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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2004年10月30日(土)  秋のはじめの行ったり来たり…
 知らないうちにすっかり涼しくなってきました。昨日演奏に行ったところは岡山の少し山の方だったのですが、高台にあった木々の中にはもううっすらと赤黄色に色づいている木々が見られ、あたりがぽつぽつと紅葉の季節になってきていることを漂わせていました。でも、近くを流れていた大きな川の付近の広大な面積の草むらや河原に、ものすごい量の流れてきたのであろうゴミと、みな同じ方向になぎたおされている木々や草葉が長い道のりの間ずっと見られ、先日の台風の猛威をまざまざと感じさせられました。今は台風などの影響で、道があちこちで工事や通行止めになっており、どこへ行くのも大変時間がかかります。あらためて、今までの便利さや整備されている交通網のありがたさを感じている日々です。
 そんな中で仙台→高松→奈良→岡山という行ったり来たりの連続公演を行ない、家にほとんど戻れなかったので、今日はその間にできなかった膨大な量の楽譜作成や整理の仕事に一日猛スピードで取り掛かからないと!終わったら明日のマリンバコンサートの準備です・・・!


2004年10月26日(火)  仙台市民会館で雑技と演奏
 今日は飛行機で仙台まで楽器と奏者を運び、仙台市民会館での中国雑技&中国楽器の公演でした。前日に完璧な梱包をして、荷物預けるカウンターでしつこく丁寧にお願いし手運びしてもらい、どうにか無事に楽器も仙台往復できました。
 仙台は少し寒く、すでに息が白くなるくらいでした。
 雑技との公演は何回か行っていますが、何回おこなっても、雑技の番の時は、その同じ人間とは思えない技の数々に、思わず舞台袖からじっっと見てしまいます。人間、訓練に訓練をつめば何でもできるのかな、とすごく感動します。
 また、雑技の合間やその伴奏に私たちは中国楽器で演奏するのですが、そのはでなパフォーマンスを見ていると、負けじとこっちも魅せよう!という気持ちになります。いろいろな楽器のソロや合奏と、また雑技の技や動きにあわせた伴奏というのをたっぷり90分の公演で演奏してきました。聞いてくださっていた皆さんがとても元気で、公演をとても盛り上げてもらい、今日はとても楽しい演奏会になりました!


2004年10月23日(土)  名古屋で中国楽器コンサート
 昨日は名古屋の小学校での中国楽器による公演でしたが、名古屋在住の著名な中国人琵琶演奏家と内モンゴル出身の二胡奏者、大阪からも著名な二胡奏者とモンゴル人の笛子奏者、私の揚琴、それに打楽器奏者という何とも国際色豊かなメンバーでのコンサートでした。短いリハ時間しかとれなかったにもかかわらず、どの方も一生懸命いいコンサートにしようと尽くしていらして、またベテランの演奏会作りの技をいろいろアドバイスいただいたりした他、隣で演奏していると空気がぐいぐい動かされるのを感じるような、エネルギーのこもった活気ある演奏をされ、その中で一緒にコンサートさせていただき、こういう風に演奏しないとなぁ、とか私もこんな演奏をしたいなぁ、とか感じ取ることがたくさんあり、とてもいい機会をいただいたことに感謝しています。子供たちもカラフルな衣装で様々な楽器を演奏する私たちに興味深々で、一生懸命こちらを見つめてくれていました。
 コンサート終了後もいろいろとお話させていただく時間もあり、がんばろう!という意欲でいっぱいになりました。が、今日のメンバーの全員の共通語は中国語であったため一日中国語づけで、頭は慣れないフル回転で一日過ごしたため、帰宅したらショートしてすぐに睡眠に落ちてしまいました・・・。


2004年10月18日(月)  今日の一日
 今日は久しぶりに本番のない日で、朝はゆっくりし、午後からマリンバアンサンブルびーだまでのコンサートのリハに出かけました。いつもやっているメンバーであっても、互いに会わない期間のうちに他の場や他の人とやったりしているので、会う度に音楽性に変化があったりして、毎回新しい発見とともに少しずつ違うサウンドが作っていけるのがとてもおもしろいです。
 夕方、いつもは取り寄せているマレット(=マリンバのバチ)の一つが急きょ必要になって楽器店にマレットを1セット購入しに行きました。お目当てのタイプのマレットをごそっと持ってきて、さんざん開封して柄の堅さやバランスや音を試奏させてもらい、一つに絞って購入してきました。一安心。
 (マリンバのバチは日本でもいろいろと買えるからまだ安心ですが、揚琴のバチとなると今のところ中国に行かないと満足できる物が買えないので仕入れるのが大変です。)
 さて夜にはひとつとっても素敵なコンサートに行ってきました。ぐいぐい引き込まれて感動いっぱい!!心のこもったいいコンサートで、音楽による力強いエネルギーをたくさんもらった気がします。いいものを見ると、またとてもパワーが湧いてきます!


