーランホームランて。巨人で打たないスンヨプが、オリンピックで打ちまくっている。日本の代表チームもかなり日本に帰国しづらいだろうけど、スンヨプも相当日本に戻りづらかろう。これでまた巨人に戻っても打たなかったりしたら、ひんしゅくどころかヤジもキツくなったりならなかったりなんじゃないのかスンヨプ。嫁も美人だし(関係ない)、巨人で打たないし、日本戦では打ちまくりじゃあ、あんた。巨人に戻ってそこそこ活躍すれば阿部も上原も分かってくれるとして、スンヨプの1番の関心はどうすれば日本で暮らしながら星野仙一とニアミスせずにいられるかという1点に集中してくるだろうなあとぼんやり想像しています。よく覚えとけ、スンヨプ。


こちらの可愛い「ミスタージャイアンツ人形」をご覧ください。ホームランを打った選手がもらっているのをテレビの巨人戦で見て、実は今度巨人戦を観に行くことがあったら買う気でいました。ジャビットくんより可愛いからです。しかし、今夏の期間限定だそうです。まだ買えるのかなあ。



2008年08月21日(木) BMX bandits好きな人〜。は〜い。

朝からNTTの人が。光を引いてる電柱が問題だったそう。思ってたよりけっこう時間がかかって、お茶出して説明聞いて帰っていったらもうお昼近かった。コープにも行って、夕方バスで木場へ。会社でもらった映画のタダ券でとうとう「崖の上のポニョ」観る。宗介役の声が「芋たこなんきん」のたかし君の子だと最近知って楽しみにしていたんだけど、聞こえてくるのはちゃんとたかし君の声だったので、たかし君が大好きだった自分はとっても嬉しい。それ以外は声が誰とか全く考えないで観れた。海の中のシーンとか波の動きとかも手描きとかCG使ってないとかどうでもいいって感じに綺麗だったし、妹たちがいちいち可愛くて良かった。無邪気な感じでそのまま終わるので何も考えずに観れます。テレビで放送されたらまた観るだろうけどDVD欲しくなったりはないかも。


野球やソフトボールが次回のオリンピック競技から外れ、何が増えてるのかというと、今回目立った新種目はBMXだったろうにBSのみの放送でがっかり。一応日本人も出場しているらしいというニュースだけ見たけど。あとオープンウォータースイミングという競技も気になりました。男女ともに10キロの遠泳だそうです。これ、これから開催される国によっては若干不安な場所もあったりしないのかなと思ったりします。今回の北京は水上公園の中の人工池みたいなとこだったらしいですけど、これロンドンとか、もし東京でやるとして東京だったらどこでやるんだろう。川とか海とか湖とか。東京のどこなら外国人がみんなで泳げるほどきれいなのかな。本気で思いつかない。



2008年08月20日(水) take me out to the ball game

仕事後、銀座線で外苑前。モモちゃんと待ち合わせて初めての神宮球場へ。今シーズン中に神宮球場で野球観たいなあと思ってたところに、サマーソニックの時にちょうどモモちゃんに会社でタダ券もらったっつて誘ってもらえたので、すごく楽しみにしていた巨人ーヤクルト戦。神宮球場までの道で弁当買って、今日の先発誰かねーって言いながら球場入ったら2回の表で先発は私の好きな練習の鬼バーンサイドだったー!すでに巨人が勝っており、もともとロッテファンのモモちゃんは妹さんが持っていたというあの傘まで持参してヤクルトを応援しつつ、私はヤクルト側で巨人を応援しつつ、弁当食べたりアイスも食べて5ー0で巨人の勝ち。


試合終了直前からポツポツ雨が降って来たと思ったら、終了直後にバケツをひっくり返したような大雨に!ギャーギャーいって屋根のあるとこで雨宿りしようと移動したけど、そこまでたどり着く前にもう全身びしょぬれになっていたのだった。でもそれも含めてで楽しかった。雨は通り雨ですぐにやみ、髪も服も濡れてはいたけど寒くはなかったので表参道までとことこ歩いてnidでコーヒー飲んで帰る。nidからは東京タワーと六本木ヒルズが見えました。


帰ると今度はオリンピックの野球、負けた!びしばちゃんやモモちゃんとは、すでに次のWBCの監督は誰になるかとか、日本でやる予選を観に行きたいって話で盛り上がっていたりもします。松井は今度はどうするのかとか、まーくんは、ダルは、などもう完全におっさんの居酒屋トークです。野球のあとは男子短距離走。こういうトボケた感じのいい奴が世界記録ってところがいいなあと思います。全然真剣に見えなくていい。2〜3メートル後ろの走者はみんな命がけって感じなのに、愛想振りまきながら世界新。最高。



2008年08月19日(火) i t l

仕事後、図書館。その前に同僚と会社の近くの宝くじ売り場に。今年のサマージャンボが、小さい金額が当たる確率高くなってるから買いなーと言われたので、バラで10枚買っておいたのだった。売り場の人に調べてもらったら、2枚当たってて3300円。300円勝ちです。

・「蝶のゆくえ」橋本治
・「future sex / love sound」justin timberlake(cd)
・「gold」ryan adams(cd)


