My Cup Of Tea...POO

 

 

快晴に大漁旗つるさげる卯月馬鹿 - 2004年04月30日(金)

今週2度目の水族館。

葛西臨海公園で、マグロの餌付けを見てきました。
「美味しそう〜!!」
って
餓鬼らが絶叫してるのに賛同です。
ぷりぷり。

でも
おのれの次生の望みは深海魚。
みずから進んで公衆の面前をぷりぷり泳ぐのは、
ちと、つらげなので。

得体の知れない関節から
薄赤い触角を贅沢に生やして
海底で
成金のようにのけぞって静止してたいです。

ところで、夜、
劇団☆新感線の「髑髏城の七人」を観て来ました。
チケット獲れたのが奇跡のようだよ〜。
初!祝!ナマ新感線!!

今回はアカドクロ版ということで、
古田新太さんが主役のバージョン。

筋は、なんというか、
時代物?
時代物なのかアレ??
織田信長とか豊臣秀吉とか徳川家康とか
なんだかとってもホトトギスな名前がばんばん出てくるんだけど。
でもって
遊郭とか太夫とか人買とか影武者とか桓武平氏とか
なんかそのへんの楽しそうな人が楽しそうに
陰謀をめぐりめぐらされ走り斬り回ってるんだけど。

要は、髑髏城に住んでる悪者を、
うぞうむぞうの七人が、ここで会ったもなにかの縁、
力をあわせて倒しましょう、
ってのが本筋で、
…ってか、振り返ってみると、それしか筋らしい筋はなく。

説明すればするほどばかばかしくなってくるので
放棄。

ばかばかしいことを全力でやってるとこが楽しい劇団なのです。
けれんみとちゃんばらとおわらいとがごったまぜで
枝葉をひたすら笑って観ているのに、

いつのまにか
鳥肌がたってました、2幕の後半。
いつのまにか
枝葉に丸め込まれるみたいに、本筋に引き込まれて
感動してたみたい。

チケットの取りにくい劇団でよかった。
取れるなら、もう1公演くらい買い足しそうな自分が怖い。

秋には市川染五郎さん主役アオドクロバージョンもやるそうな。
観たいな〜チケットとれると良いな〜。


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たった1曲に救われる倖い - 2004年04月29日(木)

ヤプーズのライブに行きました。

19時開演予定で
オープニングアクトとして1バンドいたものの。

真打が登場したのは、実に
21時
だったのですが。

とても小さいライブハウスなのに、
超満員に詰め込まれて
2時間待ち続けて

まさに肉林、
人生辛酸スパイシーで
酸欠へりょへりょ〜
あ、口割けケロリンが浄土から舞い落ちる〜?

状態、だったのですが、

でも、そんなこと、
どうでもよいのです。

「赤い戦車」を聴けたので。


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6日目。 - 2004年04月27日(火)

いや、
その歌声はやばいでしょう。
犯罪でしょう。
せくすぃ〜度さらに増量中な山口トート様。
脳死。



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いでよ竜神 - 2004年04月26日(月)

バイト。

原稿用紙40枚分をひたすら入力。

目が旱魃。



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執事は英語でbutler/chamberlainのどちらかだと思われますがたかはらさん。 - 2004年04月25日(日)

たかはらさんとデート。

品川水族館のサメに脅されて半泣きになったあと
品川プリンスの映画館にて
「ホーンテッドマンション」鑑賞。

いかにもディズニー映画。
無邪気で可愛いホラーでした。
ディズニーランドのホーンテッドマンションの裏話が分かったりするので
あの乗り物が好きな人には良いですね〜。
CGはあの乗り物と同レベル(笑)
それもまたほのぼのした感じ。

ただ一つ誤算があったとすれば、
自分が実は、エディー・マーフィー好きじゃなかったことを
観始めてから、思い出したことくらいですかね。

もう一回観るかと誘われたら、
ディズニーランドでホーンテッドマンションに乗る方を選ぶと思うな。


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斬られました。 - 2004年04月24日(土)

『パンク侍、斬られて候』町田康著
読了。

異様。

町田康、初の長編時代小説。
たしかに長編だった。
たしかに時代物だった。
たしかに小説だった。
でも、
どこの時代なんだよ?!

