tdd diary

2007年01月31日(水) ロック検定

仕事後、日本橋プラネタリウムに同僚と。アケミちゃんから貰ったチケットを使って、1枚割り勘でチケットを買い、「HOKUSAI」っていうプラネタリウムの上映。葛飾北斎と星座の因果関係は思ってたより掘りさげてないんだけど、北斎の絵の面白さも見れて、科学未来館でも観た大平さんのプラネタリウムも見れて、ちょっとしたドラマ仕立てになってて、宮本亜門演出、とか。北斎の声が緒方拳とか。大きなスクリーンなので普通にCGとか見るだけでもけっこう迫力。常設の上映券も貰って帰ってくる。

「ハケンの品格」を見て、仕事のスキルないなー自分、と別に何か資格があっても生かせるような仕事じゃないのに思ったりして。私が持ってる資格といえば普通免許と英検3級くらいなものです。しかもペーパードライバーで英語も話せません。べつに仕事に生かせなくていいからなんか資格とろうかなあと思いながら夕刊をペラペラめくっていたら、まさにそのタイミングで『世界遺産検定』の広告が!すごい、世界遺産検定って。と、思っていたら、もっとバカバカしい検定が。その名も『ロック検定』。MTVが主催ってところが、ホントに何の役にも立たなそうでいいなあと思います。映画検定とかオタク検定(実在します)よりも受かりそうな感じで受けてみたい。試験は四拓らしいです。



仮に合格したとして、履歴書に書く勇気があるかが問題。



2007年01月30日(火) ローマ

サラ・ポーリーが来日していたみたいで、ファッション雑誌とかいろんなところにインタビューが。今日は朝日新聞の夕刊にも。脚本家と結婚してカナダで楽しく暮しているそう。「あなたになら言える秘密のこと」という映画が2月10日から。共演にティム・ロビンスが。「死ぬまでにしたい10のこと」のスタッフだそうです。どうでもいいけどこの2つとも、もう少しどうにかならなかったのか、邦題。



仕事帰りに丸善へ。「飛ぶ教室」の冬号ありませんかと聞いたら、「置いてません」と即答された。東京駅側に出たらたぶん丸ビルの青山ブックセンターに置いてありそうと思いながら寒くてやめておく。



2007年01月29日(月) hell for

地獄の棚卸しで思ってた以上に消耗。でも東洋のストロベリーパフェは美味しかった、、、。

家に帰ったら楽しみにしていたスニーカーが届いていた。一見可愛らしい色合いですが、目とアイシャドー(タバコくわえた口紅のも少し)のかっこいいテキスタイル。大好きなグラフィックアーティストのdeanne cheukのデザインです。スニーカーだけじゃなくても、トートバッグとかポーチとかもこのテキスタイルで作ったら可愛かろうと思います。サイズピッタリなんだけど、すぐ破れそうだしもったいなくて履けない。でも履くけど普通に。deanne cheukはアメリカのコンバースとも仕事をしてたと思ったんだけど(広告だけかも)、これはコンバースのじゃありません。今気づいたんだけどハイカット買ったのが10年ぶりくらいだ。あんまりにも嬉しいので、携帯で撮った写真を2枚もアップします。




2007年01月28日(日) splendor

ネットで北千住のハンバーガー屋「SUNNY DINER」を調べた時に、ハンバーガーショップリストっていうのをブログの中で作ってる人がいたので、びしばちゃんの参考までに。日比谷のNEW WORLD SERVISEもあったり、あと行ったことないけど人形町にも良さそうなお店があったので、図書館のついでに行きたい。このリスト、ちゃんとチェーン店のハンバーガーも網羅してるところが、本当にハンバーガー好きな人がやってるっぽくていいなあと思います。見ていてロッテリアのカレーコロッケバーガーっていうのが気になりました。



スカパーで「アメリカンスプレンダー」やっていて観る。DVDもってたりするのに、スカパーでやってるとなぜか観てしまう。



2007年01月27日(土) セントバーナード

今日と月曜日で毎年恒例、年一回の地獄の棚卸し。その前から発注数少なくしてみたりで気を使ってきたけど、今年はUも2回目なので去年よりは楽かなと思ったり。ひたすらにあの膨大な棚に詰まった糸だの糸だの糸だのをずーっと数えるという、罰ゲームとか何かの修業とかみたいなノリは何回やっても慣れません。