ジャスティン・ティンバーレイクの新譜が普通に図書館に並んでいようとは。「蝶のゆくえ」って本は、びしばちゃんの部屋で読ませてもらった文豪と女優の対談の中で、文豪がすすめていた本。図書館にも寄ったので遅い時間に走りにいったら、人も少なくて怖かったので今日は2周だけ。やっぱ7時〜8時までくらいがいいみたい。



2008年08月18日(月) SATC

仕事後、プロバイダに電話。やっぱ設定おかしくなっちゃったとかでなくて、光の配線とかの方かもとのことで、家まで見に来ないと無理って言われた。しかも平日は9時半から5時までって!今度の木曜まで来てもらえないことになって、話が済んだのでなす術なし。夕飯半分まで作ってから公園。1周の500メートルをランニング、残りの590メートルをウォーキングでやってみようと思いつく。山用のトレーニングには有酸素運動がいいんだけど、あまりにも自分に負荷がかからないと、2週間くらいじゃ体力つかなそうなので、負荷をかけつつ有酸素運動もできるという両方をこれできっとまかなえるはず、という何の根拠もないやり方で5周。けっこう夜でも走ったり歩いたりしてるおじさんやおばさんや若い子もいて、できる日はなるべく走ろうかと思う。

ずっと面白くないと思っていたドラマ版の「sex and the city」の一挙放送をまた見ている。それもかなり熱心に見ている。6シーズンあるなか、やっぱり4シーズン目くらいからが面白いとは思うけど、最初に見た時はそんなに好きじゃなかったのに普通に見れる。一人暮らしを始めたからだろうかと冷静に考えてみたり。映画の公開が今週末。でも民放で特番をやっていて、ミランダの夫のスティーヴがどうやら映画版の中で浮気するらしいというのを知ってしまい、ショックすぎてテンション下がりました。あのドラマの中で私の1番の理想の男スティーヴが浮気。あり得ない。

ドラマの影響で、今欲しいのはカクテルグラスです。家でカクテル飲むことないんですけど。


SATCはセックスアンドザシティ、DMCはデトロイトメタルシティ、ではG.G.佐藤のG.Gは何の頭文字でしょうか。



2008年08月17日(日) answer me

朝スーパーに寄りながら帰って来て、せっかく涼しかった1日をすやすやと眠り続け、夕飯くらいの時間まで起きなかった。ご飯食べてからメールをチェックしようとしたら、パソコンがネットにつながらない。午前中に1度調べものしたときは普通に使えてたのに。プロバイダに電話したら、9時以降は時間外って。こっちがなおればあっち。今まで使えてたんだから変な不具合じゃないといいけど。しょんぼりしてふて寝。で、そのまま走るのを丸ごと忘れてた!スポーツらしいスポーツしてたのはハンドボールやってた時だけ。20歳か21歳くらいのころ水泳を少しだけやってたのも続かなかった根っからのインドア文系根性が、こういう時に顔を出すのだった。運動なんかしてなくて普通。自分がランニングなんて本気であり得ない展開なのだ。とはいえ、人生の中の貴重なたったの3年間で、体を動かしたりチームでやるスポーツの面白味のようなものを知ったわけでもあるので、山用とはいえせっかくだから終わってからも週1くらい走ってみようかと思ったりもしつつ、でも3日も続かないうちに早速走ること自体を忘れているのでどうなることやら。

びしばちゃんも自主的に走ってた時期があったらしく、その頃は考え方とかにまでいい影響があったような気がするって話をこの間。運動してるという状況がすでに身体的に自分を適度にいじめてるような感じに近いので、反動なのか精神的には自分をいじめなくなるというような感覚とでもいいましょうか。暗いこと思いついたり悲観的な方向に向かわなくなるような感じが確かにあります。


ゴン助がアディダスとからんで作ってるのはスケート用なのですが、ランニングシューズもゴン助デザインで作ってくれたら買うのになと思います。ランニングシューズってなぜかみんな白っぽいのばっかです。



2008年08月16日(土) それから先は

まんまと足、筋肉痛。3時過ぎにモモちゃんと待ち合わせてびしばちゃんのお家へ。何度来たか忘れたくらい遊びに来てるのに、道に迷いながらなんとか無事たどり着く。モモちゃんとびしばちゃんはもう顔見知りで、そのあとびしばちゃんのぴあ時代のお友達とそのお友達が2人でいらっしゃり、遅れてアケミちゃんも。みんなお菓子やらお酒やらを持ち寄ったものの、ピザも注文し、ちょうど始まったオリンピックの野球(韓国戦)を観ながらギャーギャーと一喜一憂。みんな代表選手をろくすっぽ知らないまま観てて、「この人どこのチーム?」って言うと、モモちゃんがすかさず「今年広島から阪神に移籍した◯◯だよ」とか教えてくれて、みんな関心する。モモちゃんはロッテファンなのに、スポーツ新聞でも熱読してるかのようなプロ野球の知識を披露してくれた。エラーや暴投(あり得ないことに阿部が暴投)で結局負けたものの、韓国の中継ぎの眼鏡のピッチャーが21歳って出てたのを、「絶対ウソ!コイツ絶対34歳!」とか好き放題言って盛り上がる。