ぎりぎり。

以前、友人と

「作者が本当に書きたいこと」と
「読者が読んで面白いもの」と
どこで折り合いをつけるかが難しい。

とかいうことを話し合ってたことを思い出しながら

慄然。

この人のバランス感覚、
ぎりぎりだよ。
鍛え上げた日本刀の上に
自分の乗ってるピアノ線をこすっては爆笑している感じ。

ほんとにぎりぎりのお話。



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眼をあけて死んだふりしようよ - 2004年04月23日(金)

BurgerNuds
6/21のライブをもって解散だって。


+++
+++ここは影だけ 日々の果て
+++地下室で死んだふりしようよ 外は恐い事だらけ
+++忘れるように笑っても 聞こえる声は 鋼鉄の朝
+++



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根なしぐさ - 2004年04月22日(木)

頭痛3日目。
医者先生の完治という言葉に自信を持てなくなっている。

関係無い所で
毒を吐く。

旧派とか新派とか
そんなんもう
どうでもいいじゃん。

古い理論にも面白さがあるさ。
新しい方法にも面白さがあるさ。
いいとこどりしたら
面白くなることこの上なしなのに。

同じ大根を
上からみる人と
下からみる人と

何守って互いに戦ってやがる。
プライド守るための研究か。

大根だぜ
大根。
同じ青首大根。
気付こうよいい加減。

不幸な人たち。

もっと不幸なのは
その不幸が
ともすると感染しそうな自分。

えんがちょ


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なっちたよ〜 - 2004年04月18日(日)

1でも
2でも
3でも
4でも
6でも
8でも
12でも
24でも
割り切れるお歳の初日。
むっちゃ割り切れるやん。
げふ。
割り切れないのはオンリー気持ちのみ。


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祭り5日目 - 2004年04月17日(土)

23歳最後の日をエリザとともに。
むしろ、山口トート様とともに。

今日は前の方の席だったので、
ドライアイの目には地獄でしたが腐女子的には絶頂でしたよアナタ。
エリザに一目ぼれしちゃっときのトート様の目つきの変わりっぷりや
カフェシーンで革命家エルマーとトート様が目と目で頷きあってるのとか
馬車の上でむっっちゃ楽しそうにトート様が鞭ぶんぶん振り回してるのとか
いやーんかーわーいーいー♪♪♪

・・・すみません。ぞっこんらぶ。
だってあまりにゴーイングマイウェーで可愛いんだもん死神閣下。

それから、今までの中で一番
カーテンコールがかっこよかったです閣下。
いつもは山口祐一郎さんとして、
人懐っこい例の祐さんスマイルで出てくるんですが。
ゆっくりと舞台袖から中央まで歩いてきて、
こちらを向いた今日の閣下は、笑わずさっきまでのトート様そのものの顔。
そのまま長い両腕をゆったりと横に広げると、
舞台奥から観客の方に、すーっと歩いてきたものだから。
怖かったです。はい。
瞬間、そこだけ包み込まれるように黄泉の世界ですわ。
あまりの迫力に客が飲まれたか、
一瞬拍手が止んでしまったほど。
いい意味で予想を裏切られました。メルシー僕!!


でも、公演全体的には、
キャストのみなさま、お疲れモードのようでした。
ちょうど今日で公演日程の折り返しあたりだしね。
めずらしくエルマーの今さんが
台詞を一瞬つっかえてらっしゃいました。
山口さんのバズーカボイスも、
今日はちょっと抑え目で。
その分、甘いささやきの部分が増えて、
優しくねっとーりと歌っちゃうもんだから・・・うきゃーうきゃーうきゃー!(馬鹿)

でも、一番心配だったのは、
主役エリザベート役の一路真輝さん。
エリザベート役はダブルキャストじゃないから、
彼女の負担は想像を絶するものがあるんでしょうね。
台詞部分の響き、あまり通りが良くなくて、
正直、喋るのが結構辛そうに見えました。
それでも歌声になると、きちんと声を伸ばすツボを押さえて
立派に歌いきっていらっしゃいました。
その役者根性と喉に感服です。

はぁ。
よい23年間でした〜。

ところで今日は、ちょこさまに付き合ってもらって、
どうもありがとうございました。
その後の夕食では、心ここにあらずで
ひたすらニマニマしててごめんなさい。
合掌。
これで懲りずにまた何かミュージカルご一緒していただけるようでしたら
今度は山口氏の喉が絶好調の時に行きましょう!
あんなもんじゃないんですよ〜脳天直撃バズーカ喉。にこにこ。


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・・・疲れたんです。 - 2004年04月13日(火)

新入生歓迎会、と称して専攻全体の立食パーティ。
お手伝い役を指名されて準備に駆け回り、立ちっぱなしで6時間。
せっかく会が始まっても、おちおち食べらりゃしなかったのだが。

ふだん不遜なくらいの態度の某ご大家教授らが
「日本酒、ある?」
と、可愛い子どものようにおずおず身をかがめて決して可愛くない無心にくるので
ちょっとお母さん勝ち誇っちゃって一升瓶振り上げてスイングモンキーうけけな気分さ。


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ホリック - 2004年04月12日(月)

ひきつづいてバイト。




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某出版案内広告より - 2004年04月11日(日)

