tdd diary

2007年02月28日(水) paris

昨日の日記にも書いた「パリ、ジュテーム」は18話のパリを舞台にした短編映画による作品です。サイトで少し見れますが、コーエン兄弟がパリでスティーヴ・ブシェミと短編を撮ったってだけでも相当興味がありますが、ガス・ヴァン・サントとか、面白そうなとこだと「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督がイライジャ・ウッド使ってたりもしてたり。あと1番楽しみなのはやっぱりマギー・ギレンホールが参加したやつ。作品として良さそうなのは「アバウト・シュミット」とか「サイドウェイ」のアレキサンダー・ペイン監督のやつ。3月3日から。



2007年02月27日(火) music

スコセッシ受賞。「ディパーテッド」観てないのでなんとも言えないところですけども、監督賞ならまだいいとしても作品賞をリメイク作品が受賞できるっていうのはいいのかなとか。リメイク作品に対する認識ってどういうものなんだろ。例えば外国映画のリメイク作品をアメリカが製作することと、昔のアメリカ映画のリメイク作品をアメリカが製作することでは評価の基準は違うのかなとか。これまた観てないのでいい加減に言いますけど、作品賞は「バベル」でもよかったんじゃないかなと思ったり。



何はともあれ、超嬉しそうなこの表情。良かったねー。

先日(仮)さんが熱くすすめてくれた「トゥモロー・ワールド」も撮影賞逃してました。この「トゥモロー・ワールド」、メキシコのアルフォンソ・キュアロン監督の作品ですが、さっき調べたらけっこうな豪華キャストでした。近々観たい。そして私が楽しみにしてる「パリ、ジュテーム」にもアルフォンソ・キュアロン監督が参加してるようです。



2007年02月26日(月) sherrybaby

仕事後、銀座へ。いつものように突然メールがきて(仮)さんとご飯。2人してnine inch nailsのライヴ東京2daysのチケットを手に入れて大盛り上がり。ほかにもいつものように色んな話を遅くまで。あー楽しい。今年は何かのフェスには参加するつもりらしい(仮)さん。私は早割も外れて今年のフジ参加は微妙な感じです。でもこの人来たら観に行くな、というのがとりあえずwilco。単独ライヴが1番の希望ですが、フェスででも来るなら絶対観たいところ。例年並みな感じなら今年は不参加。

ここのところ、マギー・ギレンホールが色んなところにと思っていたら、彼女の主演作の「sherrybaby」って映画が話題になっていたようです。アメリカではもうDVDになっているみたいですが、グウィネスが大絶賛とかはともかく、ゴールデングローブの主演女優賞にもノミネートされていたようでした。でもR指定とかだったりで日本で公開されるのかどうか、っていうか今の時点で音沙汰ないってことはやらないっぽくて嫌な予感です。昨日のインディ祭りでもチラっと出てましたけどbonnie'prince'billyが出てる「old joy」も上映しそうな空気が全く感じられません。主演女優と主演男優を受賞した「half nelson」て作品も地味で良さそうな感じでしたが日本でやらなそう。シネコンがいたるところに濫立しても、上映してる映画がみんな同じじゃあ、お先真っ暗です。地味にいい作品ばっか上映する地味シネコンを、誰か、作って。



日本公開されればという願いも込めて、HMVでサントラ買ってみました。



2007年02月25日(日) 独立精神

朝、ノンちゃんの散歩して、残ったワンタンとトースト。昼は有元葉子さんの本に出てたプチトマトから作るトマトソーススパゲティ。夕方またノンちゃんの散歩。

夜、スカパーでインディペンデント・スピリット・アワード。助演男優、初脚本、監督、作品、と「リトル・ミス・サンシャイン」が4部門で受賞。私が今年初めて観た映画がこの「リトル・ミス・サンシャイン」でした。韓国行きの飛行機の中で観ました(帰りはウディ・アレンの新作「scoop」)。負け組家族のロードムービーという、私が好きな要素がいっぱい詰まった映画でしたが、製作した人々もみんな感じの良さそうな人たちで良かったねーと思う。特別栄誉賞にデヴィッド・リンチとローラ・ダーンの2人。功労賞にロバート・アルトマンが。インディの中でも特に低予算の作品から選ばれるジョン・カサヴェテス賞というのがあるんですけど、来年から優れた協力関係で作品づくりをした監督と役者のコンビを対象にロバート・アルトマン賞という部門をつくるそうです。あと今年も様々なプレゼンターが。めっきり華々しさがないウィノナ・ライダーにビックリしたり、お変わりないデニス・ホッパーに笑えたり、最後には大好きなマギー・ギレンホールが作品賞のプレゼンターで登場。黒のワンピースで可愛かった。