それでも仕事後は最近日本橋にできたillyのお店でまたベストの編み方を教えてもらう。いつも会社のそばのエクセルシオールなんだけど、illyは明かりが少し暗かったりしてやりにくい。やたらと天井高かったり、奇抜な椅子とテーブルだったり、全く落ち着けないインテリアが特徴です。半分、人の家みたいな喫茶店が好きなので、やたらと居心地悪い。挙げ句、横に座ったカップルがエスプレッソのミルクがハート型に浮かんでるやつを2人して飲んでるのを見て、店を出る。



次行くならルノアールだな。とはいえ月曜の棚卸し後は去年に引き続きで、東洋のストロベリーパフェで打ち上げ、の予定。



2007年01月26日(金) 1985

昨日買った薄めて飲むジュースはソーンクロストっていうところのハーブコーディアルっていうやつ。これのエルダーフラワー。水で10〜15倍に薄めて飲みます。オークスハートのお酢よりジュースっぽいです。お店の人に言われた「花粉症に効果的」という一言に完全につられて買いました。



ヒラノが話してた北千住のおいしいハンバーガー屋、お店の名前忘れたって言ってたのはSUNNY DINERってとこみたい。びしばちゃん誘って行かないと。



2007年01月25日(木) 50 cookies

休日。お昼過ぎに仕事が終わるヒラノに合わせて北千住へ。すぐ2人で銀座に出て、夕方近くに遅いお昼ご飯。ゆっくりしてからブルータスとロケットがやってる、グラフィックアーティストの作品を使って自分のインディーズマガジンを作るっていう展示へ。私は勝手に、アーティストの作品をコラージュしたり文字を入れたりサイズを選んだりできるんだろうと夢がふくらんでいたんだけど、ただ作品を好きな順番に並べて手を加えられないし、プリントする大きさも決められていたり。最初に説明を受けた時点でやる気が半分以下になってたんだけど、なんとか選んで作ってもらう。380万もするというキャノンのコピー機がドーンと置いてあり、むしろあれを使って遊ばせてほしかった。

近くにモスバーガー・カフェっていうモスのカフェ風なやつがあったので、そこでお茶する。メニューがカフェ風だったり、ケーキセットのケーキが豊富だったりします。食器や壁にかかってる絵とかをディック・ブルーナのもので統一してある。仕事帰りのOLさんもいたけど、ほとんどはこれから仕事って感じのお水の方々で店内は盛況。そこでもゆっくりして、帰りにそこの地下を通ったら「摩訶不思議の世界」という写真の展示コーナーがあり、正直さっき観た展示より面白かった。ヒラノが気になってたパッチワークしたみたいな可愛い生地の下着屋に寄ったり、私が最近よく行くハーブ屋で薄めて飲むジュース買ったりして、いつものようにブックファーストにも寄ったら、窓際のスペースで梅佳代さんの写真の展示をしてた。私が好きなヘッドバンギングの女子高生の写真もあったー。



家帰ったら当房さんのワークショップのご案内が。すごく行きたいけど土曜日は仕事なので行けそうにない。残念。木曜に展示は観に行けそう。2007年2月7日(水)〜10日(土)12:00-20:00で、高円寺のマーブルトロンにて。お時間のある方はぜひどうぞ。



2007年01月24日(水) toronto

会社を早く出て、六本木ヒルズへ。モモちゃんとレディースデーで映画「マリー・アントワネット」観に行こうーと前から盛り上がっていたものの、さすがに公開して最初のレディースデーで、チケットが完売。9時からのにしようかと思ったんだけど、終わるのが11時15分と言われて今日は諦める。

ご飯食べて青山ブックセンターにも行って、お茶するかってタリーズ行こうとしたら、横にcold stoneていうアイスクリーム屋が出来ており、アイスクリーム食べる。アイスを頼むと鉄板の上でアイスとクッキーとかをお好み焼きみたいに混ぜてくれました。すごく美味しかったんだけど寒いーつって結局タリーズに。ホットココア頼んで出てくるのを待ってたら、後から来たお客さんが奥さんと田中くんだった。すごくビックリしてあたふたしながら少し話す。



