tdd diary

2007年03月31日(土) 波の音

仕事後、東中野へ。朝の通勤の時も、この季節にはいつも思うけど、電車乗ると日本は本当に色んなところに桜の木があるもんだなあというのを思います。春のほんの少しの間だけ花の咲く木が、広く街を見渡せる場所とか、電車で通り過ぎる風景の中だけでも本当に色んなところに。

びしばちゃんとお花見のつもりがご飯食べてお茶してて色々話してたりしたらお花見忘れてた。「芋たこなんきん」の最終回に田辺聖子と秘書の人が本物が出てきた話。田辺聖子の秘書の人がどんなに知的で優しそうで柔らかい印象だったことかって話。今度始まるドラマでは「すいか」とか「野ブタをプロデュース」をやった脚本家の木皿泉さんが同じプロデューサーと一緒に「セクシーボイスアンドロボ」ってドラマをやるそうで、それを楽しみにしようと思います。松山ケンイチと女の子。女の子の両親が塚本晋也と片桐はいりだってー。原作は黒田硫黄のマンガ。



人生の色んなことを一緒に見てきた2人の女性の佇まい。
友達以上家族未満て感じの。



2007年03月30日(金) The End Is the Beginning



日本橋、桜通りの桜。まだ満開少し手前て感じです。テレビでは「せーつなーにちりゆーくさだめーとしーってー」と歌う人。それを聞いて映画「花よりもなほ」の中でキム兄が「桜は来年もまた咲くと分かっているから潔く散るんじゃないかな」というようなことを話したシーンを思い出します。

アメリカツアーから帰ってきたワヤマさん。飛行機で5月に六本木でやる映画「主人公は僕だった」を観たそうで羨ましいです。ウィル・フェレルが主人公でマギー・ギレンホールも出てるやつ。



フランスからエアメールがMさんから。手紙と一緒に乗り物のチケットが入ってた。いいなあ旅行。「パリ・ジュテーム」のアレクサンダー・ペインのをまた思い出す。帰国したらすぐに新生活だそう。遊びに行かせてもらおう。

終わりの始まり、始まりの終わり。来年も咲く桜、今年見る桜。



2007年03月29日(木) 祈り

休日。お昼頃家を出て表参道へ。行ってみたくて行ったことなかったところを色々見に行く。マリメッコの路面店も、ラフォーレの中のTOPSHOPにも行ってみた。ペタンコ靴はもう小さいサイズしか置いてなかった。夏みたいに天気のいい日で日焼け止め塗ってくれば良かったと後悔しながらトコトコと青山の方にも。白山陶器のショップにも前から行きたくてやっと行けた。自分で使いたいお皿とかを3つ選んで1つプレゼント用に包んでもらう。お店の人が女の人も男の人もいい感じの接客。表参道の駅の中にお花屋さんがありますかね?と全く関係ない質問したのに、駅の中にはないけどと言って地下鉄口の近くにある青山フラワーマーケットの場所を丁寧に教えてくれた。道の途中にあるヨックモックで、毎日3時に焼き上がるっていう苺のロールケーキの写真がウィンドウに貼ってあった。時間を見たら3時半だったので2つ買う。教えてもらった通り青山フラワーマーケットでちっこいブーケも。

半蔵門線で駒沢大学駅へ。駒沢病院に入院した友達のお見舞い。メールで頼まれていた本とお花とロールケーキ。「お花入れるのがない」と言うので「そう言うかなと思って白山陶器で小さい花瓶も買ってきた」といって包んでもらった花瓶も。一緒にロールケーキ食べて、いつも話すようなことを話してたら1時間も長居してしまってた。窓から見えた病院の中庭にある大きな桜の木がほぼ満開に近かった。



