tdd diary

2008年05月31日(土) three questions



つい最近、3日前くらいのマギー・ギレンホール。前髪できたら真っ黒の髪が重苦しかったので自分で髪を染めたりもして、私の今の髪型とそう変わらなくて嬉しい。んですが、マギー・ギレンホールなら可愛いのに私がこの髪型になると星野鉄郎になるというところが悲しい。



2008年05月30日(金) coming back

切れた電球を買いに近所のホームセンターに行ったら、金魚・熱帯魚コーナーができていた。4年くらい飼っていた金魚に死なれてけっこう落ち込んだので、もう金魚飼うことはないと思っていたんですが、可愛い金魚がいっぱいいてまた飼いたいものだなと思いつつ眺める。熱帯魚とかと違って金魚は丈夫なので誰でも飼えます。テレビ朝日の「水槽の楽園」ていう番組がありまして、それに出てくるのは筋金入りの熱帯魚好きばかりで、それも楽しそうなんですけど。熱帯魚は地下鉄の駅にある水槽を眺めるくらいです。職場の最寄りと寄り道先だけでも、熱帯魚の水槽のある駅が4つもあります。それぞれカラーがあって面白いですが、水槽の管理をしているところを見たことが1度もないです。いつ誰が世話をしているのかいつも気になります。そういえばホームセンターには1つ500円という、高いのか安いのかよく分からない価格で、まりもも売られていた。まりもは植物だから飼育というより栽培とかだろうか。



まりもで思い出したけど、先日ネットのニュースで見たケサランパサランのニュースが強烈。拾った人は一生幸運に恵まれるというんだけど、年に1度しか見ちゃいけないなんて。2度見ると幸せが逃げちゃうだなんて。友達とかに「これが例のケサランパサランだよ」とか調子こいて見せたりできないってことですよ。



2008年05月29日(木) what do you see when you close your eyes?

免許証の更新のハガキが届く。無事故、無違反、ついでにこの10年くらい運転もしていないという、運転しないでいる限りは超優良ドライバーなので更新も5年に1度となっています。次の5年では少しくらい運転しようと思っているので、ちゃんと更新しておかないと。

5年に1度といえば、私が今のところに引っ越しをした日は本所の牛嶋神社大祭の日だった。墨田区の向島にある牛嶋神社を中心にした各町内のお神輿がみんな参加するかなり大きなお祭りです。引っ越しの車が行く先々でお神輿担ぎの交通規制に阻まれてどうなることかと思いましたが、5年に1度のお祭りと一緒に引っ越してくるというのもおめでたい感じで偶然でしたけどいいことのように思えていたものでした。



琴欧洲のブログが全部ひらがなでいい感じです。今一番欲しいものは、どこでもドアだそうです。私も欲しいっつの!しかしたい2ひき、の鯛、でか過ぎ!



2008年05月28日(水) お気に入りの橋のあお

予約していたcdが入ったとのことでまた図書館へ。最近、志ん朝のcdも志ん生のcdも棚に並ばなくなってしまった。誰か熱心に借りているんだろうか。いつもは行けばどっちかのcdが1枚2枚はあったんですけど。図書館を出るときにエレベーターのドアを開けてほかの人がみんなおりるのを待ってたら、私の前に降りた人が「ありがとう」と言った。礼儀正しい人。

まとまったお金が入ったら自転車を購入予定なので、自転車用の土地勘を得る為に、また人形町から今度は違う道を歩いて帰る。清洲橋を渡って清澄白河のほうへ。人形町〜水天宮で寄り道ばかりするようになってけっこう経ちますが、私が1番最初にここらへんに来たのは小学校3年生だったか4年生だったかの時の社会科見学で日本IBMに来たときだと思います。その時、見学の記念にIBMという文字の入ったペンを貰いました。



で!自分でもビックリですが、そのペンが今使っている机の引き出しに普通に入っていました。それもあんまり使ってないので、まだ普通に書けます。貰ったのが10歳の時だったとしても20年前の話です。物持ちの良さもここまで来ると気味が悪い類いになりはしないか。



きれいな青の橋。隅田川に架かる橋の中では清洲橋が1番好きだ。



2008年05月27日(火) 染色のあお

木曜から展示会があるので、今週は火曜に休むことになった。お昼過ぎに上野へ。とてもいい天気。駅前のチケット屋で前売り券を見つけて、バウハウス展に。マイスターと呼ばれる、個人的にも芸術家として有名な先生の授業から生まれたもののほんの少しが資料として残されて、それを観られたという感じの展示。人の暮らしにデザインを取り込むということは生活の楽しみの1つですが、その源流のようなところを見た感じでとても面白い。観に来た人はそれぞれが自分が興味のあるものを通してその源流を見つけることができるような。建築や美術はもちろん、そこからもっと細かくテキスタイルデザインとかグラフィックアートとか陶芸とか。

