My Cup Of Tea...POO

 

 

でも何を。 - 2002年07月30日(火)

実況しよう。
自宅外で男性が叫んでいるのが聞こえている。

わかってるよ。
わかってるよ。
わかってるよ!
わかってるよ!!

すわ何事、と窓の外を眺めても何も見えず、
声のこだまの仕方から、
おそらく近所の駐車場あたりで叫んでるのだろう、
ということくらいしかわからないのだが、
しかし、声は着実にヒートアップし、

わかってるよ!

が、裏声の

わぁかってるよ!

へと転じ、
さらにタメが入って

わぁーかってるよ!!

となり、もはやだれも彼のわかってる感を止められなくなったと見え、
とうとう声も割れ、シャウトするように大絶叫が

わぁーーーかってるよ!
わ゛ぁ゛ーか゛って゛る゛よ゛!!

そのレベルで、
もうかれこれ3分ばかり、彼は叫びつつけている。



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何かおかしい。 - 2002年07月29日(月)

帰りの電車。

乗ってきた男の人が、
右手に持っていたカルピスウォーターの缶を、
とても嬉しそうに振っている。
小刻みに、左右に、
振り続けていた。
2駅間、満面の笑みでひたすら振り続け、
すっかり満足しきったように降りていった。

飲まなかったなぁ、と思っていると、
隣に座った女性が、
おもむろにむしゃむしゃと
何かを食べ始めた。
と思ったら、酢コンブ。
無心に、ただ無心に。
それも駄菓子の小箱入り都コンブ、などという規模ではなく、
中くらいの袋から取り出しては食べ、
取り出して匂いをまき散らしては、また食べる。
帰宅電車で、酢コンブ。



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まちわびまちさび - 2002年07月28日(日)

夕刻、日が暮れないうちに
日比谷の野外音楽堂でクラムボンのライブ。

今日はとても涼しくて、
なんだかとても腑に落ちてしまった。
だって、クラムボンて、
日頃の行いがとてもよさそうだもん。

会場全員に、しゃぼんだまが配られた。
好きな時に吹け、といわれて、
ライブの間中ずっと、
みんな一生懸命しゃぼんを立ち上らせてた。

会場から一斉に浮かび上がるしゃぼんだまは、
とても壮観で、美しかった。

消える先から
またわきあがる。
前の人の頭にいくつもしゃぼんだまを浴びせかけながら。
手をしゃぼん液まみれにしながら。
消えても、確かなもの。

歌、みたいだ。



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人体の不思議 - 2002年07月27日(土)

コンタクトをつけるとき
つけおきしたものを洗いながすだけだと
どうにも視界が曇る、ので
擦り洗い用の洗剤つけて
もう一回洗わないと目に入れられない。

タンパクが多くて除去しきれないのかな、

という私の感想を聞いた母
したり顔でのたまわく。

「ちがうわよ。あんた脂っこいからよ」

…目からアブラ。

ああ。
ビジュアル的に、なんか
…納得。


自分を疑ってもよいですか?


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スーパー特売の呪い - 2002年07月26日(金)

たまごやき。
ゆでたまご。

こうもむきだしの卵が連日続くと、
ちょっと悲しい目をしていいかい。

あまった卵の処置を思案。

フレンチトーストを作った。

卵1個。

ミルク大さじ1。
佐藤5g。
ぐちゃぐちゃまぜて。
厚切り食パン
細切れひたして
フライパンでかりかりキツネの毛皮。

シナモンまぶして
できあがり。

おお。
卵のかたちをしてないよ。
しかもおいしいよ。

にまにましながらお昼ご飯。
冷蔵庫のブツ、あと2個。


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クーラーのかわりにラジオON - 2002年07月25日(木)

夏のロックフェスティバルの時期。
明日からフジロックが始まると聴いた。
なんてこった。そりゃないぜ。
気分だけでも夏フェスにならねば!

つーわけで、
窓、全開。
熱気招聘。

ピロウズの新曲を聴いた。
ヘルマンの新曲を聴いた。
よろしかった。
汗だくだった。
FMばんざい。



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インソムニア午前2時 - 2002年07月24日(水)

赤銅の月がまるく昇った。
雲の中に埋もれるように
今はもう、向こうに逃げた。

あんまり赤かったから、
なかなか記憶が寝付けない。



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ナチュラルハ〜イ - 2002年07月19日(金)

昨日に引き続いて、鬱。
全身どんよりとだるい。
こんな感覚は、
たぶん高校時代以来だ。
この年になって、まだ、こんなに真剣に全力で凹める自分に驚いちゃうね。

家の外ではそれなりに笑ったり食べたりして、
家に帰ってやれやれとソファに座ったら、もうガス欠起こして動けなかった。
なんかもう相変わらずで、なつかしくもあるじゃないか欠陥商品ね。

ってんで、とりあえず近くにあった新聞引き寄せてひらいたとたん、
すごいものを見た。
「通信講座 写仏」という広告である。
写経じゃなくて、もちろん
写仏!
通信講座で、仏画を写す!
しかも丁寧な添削指導付き!
いまなら48体の仏像が写せます!
ってところでどうして説明文の後ろにみんな!がついてるの!

