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2001年08月29日(水)
どうしても読めなかったりする時は


ほひー。今週はどうにも呪われ週間らしく、かなり本格的に病んでます。
精神的には元気なんじゃが、身体がホゲホゲです。年ですかいのぅ。

そんな訳で、ちょっと後ろ向きな話題。

読書はワシの大切な命綱なので、バカスカ適当に読むんですよ。乱読派。
周りの人達が遊びに来る時も「ホモの本持って来てねぇ」というのはお約束です。
つーか、たいてい何かと人々はウチに集うので、皆が持ち寄るとかなりのもんです。
(もちろんホモ以外もあるですよ!)

そんな本達の中には、どうしても読めない…。
或いは、この数ページだけは飛ばしても良いデスか…?
みたいな箇所があったりするのです。
直接話法な小説や、バコバコ(下品で失礼)なマンガとかは苦手かもしれないっスね。
良いトシこいて乙女ドリームなもので。

あっでも、浅田次郎みたいな真性オヤジ・ファンシーはダメ、もう本当にダメ!
話題になっているので読んでみようとして、悶絶しました。
世間はあんな本をベストセラーにしているのだなぁ。すげぇなあと思いました。恥ずかティ!


今日はダメな感じで寝込んでいまして、ふと手に取った本(不調の時にそんなもの見るなって
気もするけど、まぁ良いじゃないですか。ある意味“気つけ薬”みたいなものですわい)。
エクリプスという小説誌だったんですが。
掲載されている全てを、初めて最初から最後まで読み通しました。
今まで一つ二つぐらいしか読んでなかったんですね。どうせ中古を買ってるし。
二百円ならそんなもんでも惜しくはないからなぁ。
でも、全部読んでみて思ったことは…。
かなりダメなものがあるデスね。何月号かは秘密。
最近では水森しずくがお気に入りですが、秋頃に新刊が出るとかなんとか。
良いハナシ路線ではなく、おかしいハナシを期待しているんだけどな。
この人の語り口が好きなのです。会話もテンポ良いし。

なんだか、ぐるぐるしてきた。
ホモが効いてきたのだろーか。

まぁそういった感じで、時々蔵書を掘り起こしてみると。
それまで知らなかったシーンやおハナシがあったりするのでビックリします。
前は読めなかったのに、今じゃぁすっかり目が曇ったのか、まるで平気!だったり。
かなり体調に左右されとります。
気分がヘコんでいる時は「もっとホモよこさんかい!」とか「エロで何が悪いんじゃ!」と
いう言葉が家の中を飛び交ってたりしますな。

やはり日常エネルギーにホモは不可欠ですか?
ダメ人間ぶりに磨きがかかる、今日この頃なのであります。

今更ですが。今週のジャンプのNARUTOのトビラは凄かったですねぃ。
あんなにセクシーコマンドーな暗部のカカシを作者自ら書いて良いのかしら。



2001年08月27日(月)
読んだでしょうね?猫田リコの新刊を!


押しつけがましく繰り返しますが、猫田リコの新刊「イエス・マスター」は必読ですよ。
今回も奇妙にねじ曲がったおハナシの数々と、不思議な柔らか線で描かれた世界が素敵です。

どれも好きなのですが、ワシは特に「新世界」が気に入りました。
人を壊すことに喜びを覚える男(攻)と、そんな彼に買われることで自分の存在理由を見出して
いる青年(受)。
男のどす黒い欲望が支配する「夜=闇」の時間こそが自分の生きる世界だと、青年は夜ごと男を
待つのですが、ある日を境に男はやって来なくなるのですね。
それでも青年は男を待ち続け、そして…。

あー、語りたい。でもあまり深く言わんでおきます。
タイトルの付け方も独特です。
「遊戯邸いらっしゃいませ」は、前の本の「囁く者たちの部屋」(超お気に入り)に近い感じ。
あと特筆すべきなのは、コマ割の面白さです。非常にインパクトのある構成です。
いつも単行本になるのを待っているので、縮小された画面しか知りませんが、雑誌だとまた感じ
が違うんでしょうね。
時々細かすぎるんじゃ?と思うぐらいに不思議な画面分割が成されていて、それもまたこの人の
持ち味になっているのです。
一瞬の表情の変化とか、とても鮮やかに切り取られているコマがあると、すげぇドキドキします。
もっともっと、長いハナシを書いたらどうなるのかなぁ?
これぐらいの長さが本人としてはちょうど良いのかしら?
この人のハナシは(掲載誌の方針かもしれませんが)最終的にはシアワセな方向に落ち着くので
読んでいて安心できますな。