母となってますます可愛らしいマギー・ギレンホール。wowow見れないんですけど、アカデミー賞授賞式にもプレゼンターとして登場する予定のようです。授賞式を見るという方は気にしてみて下さい。



2007年02月24日(土) ジェシカ

両親は親戚と伊香保温泉。仕事後すぐに帰宅してノンちゃんの散歩。久しぶりにワンタンを包んでご飯に。酒入れるとこをお酢で誤魔化したけど美味しかった。さしすせそー。

サチコさんから録画を頼まれていた「花よりもなほ」を録画しながら観ていて、途中で寝てしまった。

「わたしの好きなキッチン用品」で気になったニンニクつぶし器。ニンニクに触らずしてニンニクがつぶせるとは。高校生の時、友達のやっちゃんが中華料理屋でバイトしていて、ニンニクをすりおろす仕事をさせられたと言っては、指先をニンニク臭くしていたのを思い出します。



ニンニクつぶし器。去年から1人暮しを始めたやっちゃんにプレゼントするべきか。



2007年02月23日(金)

自分はそんなに花粉症の症状が酷い方じゃないつもりでいたんですけど、今日は花粉症ごときで死ぬかと思うくらい打ちのめされました。泣きながら仕事。こういう日がシーズン中に3回くらい来ます。助けて。

暮しの手帖が別冊で出した「わたしの好きなキッチン用品」て本を買う。最初にパスタ鍋について書いた五味太郎さんの文章がとっても良かった。鍋1つでこんな風な話ができるのはいいなあと思う。それくらい台所ってところは、家族やその関係とか、自分やその生き方に深く関わってくるところなんだなあと思う。



2007年02月22日(木) end of the day

お昼過ぎにワヤマさんのお家へ遊びに行く。途中北千住で、ヒラノが美味しいって話してたサニーダイナーでお昼ご飯を買って。ハンバーガーセットでポテトがいっぱいにジュースも付いて880円。しかも美味しかったー。私のウィル・フェレル好きを思い出していただき、コナン・オブライエンの10周年記念番組DVDを見せてもらう。ウィル・フェレルは相変わらず最高でしたが、他のゲストの映像もいちいち笑えた。そのあと私が持って行ったビースティの「撮られっぱなし天国」のDVDを観る。ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴ前に50人のファンにhi-8のハンディを持たせて、会場に散らばった50人にそれぞれの位置からライヴの模様を撮影させて編集し、ライヴDVDを完成させるという壮大にしてバカ、手がかかる上にバカ、会場の熱気が凄まじくてバカ、というなんとも言えない作品。劇場公開してる時に観たかった気もするけど、特典映像などもビースティならではといった感じでとても楽しめるDVDです。大盛り上がりにして様々な展開を見せる本当に素晴らしいライヴで楽しいんですけど、最後の曲(これから観る人もいらっしゃるかと思うので曲名は書きません)なんかは、もうオッサンになった3人が凛々しく見えるほどに格好良かったです。まだ私が10代の頃のこと。夜遊びしていて明け方近くに渋谷のローソンに友達と入ったら、ビースティの3人が普通に買い物してたのを見たことがありました。



途中、ヒロくんという男の子が登場。おやつ食べながらスラムダンクに夢中。お茶などいただきながら色んな話をして帰る。beckの話をチラっとしたからなのか、帰り道で頭の中でbeckの曲が流れていて、でもなんて曲なのか思い出せないんだけどメロディが頭をぐるぐるしていて、気になったので夜中になってから何枚かアルバムを取り出して探したら、『sea change』ってアルバムの「end of the day」っていう曲でした。そのままそのアルバムを聴いていたんですけど、アルバム全体でどうかと考えたら私はこの『sea change』ってアルバムがbeckの作品の中では1番好きだなと思います。



2007年02月21日(水) again

去年の秋に入籍した友達が春にお披露目パーティーをするとのこと。当日はラフな格好で、と招待状に書いてあるんだけど、とはいえ本当にどーでもいい格好では行けないもんです。なんかいいのがないかなあと思っていたんですけど、built by wendyのワンピースで可愛いのがあった。ペンギン!こんな服何かのきっかけでもないと買わないし着ないけど、結婚披露パーティーだったらいいかもな。私が好きなグレーのサテン地だし。しかもセールになってる。


久しぶりに会う友達も色々いましょうから、もっと普通の格好のがいいか。



2007年02月20日(火) don't have to be so sad

仕事後、渋谷o-eastへ。yo la tengoのライヴ。始まる前にmさんと合流したら、当房さんが来てたって。そんなmさんも先日の当房さんの展示を観に行ったそうでその話など。