洞窟の壁に壁画が描かれるように、放っておけばこういう場所はいつかどこかにできていたはずなんでしょうが、便利なものと美しいものを一緒に考えてみようとする場所の最初がドイツにできたというのはけっこう大きかったんじゃないかなと思ったり。自分は単に職業病かもしれないですけど、少しだけ展示されていた織物工房の作品に目が釘付けでした。


世界中に細かく分かれていった流れの一派がbuilt by wendyのワンピースにまで辿り着くのでありました。

ドイツのマイスターといえば、1番身近にいるマイスターは人形町のドイツパン屋、タンネのパン焼きマイスターです。ドイツからパン焼きマイスターを呼んできてパンを焼いてもらっているパン屋なんです。



2008年05月26日(月) 空のあお



本日のジャイアンツ。外国人ピッチャーというよりも、アメリカから来たやり手のビジネスマンみたいな印象のバーンサイド(練習の鬼バーニー)が初登板の初勝利でヒットも打った。代わりに引っ込んでいたゴンザレスがドーピング違反!バーンサイドが勝利投手ですけど、最後に押さえたクルーンのおかげと言えなくもないような感じもした。このマーク・クルーンという投手がまた凄くて、日本の野球界で初めて時速161キロという速球を記録した投手だったり、先日亡くなったおばあちゃんの名前をマウンドに書いたり、焼肉は自分の段取りで焼かないと気が済まなかったり(wiki参照)するそうです。

野球気にするようになってから自分のオヤジ化に拍車がかかっている気がして不安だ。そういえば先日、健康診断で肝臓の再検査の通知が来た時に、取り返しのつかない病気だった場合は、スカイダイビングでもすることにすると同僚に話していたんですが、まんまジャック・ニコルソンの新作の予告で、不治の病にかかったおっさんがスカイダイビングしていた。自分の発想がもうすでにおっさんのそれだ。不安だ。



2008年05月25日(日) 緑のあお

日を改めようかとメールで連絡とりあっていたんだけど、お昼には雨も上がってuが赤ちゃんと一緒に遊びに来た。まだ0歳なのにもう7キロもあるという、こはるちゃんは夕方まで一度も泣き出さずに超御機嫌。私がだっこしててもずーっとニコニコしててとっても可愛かった。

公園に散歩しに行くかってことになって横の公園に行ったら、こどもまつりなる年に一度の大イベントがちょうど終わったころで、テンションの高い子供がわんさか。ベンチに座って色んな話をしたり歩いたりしてたら公園内のスピーカーから「迷子のお知らせでーす。モハメド・アリくんのご家族のかたはー。」というアナウンスで「うっそだー!」と大ウケ。まさか江東区にモハメド・アリが住んでいるなんて。アリって名字なのにあえてモハメドって名前つけるか!?とか2人で。



どこかで夕飯食べていこうかという話になったんだけど、赤ちゃんも一緒に行けそうなお店が思いつかず、また近々ってことに。赤ちゃんが来るからと思って朝から部屋中を拭き掃除して気分も良く。夜中はカンヌ映画祭授賞式の中継をスカパーで。ダルデンヌ兄弟は脚本賞だった。ショーン・ペンは審査委員長なのに居心地悪そうにしてて良かった。



2008年05月24日(土) 海のあお

仕事後、図書館。図書館に行く日はいっつも雨だ、最近。

・「binaural」pearl jam(cd)
・「the sabbath collection」black sabbath(cd)
・「狼たちの月」フリオ・リャマサーレス
・「大きなケストナーの本」シルヴィア・リスト編
・「志ん生の忘れもの」小島貞二
・「わがタイプライターの物語」ポール・オースター

とうとう「狼たちの月」を借りてしまった。なるべくなら落ち込まずに読み終えたいので、自分がこの本を映画化するプロデューサーになったつもり、とか、この本を脚本化するシナリオライターになったつもり、とかの気分で読んでみたらどうだろう。意味ないか。読むのは自分だ。



今日の「2クール」は2人と太田莉菜で葉山の海。天気も良くてとても気持ち良さそうだった。2人とは初対面という太田さんの受け答えが、男の子みたいにこざっぱりしていてとてもいいなあと思う。