直営店限定の青葉紋てシリーズ。この大きさのはもう1枚欲しい。



2007年03月28日(水) O・L

「グッジョブ」では実日子と近藤公園がいい感じに。なーんでうちの会社には近藤公園がいないんだろ。ところで「ショムニ」見ても「ハケンの品格」見てもOLさんが楽しそうとは思わなかったのに、このドラマ見たらOL楽しそうって思います。派手でもすっ飛んでもいなくて、仕事する人の描かれ方が現実的な感じがするからかも。事務職かー。近藤公園と仕事帰りに映画観に行ったり行かなかったりすんのね。楽しかろう。でも恋愛の上り下がりが仕事のモチベーションに影響する人(全くしない人なんているだろうか)は社内恋愛はきついんだろうなー。前の仕事先ではけっこうそういう人たちがいたので、いつも不思議で仕方なかったです。ドロ沼状態でも一緒に仕事、とか絶対無理だろーって。でも普通にそういう状況の人とかが当たり前って感じにいた。

頑張れよーと言われ、お前もなーと言った新井浩文がうちの会社に転職してくる日を夢見て仕事頑張ろうー。



奥にはあぐりと風のハルカ、手前にいる実日子とサエコは、もはや私の中で伝説の朝ドラ「天花」のヒロインの友達と妹の役柄だった。近藤公園はハルカの担任の先生だったし、今日なんか大森美香脚本作品にはこれでもか!ってくらいに顔を出す黄川田なんとかがまた出てきた。またダメ男の役で。



2007年03月27日(火) 三分咲き

すべらない話見るの忘れたー!

ゴン助のjournalがどーしたこーしたって日に、渋谷のリブロでシャシャミン先生の「おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中」を買ったんだけど、面白かった。でもアケミちゃんに借りれば良かった。でも面白かったです。何年か前にivyの事務所でいなばさんに「shasha's deli」ってブログをシャシャミン先生がやっているっていうのを教えてもらってチラチラ見に行ってたのですけども、あーこれ覚えてるなあっていうのも改めて面白い。


いつも心に小さな鳥。



2007年03月26日(月) work

仕事帰り、神田までとことこ歩いて万惣のフルーツパーラーでホットケーキ。

夜は今日から始まったNHKの大森美香脚本のドラマ「グッジョブ」。主演の2人以外のまわりの人たちが朝ドラオールスターズって感じで不思議。市川実日子がやっぱし可愛いなあ。それにしても丸の内とか日本橋高島屋の前とか、見てるだけでもロケ地がおもっきし会社の近所です。撮影してたのかー。NHKといえば「ハゲタカ」は最終回まで見応えあってとても良かった。大森南朋は本当に良かった。お茶のCMにも出てた。CMといえば新井浩文のリクナビのCMも。夜には「やっぱり猫が好き2007」。幕末。



新ZAZEN BOYSの最初のライヴの日比谷野音が6月16日(土)だって!土曜日って仕事じゃん!私!行けるのか!?



2007年03月25日(日)

お昼過ぎにfと地元の岩盤浴に。2人とも初めてだったけど90分くらいで寝っ転がったり涼んだり。1500円だったけど、朝の6時から9時までに行けば半額だそう。木曜の朝とかならまた行きたいって話に。


本日のゴン様ワークス。

今出てるNYLON guysの新しい号のスニーカーのページにも大きな写真が。
それもとってもいい感じだった。



2007年03月24日(土) きこりの切株



deanne cheukが座ってるこのイスが前から気になってたんだけど、きっと子供用の家具とかだろうなあと思ってたら、フィリップ・スタルクっていうデザイナーが作ったものだそう。