新しいアルバムの曲も、古い曲も。「season of the shark」、「pass the hatchet,i think i'm goodkind」、「blue line swinger」で夢のよう。後半はジョージアが色々歌って、とても嬉しかったです。アンコール3回。最後はボブ・ディランのカバー。mさんとご飯食べて帰る。




2007年02月19日(月) 空耳

pixiesのドキュメントを観てて、ライヴのシーンで「no. 13 baby」をやらないといいなと思っていたんですけど、っていうのは先週の空耳アワードで「no. 13 baby」の空耳を見たばっかりだったため。本編中「no. 13 baby」を演奏するシーンはありませんでしたけど。それでっていうわけではないんですが、私の秘蔵ビデオコレクションの中の「soramimi hour」を5〜6年ぶりに見ました。今となっては空耳アワードというタイトルでほぼ毎年やっている空耳の企画の記念すべき第一回目をビデオに録画したもので、空耳アワースペシャルというタイトルで、当時のアイドルと、ローリー寺西と、マイケル富岡をゲストに迎えて進行します。番組の中でタモリが「タモリ倶楽部」が10年続いたって話をしているので92年か93年の放送、14年前?ってすごい。タモリも安斎さんも若い。

私が過去の空耳の中でも格別好きなのがyou tubeにアップされていました。パーマが変だってやつで、パーマの人の表情とか佇まいもひっくるめて奇跡的に面白いです。



2007年02月18日(日) where is my mind?

夕方くらいに吉祥寺へ。途中、秋葉原から御茶ノ水まで総武線に乗った時、東京マラソンのキャップをかぶったおじいさんが2人車内にいて、紙切れにお互いの連絡先を書いて交換していて微笑ましかったです。

びしばちゃんとユザワヤとか布地屋を色々。途中mさんの職場に通りかかったので探してみたんだけどいなかった。ご飯食べて夜、レイトショーでpixiesの再結成ツアーのドキュメンタリー映画「loud quiet loud」を観に吉祥寺バウスシアターへ。映画館にライヴ用の音響を持ち込んで上映するというもので、ライヴシーンの音はとっても良かったです。

ファンや周りの人間からのプレッシャーというのももちろんあったと思うけど、それとは別の緊張感にバンドが包まれている。メンバー同士で口きかないし。それぞれ個々は不安定であり孤独感を抱えたりしてるのに、バンドは世界中の人々からそれこそ大きな愛でもって迎えられる。会ったこともない他人から大好きだと言われる。つい最近まで解散していた時には有り得なかった状況。そのことにそれぞれが自分の中で折り合いがつけられないでいるような感じ。弱いわけでは決してなく、まともな人なら普通はああなるんだと思う。

それにしてもジョーイの揺らぎそうな気配すら全く感じられない安定感。解散した原因について話したシーンの、メンバーの中で1番率直で冷静な視点からして、もともとすごく落ち着いた人なんだろうけど。家族とチャットしながら堅実に仕事をこなしていく鉄の意志!親になると人は強いなーと思ったり。かといってメンバー全員がこういう人間でも、バンドは成り立たないはず。でもこういう常に冷静に状況を把握している人間が1人は必要なんだろうなと思ったりもする。衝動だけでは音楽ができなくなった時の人の在り方は様々ありましょうが、どこの会場に行ってもpixiesはとてつもなく愛されていた。12年経ってもそんな風に歓迎される凄さ、それに応えられる凄さ。不完全もまたこのバンドの最大の魅力だったのでした。


ところで再結成ツアーにはkelly dealも同行していた。この姉妹(っていうか双子だったのね)本っ当、いいわー。家の庭先で刺繍してるkim dealにも、ツアーバスの中で編み物してるkelly dealにも萌えた。おとこ女だと思ってたのに!どんな女子にも手芸のたしなみ。家帰って久しぶりにbreeders聴きました。初々しい双子の様子はこちらへどうぞ。



2007年02月17日(土) lose

仕事後、日本橋の三越に。minaの雑貨みたいなお店オッグっていうブランドが入ってるというので見に行く。タオルを3枚も買ってしまった。



夜、新しく始まったNHKドラマ「ハゲタカ」がとても面白かった。バブルがはじけた直後の日本が舞台で、外資系ファンドと銀行と切り捨てられていく日本人たちやそれをとりまく人々のドラマ。お金の流れ1つで向上心が欲にもなり、挫折が破滅に直結したような時代のドラマだけに緊迫感が感じられて面白い。大森南朋が主演で、ドラマ初出演の松田龍平などなどキャストがドラマっぽくない感じで、前に放送した「クライマーズ・ハイ」と同じディレクターが作っているそう。全6回で今後も色んな役者が出てくるみたいで期待してます。M&Aっていえば、その頃と同じくらい頻繁に今もあって、むしろここ最近の方が大きな会社だけじゃなくなってる分、あちこちで聞く話になっていたりもするのかも。uの会社も先月吸収合併されたらしくて、パートであるuはとりあえず現状維持にまわってても、社員だった人は配属先が変わるどころか新しく経営をしてる会社の傘下の全く別の事業部に飛ばされたりもしてるって話を聞いたばかり。仕事は直接生活とか生き方に影響を与える分、変化を受け入れていく側はたまらない。



