つんつん日記
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2002年09月30日(月) アジア競技大会

アジア競技大会が釜山で幕をあけた。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の選手団が初めて韓国を訪れ…
…万雷の拍手の中で韓国選手とともに入場した。

ソウル五輪前の86年にソウルで開かれたアジア大会は…
…北朝鮮がボイコットした。

大会期間中も反政府デモなどで騒然としていた。

それを思うと隔世の感がある。

今大会でも…直前に北朝鮮が日本人拉致を認め…
…韓国の拉致問題にも火がついた。

釜山にはぴりぴりした空気も漂う。

それだけに無事な進行が願われる。


2002年09月29日(日) 強くあれ!

強くあれ!

人に頼るな!


2002年09月28日(土) ラチ

「なんでラチされなあかんの!?
日本が北朝鮮にしたことは悪かったと思うけど、
横田めぐみさんらとは何もかんけいないと思う。
文句あるんやったら政府にゆうたらええやんっ!!」…
…拉致事件をめぐる中学2年生の声である。

「新聞で考えよう」という授業をしている…
…大阪府貝塚市の市立第二中学の坂本幸仁先生が生徒に…
…今度の事件について感想を書かせた。

横田めぐみさんが自分たちと同年齢で拉致されただけに…
…「自分がそうなっていたら」との思いも重なって…事件への関心は高い。

「らちされた人だけじゃなくて、
その人の家族までたくさんの人が苦しいおもいをした。
その思いはハンパじゃないと思う」

「横田めぐみさんのお父さんとお母さんもかわいそうやった。
俺(おれ)は北朝鮮をつぶしたい。でも無理やから仲良くなったらいいと思う」

…生徒なりに怒りや憤りを率直に表現している。
しかし一方で…平和を願い戦争を恐れる声も強い。

「これからは、こういう事件がおこらないように、
仲良くなるべきだと思う」

「小泉さんもっとがんばれ!!…
…でも戦争だけは、ぜったいに、やったらあかん!!」


2002年09月27日(金) 誓い

「約束と誓いはどう違うの?」…難問である。

悩んだ末に「友達との約束を守ると、自分に誓うんだよ」と答えた。

誓いという言葉には…自分に対する厳しさがあると感じてほしかった。
「だれも見ていなくても…
人に言われなくても頑張るのが“誓い”だと思う」と…。

自らの誓いに生きる人は…何をなすにも主体性が感じられ…
…挑戦の心がある。

いかなる課題にも負けない。ピンチをチャンスととらえる前向きさが…
…状況にほんろうされずに生きていく秘けつである。

「挑む」と「逃げる」に共通する「兆」という字。

数の単位のほかに…「前ぶれ、きざし」という意味がある。

つまり…何かのきざしを感じたとき…
…自分の生命が「挑む」と「逃げる」のどちらに反応するかの違いなのだ。


2002年09月26日(木) お金と幸福の関係

紀元後120年代…小アジアのある街に巨大な石造りの回廊があった。

長さ80メートル…高さ4メートル近く。

巨大な壁に…ある言葉が刻まれていた。

「自然な富を越える富とは、一杯に溢れている水槽に流れ込む水のように、
もはや役に立たないもの…」。

買い物客の注意を促すために…にぎわう市場の前に建てられていた。

哲学者エピクロスの考える“お金と幸福の関係”を示したグラフがある。
それによると…使ったお金とともに幸福度が増すのは…
…はじめのわずかな金額だけ。
その後はいくら消費しても…幸せの量は増えないという…
…(『哲学のなぐさめ』)。


2002年09月25日(水) 真の勝利者

「人生、今が最高潮!」と胸を張れる充実の日々を…。

そのための努力を惜しまない人が真の勝利者である。


2002年09月24日(火) もう一歩

もう一歩…こまやかに!

もう一歩…温かに!

その誠実が…友の心をつかむ!