ここでもサニーデイサービスの話になり、びしばちゃんの部屋にあったベスト盤を聴きながら、再結成ライヴでこの曲はやるだろうというのを話したり、ネットでセットリスト調べようって話になったり(この時間でまだライジングサンのサニーデイのステージは始まってなかった)、そのアルバムの「サマーソルジャー」を聴きつつ、アケミちゃんに「曽我部ソロと向井ソロで一緒に歌ったのこの曲だよねー。」って言ったら、アケミちゃんが「そうだっけ」って忘れててビックリ。だってあなた、私の5倍くらいのテンションで観てたじゃんよ!ちなみにその時一緒にナンバーガールの「iggy pop fan club」も2人は弾き語っていた。

みんな終電で帰っていき、私だけ残って久しぶりに朝までびしばちゃんと色んな話。


こんなに候補がいるとは知らなかった。シカゴでオリンピックなんてできるのか。そんなこと言ったら東京もだけど。



2008年08月15日(金) fill the space between

夕方になってから走りに公園に。公園の中にランニング用のコースのようなものができていて、一周すると1090メートル、という半端なコースなんですが走ったり歩いたりで5周。やっぱ毎日は無理だとしても2〜3日に1回は走らないと、体力なんかつかないような気もする。気休めのようなものでもやらないよりましか。

オリンピック、男子柔道の金メダルが決まったあとのインタビューで石井が、空気椅子だの屁のツッパリだのと調子こいてペラペラペラペラ喋ってるのを、解説の篠原さんが「石井は喋らない方がいいですね」って冷静に言ってたのがお腹抱えるほどウケた。みんながキャラ全開でこういうの大好きなんですが、銀にはなったけど女子の塚田のほうは負けた悔しさも含めて一言だけ「これが結果です」って言ってて男らしかった。試合前に入場する直前の塚田がロッカールームでやっとけばいいのに鼻くそほじってて、しかもそれを女の子なのにNHKも映し続けててビックリしましたけど、試合自体内容が素晴らしかったのは塚田の決勝のほうだったなと思いました。


遊びで作ったわりには、意外と遠からずとなったスプリングフィールドでの自画像。こちらで作れます。



2008年08月14日(木) fingers

お昼過ぎに三軒茶屋へ。もともと私が1人でuのお家へ遊びにいくことになっていたんだけど、先週mから「東京の実家に来ているから会えれば」とメールをもらっていた。5年間台湾で暮らしていて、その間に1週間遊びにいかせてもらったりもしたmでしたが台湾の人と結婚して、その相手の温くんが台湾採用で日本の企業に就職したので2年ほど研修で愛知で暮らしているのだった。uとmは面識がある程度だけど、私はそれぞれ2人とも前の会社を辞めてからも付き合いがあり、何よりuは1月に赤ちゃんが生まれたばかりで、mは今妊娠8ヶ月だということや、uの家は三軒茶屋でmが帰って来ている実家というのが桜新町だというのを知っていたので、2人を会わせようかと思って2人にその話をして今日に至った。

uからも興奮気味にサニーデイサービスの話。青春の1ページの後ろにサニーデイサービスの音楽が鳴っていたという人の多いことよ。こはるちゃんは今日もとてもご機嫌で、世の中に悪いことなど一つもないと安心しきっているように笑ってくれるので、ありふれ過ぎてるけど本気で天使のようだよこの子はと思う。mも泣きわめいて手がつけられない赤ちゃんもいるのに驚異的に大人しいこはるちゃんに驚いていた。uは病院でなく助産院で出産したのでその話とか、生まれてから必要なものや便利グッズなどの話を2人がしている間に、こはるちゃんに私がちょっかい出してもずっと笑ってる。可愛すぎる。


秋にはまたcoyaに行くために逗子に行こうという話になって、uの家を出てから2人で桜新町の方へ行くことに。mの実家にすっかり溶け込んでいるという温くんと3人でファミレスで晩ご飯。当たり前だけど会うたびに日本語が上達している。「フツー、フツー。」って言ってた。子供に日本語と北京語どっちで話をするのかとか、名前決めたのかとかの話。10月には子供が生まれてくるというのに、なんと気負いのない夫婦!いい意味で!



2008年08月13日(水) 娘さんよく聞けよ

実家に帰りつつ、中学時代からの友達のf夫婦のとこにも遊びにいく。ちょっと顔を出して家に帰り、妹のお誕生日前祝いもして実家に泊まる。富士山用の登山道具を、現役登山愛好家のサチコさんから色々借りる。トレッキングシューズと言うよりは軽めの登山靴、リュック用のカバー、ゴアテックスのレッグウォーマーみたいなカバー、ご来光まで夜道を登るのでヘッドランプ、全部買ってたら大変なのでみんな借りられてとても助かる。「ちゃんと日焼け止めを顔に塗って登らないと、顔の皮むけるよ」とか脅されたり、「走るより階段の昇り降りの方が鍛えられるよ」とか言われたり、いきなり「私も一緒に行きたい」とか、道具借りてんのに元も子もないことを言われたりしながら、これも読めこれも読んどけと、山関係の富士山の部分をあれこれ差し出されては適当に読む。そんなサチコさんもサングラスは持っておらず、サングラスは必要かという話に。サングラスなんて100円ショップでも売ってるんだから適当に買って持っていけばという話に。


昨日のaxでヒーローがしてたようなのがいいなと思いますが、べつにいらないかも。でも買っとけリストの中には紫外線の他にホコリや砂を避けるためにも必要とある。

皇太子でも登頂できるんだから大丈夫じゃない?と同僚やびしばちゃんからも言われました。自分もちょろいとは思わないけど行けばなんだかんだで登れちゃうんじゃないかと思い始めていましたら、富士登山中に雷にうたれて亡くなった人のニュースが。