トイザラスとかで安く売ってるかと思ってたのに、25000円くらい。



同じシリーズでこんなのも。



2007年03月23日(金) パリ、ジュテーム

一昨日会った時に観に行こうって話になって、仕事後モモちゃんと日比谷シャンテで「パリ・ジュテーム」を観る。お馴染みの映画監督や、知らない人のも含めて、クリストファー・ドイルの作品以外はみんなそれぞれにいい作品ばかり。観る前からきっと1番良さそうって思ってたアレクサンダー・ペインのやつが、やっぱりすごく良かったので嬉しくなる。ガス・ヴァン・サントのには「エレファント」で写真撮ってた男の子が出てきた。期待してたマギー・ギレンホールも可愛らしいフランス語を使ってて良かったし、ナタリー・ポートマンもジュリエット・ビノシュも可愛かった。マリアンヌ・フェイスフルとジーナ・ローランズ、ファニー・アルダン、とオーラ女優に釘付けになりつつも、やっぱりアレクサンダー・ペインの作品に出てたマーゴ・マーティンデイルが、高層ビルを上がるエレベーターの中で口をパクパクしてたシーンとともに心に残る。この監督の作品「アバウト・シュミット」や「サイドウェイ」のかたちをなぞる感じの短編なんだけど、なんともいえない空気。これだけでもまた観たい。最後に流れる曲も優し気で良かった。kings of convenienceの作品にも参加してたファイストが歌う曲。



人生の中の辛いことも素敵なことも、色々見てきた人が見せる優しい顔。



2007年03月22日(木) 私のゴン助

昨日渋谷のリブロでjournalのマーク・ゴンザレスのやつを見つけて興奮しつつビニールのカバーが付いてて見本になってたものだったみたいなので、お店の人に在庫があるのか聞いたら、もうないですと言われて、でもそこにあったやつは売り物だというので、良かったーと思って表紙にDVD付きって書いてあるんですけどと言ったらDVDとポスターが付いてたんだけど、サンプルだからないと言う。本だけだったら幾らで売ってくれるんですかと、とぼけた調子で(目は真剣)聞いたら、定価が2200円ちょっとするのに、本だけで2100円と言われた。マーク・ゴンザレスが心を込めて(?)作ったDVDとポスターが100円くらいの扱いかと思うと、何とも言えない気になり、半額くらいになるかと思ってた期待も打ち砕かれて、ネット通販でもするかと思い、買うのやめた。

が、その後行ったタワーにも置いてなく、何度かネットで検索したものの買えそうなところが見つかりませんよ、どうしよう。



ということで、マーク・ゴンザレスが参加したjournalの17号、見かけた方はご一報下さい。よろしくお願いします。



2007年03月21日(水) AVRIL 14th

休日。お昼過ぎに渋谷で待ち合わせ。フランス旅行帰りで、卒業式も終えたばかりのモモちゃんと会う。レディースデーで観れてなかった「マリー・アントワネット」を観ることに。先にチケットだけ買って、ivyに行く。2人ともそれぞれ買い物して、代官山の方に出てご飯。デジカメのフランスの写真見せてもらったり、卒業祝いも渡せたり、フランスのお土産のお菓子貰ったり。

夕方になって渋谷に戻って映画。歴史上のことをどうのこうのと言うのはナンセンスと思いつつも、みんな英語しか喋らない不思議さがインチキ臭さをともなって全体を覆っていて、イメージフィルムイメージフィルムと呪文を唱えつつ観る。たまたま先日スカパーでやってたのを見るような見ないようなで眺めていたアニメの「ベルサイユのばら」が、ちょうど娼婦出身のデュ・バリー夫人にマリー・アントワネットが国王の圧力のもとで嫌々言葉をかけるというストーリーだった。お国問題絡みでの「産むマシーン」としての顔や、母親になってからの顔など、キルスティン・ダンストが様々な表情を見せて良かったし、汚いものは一切フレームの中に入れる気はない、とばかりに徹底してキラキラとしたソフィアの世界ここに極まれり、って風で、別にフランス人じゃない私はとても楽しめました。



洋菓子が食べたくなるシーン、多数。



2007年03月20日(火) 小春軒

同僚と図書館。

・「アイスランドへの旅」ウィリアム・モリス
・「マイ・ムービー・ビジネス」ジョン・アーヴィング
・「淀五郎、藁人形」古今亭志ん生(CD)

図書館を出て、すぐ側にあって気になっていた洋風定食屋「小春軒」に、ついに入る。エビフライの盛り合わせ定食。エビフライは1つで、その他に貝柱、豚、メンチ、白身魚のそれぞれ小さめの揚げもの。キャベツが付いてたけど、あとはご飯だけ。これがとっても美味しかった。出てくるまで少しかかったので、注文きてからパン粉つけて揚げてるんだねーと、帰り道で盛り上がるくらい美味しかった。私たちがいる間にも、入れ替わり立ち替わりって風にお客さんがどんどんと。