2007年02月16日(金) it's a motherfucker

月曜が祝日だったので本来なら土曜まで休みがないんですけど、人がいっぱいいるしってんで、昨日いきなり話して今日は有休とることに。予定があるわけではなく、片付けないといけない用事があるとかでもなく、いきなり思いつきで有休をとるという反社会人的な休みのとり方をよくします。無理でなければ、必要ないところで頑張ることないっていう考えのもとで。

家で映画観たり音楽聴いたり本読んだり。



2007年02月15日(木) air

仕事後、図書館。同僚のAも一緒に来ることになって、お互い定期で別々に図書館に向かう。ドイツ人の作家の本1冊とエルヴィス・コステロの新しいアルバム2枚。視聴覚コーナーで、小学生くらいの男の子がヘッドホンして「耳をすませば」を見ていて、ちょうど雫と天沢くんが図書館にいるシーンだった。ヘッドホンして頬杖ついてる男の子を見かけながら、好きな人ができたのか(映画のキャッチコピー「好きなひとが、できました」)、と思う。

人形町のハンバーガー屋に行く。BROZERS'っていうお店でお昼時は行列に並ばないと買えないそうですが、夜は空いていました。店内には映画のポスターが貼ってあり、BGMはフーファイターズ(の、2枚目)。ポスターの中の1枚は「men at work」っていうエミリオ・エステベスとチャーリー・シーンが共演している映画のやつで、それでBROZERS'ってシャレか、と思ったりしていたら、Aさんが別のポスター「俺たちは天使じゃない」を見たからか、先週観に行ってきたという「ディパーテッド」が面白かったけど、一緒に行った人には「インファナル・アフェア」の方が迫力があって好きだと言われたという話をした。私はレオナルド・ディカプリオよりトニー・レオンの方が好きだしという訳の分からない話で応え、「ディパーテッド」の記者会見か何かでディカプリオがオスカーの話題に対して「スコセッシ監督が監督賞を受賞したことがないというのは悪い冗談のような状況だ」とかなんとか言っていたんだけど、確かにスコセッシが監督賞をとったことがないなんて悪い冗談みたいだけど、リメイク作品で監督賞が受賞できても複雑だろうから今回も受賞しなくていいのにと思うという話。



前にUが話してたドイツパンのお店タンネも見つけられた。閉店が夕方5時(!)で仕事帰りには買いに行けない。朝は8時半からやってるから朝寄ろうと思えば来れるけど。



2007年02月14日(水) carry on

今日も雨なのにマラソンの人がちらほら。うちの会社の前の通りは東京マラソンのコースなのですが、日曜はお休み。仕事の日だったら見物できたのになと思ったりもします。仮装して走る人もけっこういるみたいで、仮装のルールもサイトに。さすがに着ぐるみ着てマラソンは無理だけど、どうせ参加するなら仮装してほしいものです。あまりに秋葉原な感じもちょっと怖いですけど、東京マラソンですからそれもそれで。



スカパーで「スコセッシ・オン・スコセッシ」。スコセッシが自分の作品について語り倒すというもの。前に「グッドフェローズ」のジョー・ペシがトミー役のブチ切れ演技でアカデミー助演男優賞を受賞、みたいなことを日記に書いたんですけど、「グッドフェローズ」でレイ・リオッタに「お前何が面白くて笑ってんだ」つってものすごいジョー・ペシが絡むシーンがあって、あれはジョー・ペシの即興演技だったという話をスコセッシが。とても緊張感のあるシーンで、流れによってはあのシーンでレイ・リオッタをトミーが殺してたかもね、つってスコセッシは笑って話してたんだけど、あんなピリピリしたシーンを即興で出来るのか。ブチ切れてるだけかと思ってたら!