よく考えたら来週の私のお休みが映画の日だったので映画は来週行くことに。



2007年01月23日(火) against

今年のコーチェラが大変なことに。rage against the machine、the jesus and mary chain、crowded houseが再結成。春〜夏にかけてはもうフェス絡みで毎年恒例となりつつある仲直り現象ですが、rage against the machinetheも6年ちょっとで再結成。普通だなー。再結成すりゃいいのにとは常に思ってましたけども、こんな普通に、しかも結局フェス絡みで再結成ってホントに普通だなー。今年のフジロックにも出るんでしょうか。

クリス・コーネルの再就職先が早く見つかりますように。きっとけっこう頑張ってたんだと思うんですけども。でもaudioslaveのcd1枚も持ってないけど。前の彼女とよりを戻すまでの代用品だった的な状況、そうは言われなくても状況がまさにそんな感じでなんとも言えない感じです。soundgardenをオリジナルメンバーで再結成してみてはどうでしょうか。目には目を、再結成には再結成を。負けるなクリス。



何年か前にMTVで見たザックはアフロになっていました。髪短いのかな。いきなり老けてたりしたらけっこうショックですが。



2007年01月22日(月) 伝言レシピ

朝から不測の事態が3つも4つも重なり、昼過ぎには元通りだったものの、疲労困憊して家に帰る途中、地元の駅前で肩をトンと叩かれて振り返ると、知らない人がどこで落としたのか全く気づかなかった私の手袋を拾ってくれて手渡してくれた。おみくじの呪いどころか、今年に入ってこういういいことが少しづつ。これだけでも上々じゃないかと思う。

「哀しい予感」のことを色々思い出す。やっぱり映画になったら、と考えずにいられず、それも塚本監督が映画にして、音楽もなくていいくらいで、加瀬亮がちょっとした一言にも、後ろ側にある煩悩(と、劇中のセリフにもあった)を見え隠れさすような響きをたたえさせており、そういう哲生から見守られている中で弥生の市川実日子が充分時間をかけてあの空気を作り出したりしたら、、、と想像する。



昨日びしばちゃんがまた焼いてきてくれたパンを今日お昼で食べたら、とっても美味しかった。パン屋のパンみたい。美味しい食べものを親しい人と共有するのは幸せなことだ。びしばちゃんが話していた東中野のなんでも美味しい焼き鳥屋も行くのが楽しみ。同僚は私が最強最強とうるさいので、とうとう町屋の最強焼肉屋、正泰苑に予約を入れて今度行ってくると話してて羨ましい。私もまた近々行きたい。



2007年01月21日(日) slide

お昼前に待ち合わせて下北沢へ。チクテカフェでお昼ご飯を食べてわりとゆっくりして、2時から本多劇場で舞台「哀しい予感」。本多劇場に入ろうとしたところで他のお客さんに混ざって塚本晋也監督が会場に入っていくところを見かける。東京は今日が千秋楽。

客席の中の通路を利用した演出や舞台の感じとか、なんだか可愛い感じで塚本監督の演出する舞台だからと構えていたところがあったのは、始まって5分くらいで消えてたんだけど、やたらと何度も同じ曲がうるさいくらい流れたりフェードアウト、すると思わせてしなかったり、音楽の使い方がビックリするくらい不器用な感じで、もっと印象に残ってもいいような場面が音楽のおかげでギクシャクしていた。ただの音楽なら聞き流せたかもしれないところを、bjorkとかjoanna newsomとか、雰囲気は伝わるんだけどさらっとしてる感じでもない人たちで、しかも何度も流すから結局どれも印象に残らない。もっと音量小さく後ろの方で聴こえてて欲しかった。相手役の加瀬亮がまたけっこうギクシャクしていた。本の中の哲生っていう男の子とイメージは違ってないはずなんだけど、舞台っていう状況にのまれてる感じがあって残念。最後の方で、2人の関係から目をそらそうとする弥生に、逃げないでほしいって話すところ、自分達は大丈夫だからあせらずにやっていこうと言うところなんて、スタタターっと喋っちゃって、お前ここすごく大事な気持ちの表明をしてるんだぞ?と心配になるくらい、たったかセリフが先走ってた。全体的にもしかして映画で作ってたらすごくいい作品になったかもという思いが拭えないんだけど、弥生という女の子を体現してるような市川実日子が大切に言葉を発していて、とても良かった。贔屓目も含めて本当に可愛らしかったし、作品の世界観も市川実日子がほぼ1人で表わしていた。とにかく実日子は頑張っていた。