スカパーでは「おじいさん先生」全12話一挙放送というのをやっていて、ヒーローが出た時のやつも、松尾スズキが「七人の侍」の三船敏郎の真似してるあの最高のやつ(「野武士が来るぞー!」)もまた見れた。途中アケミちゃんから電話が来たんだけど、私はお猪口で煮もの用に買った赤ワインの残りを飲んでいたのでとても陽気に対応。



2008年05月23日(金) もどるときのめじるし

ふとしたきっかけで突然昔のことを思い出し、恥ずかしくて死にそうになったりとか、思ってもみなかったようなことを言われて、その瞬間からいきなり世界が前より少し広がったりとか、あの時のこと覚えてる?と言って一緒に思い出す面白い話とか、きっとそうだと信じてたことが、まったく自分の思い込みだったと気づいて笑っちゃったりとか、誰にも言いたくないんだけど、その人には聞いてほしい話とか、何でも知ってるような気になっていた年頃もあったのに、歳をとればとるほど知らないことが本当にいっぱいあることを思い知らされて愕然としたりとか、好きなものが少しづつ変わってきたことが少し寂しかったりとか。

宇宙が信じられないくらい広くてしかも膨張しているというのに、その中の1つの太陽系の中の星に一瞬生きて死ぬ人の、脳内の宇宙はなんと小さなディティールでいっぱいなことか。小さいことでクヨクヨしてもいられませんが、同じように小さな出来事やその記憶がそれぞれの人の人生を大きく支えてもいるのだった。



自分のことばかりじゃなく、ほかの人の人生のディティールについての話を聞いてみたい、という人はポール・オースターの編集した「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」という本を読んでみましょう。



2008年05月22日(木) だって今はチャンスを待ってる

休日。日曜にuが遊びに来るので適当に部屋を片付けて、洗濯して出かける。科学未来館へエイリアン展を観に。同じ江東区内に住んでいるというのに、地下鉄乗り換えたりゆりかもめ乗ったりしてたら40分くらいかかった。外国人か修学旅行生ばっかの科学未来館。エイリアン展はビックリするくらいショボショボだった。もっとSFっぽい内容の展示になるんだろうと勝手に思ってたんだけど、宇宙人が存在する可能性について科学的に論じてるようなNHK的な内容なうえにスペースも小さかったので、なんだかなあと思い、前にモモちゃんと来た時とは違う内容だったのでプラネタリウムを観て帰ろうと思って4時からのプラネタリウムに入ると、突然どこから集まって来たのかカップルだらけになっている。私の隣にはインド人のおじいちゃんとおばあちゃんと孫がいて楽しそうにしていた。

エイリアン展の最後にもあって、プラネタリウムの内容(「偶然の惑星 a planet by chance」)にもあったけど、地球がいかにものすごい奇跡のような確立で存在している偶然の惑星かということを思うと、気が遠くなる。しかも太陽系のようなのが宇宙にものすごい数存在している。地球のような環境に近い惑星が簡単な計算でも1億個も宇宙の中にはあるらしいという。1億個の太陽系の中のたまたま1つの星で、たまたま太陽から適度にいい距離だったのでガスにもならず干上がりも凍りつきもせずに存在し続けられて、木星が隕石をそばで受けとめてくれているので消滅せずにそこにある、という偶然中の偶然で成り立っているのだ、今のこの生活は!ベランダから夏っぽい空気が入ってくることも、じめじめしてプランターになめくじがいることも、とんでもないことなのだ。小さい事でクヨクヨしていられないのであります。ドラマの「すいか」の中の白石加代子のセリフを思い出した。「ねえ知ってる?宇宙って、膨張してんのよ。」というセリフ。今自分がどんな場所に立ってるかということを改めて確認できただけでも行って良かった。



帰り道、科学未来館の近くで仕事中(たぶん)に猫と遊んでいた人。私はわざとゆっくり歩いてずっと見てたんだけど、二匹の猫におやつをあげてて、それだけじゃなくて一匹ずつ優しくだっこしてニコニコしていた。もしこんな上司(いや、下手すれば年下くらいだった)が職場にいたら、それでこの場面を見かけちゃったりしたら、きっと好きにならざるをえないだろうと思いつつ。写真撮っても猫と遊ぶのが楽しすぎるみたいで気づかれなかった。



2008年05月21日(水) アフタースクール

交流戦が始まったらスカパーで巨人戦が見れない。スポーツチャンネルに加入しないとダメみたいです。ロッテ戦は面白かったっぽいので見たかったけど、わざわざ野球のためにスポーツチャンネルに加入するほどでもない。