くどいですが、読みなさい。

読んで気に入らなかったら、ごめんなさい。
ひとりでも多くの人が気にしてくれると良いのですが。
去年からのワシのオススメNo.1なのだからして。




2001年08月21日(火)
羽海野チカをもっと応援するのだ



最近、雑誌が創刊されたと思うと、あっと言う間に消えていっているらしい。
そんな御時勢なのに生き残っている「月刊ビーム」はエライねぇ。
載ってるマンガの傾向は恐ろしくバラバラだけど、ワシは応援してます。
がんばれ、ビーム。

というところで、その休刊の波を受けてしまった、天才(災?)マンガ家がひとり。
それは、羽海野チカだ!

愛らしいハナシと絵にかけては天下一品。
しかし、彼女の世界も少し変わってるんですね。
掲載誌CUTIEは休刊になってしまったけど、
「ハチミツとクローバー 1巻」は宝島社から出てます。

かわいらしいキャラ満載で、ページをめくるたびに微笑んでしまうのです。
雑誌がなくなって流浪の民になってしまうのかと、かなり心配していたのですが。

YoungYouの10月号から新たに仕切り直しらしいですよ。
今なら増刊号で宝島社時代のコミックス未収録分の総集編が手に入ります。
いつコミックス化されるかわかんないから、買うのデス!
(この雑誌の他のマンガは感覚的にダメで読めませんでした。とほほ…)

この未収録のものがコミックス化されるか否かはワシらの応援にかかっているのだ。
もっともっと、羽海野チカにエールを送らねば!

あ、でも妙な方向に売れてドラマ化とかは止めて欲しいなぁ。
今「西洋骨董洋菓子店」(よしながふみの好著)のドラマに脅えてます。
魔性のホモはどーなるんだろーか。あああ。



2001年08月20日(月)
石田衣良の「娼年」を読んだのデス


のらりくらりとしております。
カラダがどうにも不調ですなぁ。

そんな時に、更にがっくりくるような本を読んでしまった。
いや。ある意味、すげぇ笑わせてもらったので元気になったのかも。

石田衣良の「娼年」でございマス…。

作者についてはドラマ化された「池袋ウェストゲートパーク」のシリーズを書いてる人だよ、
と言えばだいたい通じるでしょう。
「池袋…」は外伝も数冊出ているのですが、今回の本は全くの新作です。
それ故、ちょっと期待してました。タイトルもアレだしね、いかにもでしょう?

しかし…。本人は得意満面で新聞インタビュー受けてたけど、これをマジで書いてるんだからね。
編集がこれでオッケーなところがスゴイですね。

まぁタイトルからわかる通り、主人公は女性相手にベッドの中までエスコートしちょる訳です。
エスコートクラブの女主人に上手く乗せられたような形で始めるのですが、評判も良く、すたこら
クラブの売れっ子になっちゃうのです。
同じように、でもごくマニアックな客層に人気のある少年とも一緒に寝てみたり。
そのあたりは読者サービス的気配が漂います。
しかしねー。

もう若くはない男性が夢見る、こんな風に生きてみたかったという願望みたいなものかね?
やはりその気もないのにモテるとか。割と思い通りに身体を制御できるので、女性を大変喜ばせる
ことができるとか。
そういった性描写だけは多いハナシです。
よくあるですね、娼婦の女性が経験を積めば積むほど、男達にとっては聖母のような存在になって
いく…みたいなハナシが。
それの青年版なんでしょか。

全く最後まで入り込めないまま、笑いながら読みました。
だって、おかしいんだもん。マジなんだもん。

これも主人公を窪塚くんで映像化したら、めちゃハマりますね。
そんなことも視野に入れながらの小説なのかもしれません。

どうにもこういったハナシはワシには「わっかんないなぁ」というのが感想です。
これでエスコートする相手がオトコだったら、そっと小説b-BOYあたりに載っていても不思議じゃないね。