「今一番売れないこの2冊!」
でかでかとした活字に目を吸い寄せられた。

「日本牛肉データブック

 日本鶏肉データブック」


それぞれ定価が8000円くらいと6000円くらいでした。

その根性っぷりにほのぼのしながら日曜出勤出版社バイト。


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出血大サービス - 2004年04月10日(土)

サークルのよみきかせ活動@図書館へ遊びにいく。
人手が足りなくて活動ができなくなりそうだ、と聞いて
心配して行ってみたんだけど
杞憂でした。
こどももおとなもたくさん。

ひさびさにアンパンマ〜ン!!になれて上機嫌なので
僕の顔を食べてもこの際オッケー。



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「すべての言葉しっぽ巻いて逃げ出すほどのリアル」 - 2004年04月09日(金)

「マイナスかけるマイナスは、プラス」

って、素直で良い子な私に信じ込ませたやつ、

すべからく、中学一年生の教室に連行。
および教壇に一列に並ばせて、
頭上で黒板消し100回叩きの刑。ぐわっはっは。



カミュの『カリギュラ』読みながら
Syrup16gの「リアル」聴いてたら
マイナスとマイナスが科学融合。
果てしもなく精神垂直落下。



私は氷河のクレバスと成り果て。
ええい、そこいらにブランデーをそそいでみやがれ。
ちょいとオツな南極の音がするぜ。


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Fiddler - 2004年04月08日(木)

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」を初見。
ウェルメイド!!

冒頭の
「われわれユダヤ人は屋根の上のヴァイオリン弾きみたいなもんだ。
何時落ちるかわからない」
というユーモラスな内容の台詞からして、ぐっと引き込まれた。
職人さんが丹精込めて縫い上げたソファみたいに
がっしりしていて、座り心地の良いミュージカル。
ソファのあちこちに、おちゃめな細工がほどこしてあったりして
最後まで飽きることがなかった。

ロシアの寒村・アナテフカ村に住む、
貧しいけれど暖かいユダヤ人一家のお話。

「一家の娘たちの結婚と、その結婚のしきたりをめぐる騒動」と
「村のユダヤ人たちが、ロシア人からの迫害を受けて、
最後にはさまざまな土地へと離散していく」
という、
【ユダヤ民族の存在】そのものを中心に据えたお話だ。
と言っても、決して暗い話ではない。
ユダヤ人たちが、パワフルにしぶとくめげることなく
呑んだり踊ったりする姿は、有無を言わさぬ迫力と説得力があって、
いっそ突き抜けて爽快。

森繁久弥さんのイメージがあまりに強いミュージカルだけれど、
今回から、主役のテヴィエお父さんは市村正親さん。

市村さんというのは
観客の笑いの呼吸を読むのに長けている役者さんで、
いったん舞台に出てくると、
その動きに目を釘付けにさせられる。
娘のことを想い、幸せを願い、
でも古くからの結婚伝統も重んじたいお父さんの板ばさみっぷりを
くるくるとよく変わる表情と、巧みな台詞の間で好演していた。
こんな重いテーマで、ここまで笑っていいのかな、と心配になるくらい笑った。
とても暖かくておちゃめなテヴィエお父さんだった。

それから素敵だったのは、
夏木マリさん演じる、肝っ玉据わったゴールデお母さん(かっこいい!)や
駒田一さん演じる、長女の恋人で超絶気弱な仕立て屋のモーテル(なさけない!!)や。
とにかく元々はどこにでもいそうな人間の性格が、かなりデフォルメされて、
個性的で魅力的に味付けされたキャラが揃っていたこと。
でも性格の根本にある、地に足付いた普遍性のおかげで、
舞台の上で起こることが
いつのまにか他人事のような気がしないのだ。
ブロードウェイでの初演が1964年という昔のことなのに、
いまだに演じられているのも納得できる。

おかげさまで、帰りに速攻タワレコに行って、ブロードウェイ盤を購入。

最近見たミュージカルの中では、
一番話の質の高い作品かもしれない。


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1961-1989 - 2004年04月07日(水)

リメンバー3月24日。
というわけで、映画「グッバイレーニン!」を恵比寿で観る。

東西ベルリンの壁が崩壊しても
人の心がすぐさま馴染めるわけではなく。

その辺の葛藤や矛盾や滑稽さを
コミカルに、シニカルに、でも優しい視線で描いていた。

嘘をつく人と、嘘をつかれる人。
つらぬかれる嘘の温度に微笑んでから、じわじわ染みる。

泣いた。すごい映画。



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あまりのことに寝られません - 2004年04月06日(火)

バイト先の社長が
散歩に行ってくる、といって出て行き
帰ってきたときには、
なぜか大量の焼き鳥を持っていた。

つーわけで、宴会になだれ込み。

そのなかの1本にレバー串がありまして、
うっかり勢いで食べさせられてしまいまして。
酔ってたので結構ぺろぺろ食べてしまいまして。

家に帰ってきたら、
・・・体が痒い。
足から背中から腕から
かゆい、かゆいかゆい、かゆーーいよぅ!!
時差をおいて、あちこちが
もぞついては消えていく。

レバーか?
レバーがオイラの体をパラサイトイブ系移動中なのか?!