今週末に「アフタースクール」が公開になる内田けんじ監督のインタビューをテレビで見た。別に面白い話をしてるわけじゃないんだけど、面白いインタビューだった。この人が面白いんだと思います。脚本書くだけで1年かかりましたって言っていたその脚本、ファストフードの店で友達と会っている時に、友達が買ってくると言って席を立ってから30分くらい戻ってこなかった時に思いついた話だそう。このままその友達がいなくなっちゃったら、カバンの中とか荷物だしてみたり、かかってくる携帯に自分が出てみたり、そもそもその友達とは古い付き合いだけど、会社のこととかは全部その友達本人から聞いた話だけだから、実は全部ウソだったりしたら面白いかもとか、友達を待ちながら色々考えてたとかの話。




2008年05月20日(火) ついで

何日もカラっと晴れなかったからか、ベランダにおいてあるプランターに水をあげている時になめくじを発見した。塩かけてやっつけないと、と思ったんだけど、もう終わりかけのビオラだったので、部屋に入ってこなければいいかと思ってそのままに。



「ちょいとイキなところだろうと思うでしょうが、とんでもない。いるのは蚊ばかりかと思うとそうじゃあない。蠅がいて、なめくじがいて、油虫がいて、ネズミがいるってんですから、人間のほうがついでに住んでいるくらいのものであります。」



2008年05月19日(月) 家のごはん

仕事帰り、駅の改札のとこにある伝言板に「たかしパパへ(ここにお花のイラスト)おたんじょうびおめでとう。おうちでまってるね」という伝言が。あまりに可愛いので写真に撮りたいくらいだなあと思ったんだけど、私の前で立ち止まってジーッと見ている男の人が。たかしパパというには少し若い感じの人だったので、きっとパパではない。たぶんその人、って私もだけど、なんとなく微笑ましい気分になってそれぞれ1人のお家に帰っていくのは切ないものだなと思う。たかしパパが今日いくつになるのか知りませんけど、娘もいいコに育って人生上々じゃないか。



小中高と同級生で実家が隣の幼なじみのたかしももう二児の父だそうだ。実家の近くに家も買ったと聞きました(らしいよ!→ヒラノ!)。人の人生ってはかり知れない!



2008年05月18日(日) 失われた時を求めて

またもや粉の分量だけ参考にしてあとは適当にクッキーを焼く。チョコチップクッキーにしようかと思ってチョコないかなーと思ったら、バッグにUから貰ったチェコ航空の機内食だったというチョコバーがあったのでそれを入れた。水を使っているところを適当に牛乳入れたりしたので、焼き上がってみたらスコーンとクッキーの中間のようなものが出来て、それもまた焼き立てマジックで、焼き立てだからなんでも美味しいのだった。



「私の名前はキム・サムスン」が大変なことに。若社長と元彼女の、3年もの間の誤解がとけて2人がうまくいってしまった。完全に苦し紛れな状況の中を必死に好きだと告白したのに、全く上の空で聞き流されて無視されるという、拷問のようなシーンが。「住む世界の違う2人が恋に落ちる」とさんざん宣伝しているのだから、若社長は最後には年増の雌ギツネの方を選ぶのだろうけど、今の時点ではもう試合終了といった感じになっている。これをいったいどうひっくり返すというのか。普通の人付き合いや友情なら全く問題がなくても、恋愛関係にはブランクは大きな問題なのかも。場合によるけども。3年前までのことは何でも知ってる人と、3年前からのことは何でも知ってる人、この差は大きい。でもまあ理屈じゃない部分が大きいので、告白したのに完無視されて、山に向かって泣いてしまうような出来事も、人生にはしばしば起こるのであった。プルーストの「失われた時を求めて」のマドレーヌの話をサムスンが一生懸命するシーンが印象に残った。私にもチョコチップクッキーを食べて思い出すようないい思い出の1つでもあればよかったのに。



2008年05月17日(土) hit & run

ドームに行って以来、テレビで野球を見たりしている。スカパーで巨人戦はほぼ中継されるのでそれを見ます。平日でもなんでも関係なく、先日の日ハム、ロッテ戦とは比べものにならないほどドームに人が入っている。ロッテファンや日ハムファンのあたたかい歓声もとても好感が持てましたが、やっぱり観客が埋め尽くされてお祭り騒ぎしている盛り上がりにはかないません。もちろん日ハムもロッテも地元球場では大盛り上がりなんだと思うんですが。