2007年03月19日(月) volta

5月に発売になるbjorkのアルバム「volta」が良さそう。ジャケットの印象でなんとなく良さそう、と思います。久方ぶりに飛ばした感じの音になってるといいなあと思います。お友達の(仮)さんは4月のコーチェラに行く予定で、先行して新曲なども聴けるんでしょうから、とても羨ましいです。というか、コーチェラ行くこと自体が羨ましいです。再結成レイジですか。でも個人的にほとほと羨ましいのはルーファス・ウェインライトのライヴが観れることです。って、たぶん(仮)さんは観ないと思うけど。



すれすれで、もはや気狂い。



2007年03月18日(日) バジルペースト

バジルペーストを作ってスパゲティを作ったら思いのほか美味しかったんですけども、好みじゃないという理由だけで妹には食べてもらえなかったことに無性に腹の立つ思い。どうせ食べないならバジルペーストだけとっておいてまた今度はペンネで食べたかったのに。全部作り終わってから平然と好みじゃないというような不満を言われたので、嫌なら食べないでいいと言ったらインスタントの焼そば作りだしたので、上等じゃねーかと思ってその場で2人前のスパゲティを自分で食べる。でも美味しかった。でもどうせなら一人前分はペンネで食べたかった。


バジルペーストって自分で作らなくても売ってんのね。



2007年03月17日(土) アタックチャンス

4月から変わるNHKのラジオドイツ語講座が「謎の女」という謎のスキットに。。。日本人の男の子が音楽留学する話とか、日本人の女の子がドイツに一人旅する話だったこれまでに比べて、今一つテンションの上がらない1回目の感じで、ラジオは続かなそうな予感。太田達也先生に戻るかと思ったら戻らないし。逆に今までろくに見てもいなかったテレビのドイツ語講座が4月から博多華丸・大吉コンビに。NHKの番組の中で物真似ネタが見れるかどうかは分かりませんけども、テレビは週一回くらいちゃんと見ていこうかなと思います。


スーパースリー。



2007年03月16日(金) 春に初雪

世間でいうところの五月病みたいなものが、だいたい2月くらいに自分に来ます。寒さが原因とみられるこのちょっとした冬眠シーズンが、暖冬だった今年は自分にも影響が出て今頃ずしんとのしかかってきています。春になったと思ったのに初雪。毎日寒いです。春遅し。何か春っぽいものでも見つけて買い物でもしたいところ。



swish!のネコポーチが可愛いです。買おうー。

タオル屋さんの女の子からDMのようなお手紙のようなハガキが。



2007年03月15日(木) 韓国料理

「プラハの恋人」が大変なことに。韓国ドラマといえば「チャングム」くらいしか、というか「チャングム」ですらかいつまんで見てたんですけども。「プラハの恋人」面白ーい。韓国では視聴率30%越えてたドラマだそうです。それで思い出すのは、韓国で夜になってからご飯食べに行ったりフラフラしてたりすると、チェーン店とかコンビニとか以外の個人でやってるお店とか屋台とかで働いてる人たちが、おじさんもおばさんも若い人たちも、みんなニュースとか見ないで自分の小脇に従えている小さいテレビでドラマに夢中になっていた姿でした。

年明けすぐに行ってきた韓国旅行のメンバーの中には、韓国ドラマとか韓国スターとかが好きっていう人が私も含めて1人もいなかったんですけど、このドラマ見てからだったら、食べたご飯のメニューとかにもちょっとした違いがあったかもとか。

やっぱり刑事役の人がすごくかっこいい。まわりの人は誰1人として同意してくれませんが。Uは刑事役の人と新井浩文の顔が似てると言って、だんだん傾向が定まってきたねと言いますが、似てねーよ。



