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おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ DiaryINDEX|past|will
帰りにスーパーでいなだ(わらさ→いなだ→はまち→ぶり)が一匹200円だったんで購入。一年ぶりに三枚卸に。アー腕が落ちてるー。中落ちがじゃんじゃん取れるよなー。とりあえずこいつの造りと内臓の煮きりとほうれん草一束分のおひたしでホッピーと柳陰(焼酎と味醂のカクテル)を呑る。
明治日本の元老制を固持する山県と、大正昭和の議会制政治を目指す原との水面下での苦闘を描く。なんとなく原には「議会制度の悪用者」という印象が強かったのだが、わりと著者は好意的に描く。しかし山県って原より長生きしてたのか。知らんかった。
もはや古典の風格のある『想像の共同体』。ナショナリズム・民族を創造の産物と捕らえた画期的な書であった。
仕事の後は上野広小路亭へ直行。「鯉もおだてりゃ滝のぼろ」滝川鯉昇のお弟子さんの会。むろんいつもの鯉朝師匠のお招き。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/
http://news.livedoor.com/topics/detail/3171611/?cp=yt
今日はトラベラーの予定……だったのだが二人欠席でY田氏と「壬申の乱」プレイおれ大友。今回は負け。史実で負けたほうやって負けてもさして屈辱感は無いのだが、史実よりも早く負けるのは悔しい。その間はまる氏はリプレイ執筆…といいたいがキーボードの掃除にはまり込んでいる。おかげにぴかぴかにはなったけどさあ。またしてもホルモン焼き肉で一杯。10時過ぎにお開き。
はっきしいって平安貴族には興味はないのだが……なら読むなといわれそうだが男には避けて通れぬ戦いもある。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081179381894.html
日本とアメリカ、二頭の巨象の間でおしつぶされる蟻・フィリピン、というテーマはともかく。
1944年、全くの勝算らしき勝算もなく発動され、7万人からの死傷者を出して頓挫したインパール作戦。この責任は第15軍司令牟田口中将一人に押し付けられがちだか只一人の猪武者の無謀な判断だけでこのような愚考はお粉wれるのだろうか……。調査を進めるたびに浮き上がる無責任な後方人事の数々。上層部・参謀部の誰もが「積極的でない」という陸軍軍人にとって最低の無能のレッテルを貼られたくないばかりに玉虫色の返答を続け、なし崩し的に誰の許可なく作戦は発動されてしまう。補給・戦線維持・近代火器の不足、それこそノモンハン事変以来の戦訓は何一つ省みられることなく……。
駅前に同書を買いに出かけたら、たまたま大学時代の恩師に出会う。10年ぶりなり。ゆっくりお話できなくて残念。
そもそも戦略的に何の定見もなく行き当たりばったりで拡げられたガダルカナルの戦場。その上に最初から最後まで精神主義のみで火力を凌駕できる、と意気軒昂名参謀たち。そして彼らは失敗から何一つ学ぶことなくインパールの悲劇を繰り返していく。
内容的には「日本の敗因は南洋資源を押さえることだけ考えて、本土に持ち帰ることを全く計算に入れていなかったシーレーン護衛システムの欠陥」というまあ常識について書いているだけなのだが、そこはそれ国営放送の力、徹底した現地調査に基づいて目に見える形でその具体的証拠を突きつけてくれる。しかし、11度の輸送任務の末についに朽ち果てた「さんるいす丸」なんて主役にして一本海洋冒険小説を物してみたいなあ。
非常に簡にして潔。平にして明。本日の通勤時間往復2時間足らずで200p読了。文章はもう少し噛み砕けば岩波ジュニア新書に入れられるほど。特にずば抜けて鋭い指摘はないものの、文化人類学者という異文化理解の専門家が「境界の時間」という文化人類学の概念を用いて異文化の接し方と理解の仕方をやさしく指導してくれる。私はいわば「境界の時間」に潜るためバックパッカー旅行をいい年こいて繰り返しているのだ。
がっくし。
がー、何だあの下手糞ラオウは!宇梶!俳優養成所からやり直せ!経たとか何とか以前にエロキューションがナットランだろうが!前作見に行ってかなりがっかりして返ってきたが今度の映画もCMだけで見る気なくした!
うーむ。かぜひいちったい。このGWはまったり寝GWに。
今日の「そのとき歴史は動いた」はVTR撮りしとくんだった。岸信介の安保闘争がなかなか面白く整理されてたのになあ。しょうことないから来週の再放送を要チェックね
べっきぃ
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