全身の倦怠感がいっぺんにぶっとんで!
しゃぶつをしている人の姿がぼーんと思い浮かんだら!
すっかり私は救われてしまった!
しゃぶつをしている人より、それを添削する人を是非おがみたい!
送られてきたしゃぶつの山!
それにひとつひとつ筆を入れコメントをつける赤ペン先生ならぬ赤仏先生の方々!
この弥勒菩薩はいまひとつふくらみがたりない!とか!
この千手観音は手が3本足りない!とか!

ありがたいんだかありがたくないんだかわからない南無阿弥陀仏。


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天才だったころの俺にまた連れてって - 2002年07月18日(木)

わたしの周りにいるのは、
なんと優しい人たちなんだろう。

当人が信じていないことを、
たやすく信じているふりをしてくれる。

私はとても楽しそうに卒論やら勉強やらの話をする、と言われた。
聴いているほうが楽しくなってくる、と。

色々な人に、状況違いで何度か言われたことのある言葉が、
今日はひどくこたえた。

たしかに、
自分の興味ある分野なら、私はいつまでも好奇心のかたまりで、
楽しくてしかたない。

でもそれと、研究者に向いている、ということは違う。
楽しいだけじゃ、やっていけない。

きっとわたしは、わりと友好的な着ぐるみを着て
さも頑張っているというふうに見せかけているだけです。
もっとやりようはいくらでもあるはずなんです。
なのに誤解してくれて、ありがとう。
ごめんなさい。

勉強をかじればかじるほど、
自分の今の位置がだんだんわかってくる。
やればやるほど、大学院と自分の距離が遠くなる。

恐怖感。
でも、それは大事なことなんだと思う。
それを埋めるために、いろいろ手を尽くしてみる。

でもちょっと今日はしんどくて、
気分が地面にへばりついた。

小説が書きたい。
小説が書きたい。
小説が書きたい。






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またたび - 2002年07月13日(土)

温泉地に行ってまで、
調査なんてやるもんじゃないね。

調査@群馬県奥地の温泉にて。
1泊。
母も宿泊は一緒にて。
しかし彼女は娯楽
わたしはおべんきょ。

…ぐああああ。
存在の根本的な不平等!

癒しのイオン大放出の雰囲気尻目に、
しこしこ独りでタクシー乗り継いで調査に回るこの虚無感よ。


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くま算 - 2002年07月09日(火)

このあいだ、
黒いくまのヌイグルミを
お店から連れて帰ってきた。
どてん、と座ったお腹の辺りが
あまりにふてぶてしかったので。

満足してたんだけど、
今日になって、
慌てて部屋の中にあるくまのヌイグルミの数を数えた。


壁に吊るし上げられてるくまども4匹。

箒持たされている書生ぐまが1匹。

MD積み上げた塔の上で、バランス取らされてるサーカスぐま1匹。

窓際族1匹。

コンポの上でカメレオンと猿の面倒見させられてる乳母ぐま1匹。

総勢8匹。


くまだらけ。
当然、ほかの住民達もいるんだけど、
猫とペンギン辺りが第二勢力なんだけど、
それにしたってあからさまにくま飼いすぎな私の部屋。
特にくまが好きな自覚が本人にない分、
どうなってるんだろうこの突如くま牧場。
しかもなにかしら苦労熊だらけ。
これがもしみんなヌイグルマーになって、
私を悪から守ってくれたら、きっとかなり壮絶な光景なんだが、
その前に職場改善の争議を起こして私を倒しにかかってきそうな、
そんな苦労っぷりだ。




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ありがたく候 - 2002年07月08日(月)

たするとたかはらと新宿で会った。
夕飯を食べる。
卒論やらゼミ研究やらのために必要となり、
彼女達にそれぞれお願いしていた依頼品を
押しいただいた。

ちょっとずつ見通しが立っていく。
おかげさまです。

自分ひとりでは決してやれないようなことをやっているから、
手伝ってくれる友達のよしみが肝にしみるぜ!



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くまを買った。 - 2002年07月07日(日)

七夕。

仙台銘菓ちゃんに協力してもらって卒論調査。
満足。

暑い日。

短冊はどこに行けば手に入ったんだろう。
来年繰り越し。


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この暑いのに。 - 2002年07月05日(金)

三時のおやつの時間にインドカレー。




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どの漢字を当てはめるのか一瞬ドキドキ - 2002年07月04日(木)

方言の研究会で、夏に方言調査に出かけることになっている。
私は行かないのだが、準備は手伝っている。

調査者に言葉の発音を答えてもらうために
「麩」と
「お粥」と
「杉の木」と
「ニュース」と
あと数種類の絵が欲しいんだが、
なんとか便宜を図れないか、
と教授に言われ、

ふ?

…ふ?

…お麩…?
…あのなんともいえないお吸い物の漂流者、お麩…?
ちなみに私美術の成績万年3あたりの住民。

お門違いもはなはだしく。
真夏に玄関に門松立てて電飾でかざってサンタ突き刺したような
愉快な惨劇である。

晩、迷わずたするに電話。
快諾してもらう。
すまんね。


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