2004年10月16日(土)  山口県萩市民会館へ演奏に行く
 昨日は山口県の萩(日本海側)の萩市民会館にアンサンブル蘭花のメンバー&+@で行って演奏してきました。新幹線で厚狭(あさ)というところまで行ってから、今度は1時間半に1本しかない一輛編成の単線の整理券の出るバスみたいな、私の大好きなワンマン電車(感動!)に乗り換えて2本、合計1時間40分乗ってさらにタクシーで少し行って会場につきました。行く道でとっても幸せな風景に囲まれて、朝とてもはやかったのも忘れて行き道から幸せでした!
 ホールについて、客席の天井にプラネタリウムの星のように電球が無数にちりばめられてぶらさがっているのを見てびっくり(@o@!)しながらリハをして本番!同じ日に別の所でも蘭花のメンバーがごっそり出る公演が重なっていたのでいつもと編成や曲目の違う公演になりましたが、違うメンバーでやるならではの新しい発見がまたいろいろあり印象に残るコンサートになりました。
 そして何と帰りのタクシーはこの夏柔道で金メダルをとった阿武教子選手のお父さんが偶然運転手でした!!強そうな大きな身体でした!またまたびっっくり!
 写真は車窓からの風景です。


2004年10月13日(水)  自分の演奏した録音
 今日は近々の公演の合わせの後、9月19日にあじさいホールで行なったジョイントコンサートの時に録音していた自分の演奏のCDを入手しに行ってきました。25分という時間、ピアノ伴奏つきのものとなしのソロのものと合わせ、全部で5曲演奏したコンサートだったのですが、取りに行った先でまず聞かせていただきながら、いろいろと思い出しました。
 音楽ホールという楽器をていねいに響かせてくれる場で、実際に客席に聴いて下さる方がたくさんいる前で演奏したという、練習とは違うコンサートのライブの状況での自分の演奏を客観的に聴けるというのは、大変勉強になります。弾いている時には分からない自分の歌い方の特徴や音の特性や、お客さんとコミュニケーションをとりながら弾く本番ならではの練習とは違う環境での自分の演奏の仕方の変化、また自分の目指してきているものにどれくらい近付けてきているかなどをCDからありありと知ることができ、反省すること改めて知ることたくさんあり、こうやって録音することは重要なことだなあ、と思いました。
 今日の反省や感じたことを今後の演奏につなげていきたいと思います!


2004年10月06日(水)  JAZZ VIB クリニックでした!
 急に涼しくなり、楽器が一番鳴ってくれる素晴らしい温度の季節になり、毎日楽器に触れるのが幸せです。
 さてさて今日は東京から来阪していたJAZZ VIBの赤松先生のクリニックがあり、行ってたくさん勉強してきました…!VIBは奥が深い!!今までスゴイ奏者の演奏などをただただスゴイ!とだけ見ていましたが、今日その即興の方法やvibの細かなテクニックの一部だけでも目の前で解説していただいて、また自分でも教えていただいたものをその場でやらせていただいたりして、そのすごさをますます実感することとなりました…。
 かねてから私のやっている楽器たちの特性上(楽譜がきっちりと存在する純クラシックというものではない場合が多いので)コードを使って弾くことやそこから即興的に弾く場が何となく今までありましたが、今日はそのコードを用いてどのように即興をしていくかという分解的なレッスンもあり、もっともっとjazzの要素を本格的に基礎から勉強していきたい気持ちでいっぱいになりました。赤松先生のテクニックや耳のすごさにはびっくりしどおしでした!今日はもう即興やvibの入り口のことだけで時間も私の中もいっぱいになってしまいましたが、それでもjazzは深くておもしろいと改めて体感。またまた勉強したいことが増えてしまいました!
 明日は本番の後、その赤松先生の出演するライブに行ってきます♪


2004年10月01日(金)  熊本県阿蘇でコンサート
 今日は熊本県の阿蘇のカルデラの中の中学校で、子供たちと地域の方々のためのコンサートでした。阿蘇のあたりは高い建物が一切なく、山もなだらかで、空がとても広く大きく見えました。日帰りでしたが、静かで空気のおいしい場所で、あたたかい阿蘇の人たちに囲まれて、私達の演奏の他、子供達に楽器にふれてもらうコーナーなども含み、1時間半とたっぷりのコンサートを4人で行なってきました。


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