昨日今日と広島3連戦の2試合を見つつ、今年に入っての巨人(現在セ・リーグ4位)のダイジェスト映像なんかも見て、実家を出て以来パッタリと野球を見てなかったのを取り返すような勢いで色んな映像を見ました。二岡やイがいなくてビックリです。坂本って誰?とか。それで思うのは、ラミレスのパフォーマンスはいらないんじゃないかということです。ラミレスはたしかヤクルトから来た外国人ですが、巨人の4番打者がホームランのたびに「オッパッピー!」はないだろう、と思うのは私だけか。陽気な外国人選手が面白いことするのはファンにとっては面白味の1つですが、ラミレスはちょっと無理がある感じが。自分の国でも普段から「オッパッピー!」とかそれに近いような一発芸みたいなことをやっていそうな外国人ならあれだけど、ラミレスはそういうこと絶対しなそうなタイプが無理してやってるっぽいのが笑えないんだと思います。無理するなと原から言ってやればいいのに。



2008年05月16日(金) それぞれのシネマ

野球見に行って、帰って来てから思い出してスカパーで放送されていた「それぞれのシネマ」を途中から観た。昨年のカンヌで上映された35人の監督がそれぞれ3分間で作った「劇場」がテーマの作品集です。私が観たのはチャン・イーモウの作品からだったので、北野武のも、ダルデンヌ兄弟のも、コーエン兄弟のも、ナンニ・モレッティのも観れなかった。来週のリピート放送を録画してちゃんと観ようと思います。観れた中のでも、チャン・イーモウのも良かったし、アキ・カウリスマキのもアッバス・キアロスタミのもチェン・カイコーのも良かった。ガス・ヴァン・サントもロマン・ポランスキーもケン・ローチも、いかにもこの人って感じでたった3分でここまで個性が出るものかと思うと笑えるんですけど、そんな中でラース・フォン・トリアーの作品が本っ当に最低最悪の3分間で、私が大嫌いなラース・フォン・トリアーがご丁寧にご本人が出てきてやりたい放題やっている。私がジル・ジャコブだったらお蔵入りさせたのにと思うようなのだった。カンヌの60周年の記念作品だよ、そんな空気も読めない映画監督だったのかなー。次観る時もこれは早送りしなくちゃ。



2008年05月15日(木) 野球狂の詩

休日。やっと晴れたので洗濯。連休でやろうと思っていたもろもろの片付けも。夕方、母親と待ち合わせて東京ドームへ。自分の家からドームがこんな近いと思ってなかった。またフラッと来たい。妹からどうせ外野席なんだからロッテ側で見ろと言われてきたというので、ロッテ側の内野ギリギリの外野席で観戦。野球は外野席で見る方が楽しいものです。昔、中学生の時に通っていた塾の友達の石塚くんは、西武ライオンズの選手別の応援コールみたいのを全部歌えるので、よく知りもしないのに一通り歌ってもらってとても嬉しかったのを思い出したりました。私たちの斜め前に父母姉妹の4人家族が来てて、お姉ちゃんの方はたぶん小学校3年生くらいのコだったんだけど、ベンチの椅子を机にして宿題やってた。親の趣味につき合わされる子供も大変だ。そのあとそのお姉ちゃんが漫画を読み始めたので、何読んでるのかな、ケロロとかかなと思ったら、もの凄いゴシックなフォントの「黒執事」ってタイトルが。

「今のは何?」「今のはボーク。」とか言いながらお弁当食べつついい気分で観戦。北海道から来たっぽい修学旅行の学生さんが日ハム側にいーっぱい。でも基本的にはガラガラのドーム。サチコさんはいつの間にか「毎日来てますけど」みたいなこなれた感じで「かっとばせー」とか一緒に言って調子に乗っていました。とったりとられたりのいい試合でしたけども、結局最後はエラーみたいなのでサヨナラ負け。しょーもねー!つって皆帰っていくのだった。



試合前にちょっとだけ時間を与えられて、少年野球の子たちが練習させてもらってて微笑ましかったです。ノックしたり集合写真撮ったりでみんな大忙し。



2008年05月14日(水) little one

本で見たレシピをまたもほぼ自己流にしてバナナケーキを焼く。この前買ったパウンドケーキのレシピが載っている本はオーガニックの材料で作る、という本なので、砂糖を使うところを別の甘味料を使ったり、バターを使うところを菜種油を使ったり、牛乳を豆乳にしたりしている。それを全部家にある材料に変えて砂糖も三温糖でバターも牛乳も見合うだろう量と思われるくらい使って焼いた。挙げ句、バナナを2本使うところを昨日食べてしまい、1本で作った。そのわりにけっこう美味しくできた。たぶん焼き立ては何でも美味しいのだと思う。焼き立てマジック。