2007年03月14日(水) 豆腐マヨネーズ

月森紀子さんの新刊が文化出版局から。文化の本は会社で社販できるので注文してたらすぐに届いた。美味しそうなレシピがいろいろ載っているのも良かったけど、いいなあと思ったのは作りおきができるお惣菜を2パターンとか4パターンの行き先を作って、作りおきしたものを利用したレシピがいろいろ考えられているページ。

例えば切り干し大根を作ったとして、それを1人で1人分だけ作って食べるのはあまりに億劫だけど、何人前かを作りおきして、その切り干し大根を使ったサラダとか、酢のものとか、お焼きの具に入れてみるとかの余った切り干し大根の行き先が様々なレシピで考えられてるとこがいいなあと思います。


普通の人の料理本と比べるとちょっと変わってる感じがしますけど、何度もこの人のご飯を食べに行っていて、美味しいことが分かってるのでいろいろ試したい。



2007年03月13日(火) ハンバーグちゃん

読んでいる本に出てくる男の子と女の子が、お互いのことを変な愛称で呼び合っているんだけど、その変な愛称のいきさつがどこにも出て来ません。

それで思い出すのが、中学生の時のクラスメートだったTさんのことです。Tさんは別のクラスのとある男の子から「ハンバーグ」と呼ばれていたのでした。そう呼ばれることをTさんはキーキー言ってすごく嫌がっていたんだけど、日本の中学生男子が女の子のことを「ハンバーグ」って呼ぶなんて、アメリカ人のおっさんが娘とか嫁をお花とか甘い食べ物とかの愛称で呼ぶくらい、というかそれ以上の威力を感じるストレートな愛情表現だと思うんだけどナー、と思ってたのを思い出しました。


私の可愛いおむすびちゃん、とか。



2007年03月12日(月) handmade

予告通りスポニチに新井君の記事。グラビアアイドルじゃなかった。坂本美雨さんと真剣交際が発覚したとのこと。教授にも挨拶済みだってさー。べつに何がどうっていうんじゃなく、意気投合とか真剣交際とか、楽しそうでいいなあと思う。池脇さんの時といい、いい恋愛をちゃんとしてるイメージが新井くんにはあります。私だけの勝手な贔屓目と妄想だけど。昨日アケミちゃんと新井浩文について話してて、今でも面白いのに将来どんな面白い役者になっていく可能性があるかって話だけで大盛り上がり(私だけ)してたんですけど。やっぱ交際は真剣じゃないとね、ってメールで。


素敵な写真。



2007年03月11日(日) まほちゃんの家

お昼過ぎに青山ブックセンターの本店へ。アケミちゃんに誘ってもらって、しまおまほさんの本「まほちゃんの家」発売記念のイベント。しまおまほさんとお父さんの島尾伸三さんのトークショーへ。途中お母さんの潮田登久子さんも参加されたりして、しまおさんのお家の話をいろいろと。本当にいろんなことがあってここまで来て、それがこれからもかたちを変えながら続いていくという、安心感とか信頼感とかいう言葉ではとても表わしきれない、揺るがない何かが底のほうにあるんだけど、その上に積み上げられていってるものは日々更新されている親子という特別な関係。30を前にしてやっと実家を出るだの言い出した自分ですが、島尾家の話を読んだり、今日みたいに話を聞いたりしていると、私がまだ両親と3人で東京にいた頃のことをよく思い出します。6つの時に妹が生まれてからも、最長でも私が1週間台湾に行った時以上に両親と離れて生活したことがないくらい一緒に生きてきたわけです。観に行きたいと言った映画には連れていってくれた父親のおかげで映画観るのは大好きだし、年中図書館に連れていってくれて、欲しいと言うと本だけは買ってくれた母親のおかげで本を読むのも自分には大切なこととなっています。親と自分についてのことを落ち着いて考えることはなかなかないものですけど、離れて暮すようになればそんな機会もあるだろう思ったりします。