2002年09月23日(月) 偉大な心との出会い

偉大な心との出会いは…人生を大きく開く。

貧窮の藩政を人心一新で道を開いた上杉鷹山。
その出発は庶民指導者の細井平洲との出会い。
士農の差別なく人の尊貴さを説く…愛民の人生に触れたからだ。

貧しき暮らしながら志を高く生きる人間を多く描いた山本周五郎。
その原点は奉公した質屋の主人との出会い。
品物も人物も一級の本物に触れよ…が日常の教え。
その至高の人生を命に刻んだ。


2002年09月22日(日) 弘法も筆の誤り

東寺(京都市南区)に所蔵されている…
…国宝「真言七祖像」に書かれている文字が…
…空海(弘法大師)の自筆であることが確認された。

「真言七祖像」は空海が唐から持ち帰り…
…加筆したとされていたが…書の作者ははっきりしていなかった。

今月から11月25日まで開かれている企画展に合わせ…
…赤外線写真などで確認した。

「皇帝」が「帝皇」となっていたり…
…「折」が「析」になっていたりする部分もあった。

寺の職員は…「これこそ、『弘法にも筆の誤り』かもしれません」。

(Asahi.comから)



2002年09月21日(土) See you…

NHKの朝の連続テレビ小説「さくら」で…
…21日放送予定だった第150回分を誤って1日早い…
…20日午前8時15分から総合テレビで放送してしまうという…
…前代未聞の出来事が発生した。

NHK広報局によると…テープの取り違えが原因という。

21日には放送されなかった第149回と…第150回を連続放送することに。

ヒロインの高野志穂(22)は……都内で行われたイベントで…
…「私も見てました。ビックリしました」と目を丸くしていた。

番組のおじいちゃん役の大滝秀治が…
…「See you next week」と言って…
…次週の予告が入ったため…視聴者はびっくり仰天。

「See you…」は土曜日お決まりフレーズになっているからだ。


2002年09月20日(金) 老い

100歳以上の長寿の方が…日本には約1万8000人いる。
米国では…すでに5万人を超えるという。

“人生50年”と謡ったのは織田信長。
しかし今や…“人生百年の計”を考える時が到来しようとしている。

過日ラジオで…アメリカの心理学者らが行った…
…興味深いアンケート結果を紹介していた。
調査項目の一つに…こうあった。
「歳をとるにつれて、自分が利用価値のある人間であるか否か?」。

結果は…歳を重ねる事に対して…楽観的に考える人は…
…悲観的に考える人に比べ…7・6年長生きする。
その際…血圧が高い人より低めの人の方が…
…4年程度長生きしているというデータも併せて紹介されていた。

老いをどうとらえるか。
老いに対する積極的な…“心の持ち方”がいかに大事かを考えさせられる。

90歳で現役医師の日野原重明氏は…
…60歳以降は“自分で自分を育てていく季節”と指摘する…
…(『人生百年私の工夫』)。


2002年09月19日(木) 戦う心

生涯…戦う心を…忘れるな!

そこに若々しさが!…
…心は不老で明るく!…
…偉大な勝利を待つ。


2002年09月18日(水) 非情

政治の「非情」を二重三重に感じさせる小泉首相訪朝だった。

拉致問題では個人の生死の「重さ」が家族にとってと…
…外交の場とではいかに違うか痛感した。

訪朝にあたっての重要な懸案だったとはいえ…
…交渉では懸案のなかの一つでしかない。

死亡を告げられた家族の悲痛な思いへの配慮は十分だったか?…
…家族の思いと平壌での扱われ方に落差を感じた。


2002年09月17日(火) 拉致

日朝首脳会談の席上…金総書記は拉致疑惑について…
…「この背景として数十年にわたる(日朝)関係がある。
我々としては特別コミッションをつくって調査した。
一部の妄動主義者と英雄主義者によるもので、
私が承知してからは関連して責任ある人々は処罰された。
これからは絶対にしない。遺憾なことだった。率直におわびしたい。
二度と起きることはない」と…謝罪した。

小泉首相が午前中の会談で…
…「大きなショックであり、強く抗議する。
こうした遺憾なことが生じないよう適切な処置を求める」と…
…迫ったのに対して…金総書記が午後の会談で回答した。

金総書記は拉致が起きた理由について…
(1)特殊な機関が日本語の学習のためにやった
(2)他人の身分をかたって韓国に潜入する目的だった…と説明した。

(Asahi.comから)