2008年08月12日(火) asobi

夕方、渋谷axへ。zazen boys大盛り上がりのワンマン。普段からほとんどワンマンしか行かないのに、前回観たのはunitのイベントだったのでやっぱりワンマンはいいなあと思いつつ、これまでの曲の新しいアレンジも、今度出る新譜に入る新曲もいくつか披露。新譜が楽しみすぎてテンション上がります。久しぶりに色々話したヒーローでしたが、何かの話の流れで「ライジングサンに行くという人いますか?」って言ったら、結構な人たちが手を上げていた。とってもうらやましい。日本のアーティストの充実度でいえば、間違いなく1番のフェスであるライジングサンですが、今年はサニーデイサービスの復活が何よりも話題となっているようで、色んな人からサニーデイのライジングが見たい見たいという話を聞いております。ライヴ後、なぜかみんなそれぞれ1人で別々にライヴを観ていた、びしばちゃん、モモちゃんと3人でご飯食べにいって色んな話。


これが新譜のジャケットになるんでしょうか。最近めっきりサイトもこんな感じにサッパリとしてしまったzazen boys。asobiが足りてないのではないか。ヒーロー日記もなくなっている。生きているのが確認できるのはライヴだけです。作っている音楽があんなに変なんだから、サイトもTシャツももっと変でいいのになと思う。こぎれいなサイト見ても面白くはない。こぎれいなTシャツもあんまり欲しいと思わない。今日なんか3人いて3人とも、物販を見に行きもしなかった。ヒーローが「厚・着・し・て・風邪引かないようにお帰りください」と言ってたのに、だ。そうそう毎回売れないようなTシャツは作れなくとも、ジャケットくらいは本の表紙と同じで作品世界やバンドの個性を表すもので、自分も今はそんなことあまりないですが、若い頃は好きなバンドのレコードジャケットは熱心な目で見ていたものです。何曲か新曲聴いただけで尋常でない期待をよせている、間違いなく日本で一番面白いバンドの新譜なんですが、そういう感じがもっとジャケットに現れててほしい。趣味が悪いと言われるくらいの方がよっぽどいい。

Zazen Boys - Asobi



2008年08月11日(月) me & appleworks

仕事後、真っ暗になる前に公園を走ろうと思って早く家に帰ったのに、自分の具合が悪くなって無理だった。仕方ないのでパソコンでサイトの更新でもと思ったんだけど、私がちょっとos9を使っている間にまたもやappleが.macをmobilemeというのに変えており、何ヶ月かの間にまたもや浦島太郎さん状態になっている自分でした。

そもそもがこのサイトunite~ludicとやって来たものの、やりたいように自分の好きなものを集めて色んなコーナー作ったりっていうのは、ほとんど.macよりも前のitoolsっていう無料でメールアドレス作れたりサイト作れたりして遊べてた頃に少しずつ作ってアップしたものだったりします。それも全部をクラリスワークスから引き継いだappleworksというので編集して画像の状態にして、手打ちでhtml作って並べているだけという小学生の学級新聞並みのサイトのままで7年も放ったらかしにしているという代物なのです。itoolsというサービスが有料化して.macに変わってからos9でもなんとかアップするのにgoliathというとても便利なフリーソフトを作った人がいたので、それを使ってappleworksを使って細々とは更新していたんですけども、今度osが10.4になって、しかもただでさえ使えなかった.macがmobilemeというのに変わってて、しかもappleworksは使えないしで、いきなりサイトの更新のやり方を1から変えないといけなくなっていたわけです。で、色々試したんですが、まったく勝手がつかめなくてヘトヘトに。もう9の頃のように自分の好きなようには遊べないという結論にいたりました。たぶん無理なことばっかなんだと思われます。もう嫌だ、と思った瞬間にgoliathがosXに対応してるのもあると知り、mobilemeが使いづらくて仕方ないって問題はなんとかなりそうです。これだけでも良かったけど、あとはosXで使えるappleworksがあれば言うことないなといった感じです。ワープロからペイントからそれを合わせたのから画像の加工もできたのに。古いものが良かったとか言いたくないんだけど、新しいのについていけないのもまた事実。学級新聞並みのサイトだけに残す価値があるとは思えないんですが、残すからには細々とたまには更新したいし、日記だけならサイトごとやる意味ないので、どうにか方法を編み出したい。


movieってコーナーからのアーカイブ。この↑映画のフィルム型のフレームをペイントで描いて作って、そこに画像を小さくして貼付けて、ワープロ機能でレビューを入れて作ったんですこれ。こんなもんしか作らないのに、たいそうなグラフィックソフトなどいらないし使えない。appleworksさえ使えれば!