アケミちゃんと表参道をフラフラして、夕方からファミレスへ。土曜はテアトルで「松ケ根乱射事件」と山下監督の過去の作品をオールナイトで観るっていうイベントに行って来たアケミちゃん。監督と出演者のトークショーも見て来たそうで、「今後のご予定は?」と聞かれた新井浩文が「年内に映画の撮影が2〜3本、あと近々スポニチにすっぱ抜かれます。」と答えたという話。グラビアアイドルとかかねーつったり。春には沖縄の離島に旅行に行くというアケミちゃん。羨ましー!色んな話をしてたら9時過ぎてた。



2007年03月10日(土) パトロール

逃避願望も込めて、いくつかのロードムービーについてのなんかを書いたりしたいと思います。

土曜が休みの人に、4月にあるfの結婚披露パーティーの日、休日を交換してほしいと頼んだら断られたのだけど、中1の時からの親友の結婚披露パーティーを欠席してまで自分がいないとどうにもならない仕事でもあるまいし、と思って他の人に相談したら、休ませてもらえそうな運びになったので有休取らせてもらうことにして招待状の出席に丸つけてポストに。

仕事後、また丸善へ。昨日よりお客さんも少し減って、色々見れた。ちくま文庫の品揃えがご立派。志ん朝の落語本もみんな揃ってた。



2007年03月09日(金) それでも月は見ないとね

木曜休みの同僚と昨日の韓国ドラマの話。面と向かってもう会いたくないって言われたのに頑張り続ける主人公。思い込みも勘違いも得意だけど、そういう若さみたいのは自分にはもうないと思うと、つまらないなと思う。迷惑がられてるのにそれでもと我を貫けるほど夢中になれたら、それはそれでそんなに幸せなことはないんじゃないかと思う。

丸善、オープン。記念品がもらえるとかもあってか人がいっぱい。洋書のコーナーを仕事絡みでチェックして、文豪と佐内正史さんの本「うりずん」を買って帰る。



夜、「僕らの音楽」に井上陽水と奥田民生。小泉今日子に2人が作った「月ひとしずく」って曲を最後に演奏したのがとても良かった。キョンキョンのはドラマかなにかの主題歌だったと思ったけど、メロディの微妙な感じとか、あらためてすごく難しい曲だと思った。でもこの2人が歌うとそのメロディが何とも言えない力の抜けた広がりをみせて、はあ〜と思う。



2007年03月08日(木) invisible

妹の部屋にまで増殖していた私の荷物を片付け。部屋の片付けなんか放り出して、海にでも行きてーなーと思いながら。この春アメリカに行くと言う、あの人やこの人。春に、夏の終わりに、フランスに行くと言うあの人やこの人。みなさんどうか楽しんで、素敵な旅に出て、楽しい話を聞かせておくれ。私もどこかに行きたいなあー。こんな、、、自分の部屋で袋小路のあげく八方塞がりになって、気を落としてる場合ではない。目を覚ましたい。人のためにも自分のためにもなる、一石二鳥を狙いたい。理屈ではない。迷うな、自分。



言わなきゃ何も始まらないような言葉も、言ったら全部が終わるような言葉も、全部飲み込んで何も言わない。それでも何か言う時には、本当に思っていることを。



2007年03月07日(水) 悩んで学んで

妹が実家に帰ってくることに。帰るなり長い髪は似合ってないとかダメ出し連発される。まあ、いつものこと。長い髪が似合ってなくて悪かったわね。マギー・ギレンホールになりたかったもんだから。。。まずはかたちからと思ったのに。ちなみに髪を自分で染めました。前髪も切ってましたが伸ばし始めました。私は本気です。



人生いろいろ。食べよ、妹。サントリーウーロン茶。



2007年03月06日(火) ドイツ

オレンジゼリーだと信じて口に入れたら、最高に青臭いニンジンの味がしたというショックでスプーンを持つ手が完全に止まってしまった恐怖のニンジンゼリーについて同僚のUに話したら、Uにも同じようなトラウマがあるという話。子どもの頃、高級なイチゴをもらって1人の時に食べようとして、何かの手違いでいつもと別の容器に入っていた味の素を砂糖だと思い込んでいっぱいかけたうえに、ご丁寧にイチゴを全部潰してから口に入れた瞬間、ぶー!って志村けんみたいに吐き出したという話。