舞台を観たことで、自分が「哀しい予感」て作品に対する思い入れがけっこうあったのかなと気づいたような。過去の悲しい出来事や楽しかった記憶やどうしても惹かれてしまう人に対するけっこう切実な気持ちとか、セリフの言葉の後ろ側にある色んな感情がぐるぐるしている、本当はけっこう難しいストーリーなんだと思う。



2007年01月20日(土) don caballeroも来日

お昼の時間に会社の近くの古本屋に立ち寄ったら、昔のswitchが置いてあって、ずっと見たいと思ってたサム・シェパードが表紙のやつがあって、興奮気味に買う。500円。ついでに横にあったデヴィッド・バーンのも一緒に。

お店にアケミちゃんが遊びに来てくれた。前もって知らなかったのでお土産は渡せず。日本橋プラネタリウムのチケットをくれた。アケミちゃんは昨日「哀しい予感」を観て来たばかりで、私も観てから話そうということに。新しい部屋は片付きつつあるそうで、日用品を買って帰るそう。近々またってことでそれまでの宿題も頼まれる。

(仮)さんからメールでnine inch nailsのライヴスケジュールとか、オフィシャルサイトでチケットが買えることとかも教えてもらう。5月18、20日が東京、新木場studio coastで、22日が名古屋zepp、23、24日が大阪zeppだそうです。

家に帰ってから衝撃の新情報、4月にdon caballeroが来日するというのを知り、ただでさえnine inch nailsの単独でテンション上がってるところに来てdon caballeroってすごいなと、ますます春になるのが楽しみに。もう、don caballeroの新しいアルバムは本当によく聴いていて、これライヴで観れたらさぞかし面白かろうと思っていたので本気で嬉しい。クアトロっていうのもとても嬉しい。don caballeroの前の週にはsonic youthも来るし楽しみなのが色々と。2月はyo la tengoは観に行こうと思っていますが、toolもやっぱり行こうかなとか、色々やる気に。



2007年01月19日(金) one of them

朝、コンビニで買ったガーナの生チョコレートが美味し過ぎ。200円ちょっとで12個入り。ニコラ・ブッサンさんというフランスのパティシエが監修とパッケージに書いてありますけど、有名なチョコレートのお店とかなら1粒でこれくらいの値段するのに12個も入ってるー。外側がガーナで中身が美味しい生チョコです。1つだけハート型のが入ってました。ゴディバのチョコなんかよりもよっぽど美味しいです。鼻血出しながらでも食べ続けたい。



こんな時に噛み締めずにいられない、日本人に生まれて良かったと。
チョコレートは日本の安いやつが1番美味しい。幸せー。



2007年01月18日(木) hazard

休日。夜、家から歩いて近所の天狗へ。fとご飯食べながら色んな話。韓国土産も渡せた。fの旦那も来て3人で会うことになってたんだけど、帰る頃になって現れた。2人とも中学の時のクラスメートでつき合いが古いんだけど、2人が結婚したことでまた地元の友達とかと会ったりもしてるみたい。話の中に出てくる色んな名前がいちいちすごく懐かしかったり、思い出せない人も。近くに住んでても、みんなほとんど顔を見ることもないけど、けっこう地元にいる人も多いみたい。それにしても、結婚してマンション買ったとか、もう子どもが5才とか、仕事で海外に行ったとか、離婚するつもりみたいとか、なんだかもー自分の世界とはかけ離れた話題がいっぱいで、自分だけ置いてけぼりな心持ちです。べつに避けて通ってきた覚えはないんだけども。かといって順当に人並みっていうのが幸せとも思ってないから別にいいんだけど。自分の思ってる普通が他の人のそれと全然違っててもべつに構わない。



2007年01月17日(水) save you

来週土曜のowenとmake bilieveのネストのチケットが、ぼんやりしてるうちに売り切れていました。兄弟、観たかったなあ。日曜は同じメンツでウェストでもライヴがあるようですが、その日は下北で「哀しい予感」の舞台を観に行く日です。



ivyの通販に出てたamericanaのヒッコリーのスプリングコートがとても可愛いなあと思います。でもこれ可愛らしい女の子が着るといいけど、私が着たら健康診断で病院にいる人みたいに見えやしないかと思ったりもします。ぎりぎりのところでオシャレと転ぶかどうかというような、賭けにはなかなか出られない三十路前の今日この頃です。