文豪がエッセイにも書いていたNHKの「世界ふれあい街歩き」、今日はメキシコのタスコって街だったんだけど、すごく良かった。子どもがみんな可愛い。

mさんからcdrが届く。一緒に送ってくれたヨラテンゴのステッカーがすごい。写真日記に。今日でこのサイトも丸6年。良く続いたもんだよ、自分で言うのもなんだけど。



2007年02月13日(火) 東京マラソン

夕方くらいの時間になるとお店の前の大通りをけっこうな本気走りの人が駆け抜けて行きます。東京マラソンに出る人が練習しているようです。まだまだ先のことと思っていた東京マラソンも、気づけば今週末に開催です。ニューヨークやロンドンに続けとばかりに初めて企画された大規模なマラソン大会ですが、東京のど真ん中を時間差はあれど7時間貸し切って、ちょっとした名所巡りのような景観の中を、それも大通りの車道をだれに遠慮するでもなく我が物顔で走り抜けられるわけです。さぞかし気分良く、普段から東京の狭い歩道を走っている方々には夢のような大会となることであろうなと思います。一般の人が中心でしょうから、色んな人が走るんだろうと思います。3万人のランナーの募集に3倍の応募があったそうです。ナイキとかアディダスの広告みたいなおしゃれな人たちとかもいそうです。音楽聞きながらとか。楽しそうですが参加も観戦もしないという人は、18日はどこへ行くにも電車にしておきましょう。

この前行ったサイクルモード以降とかで、日本橋や京橋界隈で自転車乗ってる人の格好も気になったりしています。山の中とかならともかく、都心で会社に自転車で通勤するだけのことなのに、ツール・ド・フランスにでも参加するかのような全身バッチリな人もどうかなとか思ったり。そういいながら、韓国の免税店でジャック・スペードのメッセンジャーバッグ買ったりもしてて、自転車デビューに向けて少しづつかたちから入ろうとしていたり。



2007年02月12日(月) change your heart

「エターナルサンシャイン」をまた観て、beckの春の武道館に行こうかなあと思ったり。行くつもりなかったんだけど。単独ではいつも春に来るベック。何年か前の武道館でのライヴも日本の桜が見たかったそうで春に来日しました。九段下の桜が満開の時期だったのをとてもよく覚えています。「everybody's gotta learn sometimes」歌うかなー。



いつも見てるブログが荒らされてなんとも言えない気分に。無許可の画像を使っているどころか、無許可の画像のみで成り立っているといってもいいようなこのサイトなんか、日陰のサイトだから続いてるようなもので、内容がないからやめろと言われたのも1回くらいで済んでますけど、学級新聞のノリでやってきたこのサイトも近々7年目に入ろうとしています。6年前に始めた頃はブログみたいなものはまだなかったり、ネットをとりまく色んなことも今とは違っていた感じでした。友達に近況が伝わったり、自分が覚えておきたい瞬間のことや、思ったことを何となく綴っているだけですが、ここがきっかけで友達が出来たりいいこともいっぱいありました。って、何が言いたかったのか今全部忘れましたけども、続けられるうちは続けていくつもりです。意味がないようでも意味はあるっていうのを自分に言い聞かせたいだけでした。



2007年02月11日(日) lake

スカパーの映画チャンネルが「バレンタインデー特集」つって、色んなとこで恋愛映画ばっかり。「トゥーウィークスノーティス」とか「私の頭の中の消しゴム」とか「アメリ」とか「エターナルサンシャイン」とか。自分の頭が現実離れの危機です。私は大富豪のお抱え弁護士じゃないし。忘れっぽいけど健忘症じゃないし。空想好きのフランス娘じゃないし。記憶を消す気もないし。加瀬亮と携帯で話してるのは私じゃない。現実を見つめなければ。

そんな中で面白かったのが「恋する40days」っていう映画で、ジョッシュ・ハートネットが40日間の禁欲生活をするという下らないにも程があるってくらいの下ネタ満載アメリカ映画なんですけど、面白かったー。彼女の友達役でマギー・ギレンホールも。この中で本気の女の子の場合デートでどこに連れて行くかって話で、ずっと目的もなくバスに乗っているっていうデートをするシーンが良かった。



2007年02月10日(土) おにぎりもパンも

仕事帰りにアケミちゃんから興奮気味のメールが。softbankの新しいCMが市川実日子と加瀬亮が出てるそうです。哀しい予感コンビだって。すげーって。softbankに携帯変えなきゃ。でもスカパーばっか見てるからCM見ないなあと思ってたんですけど、こちらに。「結婚しないか。」だもの!びしばちゃんの夢を7割くらいは満たしているCM。でもアケミちゃんも言ってたけど、ホントにこの前の「哀しい予感」の舞台の続きみたいな感じが2人からしていていいなあと思います。とはいえ、私はここでも市川実日子の可愛さに釘付けですよ、もう。私が結婚してほしいくらいだわよ。意味分からないけどさ。