とうとう9日にオープンする丸善日本橋店のリニューアルが今から楽しみ。改装に入る前からほぼ毎日寄り道してた本屋だったので、どんな風に変わるのか気になります。



先日見た映画、「運命じゃない人」の主人公だった人が、いきなり今日の朝ドラ「芋たこなんきん」に長女の夫役で出て来てビックリした。



2007年03月05日(月) パンとスープ

暴風雨に吹き飛ばされながらもメゾンカイザーには行く。ライ麦の食パン、いつもの6枚切りを8枚切りにしてもらった。アケミちゃんとメールで「天然コケッコー」のキャストの話題と寺島しのぶ。そよの父役が佐藤浩市、そよの母役が夏川結衣だそう。大沢君のお母さんが気になるところ。

夜、辰巳芳子さんの1年を追ったドキュメンタリー。ニンジンのポタージュスープに一瞬、子どもの頃のトラウマ、ニンジンのすりおろしをゼラチンで固めただけのニンジンゼリーという恐怖のメニューを彷佛とさせられたものの、口にした瞬間に顔がほころんでいるおじさんの表情を見て、すごい美味しいんだろうなあと思う。自分に将来あんなに手のかかる自家製の梅干しを漬ける日が来るとは、ちょっと想像できないけど、病気になった自分の大切な人に、病気じゃなくても自分の大切な人に、なにか美味しいものをと心から考える日はたぶん来る。ご飯をおろそかにしてはいけないなと思う。自分が自分だけに食べさせるご飯も含め。とはいえ別にニンジンは絶対5ミリじゃなくてもとか私は思っちゃう。そういう人が無理して作っても、ろくなことにはならないものです。自分が食べたいものを、自分が食べたいように作っていけば。



前から何度か日記に書いてた北千住の八百屋さんの上のレストランで菜食ご飯を作られていた月森紀子さんのレストランが3日に開店したそうです。全部テイクアウトっていうのは残念な気もしつつ、近々買いに行きたいなあと思います。場所は目黒。興味ある方はぜひどうぞ。マクロビオティックがどうのと言うよりも、肉がなくてもご飯てこんなに美味しく食べられるものなんだっていう、単純な驚きと何よりとても美味しいからおすすめです。



2007年03月04日(日) order

昨日の深夜にやってた映画「運命じゃない人」をなんとなく見てたんだけど面白かった。今日は昼過ぎに起きてご飯食べてぼーっとしてて、夕方頃テレビでやってた映画「超劇場版 ケロロ軍曹」をまたなんとなく見てたんだけど面白かった、であります。



昨日の夕刊に出ていたボストンの子。和むわー。

なんとなく見ている、で思い出すのが毎週木曜日のお昼にやっている「プラハの恋人」という韓国ドラマで、木曜が休日の自分はなんとなく見ています。そこに出てくる刑事役の人を私がカッコいい人が出てるよと同じく木曜が休みの同僚に言ったら、全然カッコ良くないと言われました。あの刑事の人が引っ越しした部屋の隣に住んでたら、わざとお醤油借りに行くよと話したら、全く理解してもらえませんでした。キム・ジュヒョクという人。今度調べてみようと思います。



2007年03月03日(土) care

仕事後、丸ビルに同僚と寄り道。marks&webのお店が丸ビルにも入っているというのを見て。花粉症で1番辛いのは目が痒くなることで、目を擦るクセの治らない自分はこの季節特に目のまわりがガサガサになるので、ハーバルモイスチャーライザーっていうのを買う。


ロフトも開店していたけど、化粧品ばっかりでめっきり丸の内のOLさん向けといった感じ。謎の癒しグッズも多く、一般的なOLさん向けの癒しの仕組みが全く分からんという話に。例えば謎の癒しグッズでなくとも、私なりに気分の和む一瞬というのは、音楽とか、変な人とか、気の抜けた小物とか、落語とか、まああげていくと色々ありますが、そういうことでの癒し、というか気分が和む感じと、ストレスとか鬱屈した気持ちというのは全く別問題で、どんなに癒されようともストレスは解消されずにそこにあるんですけど、と言ったら、「運動でも始めろ」と同僚に言われた。