2007年01月16日(火) ori

仕事後、図書館。ご飯の本2冊とドイツの本2冊。この前ようこそ先輩を見たしってんで、金子兜太さんの俳句の本を借りようかなと思って色々見てたら、なぜか金子兜太さんの本の横に角川春樹の句集、それも獄中での句集が2冊くらいあって、その片方のその名も『檻(おり)』(!)というタイトルの本を立ち読みしたら強烈に面白かった。そういえばモモちゃんが角川春樹の自伝みたいの読んだら強烈だったと話してた。俳句もそうとう凄かったけど濃過ぎて笑える。笑っちゃう。

その帰りにまた近くの初音で今日は小倉しるこ。夏はクリームあんみつが食べたくなるから仕方ないけど、暑くない季節の間に色んなメニューを試すのが楽しみ。あと気になってるのが、初音よりも日本橋図書館の近くにある小春軒ていう洋風定食屋みたいなお店。そのうちご飯食べに行ってみよう。色んなお店がいちいち気になり、水天宮前〜人形町のあたりに住めたらいいのになあとも思う。家賃とかのことを考えると中央区より台東区とか江東区なんだけど。



2007年01月15日(月) パラソルチョコ

韓国でキールの直営店に行ったのはいいんですけど、サイトで見てたアメリカ価格のほぼ倍くらいのボリ過ぎ価格にビックリして、どうしても欲しかったヘアクリームだけ買って帰って来たんですけども、それがとてもいい。小さいボトルで買ったので、なくなる前にアメリカから個人輸入しようと思って、その時に他に欲しかったのをあれこれ一緒に頼もうと思っています。キールのサイトはあっても、アメリカ国外の人はカートで買い物ができないという不思議なことになっており、欲しい人はアメリカのキールに国際電話でFAXにて注文しないといけないという面倒臭さですが、お店で貰ったサンプルの化粧水がまたとってもいい。基礎化粧を放ったらかしにしてもいられなくなってきたお年頃の昨今、初めて肌の調子がいいとはこういう事かというのを実感している今日この頃です。



全く別の話ですが、最近心配なのが不二家がつぶれやしないかということです。もし自分の将来からケーキはもちろん、ミルキーやら、千歳飴(ぺこちゃんの顔がないやつ)やら、ほっぺやら、パラソルチョコやら、ネクターやら、レモンスカッシュやら、カントリーマアムやらが無くなってしまったと想像しただけでも、自分の老後が弱冠どころでなく色褪せます。今あげた品目だけでも、なくなったら困るという人が大勢いるはず。絶対つぶれませんように。



2007年01月14日(日) なんということでしょう!

年末から年始にかけて、朝日新聞が「ロストジェネレーション」というシリーズの記事を連載していた。25歳〜35歳の世代という、バブルの始めに子ども時代を過ごし、弾けた後に社会に出たというような人間をロストジェネレーションとして、様々な人たちをとり上げていた。地方で職を得られない人、IT関係の起業に携わった人、結婚をせずメイド喫茶通いする男性、結婚をしたけど仕事で鬱になった夫に自殺された女性、などなど中には海外で活躍してるようなエリートも出てきたけど、基本的に夢も希望もない感がロストジェネレーションの周辺には常に付きまとっているような記事ばかりで読むと、はあ〜っと何だかよく分からないけどもっと生きてるのが楽しい人たちもいるんだろうから、そういう人の話を聞きたいよと思ったものでした。

年が明けてすぐ、昨日子どもが生まれて、奥さんと子どもが週末に退院してくるからそれまでに自分で刺繍したものを作ってプレゼントしたいと言う男の人がお店に来た。そういうことをする人がどうかは別として、心意気を素晴らしいと思ったのでやり方などを色々教えた。社会的にどうかというよりも、まわりの人との関わりの方がその人が見えると思う。新聞記事に書かれてた人たちが、社会的にはどうであれ家族や友達の前ではどんな顔を見せるかっていう、そういう方がきっと生きていくのには大切で、みんなが自分の楽しいことを持ってちょっとづつ楽しければ、別に夢も希望もなくっていいし、と思ったりもします。



今日は1日ごろごろしていて、テレビで見た「ビフォーアフター」と「情熱大陸」の梅佳代さんで、そういうことをますます強く思った。「ビフォーアフター」に出てきた家族がホントに良かった。お父さんとお母さんと双子の女の子たちと犬。お父さんが主夫で毎日お弁当も作ってくれる家。