ネットで調べたら、東京ドームの日ハム、ロッテ戦は明日が3連戦の最終日で、昨日のロッテが唐川先発、今日の日ハムがダルビッシュ先発で、明日は知ってる投手両方とも出ないのだった。



2008年05月13日(火) 77 boadrum

和山さんから話だけ聞いていた、ボアダムスが去年の7月7日にニューヨークで77台のドラムセットでやったというライヴの映像が渋谷の映画館で上映されるそうです。これ吉祥寺のバウスシアターの爆音映画祭(http://www.bakuon-bb.net/top.php)とかで上映して欲しかったような気もしたりですが。

こちら↓で少し映像も見れるようですが、私のパソコン今一切動画見れないもんで確認できません。
http://www.viva-radio.com/77Boadrum/video.php



この画像だけでもどれほど夢のある企画かということが伝わって来ます。



2008年05月12日(月) in between days

Uたちがチェコから帰ってきた。お土産は頼んでいた切手とクルテクのマグネット。トラブルもあったりだったみたいだけど、楽しかったようで何より。中でもUらしいエピソードで笑えたのが、チェコで日本人のおばさんから「ニーハオ」と声をかけられたという話。Uは韓国でも2回くらい韓国人から道を尋ねられていた。日本人に見えないわけではないんだけど。面白すぎる。



いっぱい撮ったという写真はまた今度見せてもらうことに。



2008年05月11日(日) 朝市

前の日にアケミちゃんからメールがきて、「東京てくてくすたこら散歩」に載っていたこけし屋の朝市に。早起きできなかったびしばちゃんが不参加で、2人で美味しいご飯。そのあとまたアケミちゃんのとこに遊びに行って、昨日見逃した「2クール」を見せてもらう。フードコーディネーターの人と一緒にお弁当を作って、珍しいキノコ舞踊団の稽古場に差し入れするというのだった。キノコに男子が入団していてびっくり。小林聡美もびっくりしていた。新しい公演を観るのが楽しみになったね、と帰りの電車でびしばちゃんとメール。



1日寒かったけど、やっとのことでだんだん体調も良く。出かけて良かった。



2008年05月10日(土) take me out to the ball game

行きたいなあと思ってたところに、不思議なタイミングで母親から来週木曜の野球観戦に誘われる。それもなぜか日ハム、ロッテ戦を東京ドームで。平日の地味なゲームで、チケットを貰ったとのことだった。家族の中で唯一巨人ファンでなく、彼氏の影響で何でだか熱心な千葉ロッテファンになってしまった妹がいるんですが、母親が東京出身の東京育ちなのに東京ドームに行ったことがないから行きたいとのこと。常に飄々としているルーキーの唐川が先発ならいいなあ。日ハムはダルビッシュで。知ってるピッチャーがその2人くらいしかいません。



アメリカでも花水木が咲くのね。



2008年05月09日(金) all apologies

罰ゲームのような1日!その3。



そんな自分をそっとなぐさめる本日の1曲。
「all apologies」nirvana

What else should I be
All apologies
What else could I say
Everyone is gay
What else could I write
I don't have the right
What else should I be
All Apologies

In the sun
In the sun I feel as one
In the sun
In the sun
Married
Buried

I wish I was like you
Easily amused
Find my nest of salt
Everything is my fault
I'll take all the blame
Opposite from shame
Sunburn with freezer burn
Choking on the ashes of her enemy

In the sun
In the sun I feel as one
In the sun
In the sun
Married
Buried
Married
Buried

Yeah yeah yeah yeah

All in all is all we are



2008年05月08日(木) トーキョウバレリーナ

罰ゲームのような1日!その2。



そんな自分を鼓舞する本日の1曲。
「トーキョウバレリーナ」sparta locals

六月の雨もよう 偏頭痛で弱気になって
用もないのに 電話して 応答なくて 我にかえるよ

やくそくをしよう やくそくさ
守れそうもない 事にしたい
最初は アン・ドゥ・トロワ

七月はギラついて サングラスで強気になった
テーマパークと変わらない シブヤで行列よける

やくそくをしよう やくそくさ
どこにおっても かけつけよう
例えば アマゾン

ハロー未来、 ぼくらの 格好悪いビートは
続いてる? 速さはおとすなよ
守りにはいる事なんか 今 頭にないぜ

マイノリティ、マイノリティ くるくるまわるんだ
マイノリティ、マイノリティ 排気ガスを吸いこんで 笑うのさ
マイノリティ、マイノリティ 皮肉はいらないなあ
マイノリティ、マイノリティ 俺たちはトーキョウのバレリーナ

おどろーぜ おどろーぜ



2008年05月07日(水) guess i'm doing fine

罰ゲームのような最悪の1日!