どういう運動がいいかって話になって、ランニングとか水泳とかジム通いとか、1人で勝手にできるのもいいんだけど、もっと何も考えずにできるのがいいという話になって、あーでもないこーでもないとケチをつけていった挙げ句の結果が「スカッシュ」。これぞ究極のストレス発散スポーツではないかということに。ハンドボールほど人数もいらないし。でもどこでできるんでしょうか。



2007年03月02日(金) owl

仕事後、この前のタオル屋さんにまた。この前いた人と違う、感じのいい人がカタログ見せてくれたり広げて見せてくれたりでまた少し買う。「お名前いただいてますか?」と言われ、普段からお店に登録したりとかはしないんですけど、なぜか何となくその人の言い方が感じが良かったこともあって、お客様カードというのに記入することに。すらすらーっと書いてる私の横で見てたその人が「え!!」と言っておろおろしているので「ん?」と言ったら、「同じです!生まれた日が!」と言われた。生年月日が全部同じだと言う。すごいすごいという話になり、「今年30歳ですよね」とか「運命同じですね」とか言われて、面白い人だなーと思う。そういえばこの前、立ち読みした雑誌の星占いに今月とてもいい友達ができると書いてあったのを思い出した。この人かな、星占いもお互い同じだし、と思ったんだけど、韓国ドラマかなにかの下手な口説き文句みたいなので言うのやめた。控えの端っこに「フルネームで書いておきますね」って言って名前を書いてくれた。「また来て下さい」「また来ます」つって、家に帰る。


深夜、スカパーで「プリシラ」。



2007年03月01日(木) pictures

映画の日で休日。お昼過ぎに丸の内線で新宿へ。テアトルで「松ケ根乱射事件」を観る。いつも思うんだけど、人が住んでる家に入って行って映画撮ってるのかなってくらいに映ってるものが全部リアルです。テーブルとかこたつの上のごちゃごちゃしたものとか。わざわざ作られた感じの"ありのまま"とかでもない。登場人物とかもこれまでの作品に輪をかけて放ったらかしな感じで凄かった。新井浩文が銃を乱射って、頭だけで想像したらけっこうかっこいい感じにもなりそうなところを、山下監督が撮ると絶対にそんなことにはならなくて、そこがこの監督のすごいとこだなと思ったり。普通の人が銃乱射すると、きっとこんな風に格好悪いんだろうなーっていう、いいシーンだった。



あと途中、いろんなゴタゴタがあまりに鬱屈し過ぎて双子の兄が壊れたシーンがとっても良くって、それを何となく受け止める弟との関係みたいなのが妙にリアルさを持った親密な感じですごく良かった。小さい頃からあらゆる局面で比較されてきた双子の兄弟って感じがしてうわーと思ったり。役者の作る空気もあるけど、私が監督だったらこんなシーン撮れたらすごく嬉しいなーと思う。でもこんな現実離れした状況でなくとも人は鬱屈する。言葉で言い表わすこともできず、気持ちの行き場がなくなってどうにもならなくなった時に、話をするでもなく、取っ組み合うでもなく、何となく受けとめてくれる人のいることの幸せ。そういう人がいてくれないと辛い。銃でも乱射しないと収まりがつかなくなる。山本浩司が出てきてもよさそうで、出てこなかった。そういえば今NHKでやってるドラマ「ハゲタカ」にちょっと出てた。

山下敦弘監督の次回作は「天然コケッコー」。あのくらもちふさこの!また田舎の話だ。そよ役は名前忘れちゃったけどcmに出てる可愛いコです。女の子の描き方があんまりキラキラし過ぎないだろうから、どんな風になるか楽しみです。脚本が渡辺あや!音楽なぜかレイ・ハラカミ!


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