って、書いてる先から耳たぶがむっちゃ痒い。
うがーっ沈黙の臓器の分際で反抗するんじゃありません。

ところで、昨日、
第29回菊田一夫演劇賞が発表になったらしい。
その中の栄えある大賞、

山口祐一郎さん!!

ぱちぱちぱちぱち。
"「エリザベート」のトート、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンの役の演技に対して"
の受賞だって。
おいらどっちも観てるよ。やったね!
バルジャンは分かるんだけど、そうかー。あのトートさまがねぇ。あのラブリーストーカーがねぇ。
とにかくぱちぱちぱちぱちぱち。

おお、あちこち叩くと少しかゆみが減るじゃないか。
さすが山口さんだー嬉しいなー・・・かゆいな〜・・・


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どしゃぶりお天気の中、薄着で遭難しそうそうしそう - 2004年04月04日(日)

ぞろ目!うっし!気合入れていこう!!


生れてはじめての六本木ヒルズ攻略におもむく。
みかんねーさんと合流。
攻め込むこと30分にして、

途方にくれてしまった。

敷居が高すぎます六本木。
お財布に20万円くらい入れてたら楽しめるんでしょうが、
こちとらだてに学生家業をしてるわけじゃねぇ。
8千円あれば幸せ絶頂なのさ。
8千円じゃ、ナイロンバック1つすら買えない町で
とりあえず、1500円ランチをしたところでギブアップ。
とっとと去ってしまいました。

実は六本木ヒルズの上の、日本初・有料民間図書館に興味があったんだけど、
月額使用料が6000円という時点で、気分が萎える。
時代はまだ公共図書館の有利ですな。

有料ならではの貴重書収集のほかに、
「図書内容の電子化データ貸し出し」とか
「データベースの提供」とか
そういったものが民間図書館で行われるようになったら、
なかなか面白いことになると思うんだけど。

今の公共図書館では、かなり原始的なOpac(電子蔵書検索システムの総称のことね)使ってるところも多いからなぁ。
形態として柔らかい形になるのは、まーだまだ先のことだと思う。
しかも最近は、若い専門司書を雇わないという話をよく聞く。
そんなんでは、頭が固くなっていく一方でないのかな。

対する「民間」の方は、いまだ形が整ってない分、
色々冒険の可能性を持ってて面白いんじゃと思うわけだ。

なんぞと、図書館司書資格のための授業で言ってるようなことを考えつつ。
どんな風に図書館が化けるのか、実に興味しんしん。

でも、6000円はな。
いかにも六本木の大人値段。くるしいなぁ。ぺしょーんだなぁ。

というわけで、雨の中、
銀座に出てワッフルを食べ、
某ドラマの某吉子さんと某龍之介さんの可愛らしさ論でさんざっぱら白熱したあと、
今年日本一地べたの値段の高い山野楽器を冷やかして帰りました。



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とりあえずはあと2年、院にいることになりそうです - 2004年04月02日(金)

気分を変えて、
修士論文の研究計画を教授に相談に行く。
びくびくしつつ提示した筋道にゴーサインが出て
全身軟骨化を伴いつつの安堵感。

ついでにさりげなーく
「まさかこのままマスターで終わるつもりは無いよね?」
と、五寸釘登場。
柔らかい骨の真ん中に
さっくり打ち込まれてしまって、
昆虫標本化。
磔の玉虫のごとき薬品溶液付けの笑顔を
反射的に浮かべてはみたものの、
「ドクターに行くつもりないんです」とも言い放てず。

まいったなぁ。
いつ言いだしゃいいんだろ。


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鑑賞方法を間違えているかと問うならば。 - 2004年04月01日(木)

エイプリルフールをエリザとともに。

というわけで、嘘かまことかエリザ4回目。
今宵は山口「甘いデザインの袖口フリルが犯罪的なまでにお似合いな、コスプレ大好きストーカー<47歳>」トート様。

日に日にキャストの演技が深くなっていくのが面白いですね。
ハプスブルク家の栄光の終わり、
って、あまりにあまりのその終焉っぷり。
笑わせていただきました今日もまた。

にまにまにまにまにまにまにまにま。

初見のみかんねーさん・ねーさんのかーさん・いなみさんご一緒。
みなさんもしょっぱなから笑いが止まらなかったようで。
楽しんでくださってなによりでした。


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