そんな自分をそっと癒してくれる本日の1曲。
「guess i'm doing fine」beck

There's a blue bird at my window
I can't hear the songs he sings
All the jewels in heaven
They don't look the same to me

I just wade the tides that turned
Till I learn to leave the past behind

It's only lies that I'm living
It's only tears that I'm crying
It's only you that I'm losing
Guess I'm doing fine

All the battlements are empty
And the moon is laying low
Yellow roses in the graveyard
Have no time to watch them grow

Now I bade a friend farewell
I can do whatever pleases me

It's only lies that I'm living
It's only tears that I'm crying
It's only you that I'm losing
Guess I'm doing fine

Press my face up to the window
To see how warm it is inside
See the things that I've been missing
Missing all this time

It's only lies that I'm living
It's only tears that I'm crying
It's only you that I'm losing



2008年05月06日(火) far behind

あれもこれもやる予定でいた連休を、まさか散髪以外一歩も外に出ずに過ごすだなんて。ひたすら寝ているだけで本も読まずに過ごすだなんて思いもしなんだ。無惨にも回復もせずに連休は終わっていくのであった。気をまぎらす為に関係ないことを色々考えたりもしましたが、人間健康でない時は考え方も良くない方向に向かうものであります。

ショーン・ペンが今年のカンヌ映画祭の審査委員長だということを、今日初めて知りました。今年もスカパーでカンヌは生中継の放送があるみたいで楽しみになりました。他の審査員に、ナタリー・ポートマンやメキシコのアルフォンソ・キュアロン監督、「ベルセポリス」のマルジャン・サトラピ監督。他の人は知らない。
http://www.movieplus.jp/feature/cannes2008/all.html

コンペティションには、クリント・イーストウッド、ダルデンヌ兄弟、アトム・エゴヤン、ヴィム・ヴェンダースの新作が来るそうで、チャーリー・カウフマンの監督デビュー作品も入っているそうです。もしダルデンヌ兄弟が3度目のパルムドールに選ばれたら、今でもじゅうぶん大好きなショーン・ペンをさらに好きになりそうです。



ショーン・ペンの新作「into the wild」のサントラはエディ・ヴェダーのソロデビュー作品にあたるという。ショーン・ペンがパール・ジャムを好きって話は聞いたことがなかったですけど、2人はお友達だそうだ。なんとなく分かる気もする。U2とか絶対聴かなそうだもん。



2008年05月05日(月) home run

完全にダウン。いっとき仮死状態。体が動かないのでスカパーを見ているしかなく、スポーツチャンネルを見てたらアメリカの学生ソフトボールリーグの女の子のリポートを見た。ネットのニュースにもなってたので詳しくはこちら。私が見たニュースでは怪我をしたコがお礼を言った時に「ホームランを打ったのだから当然のことよ」と担いでる女の子が返事したって話を涙ぐみながらインタビューで話してる映像で、通常より気力も体力も弱ってる時だったこともあって、もらい泣き。



決してこの画像を見たから思い出したわけではないけれど、宇宙人展観に行くの忘れてた。たしか6月くらいまで。

実家に帰らないことにしたら、なぜか家族がみんなで訪ねてきて食べ物だけ置いてさっさと帰っていった。ありがたいわーと思いながらカレーとハンバーグと茶色い煮物あれこれ。蕗の煮物美味しかったー。30を過ぎた娘が実家に帰ってくるのを迎えるのに、サチコさんが作っていたメニューがカレーとハンバーグ。子供か。



2008年05月04日(日) afternoon delight

確実にどんどん体調が悪くなっている気がしながら、予約入れてしまったしと思って代官山で半年ぶりの散髪。腰に届かんとする勢いで放ったらかしでのびきった髪でしたが、切り終わってみたら肩につくかつかないかというくらいに短くなり久しぶりに前髪もできた。20センチくらい切ったか。メーテルから一気に鉄郎といった趣です。私の抽象的すぎる言葉の説明で散髪してくれて、なおかつ「これ放っておいてもいいように切ったからね。」と、私が放ったらかしにすることまで前提で微調整までしていただいたという、素晴らしい髪型にしてもらいました。連休中だし人がいっぱいな代官山をとぼとぼ歩いてとりあえずivyのショボショボ展は見れたものの、体調が本格的にヤバいと思ってすぐ帰る。熱もあるっぽいと思いつつ、体温計がないので気のせいだと思うことに。



