おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2007年08月31日(金) 理想の上司

 つれづれなるままに特撮における理想の上司は誰かと考えてみた。
3位.正木長官(ウインスペクター)
2位.ムラマツキャップ(ウルトラマン)
1位.ドゥギー・クルーガー(デカレンジャー)
 立花のおやっさんは「仮面ライダーの先生」であって上司ではないので外した。順位はともかく誰に聞いてもこの3人が上位に上がるだろう。特にドゥギーはいいよ。頼もしいし、いざとなったら強いし、牛角で焼肉奢ってくれるし。

 では,絶対上についてほしくない人は
3位.クラタ隊長(ウルトラセブン)
2位.キリヤマ隊長(ウルトラセブン)
1位.モロボシダン隊長(ウルトラマンレオ)
1位と2位は微妙だな。ジープで追いかけまわされるのもいやだがノンマルト滅亡の一端を担わされるのもいやだ。


2007年08月30日(木) 『Moon Light Mile』15がでたよ

むっちゃ面白い!!
 最初の1〜3巻あたりは現在の技術でどこまで月に迫れるか、て話だったんだけど宇宙戦闘機やら宇宙ロボット軍団やら出てきてついには米中宇宙戦争!
 以前ふじーさんが「この話の力点はいわゆる手垢のついたSFガジェットをどれだけ新しく見せるところにある」といってたけど正にその通り。
主人公の一人・ロストマンの宿敵が宇宙艦隊引き連れてきて専用機に乗って最前線に出撃ですよ?シャアかお前は!!しかもパイロットがその娘の美女ってもうサービス過剰!死にそうになったいろんな意味で。
 その一方でロストマンと吾郎がこの一時だけ親友に戻ったり、悪役ゲンブルーズに心臓病の娘がいて、愛娘を心臓に負担が軽い月に住まわせてやるためなら悪魔に魂を売る、なんて浪花節も全開!もう次が楽しみ〜!!


2007年08月27日(月) 月食か落語か

5時退社。その前に天気予報を調べるが関東地方ははれる見込みなし。7年ぶりの皆既月食はあきらめて池袋に「滝川鯉昇一門会」を見に行く。
 前座さん(名前失念)……「寿限無」
 滝川鯉斗さん……「反対車」。最初はエンジンがかからずエロキューションが悪かったが半ばからエンジンあったまったかとにかく飛ばす飛ばす全力疾走。さすが元暴走族。しかしやはり人力車の悲しさ途中で息切れしてエンスト。一息入れてから全速失踪再開(こうみると晩年までエンジン全力フル回転の芸風だった故枝雀師匠の偉大さがわかる)。ただ落ち「おい!芸者をあげてやれ」「人力車引きふぜいには芸者なんて揚げられない」は「芸者を揚げられるくらいの甲斐性があれば人力車引いちゃいない」のほうがわかりやすかったと思う。
 二つ目
 春風亭鯉枝さん……創作「獣医さん」
 相変わらずの不思議なキャラクター。くそまじめそうな顔でつまらなそうな口調でぼそぼそととんでもない話をするのがこの人の持ち味。打ち上げで本人にも話したのだが「ぜんざい公社」なんてやるとあの口調で官僚主義丸出しのくすぐりを語ると効果絶大だと思う。
 瀧川鯉太さん……「崇徳院」
 「せをはやみ〜!」のあれ。床屋36件風呂屋17件回ってよれよれになってる熊さんの演技がグッド
 真打
 瀧川鯉昇師匠……「森こわい」
 「まんじゅうこわい」だと思って聴いていれば実は安陪さんちの晋三ぼっちゃんが「もりがこわい」という時事ネタ。きのうおもいついたんじゃなかろうか、てくらい今しか通じないネタである。今日限りの貴重な一席だったかも。
 瀧川鯉朝師匠……「荒大名の茶の湯」
 初上演のときに聞いたことがある。あのときは七大名がつっかえつっかえだったんだけどこれまでの練習の成果あって「細川忠興加藤清正池田照正……福島正則」と立て板に水。
 ただかなしかな5尺そこそこの鯉朝さんが7尺豊かな加藤清正を演じるところに無理があってどうにもこうにも迫力が無い。苦手科目を克服しようという努力は買います。(依然鶴光師匠がおっしゃってたんだけど「鯉朝は子役をやらせるとうまいから子役の噺をもっと勉強するといい」とおっしゃっていた)

 その後は打ち上げ飲み会。鯉朝さん・鯉太さんともおはなしするが、向かいに座っていた20代後半の可愛い女性と旅の話と絵の話で意気投合。以前鶴公師匠に耳をねぶられたとか。本人は否定していらっしゃったけど、「鶴光師匠」というところにリアリティありまくり。


