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やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。
2006年11月24日(金)
打弦楽器が3つ
22日は、同志社女子大学にて、「台形打弦楽器の響きと技を探る旅〜サントゥール・ツィムバロン・揚琴(ようきん)の世界〜」と題して、ツィンバロン斉藤浩さん、サントゥール谷正人さん、揚琴の私で民族楽器レクチャーコンサートが行なわれました。お互いに存在は知っていてもなかなか同じステージで弾き比べるなんてことはないので、とてもおもしろいコンサートでした。
私の北京の揚琴の先生は、世界の打弦楽器に詳しく、ツィンバロンの音色や進化、工夫のいいところを揚琴に取り入れて改良をすすめていたりするので、改良元のツィンバロンを間近で見て聞いて、なるほど〜と、感心しました。客席からでなく、揚琴をおいたとなりで同じステージの上で見て聞いて比べるというのは貴重な機会で、ツィンバロンのその豊かでまろやかな響きと音域には進化の先端かと感じ、また揚琴やツィンバロンの元となったイランのサントゥールの繊細で美しい響きには打弦楽器の音域や音量を拡大させる以前の時代からの元来の美しさを再認識させられるという感じでした。
打弦楽器はユーラシア大陸全域に広がっている楽器ですが、その進化と発展、そして政治や歴史によって分断された国境によって作り出されたその後の進化の行方などが、見えて来ました。楽しい。
写真は、手前からサントゥール、揚琴、ツィンバロン、そして奥にダルシマーです。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
2006年11月16日(木)
2つ
11月12日はノワアコルデ音楽アートサロン、15日は豊中市役所ロビーで、リンベとホーミーのサウガゲレルさんと私のヨーチンでの演奏でした。どちらも、入りきれないくらいのたくさんの方に来ていただきまして、ありがとうございました!12日の方は新しい曲もりだくさんにして、マイクを使わない音空間でのコンサートに、15日の方は初めてこられる方も多かったのでよく弾いているレパートリーを中心に、今度は申し分ないばっちりのセットの音響さんつきで(揚琴には高級なマイクが3本も!)の演奏。どちらも気持ちのよい全く違った2つのコンサートになりました。そして、どちらにも私をびっくりさせるほど、なつかしい方々やお世話になった方々がどこかでチラシや広報をみてかけつけてくれて、感動の再会がたくさんありました。音楽にありがとうです。
さて昨日コンサートのあとレッスンをして夜、vodafoneでなくなってしまったsoftbankへ。今の携帯ってすごい。いつの間にか、海外でもそのままメールも電話も使えたり、料金が半額以上安くなっていたり、USBでPCとつなげたり、今まで存在しえなかったかわいい色が出ていたり、何といっても今まで私の家やレッスン室では電波がなかったのに、それは古いアンテナだかららしく3Gという今のアンテナを使うようにすると電波はいっぱいになったり。電波は悪いし、かわいい赤いマークがbankなぞという名前にかわってしまったし、ということで10年近く長くお世話になっているvodafoneから別会社へ引っ越ししようとつい先月まで考えていたのですが、しなくてよかった。
2006年11月10日(金)
マリンバをひいたら
今日はマリンバで小学校での演奏。演奏終了後控え室に行こうとしていると、演奏を見ていた子どもたちにつかまえられ、腕をがっしとつかまれ、感動した感動した、帰らないで帰らないで、さみしいさみしい、教えて教えて、とあやうく教室までつれていかれて今日は帰してもらえないところでした。
マリンバの速技と4本バチでの演奏は、子どもたちはいつもどこでも大好きですね。きくところによると、この学校では音楽の授業でマリンバや木琴も使っているということで、だから余計におもしろかったのかもしれません。今日はマリンバのソロの時にあえて静かな曲を4本バチで演奏したのですが、弾きはじめるとこちらが何も言わなくてもしーんと静まって耳をすましてくれたので、ちょっぴりうれしく感動しました。マリンバのあたたかい木の響き、感じてくれたかな。
2006年11月04日(土)
皮
昨日は、野外でのイベントでの演奏で、いろいろな打楽器をたたいていたのですが、その中では手鼓(またはダフなどと呼ばれている、新彊や中央アジアでよく使われている大型タンバリンみたいな楽器)を多用して演奏してきました。
この楽器、中央アジアのような大陸の乾燥した地域と違って湿度の高い日本では、びよびよに皮がのびてしまって、日本で演奏するには、クーラーやドライヤーの強風で乾かしたり電気ストーブを前において照らしながら演奏しないと、通常の音が出ないのですが、昨日は快晴で空気も乾燥していて、かんかんに照らす太陽の下での演奏だったので、何もしなくても皮がよく張った乾いた音が痛快に響き、感動でした!
手鼓さんも久しぶりの本来の自分の音に戻ってほっとしていたことでしょう。また外に散歩につれていってあげないといけないですね。
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