そんな市川実日子と加瀬亮ですが、「かもめ食堂」の荻上直子監督の次回作「めがね」でも共演。主演は「かもめ食堂」に続いて小林聡美で、以下キャストが市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ、と続いています。加瀬亮以外、全員「すいか」に出てたよ。光石研、かつら付けて出てたもん。あー「めがね」楽しみ。



CMといえばpascoの超熟のCMも「かもめ食堂」。いろんなものが行き交って、何が何やら。あー楽し。



2007年02月09日(金) "schism"

お昼過ぎには家を出て、丸の内線で新高円寺。サロン・バイ・マーブルトロン。当房優子さんの展示を観に。中に入ると、当房さんがいらっしゃって、久しぶりにお話できた。新しい本に出てくる作品が実際にみんな見れて触れて嬉しかった。素材の質感とか、やっぱり本物を実際に観れると嬉しい。

青山へ。アメリカンラグシーでやっているdeanne cheukの展示を観に行く。大きめの作品が5点、オサレなセレクトショップの店内に。原画というより、この人の作品の場合はプリントが完成品てことになるのかもしれないんですけど、これだけ大きな作品を間近で観れただけでも感動。前にrocketとかのexhibitionに参加した作品とかは観たけど本格的な大きいグラフィック作品は初めて。ノリタケのお皿とマグカップに彼女のグラフィックが施されたもの、高いかなーと思って覚悟してたらそうでもなかったので嬉しくなって二組も買ってしまった。お店を出て大きい通りに出たところで、私の前を走って行く車を見たら、タバコ吸いながら運転してる人がなんと、家のお父さんだった。ぎゃ!と思って携帯に電話をし、「もしかして246を青山通り沿いに表参道方向に向かっている途中ではありませんか?」って言ったら「そうそう青山!」とか少し話す。有り得ない確立で知ってる人に思わぬところで出くわすことにはもう慣れた。

zeppへ。今年の初ライヴ。toolのライヴです。入り口で手荷物検査とボディチェックがあったりで入り口で人が大勢右往左往。女子も女子のセキュリティから上着の上からポンポコ触られました。そんなつもりはなかったんですけど、思いもかけず物凄く前のほうで観ることになってしまい、かえってすっごい良かったです。新譜を地元のタワーでのんびり試聴してて、もう3曲くらい聴いたかなと思ってクレジット見たらまだ1曲目だった、ってくらい新譜は曲がそれぞれビックリするくらい長い。ライヴで観たい感じの曲で、楽しみにしていました。『ラタララス』の曲とかもやってたのでフジロックでのライヴを思い出したり、単独で来たのはもう5年前ですか。赤坂ブリッツで観たライヴなんかも思い出しました。メイナードさんはスタジャンみたいのを着てたんですけど、1曲歌ったら暑くなったのかスタジャンを脱いだんですけど、スタジャンの下はハダカで笑えました。モヒカンに渡哲也サングラス。歩いててすれ違ったら絶対目を合わせたくないタイプですが、「ドウモアリガトウゴザイマス」と2度も言う礼儀正しさ。さすが元アーミー。新譜試聴したとき、toolはギターがもう1人増えたんじゃないかと思ってたんですけど、変わってなかった。4人だった。実質演奏は3人でやってるわけですが、3人で出してる音とは思えない分厚さ。スクリーンの映像も綺麗。大きな音とオーディエンスがまたバカ盛り上がりで、どんどん吸い込まれて行きました。toolのライヴは3度目ですが、気味悪いバンドとは全然思わない。選び抜かれた真面目な職人さんたちによる、切磋琢磨して磨き抜かれた音を聴かせていただいてるようなありがたいライヴだといつも思います。音の波動に酔います。



2007年02月08日(木) how to fight loneliness

uとは色んな話ができて楽しい。世間体みたいなものを意識した先にある、他人が決めたマトモとされる価値観みたいなものにあんまりとらわれないでほしいと思うのだけど、それをそのまま言うのが嫌で、そういうことを伝えようと私の色んな間抜けな話を披露したり、他人には全く理解されない心底下らないことに夢中で、しかもそれを誰にも認めてもらえなくても楽しいかというような話をする。なにがどれくらい伝わったかとかでなく、ただちょっとほっとした心持ちになってくれたらいいと思う一心で。

uに言われたのは、家族と離ればなれになって一人暮らしが始まったら、テレビのバラエティ見ながら寂しくて涙がこぼれるようなことになる、という怖い話。新しい自分を知ることになるよ、と言われ怯える。

明日の夜はzeppにてtoolのライヴです。(仮)もたけしさんもtoolは土曜に観に行くそう。私は金曜の人に変わってと頼まれて明日がお休み。当房さんの展示を観に高円寺に行って、deanne cheukの展示を観に青山にも行って、toolのライヴも。3つが3つとも本当に楽しみ。ひとりぼっちでこんなに楽しいのに、寂しくて泣いちゃう日もそう遠くないというのか。