初めて買ったperformaに入っていたクラリスワークスのペイント機能で自分の好きなバンドのステッカーをデザインして遊んでいたのを、appleworksがあったからcubeに移せてプリントできてたという思い出なども。最初はクラリスとか使ってた人も、きっとみんなもっと高性能なグラフィックソフトに移っていったんだろうと思われます。



2008年08月10日(日) everything means nothing if i ain't got you

サマソニ2日目。(仮)さんやモモちゃんからメールをもらって、やっと2時頃家を出る。そんなことでいいのか、自分。スタジアムでthe kooksのライヴを観る。若い人たち、だということはよーく分かったので移動してsuper furry animalsを。途中で抜けてモモちゃんと食事してからjusticeへ。あとでモモちゃんから聴いたんだけど、ダフトパンクとレーベル同じかなんかで近い感じがしつつ、格好も含めてとてもロック寄りなダフトパンクのよう、と思う。


楽しみにしていたalicia keysがスタジアムに登場しただけで一人大興奮。「you don't know my name」がライヴ用にとってもノリのいいアレンジになっていて、でもそれも良かったり。「if i ain't got you」の時など、泣きそうに聴いている女子を何人も見た。最後はお約束といった感じに「no one」だったけど、これがまたやっぱりとても素晴らしかったのだった。この人の歌の感じは歌の上手いほかの色んなアーティストとどこか違っていて、リアーナとかビヨンセとかみたく何歌ってもビヨンセ、とかそういう感じでなく、自分で作ってるだけに曲ごとに歌声が表情を変える様がライヴでよーく分かりました。でもって、この人はとんでもなく美しかったです。いろいろ苦労して作ったレコードが認められた自信も含めて、地に足着いた美しさのようなものがありました。しかもサービス精神も見せてくれ、なんとトリのcoldplayの「clocks」でステージ脇から再登場してピアノのフレーズをその場で弾いてお手伝いまでしていたよ。アリシア出すならちょっと歌わせればいいのにと思いましたがピアノだけ。単独で来たらまたぜひ観たいものだなと思います。以下、セットリスト。ちなみにアリシア、登場するときにeurythmicsの「sweet dreams」を爆音でかけて、それからバンドの演奏がスタートして出て来てました。この曲はmarilyn mansonもカバーしてましたが、アリシア・キーズがカバーしたらまた違ったいい感じになるだろうなとおもったりしました。

1, GO AHEAD
2, YOU DON'T KNOW MY NAME
3, TEENAGE LOVE AFFAIR
4, HEARTBURN
Interlude
6, KARMA
7, HOW COME
8, IF I AIN'T GOT YOU
9, I NEED YOU
10, WRECKLESS LOVE
11, DIARY / TENDER LOVE
12, MY BOO
13, WOMAN WORTH
14, FALLIN'
15, NO ONE

devo観る気はあったんですが、alicia keysが始まった頃にはスタジアムが観たこともない感じに埋まって来ていて、そのままcoldplayを観ることに。サマーソニックの第一回目、9年前に富士急ハイランドで開催された時の新人バンド扱いだったcoldplayを観ました。その時は「yellow」だけ聴きたいなあと思って観に行ったのを覚えてますが、その「yellow」を今日も演奏していました。いきなり日本語で「世界に一つだけの花」を歌ったのはいいとして、コンスタントにヒットを飛ばしてアメリカでは異様に人気者になったバンドは、通して観てみるとやっぱりそれなりにいい曲作って来たんだかんね、という感じでトリらしく盛り上がっていました。新譜聴いてみたいという気になりました。プロデュースがbrian enoだってー。

coldplayというとron sexsmithと共演したことと、やっぱり「yellow」のビデオが印象に残っています。もはやグウィネス・パルトロウの旦那という印象が拭えないクリス・マーティン(両方名前のような名前)がまだあどけない顔つきでただ海岸を歩いていて、1曲の間に夜が明けていく、というそれだけのビデオなんですが、私このビデオとてもいいなと思います。youtubeで見れます。こちら



2008年08月09日(土) i need you so much closer

サマーソニック1日目。お昼過ぎに会場へ。blood red shoesというバンドの終わりかけ。そのあとband of horsesっていうsub popのバンドってだけしか知らないバンドを2曲ほど観て移動しvola & the oriental machineを途中から観る。アヒト・イナザワのバンドで、ライヴを観るのも音を聴くのも今回が初めて。マイケル・ジョーダンが野球!?っていうような、私にとっては大きなインパクトを持って、ギターを弾きながら歌うアヒト・イナザワを見つつ、そばにいた外国人が大興奮で大ウケしていて、たしかに外国人ウケが良さそうなその音に耳を傾けつつ、とても楽しそうに演奏していたのが印象に残る。

そのあと、the killsを見送ってでも絶対に観なければいけなかったcurly giraffe(http://asp.curlygiraffe.com/news.asp)を観にriver side gardenというキャンプサイトの中にあるステージへ。たしかに水路の横にあるんだけど、ステージの向こうには海が見えているような、本人も何度も言ってたけど、全くサマーソニックな感じがしないとても不思議なゆったりまったりとしたいいステージでのライヴ。存在だけは知っていて初めて観たんですが、やっぱり好きでないわけがないのだった。great 3の中の高桑さんの曲も好きですし。とはいえドラム白根、キーボード堀江、だとしてもcurly giraffeはcurly giraffeで片寄抜きのgreat 3などではないのでした。1時間近く観れて幸せな気分に。curly giraffeだけでも今年のサマソニ来てよかったと思うような素晴らしいライヴ、そしてバンド越しに海も眺めつつで、素晴らしい夏の瞬間。