2007年08月26日(日) いよいよ9月ですな。

 すっかり秋風。あの猛暑はなんだったのかという風情です。
 起床時には「ケロロ」はほとんど終わりかけ。
 コンビニでおでん70円均一セールだったんで昼飯はそれ。もうおでんの季節か。具をこんにゃくとか昆布とか大根とかつ見れにすればヘルシーなくいもんとはいえる。
 で、昼からは広尾へ。
JICA地球広場でのシャンティ国際ボランティア会主催の「日本のハナシ、世界のハナシ〜子供向き落語会とカンボジアでの活動紹介」に出席。三遊亭 遊之介氏(前座名 三遊亭おまえ)の落語「浮世床」(子供向けということなので真柄十郎ザ衣文まで)を聞かせてもらい、カンボジアでの絵本を通じた識字率向上活動の紹介を聞く。目からうろこが落ちたのは、カンボジア人に衛生の大切さを教える絵本の紹介。今まで漠然と現地の人たちは生水飲んでも耐性ができてるだろう、と思っていたのだがやはり現地人でも腹壊すわけで、なら煮沸した水を飲むくらい誰でも知っているだろう、と思い込んでいたのは我々が幼少時から衛生・細菌についての基礎知識を刷り込まれているが故のおごりであるということ。現地の人々には生水を飲むことと、腹痛・発熱・下痢の間に因果関係があること自体わかっていないわけね。
 アホみたい、と思う人は江戸時代に田舎から江戸に住み着いた農民がほとんど白米だけといっていい食事で暮らした結果(江戸の農民にとっては白いおまんまが毎日ありつける、というだけで信じられない幸せ)、ビタミンB欠乏症・つまり脚気にかかっても食生活が原因と考えず、田舎に戻ると(つまり玄米や麦飯の生活に戻る) 回復したことを都市の空気の問題と考えていて結局は日露戦争にいたるまで無数の使者を出したことを考え合わせるといい。知ること・知る力を持つの意義に改めて啓蒙される。
 ここででれば3時だったのだが、遊之介師匠と落語の話(特に共通の友人である瀧川鯉朝師匠の話で盛り上がる)、代表の方にさらに詳しい話(特にポルポト時代に少年期を送った世代の葛藤の話。自分の両親を殺した人物に出会ってしまい、復讐を考えつつも「彼は殺さなければ自分が殺されていた」と考えて何とか怒りを静めて今日を生きている、という話。現在二十歳くらいのポルポトの末娘が今、名を隠していきているという話など非常に興味深い)を聞いているうちに気がつけば4時。活動内容が説得力ある足に地がついたものであることだと解ったのでサポーター(毎月2000円を寄付)になる約束をする。
 それから右や左亭へ向かうが駅を間違えて降りてしまい30分のタイムロス。結局上京してきたおかねやんには遭えずじまい。右や左亭を訪れるのは今世紀になって初めて・実に10年ぶりなのだがこの10年間にさらに強化された同人誌コレクションにあきれ返る。
 こんどー氏・うきゃ氏・でんでん氏(正式に挨拶したのは今回初めてだが金満商事で何度かお会いしている)とカードゲーム「ジャック・ザ・リパー」をプレイ。わしが入ったら一気に会話の品性が下がったと不当な指摘をされる。
 ゲーム後夕食。「牛角」経営の食堂へ。学生街にありそうなボリュームメニューが並んでいてうまそう。うちの近所にもできないかな。サイゼリアはもう飽きたぞ。
 ここにて解散。帰路に着く。これからはちょくちょくゲームに混ぜてほしいな。



2007年08月25日(土) 今日はトラベラー

 はまる氏の農繁期もすぎ、わしも一応落ち着いたんで2ヶ月ぶりにゲーム。
ゲーム内時間は4ヶ月もたったのに大使館襲撃と海賊船一隻鎮めたほかは人命救助に足引っ張られてなかなかすすまない。まあ伏線張ったけど

 その後飲み会。秋刀魚がいっぺんに安くなったんで焼き秋刀魚と冷やし素麺「揖保の糸」最高級品(ばあちゃんの実家でつくっている)がメインという夏の味覚と秋の味覚を一度に楽しむコラボレーション……と言いたいところですが、ホッピーから日本酒に切り替えて以降の記憶がない。こんなこと酒を飲むようになって20年間はじめてだ。みなにかなり無礼を働いたらしい。もうしわけない。


2007年08月24日(金) 中公新書『物語アメリカの歴史』読了

中公の『物語〜』シリーズの中では特に通史的要素が低くてどうにも読み応えが無かった。最近はずれが多いな。


2007年08月22日(水) 五木寛之『蓮如』読了

しまった。
蓮如について知りたい人には何の意味も無い本だった。
五木が蓮如の肖像画を見ながら印象批評を重ねた本、とでも言うべき内容。客観的事実はみな知っているものの、それで蓮如が嫌いな人に対する蓮如擁護とでも言うべき内容。まあブクオフで50円だったからいいけどさ。

追記.兄貴の一発!桜井の猛打賞!上園の完投で圧勝!1.5ゲーム差!


2007年08月21日(火) 暑い〜

怒るでホンマ!東南アジアより暑いっちゅうのはどういうこっちゃねん!むこうでは安宿(1000円以下)に泊まり歩いたんでクーラーなんて無かったが毎晩快眠で、日本に帰ってからはじめてくーら-つけたわでん子ちゃんごめん。死ぬ〜
追記.檜山代打満塁ホームランひゃっほー!


2007年08月20日(月) 『金枝篇』読了

東南アジア旅行中に完読。てか旅行中で無かったら絶対と中で挫折していた。
「王殺しとは王を殺すことにより王の神聖な力を再生することであり、王は魂を他のものにいれかえていることがあるので殺す側もそういうもので殺さなければならない」
たったこれだけのことを各地の具体例を書籍の海から発掘してこれでもかこれでもかとひたすら例示していく。ただ過ぎたるは何とやらでここまで例が多いとかえって何をいいたいのか逆にわからなくなってくる。
 友人(現大学助教授)が高校時代読んでたけどよく読めたなあ。
 ともかくも例を削った簡約版を薦める。


2007年08月19日(日) みんなはお城で舞踏会

本日コミケ三日目。さすがにかねも体力も尽きたので一日ぐったり〜。暑いといえば暑いけど湿気が低い分だけバンコクの方が楽だったなあこりゃ東南アジアに避暑にいってた身にはこたえる〜


2007年08月18日(土) 無事帰ってまいりました

インターネットも無事回復
詳細は後日


べっきぃ