2007年01月13日(土) the downward spiral

今週は月曜が祝日だったので木曜に休めず、お店はヒマだったのにヘトヘトになっていて、しかも今日は仕事後に会社の新年会だったので、あー嫌だ嫌だと思っていたんだけど、仕事が終わった時に携帯にメールが来ていたのを見たら、(仮)さんからで、一言だけ『NINが5月に来日』ってだけだったんだけど、その一言でものすごくテンションが上がり、新年会は去年と同じで新橋のホテルのバイキングで食べ方題ってやつだったので、肉ばっかりを食べてケーキとアイスも無理にいっぱい食べたら、胃がパンパンになって息をするのも苦しくなった。苦しい・・・と思いながら5月が早く来ればいいのにと思いながら帰る。



よっ!期待を裏切らない男。

フェスではないので色々凝ったライヴになることと思います。あー楽しみ。



2007年01月12日(金) 心のままに、荒野を行け

仕事後、銀座。ポーラミュージアムアネックスの志村ふくみ展「裂(きれ)を継ぐ」を観に行く。紬織りの人間国宝の志村さんの作品を直接観れたのは今回が初めて。もともとこの人を知ったのも著書を読んだのがきっかけでした。普段は着物での作品展示が多いみたいですが、今日観た展示は志村さんの紬織りした色とりどりの生地をグラフィックアートのように並べたり組み合わせたりしている楽しい作品ばかりで、伝統的な技法を用いていながら色使いなどポップアートみたいに現代的で、人間国宝の感性の瑞々しさを目の当たりにして衝撃を受ける。「ジャズ」っていうタイトルの作品があって、83歳の人がこういう作品をと考えたら、すごいすごいと思う。



HMVにも寄って、ビースティの「撮られっぱなし天国」のDVDが安くなってたので買う。

来週のNHK「プロフェッショナル」に浦沢直樹が。



2007年01月11日(木) 服靴鞄、あと髪型

韓国ではペ・ドゥナのロンドン旅行本も買えました。それを何度も見てるんですけど、今日も見てたらロンドンのホテルの部屋の写真に写ったペ・ドゥナの荷物の中に「縷縷日記」があってとてもビックリしました。背表紙の文字だけひょっこりと写真に写っていました。それを見た瞬間に世間で言うところの「ガーリー」というのか、なんかそういう同世代女子の持つ特有のフワフワした実体のない世界観の輪廻転生を見たような気持ちに。この本はモモちゃんのお部屋に遊びに行った時に見せてもらったんですが、3人の女子による、他を寄せつけない主観だけで構築された乙女の世界で一瞬ギョっとするんですけども、書いてあることがどうとかじゃなく、本から発せられてる空気みたいなものが可愛らしい本です。ペ・ドゥナの本の中にはそういうのはないんだけども、モモちゃんもそういう(どういう?)空気を発している女の子ではないんだけども、言葉とかを越えたフワフワにみんなが惹かれている感じが面白いなあと思います。

ペ・ドゥナの本は当たり前だけど韓国語で書かれているので、何が書いてあるのか全く分かりませんが、ロンドンのTOP SHOPで買い物したっぽいページがあって、この本の写真の中で履いてる可愛らしい黒い革のぺたんこ靴は、TOP SHOPのものだと思われます。それで初めて知ったんですが、TOP SHOPはもう日本にお店があるらしいです。原宿のラフォーレに入ってるみたい。



2007年01月10日(水) phone

昨日は丸ビルに寄り道。日本橋の丸善の本店のリニューアルオープンが3月になり、丸ビルの中の丸善があったフロアは改装中。改装後はロフトが入るそうで楽しみ。4日からオープンした青山ブックセンター丸ビル店に行く。小さいスペースだったけど洋書・洋雑誌は20%オフとのことで新しいteen VOGUEとNYLON guysを買う。guysはやっぱいいなあと思う。女子版NYLONより好き。かっこいいスニーカーがいっぱい出てて欲しくなる。今日は高島屋に寄り道。イチゴのお酢買う。牛乳で割って飲むとすごく美味しい。