2007年02月07日(水) 遠くにありて

仕事後、uと北千住の椿屋でご飯のつもりでいたところ、今日になって椿屋の月森シェフが独立開業に向けて準備中で、今はランチしかレストランを開けてないという事実を知る。急遽、2人で表参道へ。uが気になっていたという、ニールズヤードのお店がやっているレストランへ。北千住のアットホームなお店でおふくろの味、って感じだった月森シェフの菜食メニューに比べ、ニールズヤードのは美味しかったんだけど、ハードコア・マクロビオティックって感じで、隣に座ってる女性2人組はヨガマット持参だったり。菜食もたまにはいいけど肉大好きだし、ヨガとかやったりする人からは病気扱いされるほど体がかたい私は、明らかに「呼ばれてない」雰囲気いっぱいの素敵なレストランで、植木等の心持ちでした。月森シェフのお店は2月〜3月くらいで目黒にオープンとのこと。開店したら行こうねと話す。

その後、これまたuが行きたいと言った青山の方のスパイラルの後ろらへんにあるA to Z cafeってとこにお茶しに行く途中、青山のアメリカンラグシーのお店でdeanne cheukのexhibitionをやっていることを偶然知る。本当にこの人とは偶然以上のご縁を感じずにいられないことがいっぱい。この前のスニーカーもホントにたまたま買えたし。大好きっていう私の気持ちが強過ぎて、強引に引き寄せてるみたい。お店は閉店していたので、改めて行くことに。



ZAZEN BOYSから町田のヤンキーさんが脱退。どうやったら次のベーシストとしてZAZEN BOYSに加入できるかなということに思いを巡らす。いつでも転職する覚悟は出来ているんですけど。あと、GWに向井さんのアコエレが長野で。長野ってだけでも行きたいのにアコエレ。しかも連休中。



2007年02月06日(火) jack nicholson

スカパーで「恋愛小説家」観る。観たのは2回目だけど、やっぱりジャック・ニコルソンの方にものすごく肩入れして観てしまう。ジャック・ニコルソンは「カッコーの巣の上で」とこの「恋愛小説家」でアカデミー賞主演男優賞をとっている。普段、ジャック・ニコルソンという名前の響きだけでいつも「シャイニング」のあの顔とか、「バットマン」のジョーカーの顔が浮かびますが、やっぱりこの2つは凄いなーと思います。2つとも全然違う役柄なのに同じ人の別の顔みたいな、ニコニコしながら超酷いことを言ったり、逆にしれーっとした顔でいきなり思いやりに満ちたセリフを言っても、観ている人に無理矢理飲み込ませてしまう。でもそんなに悪い気分にもならなくて面白い。「恋愛小説家」の中の、意地悪そうな表情とか、目パチパチとか、ドキドキしながら変に余裕、とかがいちいち面白い。



そんな色んな映画の中のジャック・ニコルソンを観ていても、一際格好良く男前に見えるのが、やっぱりショーン・ペンの作品に出ているジャック・ニコルソンだといつも思います。



2007年02月05日(月) 耳掃除して待て

最近テレビを見ていて日産の「車内外の空気をシフトする」のCMを見かけると「ギャ!」と狼狽しながらじーっと見入ります。マラカス持った森の動物たちが歌ってる。新しいバージョンの花粉症でマスクしてるウサギとおじいさんのやつもいちいち地団駄ふむくらい可愛いです。駄目押しで長塚京三のナレーション!世界のナベケンもイチローも人形に負けている。どうやったらビデオにでも録画できるかなと考えてたら日産のCMギャラリーってページがあって、ここで何度でも見れました。あー和む。



ところで全く話は変わりますが、最近何してるのかなと思ってたらq-tip兄さん、ちゃんとアルバムが出るらしいじゃありませんか。しかも劇場公開してたのも知らなかったスパイク・リーの映画「セレブの種」にも出てたそうです。それより早くソロの2枚目を出そうよ。



2年前のサマソニで奇跡のソロライヴを目撃しましたが、No.1イケメンラッパー(私の中で)は弱冠ぷよぷよしていて、ぷよぷよしたq-tipもちょっと良かったです。「Qだけど、呼んだ?」みたいな感じに、誰からも、どこからでも、フィーチャリングされ続けている時代はもう終わりだ。何年かかったか分からないソロがとうとう出るよー。って、いつ出るの?