楽しみにしていたdeath cab for cutie。新しいアルバムの中では「bixby canyon bridge」も「i will poses your heart」もやってたんですが、私は「cath...」って曲がどうしてもライヴで観たかったんだけど、その曲も聴けた!そんなことよりも何よりも最後に「transatlanticism」をやるなんて夢にも思っていなかったのでイントロだけでちょっと泣きそうに。もしライヴを観ることになったら最後にこの曲が聴きたいなあと思ってた。ボーカルが最初ピアノ弾きながら歌うんですが、途中からギターに持ちかえるんです、この曲。その音の変わっていく感じの素晴らしさったら。大合唱とかにはならず、みんなが個々に静かに歌っていた。単独で来たらまた観たい。

観たかったバンド2つはもうちゃんと観れてしかも最高に素晴らしかった、ということですでにここから私は後夜祭モードに。スタジアムのトリはthe verveかと思いきやthe prodigyだったので、とりあえずverve観る。UKバンドが大盛り上がりしていた12〜3年前くらいのあの不思議な時期に、このバンドだけがなんでか来日しなかった記憶があります。こんなにも時を経ての初来日でもって「bitter sweet symphony」を聴くことになろうとは。そういえば「drugs don't work」(私はむしろbitter sweet symphonyよりもこの曲の方が好きだ)の途中でリチャードがキレて演奏途中で止めて、やりなおしてました。もうすでに仲悪くなってんの?移動してsex pistols観る。77年生まれの私がsex pistolsのライヴを観ることになろうとは。でもって観れたもんじゃないのではないかと思っていたんですが、とてもシンプルな進行の曲ばっかなだけに意外としっかりと演奏されていて思いのほか良かったんです。「new york」聴けたので大満足。最後はフジロックのイメージが強いprodigyでお祭り1日目終了。(仮)さんはそのあと夜通し会場で上映されていた映画を観るとのことだった。元気だなあ。



2008年08月08日(金) ceremony

仕事後、会社からすぐの銀座のテアトル劇場へ。珍しいキノコ舞踊団の公演「珍しいキノコ大図鑑」を観に。びしばちゃんが仕事終わってギリギリで劇場に来たので、開演時間ギリギリまでテアトルの入り口のとこにいたら、小林聡美ともたいまさこが「2クール」の2人の佇まいそのままで会場に入っていかれるのを見かけた。初めてキノコを観たのが4年前だったのだけど、それからちょくちょく観ているので、集大成という今回の公演の程よく色んな部分を観てこれてる感じがあったりしつつ、4人も新しいメンバー(そのうち一人は男の子)が増えたり、前いたメンバーでお休み中の人たちが顔を出したり、メンバーでない人々もいっぱい出てきたりと、今までになくたくさんの人たちによる公演。集大成という目線でなくともキノコらしい楽しさがあってとっても良かった。終わってからびしばちゃんとご飯、の後立ち飲みビール。


家に帰って北京オリンピックの開会式の中継見る。中国的な部分がどうとかいうのを置いておいても、もし8年後に東京でオリンピックを開催することになったとして、あれだけの開会式を日本人ができるのかなあと単純に考えてしまいます。長野の開会式の印象が伊藤みどりしかない自分は若干不安を覚えます。国家総出で成功させねばと躍起になっている国ですからね、そりゃできんわと思います。日韓ワールドカップの時にボランティアをやっているという人と話をしたりして、日本のボランティアの人たちの能力高いというのは思ったりもしましたが、それと開会式は別で練習したりリハーサルしたりでどれくらいあの開会式に時間とお金をかけているかと思うと、日本人にはきっと真似できないなあと思ったり。アテネやトリノの開会式もみんな印象的だった。日本人てああいうセンスないんじゃないかと思ったり。

オリンピックがあるたびに書いてますが、公式サイトよりもUSA TODAYの方が報道写真が素晴らしいですので、リンクこちら



2008年08月07日(木) 長距離走者の無心

休日。前から近所にあるのは知っていたスポーツ会館というとこに行く。公園を抜けて横十間川という川沿いにデッキがあって、そこを気分よくトコトコ歩いていくとすぐスポーツ会館が見えてきます。350円を払ってトレーニングルームという所に行き、トレーナーという人に富士山登るから体力つけたいというような話。ランニングマシーンで走りたかったんだけど、張り切った感じの高校生くらいの子とかで4台いっぱいだったので有酸素運動ができるからと、クロスカントリーみたいな機械のやつをすすめられ、こういうのこれまでまったく触ったこともないので教えてもらって始めた。連続で使えるのが30分なので、そのまま30分。終わってから自分が飲み物持ってないことに気づいて、自販機でキリンレモン買って、別のフロアの大きい体育館の観客席とかで少し休んでからまたトレーニングルームに戻ると4台がまだあいてない。同じトレーナーの人に今度は自転車こぐみたいな機械の使い方を教えてもらってそれも高校野球みながら30分。初めて来たんだからあまり無理するなと言われて今日は帰ることに。


そういえば他の人はみんな音楽聞きながら走ったりしてた。私は無音で運動していたら、そうそうこんな感じだった、と自分が運動しながら考えてたことを久しぶりに思い出した。ハンドボールやってた時は、部活の顧問がスラムダンクの安西先生みたいな先生で、フォーメーションとかゲームにしか顔を出さず、やたらと走らせたり体力作りをさせるようなことがなかった。結果的に自分はいつまでたっても持久力がつかなかったが、まったくそういう練習をしなかったわけでもなく、たまに長い距離を走ったり、それ以外にもロードレースというのが毎年行われていたりもして、長距離を走るときはいつもバカバカしいと思いながら始め、そのうち何も考えてないひと時、というのが訪れる。一人でする運動の楽しいところは、まさにこの瞬間なのかもしれない。チームでやるスポーツの時とは全く違う種類の、一人で感じられる楽しみ。