ついに発表になったiphone。デザインの印象としてはそんなにインパクトがないです。こんなもんなのかな。こういう人の素敵な発想を目にしてしまっていたので、夢をふくらませていた分、けっこう普通だなという感じが。しかも日本では電話機能使えないらしいです。appleがsoftbankと作るっていうやつはたぶん日本の携帯に寄った感じになるんだろうと思ったりもします。でもこのiphone、なんだかとてつもなく色んな機能が搭載されているっぽい紹介のされ方をしてるんだけど、よく考えたら私が今使ってるauの携帯で全部できる。画面がデカいのはいいけど、本体もデカ過ぎだろー、これ。電話がかけれるPDAってくらいデカい。そういった試行錯誤は日本の会社が10年前からやって来たこと。今や音楽どころかテレビも見れるし電車にも乗れる携帯が当たり前のご時世ですので、そこにきて誇らし気に3年前くらいの技術で携帯を発表してる感じが。日本の携帯技術はもしや世界一なんでしょうか。



2007年01月09日(火) ふぉと いず

先日韓国で撮った写真はexhibitionにアップしました。日記は思い出しつつ近々。

地下鉄の車内でいきなり座って歌いだすストリートならぬ地下鉄車内ミュージシャンのおじさんとか、写真に撮りたかったんだけど撮ったら怒られるかなーと思って撮れなかった面白い人とかがいっぱいいて、そういう人にも気軽に声かけて写真撮らせてもらえたらなあと思うけど、そういうのはある意味で才能っていうか生まれついての人柄とかみたいなもんなのだけど、そういうのをこれから年とりながら身につけたいなあと思います。


ちゃんとアンプも装備している。

中でもミョンドンをフラフラしてた時に夕方からずっと「free hugs」のボード持ったメガネの男の子がいて、夜にまた側を通りかかった時にそのコが女の子から声かけられて2人がハグしてまわりの子達がキャーキャー言ってて、2人が離れて向き合った時に、男の子が急に恥ずかしそうな顔したのを見た時が、私の中では物凄いシャッターチャンスだったなーと、あのいい顔はぜひ写真に撮りたかったなーと思った。



こちらがオリジナルfree hugの人。この人のドキュメントをバンドのビデオに使ったのがこちら



2007年01月08日(月) 9 lives

天気も良かったのでお昼過ぎに家を出て、目黒シネマへ。「薬指の標本」ってフランス映画と、インディペンデントスピリットアワードでチラっと見て気になってた「9 lives」(邦題「美しい人」)っていうアメリカ映画の2本立て。

「薬指の標本」は小川洋子の小説をフランス人が映画化したもので、原作読んでないから比べられないけど、たぶん原作の3割増しくらいでエロい感じになっていたような。状況とか出てくる人たちがいちいち思わせぶりにミステリアスで、そういう設定に説明的なエッセンスを入れたがらないフランス人のセンスに毎度のことながら多少イライラさせられてしまうんですけど、主人公の女の子は可愛くて良かったし、音楽担当が何といってもbeth gibbonsっていうのがとっても効いてて良かった。原作日本で音楽イギリスのフランス映画。でもバラバラにならずにみんな同じ空気を持ってて不思議な映画。

「美しい人」を目当てで行ったんですけど、出ている女優の豪華絢爛さに目を奪われながらも、そういうこと以上にいい映画だった。脚本監督はロドリゴ・ガルシア。作家のガルシア・マルケスの息子だそう。知らなかったけど製作はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。そういわれればという感じにこの人の空気も少し感じられるような作品だった。新作の「babel」が話題になっていますが、そっちも楽しみ。9人の女性が出てくる短編映画集のような作品。少しづつ横つながりはあっても、1つ1つの話は単独のもので世界観もそれぞれ。ロビン・ライト・ペンは今回もすごく綺麗で、ショーン・ペン作品の中でのこの人と、ショーン・ペン作品以外でのこの人の、ちょうど中間くらいの雰囲気でまた素晴らしかった。9つの話の中でも1番圧巻だったのが最後のグレン・クローズとダコタ・ファニングのもので、グレン・クローズの厚みとか貫禄も凄いんだけどダコタ・ファニングもやれと言われてできるレベルを越えてる感じのなんとも言えないやりとりになってて凄い。美しい墓地での2人の会話だけっていうストーリーなんだけど、2人の置かれているシチュエーションは最後に明かされるので、それが分かった後になってまたグレン・クローズの佇まいと言葉の重みがさらに切ない。