2002年09月16日(月) 人生の博士

年配者を指してシルバーエイジすなわち…
…「いぶし銀の年代」と呼ぶことも多い。

しかし…この言葉には…なんとなく寂しい響きがあり…
…季節でいえば冬のイメージが漂っている。

むしろ…ゴールデンエイジすなわち…
…「黄金の年代」と呼び替え…季節でいえば…
…“収穫・実りの黄金色の秋”ととらえるべきである。

このよう述べられる方もいるようだが…私も賛成である。

この時期を迎えれば…真剣に生きてきた人は…
…誰でも“人生の博士”となれる有資格者なのだ。

悠々と自在の力で…今日も生き抜くとの決意を深めたい。

苦しみ悩み戦ってきた…経験というかけがえのない宝が…
…わが身を飾ってくれるのだ。


2002年09月15日(日) タマちゃん

横浜市の帷子(かたびら)川に現れた「タマちゃん」とみられる…
…アゴヒゲアザラシについて…環境省と神奈川県…横浜市は13日…
…連絡会議を発足させた。

13日午後は姿を消したままになったが…
…「体の損傷など明らかな異常や…
…専門家がみて健康状態の悪化が認められれば保護も検討する」との…
…方針を決めた。

14日からは県や市の職員が特別態勢をとり…
…情報収集や見物人の整理にもあたる。

「タマちゃん」が現れるかは分からないが…3連休に入り…
…見物客は間違いなく現れそうだ。

(Asahi.comから)


2002年09月14日(土) 35万円

遭難者に見立てたマネキン人形を…
…海上から引き揚げる訓練をしていた…
…宮城県の航空自衛隊松島基地所属の救難隊が12日…
…救助に失敗し…マネキンは水没した。

身長165センチで重さ18キロ。

緑色の航空作業服を着ていた。

しかし…ライフジャケットを装着していなかったことから…
…本当に「遭難」した。

1体35万円。

訓練は救助から捜索へ変更。

懸命にその姿を捜したが…行方は不明。

救難隊は再び浮かんで来ることに望みをつなぎ…
…「今度は助けます」と誓っている。

(Asahi.comから)


2002年09月13日(金) 時代

時代は…ますます混乱・複雑。

ゆえに…自身を強力に!

連帯を一段と強め…勇気と拡大を!


2002年09月12日(木) 「おごり」と「あがき」

言語道断…企業の不正が次々と明らかになっている。

粉飾決算…偽装事件…隠ぺい工作…虚偽報告…記録改ざん…
…つまりは「ウソ」と「ごまかし」だ。

しかも…それぞれ業界をリードしてきた会社だけに責任は重い。

商いでは信用こそ第一。

消費者の不信は即…業績不振につながる。

社運が尽きてしまう企業には…二つのタイプがあるという。
聞き耳を持たず…社会倫理さえ押し曲げる「おごり」型。
問題をその場だけ繕い…小手先の策を繰り返す「あがき」型。


2002年09月11日(水) レクイエム

きょう11日…モーツァルトの「レクイエム」が地球を1周する。

同時多発テロの犠牲者を追悼するためで…
…ニューヨークの貿易センタービルに1機目の飛行機が衝突した…
…前8時46分にニュージーランドから演奏を始める。

各国の現地時間で始まるから…輪唱のように地球をまわる。

「疾走する悲しみ」と評されることもあるモーツァルト音楽のなかでも…
…「レクイエム」は特別だ。

最晩年の作品で未完に終わった。

もはや悲しみは疾走しない。

ひたすら深く沈んでいく。

あの曲を聴くと…悲しみの深さの前にしばし言葉を失う。


2002年09月10日(火) 大胆

勇気が…幸福をつくる!

大胆が…勝利の道を開く!


2002年09月09日(月) 先入観

子どもたちを中心に囲碁人気が高まり…
…若い囲碁大会参加者や…初心者向けの囲碁教室が急増している。

プロ棋士を招いて授業に取り入れる学校も出てきた。

人気少年漫画の影響が大きいが…
…古いイメージがつきまといがちな囲碁に対して…
…「若い人には先入観がなく新鮮」と分析する向きもある。

先入観がないからこその広がりと言えそうだ。


2002年09月08日(日) 近隣

近隣を大切に!