2008年08月06日(水) two of us

仕事後、やっちゃんと上野のアメ横へ。やっちゃんが見つけたアウトドアのお店に行く。ゴアテックスの帽子を買った。そのお店のおじさんがとても親切に色々教えてくれた。富士山登るって言ったらビックリしてたけど、高山病にならないコツを教えてくれたり、自分で撮ってきた山の写真を見せてくれたりした。「変な店入ってきちゃったね。」とおじさんが自分で言ってたけど、そんなことなかった。山好きが山の話するのを聞くのは両親、特に母親から常にされて育っているのでいつまででも聞いていられるが、お店が終わる時間になったので店を出た。


少しは走ったりしようと思っているのでランニングシューズとジャージ。アディダスの信者なので両方アディダスの安いのを。でもランニングシューズは何年か前の型落ちっぽいやつだけどすごく軽くて履きやすく色も好み。宅急便が来るというやっちゃんと駅まで歩きながら話す。やっぱり私のコンディションでやっちゃんの足を引っぱれない、と改めてプレッシャーを与えられ、気合いを入れねばと思う。とはいえ、私も私のためにやり遂げたい。ご来光を見ると人生観変わるとか、私が富士山登ると話すと人から色んな話を聞かされますが、富士山から朝日が昇るところを見たいというよりは、ただ最後まで登りきりたい。登れたらただそのことを喜びたい。



2008年08月05日(火) 自分で立つ

仕事後、今年も人形町のせともの市に。雨が降ったりやんだりの中、適当に見て図書館へ。

「これで身につく山歩き100の基本」
「夏山登山のためのトレーニングマニュアル」
「孤独の山 ローツェ南壁単独登攀への軌跡」

など山関係の本ばっか3冊。「孤独の山」は体力とはべつに気力を失わないようにテンション上げるため。そもそも富士山にはいつか登れたらくらいに思っていたのを、花火見ながらやっちゃんが一人で登ると話すので、私も同行することになった。絶対そうするべきだと思った。病気で手術を受けたやっちゃんが景気づけで富士山に登るというのに、私の方が足を引っぱるわけにはいかない。スタメンで試合に出ても、やっちゃんは最後まで走れるのに、私はいっつも後半になると交代させられた。持久力がないのだった。明日必要なものを一緒に買いに行くので、ついでにランニングシューズも買ってこようと思う。


今年のせともの市の収穫。椿の花の小鉢(350円)と、ふちが綺麗なブルーのお猪口(1つ100円)が2つ。



2008年08月04日(月) そいつの前では女の子

パソコンがなおった暁には、まともに見れてなかった動画のあるサイトやら、youtubeで見たいものやら、itunesでダウンロードしようと思ってた曲やらを片っ端から片付けようと、お年玉をもらったら何買うかのリストを作るかのごとく、メモしていました。

「ぐるりのこと」の主題歌になっていたakeboshiの「peruna」をitunesでダウンロードしようとしたら、ない!ので、youtubeで検索したらビデオがあったこちら。itunesに入れられないだけで、あの曲聴きたいとかあのシーンだけ観たいとかがみーんな解決できてしまうyoutube。すごいことですよ。


上野の森美術館で赤塚不二夫展を観たのはいつだったかと思って調べたら、11年も前だった。チケット買おうとしたら、知らないおばさんから声をかけられて「タダ券1枚余ってるからあげる。2人でチケット1枚分買えばいいでしょう?」と言ってチケットを1枚もらった。そのことを思い出したり、友達のfはニャロメとかでこっぱちとかチビ太とか、なぜか赤塚不二夫のキャラクターばっかり描くのが上手かったことを思い出したりします。親が私の名前故に買ってきて持っていた「ひみつのアッコちゃん」の主題歌(小林亜星作曲、井上ひさし作詞)のアナログレコードのことも。



2008年08月03日(日) we're floating in space

1日かけてパソコンの色々をお引っ越し。outlookでメールしないので、今日からmacのアドレスでしかメールを受け取れなくなります。前まではmacのアドレスで送ってもbiglobeのアドレスに返信が返ってきたりしてたので、最近私にメールしたという方はアドレスがmacのアドレスか確認してみてください。そんなことより通りすがりさんのアドバイスで壊れたときにcubeの方に移しておいた、10.5の時のitunesのファイルがそのまま復活して感激。

2時間もアップルストアにいたので色んな人たちのマックをチラチラ見ました。修理に出していたらしいpowerbookを取りに来た男の人は、「中の音楽や画像がちゃんと残ってるか確かめてもらっていいですか?」と言われて、開けて見てた画像がみーんな同じようなアングルの赤ちゃんの写真だらけで微笑ましかった。

会社で使ってるらしきpower bookの新しそうなのを持って来た20代前半くらいに見える可愛い女子は何かしてもらうたびに「ありがとうございますうー」を連発していて、これか!私に足りないものは!と思ったりしました。店内で流れてる音楽を「こんな懐かしい音楽かかってるんですねえー」と、本題と関係ない話も振ってジーニアスに軽く流されていたんですが、その時流れていたのはU2の「where the streets have no name」!お姉さんだけにこっそり教えてくれ、ホントは何歳?というツッコミが心の中でざわざわしているうちに「今度からここのお店で買い物するようにしますね。」というフォローも忘れない素敵女子。トラブルの原因はバッファローの外付HDだった。