2007年02月04日(日) いなばくんの年賀状

うちの会社はお客さんからけっこう年賀状が届きます。先日、お年玉付き年賀ハガキの当選番号表を渡されて、一応当たってるのがあるか調べるように言われ、ついでなので自分に今年送られて来た年賀状を持って来て会社で調べていたら、横で見てた人がその中の1枚の年賀状を見て「何この年賀状!すごいすごい!」という反応をされた。同い年の男子から届いたものだと話すと「ホントに!?」と言われた。それはいなばくんから来た年賀状で、賀正と筆ペンで大きく書かれた下に、色鉛筆でイノシシの親子の絵が描かれている年賀状で、何がすごいってイノシシ親子はもちろん、その横にある門松も印刷ではなくハガキに直接手描きで描かれているところです。



先日会った時に、いなばくんのもともとの友達でもあるヒラノに見せ、いなばくんはすごい、いなばくんは偉大だ、いなばくんは富山の生霊だという話になった。ヒラノは「パワースポット多いからね、富山」と、わけが分からないことまで言っていた。それにしても携帯画像になってしまうと、イノシシ親子の可愛らしさが全く伝わらないのが残念です。実物はこんなもんじゃないです。年賀状・オブ・ザ・イヤー。



2007年02月03日(土) いつか たぶん

同僚のUとテレビの話になり、「拝啓、父上様」の話をしてたんだけど、いつのまにか一休さんのエンディングテーマの「母上様〜、お元気ですか〜」の話になっており、2人とも正確な歌詞を思い出せなかったのでネットで調べたら、あのエンディングの映像ごとyoutubeにアップされていた。おそるべし。



あと、私とUは子どもの頃からけっこうなテレビっ子だったんですが、けっこう年が離れてるのに、共通のトラウマ映像を抱えており、なんでそんなことが発覚したかというと、先日Uが内視鏡検査を受けたことに始まりました。滞りなく検査は終わり、先生から内視鏡がお腹の中を傷つけてる場合、2〜3日の間に血便が出るかもと言われたと話したことで、そのトラウマの話になった。

血便と言われただけで私が、子どものころ見てたドラマの「積み木くずし」の中で小川真由美が血尿を出してギャー!と恐れおののいて「お父さん!お父さん!」と、お父さん役の前田吟を呼んで来て血尿を見せるというシーンが怖過ぎ、トラウマだと話すとUもあれはかなり衝撃だったという話に。血尿がなんなのかも年齢的に知らなかったと思うんですけど、それ以上にギャー!っていう小川真由美のリアクションがすごかったように記憶しています。さすがにyoutubeで検索する気にもなれません。



2007年02月02日(金) ludic feat. q-tip

お昼過ぎ、突然モモちゃんがお店に寄ってくれる。就活真っ最中。

夕方には前から約束してたMさんもやって来て、仕事終わってからMさんとご飯へ。wilcoカレンダーを一緒にオーダーしてたのが届いたので渡したら、wilcoが新譜を出すらしいっていう話と、ツアーの中にオーストラリアが入ってるらしく、そのタイミングで日本にも来るんではないかって話。あーそうだったらいいのに。で、その新譜が今回もジム・オルークがプロデュースらしく、wilcoのレコーディングとジム・オルークについての話になり、これまで出たやつと今度の新譜について、期待と妄想だけで色々と話す。ジェフが去年ソロツアーもやったから、今度の新譜は少し歌ものに戻ってくるはずだと私は期待しています。あと、Mさんのお店に永積さんが買い物に来たって話とか。



お茶したりしながらあっちこっちフラフラと。また1枚、cdが増えてしまいましたとさ。ここでもq-tip兄さんが2曲ほどひょっこり顔を出しています。



2007年02月01日(木) play

休日。モモちゃんが上京してくる妹さんの相手で映画観に行けなくなったので、「マリー・アントワネット」はさらに来週に。

家でcdの整理などする。実家を出るにあたってcdは半分くらいに処分するつもりでいましたが、ちょっとしたことがきっかけで、とりあえず今持ってるものは全部持って出ることに決めました。会社の棚卸しでこなれたところで、これまで1度もやったことなかったけど今持ってるcdの枚数を数えてみることにしました。1203枚もあった。バカみたい。やっぱ捨てた方が良くないか?2枚組や3枚組も1つとして数えての1203。しかもその中に買っておいて開封してないのが30枚くらいあった。お小遣いで必死にcd買ってた頃には有り得ない傲慢ぶりだ。自分で働くようになる前は、次にどのバンドがアルバムを出して、どれを買えるかということに頭を悩ませ、完全に期待が外れたアルバムだったとしても、好きになるまで無理矢理繰り返し聴いていたものでした。初心を取り戻せ!とばかりに、自分だけの懐メロを聴いていたら思いのほか、色んなことを思い出したりし、て、み、た。



あれもこれも持っていくぞー。


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hatori [mail]