2001年08月18日(土)
この夏の宴もなんとか…



毎回のことですが。
宴が終わると「よく生き延びたよね、ワシら」と肩を叩きあってます。
じっとりしていて、非常に危険な日々をなんとか生き延びましたね。
収穫を「むほほ」的ユルんだ表情を浮かべつつ、毎晩読んでいるのです。

明日もまたイベントです。勿論、行きます。懲りてねぇ。

ところで。
私の住んでいるのは大変古いマンションなんですが、構造上の欠陥というか。
どこかの家で煮炊きすると、その匂いが私の家の居間に侵入してくるんスよ。
角部屋なので廊下とかそういった空間がないため、縦に通ったダクトから
排気してるらしいんだけど。

カレーだとか、焼肉系の匂いならまだ我慢できます。
大晦日には濃い関東風のお醤油のパンチがきいたお煮しめの匂いがしたりする
のも、まだ許せる。

でもね、たまーにあるんです。
クサヤじゃねーか?というような、強烈な匂いが充満してることが!

今日はなんだか焦げ臭くて目が覚めました。
なにを焦がしたんだか、かなりのものです。
でも、その30分後に私もパンを焦がしました。
魚焼きグリルで焼いていたのをすっかり忘れて新聞を読んでたのです…。
きっと、他の家じゃ「今日はよくものが焦げる日だなぁ」とか思ってんだろうな。



2001年08月07日(火)
もはや立秋。やや夏バテ気味



7月の日記を幾つかupしました。(今頃…)


今日は朝から熱が出て休み。
どうにもダメな感じです。


ところで近頃のアニメですが、「スクライド」おかしいね。
いや、面白いという意味を込めてるんですが。

「太いんだよ!カタイんだよ!」の"ビッグ・マグナム"に続き、
「僕のタマが…!」ってあんた、かわいい顔して下ネタ?
というか…。そういう話なの?

「アレの続きをやろうぜぇ」にもかなり心をわし掴みにされた感じです。
まぁ「リヴァイアス」のこともあるし、あんまり期待しないで見ておくか。
ワシ的にはあの早口のヒトが気になります。
あとHOLY長官。(声がペル罰の克哉兄さんなのよ)

「フルバ」は原作が好きなので、どうかと思ってたら意外に良いですね。
やはり上手な声優さんだと出来が良く感じられるものですねぇ。
原作もやっと新刊が今月出るみたい。

それで思い出した。
この頃、日記のアクセス解析ができるようになって、面白いことがわかったん
ですよ。
検索サイトからのアクセスが多いんだけど、中でもダントツが「猫田リコ」関係。
今月27日に新刊出まっせ! 買いなはれ! 読みなはれ!
怪しい方言の人になってしまうぐらい、私はこの人の書く話が大好きだ。
新刊のタイトルは「イエスマスター」。めちゃ期待してます。
ちなみに新たに検索で見に来た人。
「2月16日の日記」に一冊目の紹介があります。

あとは「五條瑛/やおい」とか(正直な人だ!仲良くしてください)。

笑ったのには「大きなおっぱい」てのがあったよ。
何だよ、あんたも好きねぇってか。
とにかく検索エンジンは種類によっていろいろ引っ張ってくるものが違うから、
各社のを試してみると良いですよ。
私が今気に入ってるのは"Google"。早いし。

あとはワシのHPから来てくれる人々…。
本家はほったらかしですんません。予定は未定だったらしいよ。(他人口調)

なんか、この一週間妙に涼しい。
それでも明日ぐらいから取水制限が始まるらしい。
きっとそんなことがあると、また暑くなるんだよ。
今年こそは、曇って涼しいコミケになって欲しいなぁ。雨はイヤだが。
でも週末天気予報だと金曜から(!)暑さが戻るって…。

果たして生きのびることができるか?
チェック表に飛び散る蛍光マーカーも激しくなって参りました。
恐らくコミケ終了まで、この日記も沈黙するでしょう。

あなたもワシも、無事に乗りきれますように…。