色んな人たちのそれぞれのマックを何台も見てて思ったのは意外とステッカーとか貼ってる人がいないという点です。私のはブルータスの日本犬特集の時に付いていた柴犬のシールと「juno」のcdに付いていたシールが左右の端っこに貼られています。家に来たことある方は見たことありましょうが、パソコンのディスプレイなんかシールだらけです。2時間見てて自分のほかにシール貼ってる人は1人だけ。赤ちゃん写真の人のpowerbookだけだった。




そういえば、「なおりましたよ」と言われてうわー!と思った瞬間、店内にflaming lipsの「do you realize?」が流れて、私の気持ちとリンクしているようだった。



2008年08月02日(土) ジーニアスバー最高!



仕事後、銀座のアップルストアへ。パソコンの修理を出しに。7時に予約を入れて修理に出すだけと思ってカウンターに座ったまま、閉店の9時までそこに居続け、なんとその場でなおしてもらうという信じ難い対応をしていただく。「10.5が入れ換えられないなら10.4入れてみましょうか。普通に動くかも。」と目からウロコ発言をされ、長丁場になるとのことで、全然構わないからやってくれということに。インストールを待っている間、美容室でパーマかけてる人みたいに「良かったらこれでもどうぞ」と言ってmac fanの今月号を渡してくれ、化石のようなマックを使っている自分には全く内容が理解できないので自分で持っていた本を読んだり次々と入れ替わり立ち替わりで来る他のお客さんを眺めたりしていたら「退屈ですよね、すいません」とまで気づかわれ、段々その人が神、というか駆け込み寺のお坊さんのように見えてくるのだった。

同じものを持ち込んだというのに、どんな様子でしょうかと聞けば「修理するなら3万5千円」とサバサバ女子には即座に断言されたのに、別の日に修理に出しに行けば、優しい坊さんが2時間もかけてなおしてくれる。それも無料で。この対応の違いは運次第ということなんでしょうか。なぜ最初の時にこの坊さんに当たらなかったかと思いつつ、タダでなおったなんて嬉しすぎる。今日なんか説明する気もなく修理出すだけのつもりで行ったのに、始めからちゃんと話を聞こうとしてくれたので、またしどろもどろで説明したら親身な態度で聞いてくれたうえに、今修理に出すとどうかということや、今回なおったとしても騙し騙しで使い続けるとどういうことになるかを、前回のサバサバ女子の100倍分かりやすく説明してくれた。しかも2時間もかけて10.4.6をインストールしてくれたうえに10.4.11にバージョンアップしてくれて修理の必要なしっていう状態にしてくれてタダ。2時間空腹に耐えながら(思わず「何か食べもの持ってませんか」と言いたい衝動を抑えつつ)カウンターに座り続けた(途中、極限まで我慢してから「トイレは何階でしょうか」と1度席を立ったものの)自分も修行僧のように偉かったけども。横で見てたら短時間のアドバイスで「thank you!」と大興奮で握手をしていた外国人もいた。私なんか2時間だぞ。終わって帰るころにはお坊さんはタチの悪そうなクレーマーにからまれており、まともにお礼も言えませんでした。ビールでも1杯おごりたい気持ちでした。



2008年08月01日(金) when you wake up feeling old

ギリギリまで怪しまれたボーナスがとりあえず出た。ので帰りに丸善で「pluto」6巻、「よい香りのする皿」平松洋子、「草手帖」かわしまよう子、雑誌brutusなど買う。brutusは「chill out」特集。心を鎮める旅、本、音楽。だそうです。山下敦弘監督が選んだ音楽が「浮き世の夢」エレファントカシマシ、だったのでぎょっとしたけど「エレカシの初期の曲は20代特有のパワーにあふれている。そのパワーが純粋なもの作りの感覚を呼び起こしてくれて、聴くたびに自分をリセットできる。」とコメントしてて、たしかにこれもまたチルだと大きく納得。30代で聴くと本当にそう。怖いものなんて何もない、という態度でもって常に向こう見ずな苛立ちを抱えた状態で、目に入ってくるわけもなく許せない人たちに向かって言いたいこと言ってるような感情は、もう持ちたくても持てない。物凄い力量と色褪せない表現がCDにちゃんと残っていて素晴らしい。他のバンドではあまりこうはいかないものだ。

ついでなので今日の気分で私も3つづつ選んでみようという気に。



・「juno」サントラ
・「summer teeth」wilco
・「sea change」beck
曲単位というより、アルバムを最初から最後まで聴くことで流れてくる空気のようなもので。



・「月は何でも知っているかも」朝倉世界一
・「ぼくのキュートナ」荒井良二
・「草手帖」かわしまよう子
何も考えないで作り手の話に耳をすませる、という本。今日買った「草手帖」もたぶんずっと手元に置いておきそうな感じがあります。

旅は
・台湾の高雄
・長野の安曇野〜上高地〜白骨温泉
・広島

映像でいえばまだワヤマさんから借りっぱなしの映画「old joy」とかドラマの「すいか」DVDボックスとかもだ。行った時の気分を一言で表わすなら、フジロックもchill outのメッカのような場所かもしれません。誰が出ても出なくても、来年は行こうと思います。


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