スカパーで今月ウィル・フェレルの「anchorman」が放送されるみたいで楽しみなんですが、いつの間にか「俺たちニュースキャスター」って邦題になっていた。そういえば「俺たちフィギュアスケーター」もまだ観れていないのに、夏には「俺たちダンクシューター」って映画が公開になるみたいです。もうそろそろやめておけ、と思うんですけども。



2008年05月03日(土) streets that time walks

仕事帰り、図書館。昼過ぎから体調が変。

・「seadrum/house of sun」boredoms(cd)
・「wide swing tremolo」sun volt(cd)
・「ゼラニウム」堀江敏幸
・「志ん生の食卓」美濃部美津子
・「わたしのマトカ」片桐はいり
・「イルカ」よしもとばなな
・「たったひとつの贈りもの」児玉清

日本橋図書館ではボアダムスは「子供の音楽」の棚に並んでいます。帰り、成城石井に寄って買い物して、なんとなくまた地下鉄にちょっとだけ乗る気にならなくて、大通りをまっすぐ行けば家に辿り着くのは分かってたので、考え事しながら歩いて帰ろうと思った。あとから考えたら体調悪かったのに。でも図書館から家まで歩いてみたら、そんなにたいした距離じゃない感じが。調子がいい時ならもっと近く感じたかも。



mickさんのとこで見て以来、気になり続けていた児玉清の切り絵の本。切り絵を趣味にして45年(!)、だそう。これを見て初めて知ったけど児玉清もドイツ語できるらしい。ドイツ語講座のテレビ版にも出演中。



2008年05月02日(金) we only got 4 minutes to save the world.

最近MTVで流れまくっているマドンナの新曲の「4minutes」が好き。マドンナとジャスティン・ティンバーレイクとティンバランドの曲。いいなあ。ちなみにビデオも流れるたびになんとなくじーっと見ています。マドンナはおばさんの矯正下着みたいな微っ妙な色合いの、矯正下着としか表現できないもの(途中ジャスティンに剥ぎ取られる、スーパーボウル事件への皮肉か)を纏っているし、ジャスティンが首に巻いてるのはもうどう見ても中尾彬のそれでしかなく、絶対日本じゃ流行らなそうなんですけど、そんなことはまあおいといても、単純にここ何年かのマドンナの曲では1番良くできてるなあと思います。2人のダンスとか、FOXでやってるアメリカンダンスアイドルの中の振り付けみたいだなあと思うんですけど、若者相手に息の合ってるようなそうでもないようなダンスでマドンナは頑張ってて、ジャスティンを相手にエロい感じのビデオも作ることもできたろうにとても微笑ましい。マドンナのジャスティンの使い方がタイミングも含めてたぶん絶妙だった上に曲も良くできてるもんだから、マドンナはすごく得したなあと思ったり。でも自分のレコーディングにジャスティンだけ呼んで歌わせることもできたのに、ティンバランドとセットで迎えたところが頭いいとこだなあと思ったり、それか逆でティンバランドを呼んだらジャスティンもついてきたのか、よく知りませんがとにもかくにもジャスティンは方々からモテモテです。私も何度目のジャスティンの話題だ、好きなのか?



とても良くできているビデオはフランスの映像監督デュオJonas & Francoisによるもの。



2008年05月01日(木) brothers on a hotel bed

もう5月ですか。同僚のUが明日から11日までチェコに。明日と連休明け何日かは相方なしで仕事しないといけないので大変。お店はとてもヒマなんだけど、連休前だというのにアパレル関係から無理な注文が色々。アパレルの人は連休ないんでしょうか。

土曜に買い物しに来た外国人がまた来た。また来ると言ってたけどホントに来てまたいっぱい買い物。ナイキのジャージを着た若者なのに「confuse!」とか言いながらも色と番号に慣れているのかスイスイ選んでて、明日からでもうちの店で働けそうだった。あまりにもいっぱい買うので割引き対象になり、「10%、ディスカウントしますんで」と言ったら「50%!?」と嬉しそうにしてるので「いや、10%って言ったんですけど」つって、そのちょっと後でまた「50%?」つってて、私もからかわれているということに気づくのが遅くてアホみたいに3回も同じ会話につき合わされた。大人をなめるな。

連休は散髪と、1日実家に帰るだけで終わりそう。まるで単身赴任のお父さんみたいな連休の過ごし方だ。ivyでやってるショボショボ展はギリギリで観れそうです。

私も旅に出たい。ドイツ行きたい。という気持ちを込めて連休明けにはバウハウス展でも観に行こうと思います。



ドイツのバウハウスの学生寮だった建物は宿泊施設になってるらしく、予約すれば安い料金で泊れるという。


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