後悔してることや傷ついた思い出でいっぱいなんだけど、幸せもそんなに遠いところにあるわけでもないことがちゃんと自分で分かってるような。



2007年01月07日(日) yankee stadium

友達から来ていた年賀状を読む。新婚生活とか子育てとか仕事とか色んな出来事の中にいる友達など様々。春からの仕事が決まって、それまで旅に出るというAさんはアルゼンチンとか言ってたのが、チリ経由で南極までなんてことになりそうだとか。なんだか凄いなあー。

どいつに行きたし、と思ってまたベルリン案内の本を凝視しながらゴロゴロしていた1日。外はすごい風。韓国で買って来たペ・ドゥナのロンドン旅行記の本なども見たりして、フィルムのカメラもいいなあとか。

ウルルン見たり、NHKの星野道夫さんの番組の再放送を見て、ドイツ以外にも色んなとこに行ってみたいものだな、と思う。ドイツに行くならベルリンとドレスデンに、と夢見ていますが、生きてるうちにオーロラを自分の目で見たいというのもあったり、最近は松坂と松井の対決を見にアメリカ行ってみたいというおじさんみたいなことも思ったりします。


ヒデキー!



2007年01月06日(土) travel

2年連続で凶を職場の人に朝から爆笑される。でも去年も凶だったけど、目に見えてついてねーなーと思うようなことがあったかなーと思うとそうでもない。ついてると思うようなこともなかったけど。こうなったら連続記録をどこまでのばせるかが気になります。今年はまたほおずき市にでも出かけて、その時にでもまたおみくじ引いてみようかと思います。

日本と大して変わらないくらい暖かかった韓国でしたが、帰ってきたら日本の方が寒く感じるくらい。雨降ったりで今日もお店はヒマ。

L25の文豪の連載の3回目を読んだらとてもいいと思った。そういう風に今年1年を過ごすことにしようと思う。



そしてまた旅行にでも行きたいものだ。どいつへ行きたし!



2007年01月05日(金) waiting

仕事初め。昨日の夕方まで韓国で遊んでたので疲れてたうえに体調もなんか悪い。お店もヒマでぼーっとしながら。年末でバタバタと対応に追われたminaから交換分の糸と一緒にコースターが届いた。可愛らしいデザイン。

眠くなりながらも仕事後は毎年恒例の初詣に浅草へ。同僚も一緒に行きたいと言うのでお参りしておみくじ引いたら、何と2人して凶!私にいたっては有り得ないことに2年連続の凶。私自身もあんまり聞かないぞ、2年連続凶って。。。焦るとろくなことにならないとか、焦って色々やっても何も事態が変わらないとかさんざんなことが書かれていたうえに、実家を出ようと考えてるのに「故郷で静かに暮せ」とまで書かれていた。物件探しは焦らずにってことでしょうか。何ごとも慎重に。不思議なんだけど、自分がなんだか年始からそんなにやたらと浮かれた気分になれないのを、しっかりなぞられる感じのことがいろいろおみくじに書かれていて、妙に自分を戒められた感じが。力を抜いて、流れにまかせつつ行こうと思います。



舟和でくず餅をお土産に。アンジェラスでケーキセット食べて帰る。



2007年01月01日(月) view

無事に飛行機も着いて、空港を出て〜ご飯食べて〜お金払う時になって気がついた。「あれっ、ここ上海じゃん!」「えーっ!」「どーでもいいけど気づくの遅すぎないか?」「どーすんだよ〜。」って大騒ぎして、何の解決にもなるわけないのに、なぜか突如ポケットから出したWiiリモコンを一生懸命「えいっえいっ」っと振り回して、とにかく何とかしなきゃつって焦るという初夢でした。自分が心配です。

新しい年のスタートです。自分でどうにかできることも、自分ではどうにもならないことも、いろんなことが起こりましょうが、対応するのは後回しとか人任せも含めて結局は全部自分です。精進します。



どいつへ行きたしと思ヘども
どいつはあまりに遠し
せめては新しきパジャマを持って
きままなる韓国旅行にいでてみん

ということで明日から3日間韓国です。死ぬほど寒いでしょうが直前になってだんだん楽しみになってきました。デジカメのメモリーカード買ったやつをセットしたら、200枚くらい撮れそうです。容量と電池続く限り色々撮ってみようと思っているので、帰ってきたらexhibitionで写真アップしようと思います。ペ・ドゥナに会えますように。


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