友好は…明るい挨拶から!

信頼は…常識豊かな行動から!


2002年09月07日(土) 年齢を重ねる

年齢を重ねるにつれ…だれしも…
…しっかりした考えを持ち得たような気になる。

しかし…そこに落とし穴があるとは…評論家・桑原武夫の言。
いわく…しっかりした考えの正体とは…
…「人生のある部分…自分の考えや生活をかき乱すような部分…
…を見ても…見ないですませる殻」だと…。

耳の痛い言葉だ。

知らぬうちに保守的になってしまうのが人の常。
良いことだと頭で理解しても…
…長年の慣習を改めなければならないと思うと…つい腰が重くなる。

保守の殻を破り…確固たる考えをつかむには…どうすればよいか。

桑原は…真の詩歌との邂逅を勧めた。

なぜなら…
…それは「人間の心を再び世界にうちひらく作用をなすもの」だからだ。

一流の詩歌とは…
…偉大な詩人の「大なる生命の焔」(哲学者・西田幾多郎)であり…
…詩人その人の敬虔さ…信仰の篤さ…知識の豊富さが…
…「気品となって外に現れたもの」(北原白秋)。

触れるほどに…おのが命の希望の弦に…逞しい音律が響きゆこう。


2002年09月06日(金) 真夏日

この夏…大阪では真夏日が70日と過去最高タイ記録だった。

東京も平年より2週間多い53日の真夏日を記録した。

この暑さに加えて…異様な犯罪…嫌な事件が続く夏だった。

人間関係の歯車がどこか狂っているのではないか?…
…と思わせるような事件が多かった。


2002年09月05日(木) 同じ時間を過ごす

「生きた情報は現場にあり」…
…先月…「王位」を獲得した将棋の谷川浩司九段が…近著で語っている。

将棋の対局は「棋譜」に残るので…その現場に居合わせなくても…
…後で指し手をたどることができる。

だが谷川王位は…タイトル戦など…他の棋士の大きな対局は…
…できるだけ会場に足を運ぶ。

なぜか?…
…控室で対局者と“同じ時間を過ごす”ためだ。

対局者が1時間長考したら…自分も同じ時間を掛けて考える。

そうすると…その対局者がどんな気持ちで…
…どんな理由でその手を指したのかがわかってくるという。

(PHP研究所『心を読み、かけひきに勝つ思考法』から)


2002年09月04日(水) 贈り物

ある飲食業界の社長は…
…感謝の心を表す「贈り物」に三つあるという。

一つにはお金や品物…次に電話や手紙によるメッセージ。

そして…「身贈り<=見送り>」…いわば体を使っての贈り物。


2002年09月03日(火) 一言

一言が大事!

一言で決まる!

友の心に…「何か」を残せ!


2002年09月02日(月) 日本は買い

世界最大級の広さとされる仏高級ブランド…
…「ルイ・ヴィトン」の直営店が1日…東京・表参道にオープンした。

午前11時前の開店直前には…若い女性客らの行列は500メートルを超えた。

「若者の街」と言われる表参道は…
…「アイスクリームかファストフードしか売れない」と…
…揶揄(やゆ)されたことも…。

でもここ数年…高級店の進出が相次ぎ…「日本のシャンゼリゼ」に変身中だ。

「今、一番懐が温かいのは若者」と新参組の担当者。

失業率は5%超だが…欧米ブランド店にとっては「日本は買い」らしい。



2002年09月01日(日) 専従職員

激ヤセが心配されている鶴見川の「タマちゃん」は大丈夫か?
…国土交通省など関係機関が30日…検討会を開き…
…まだ健康だが…監視を強化するという結論に…。

「皮下脂肪が減っているのでは」…
「目の充血が気になる」などの意見も出たが…
…「保護しようとすれば、急激に体力を消耗させる」との心配も出た。

今後は専従職員が毎日…写真撮影をして…専門家の判断を仰ぐ。

見物客が川に転落しないかなどにも気を配る職員は…
…「このままだと、私たちの方が先にやせそう」。


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