ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2001年12月28日(金) 壊塔

『絶対』なんて在り得ないこの世の中で
何をそんなに求めているの?

『優しさ』という虚構に魅せられて
駄目になっていく者よ・・・

早く目を覚まさないと
取り返しのつかないコトになってしまう

自分の足で立つコトを
一刻も早く 覚えて


こんなに 『嘘』で固めたあたしを
そんなに 慕わないで



2001年12月27日(木) 奪われた黒

目をつぶっても つぶっても
押し寄せてくる
鼓動

先が見えたからこそ
募る
不安

変える事のできない
未来

後戻りできない
過去

このまま 全部忘れて
眠り続けられればいいのに

だけど 光はやってくる
虚らに闇をさらって

この鼓動 止まればいいのに

もう 泣かなくて いいように

もう 脅えなくて いいように…



2001年12月25日(火) 鎮魂華

いつか この傷を愛せるように
いつか 自分自身も愛せるように

頭上から爪先まで撫でてみる

自己嫌悪で埋められた傷も
愛せるようにと…

『いつか』『誰か』は
助けてくれない

『いつか』『誰か』は
愛してくれない

だから あたしが自分で愛すの

もう 泣かないでいいように
もう 寂しくないように

紅いろをひとつ 握り続けてる



2001年12月24日(月) 迷子の夜

眠れない毎日が
ウソみたいに過ぎていく

あたしの睡魔を
連れていったのは誰?

闇の重さは
不思議と
心地いい

頭の中で
誰かが囁く

『もったいないよ』

月と闇と街灯と…

消えてしまうのは
あたし

掴めないのは
ココロ

ビー玉みたいに
転がって
割れて

いつか亡くなるすべてを 夜は知っている



2001年12月22日(土) 目隠し

見えない未来を指差して
君はいつも 言うんだ

「こうするから 大丈夫」

もう その言葉は 聞き飽きたと
ココロに暗雲を立ちこめる


君の言葉には 実がないから

不安でいっぱいになる

僕の胸の中が わかるかい?


小さな一歩はもうたくさん見たから

大きな一歩を 踏み出してみせてよ



2001年12月18日(火) あをい瞳の生き物

拾う人 捨てる人

同じものでも
要る人と要らない人がいて・・・

欲しくても手に入らない人

要らなくても手に入る人

どっちが幸せなんだろう・・・?


人は
我侭だから

叶わないと 欲しがって
叶えば 要らなくなるんだ

そうやって
きっと
あたしも いつか
あのゴミ山の中・・・



2001年12月16日(日) 北風

あたしのココロに住みついた
『鬼』は
居なくなったり 帰ってきたり

ずっと 何処かに行ったまま
帰ってこなければいいのに・・・

嫌いだ

こんな あたし

どうして
『嫌』って気持ちが出てくるの?

何が嫌だともわからないのに・・・


悪いの 悪いの 飛んでいけ!



2001年12月14日(金) 捜索出ない

自分からなくなったもの
取り戻したくない

なくなったままでいて欲しい

もう 要らないものだから


何処へ消えたのか
知らない

もう 要らない


二度と 戻ってこなければいいのに


もっと いなくなっちゃえばいいのに・・・



2001年12月12日(水) 無題

じゃあどうしようってなったとき

とりあえず涙流してみた

このまま
私は壊れてゆくのだと
いつも思っても
現実の空気は 濃くて

私は『生身の私』を実感する

小さなコト 気にするのは
コドモだから?

それとも
オンナだから?


それとも
『小さなコト』は
本当はとても大切なコトだから?


涙が出たり 胸が痛かったり…

でも それは自分が可愛いから?


他人(ヒト)の為に流す涙なんて ホントにあるの?



2001年12月06日(木) コビトの泪

天は 
人の上にも下にも 
人を創らなかったかもしれないけれど

人は
人の上にも下にも
人を創りました

でなければ
劣等感 優越感

知らずに ずっと
生きていける

病に伏せるまでに
思い詰めることなんて
知らなくて 済むのに・・・

どうして
人は『欲』を持ってしまうの?



2001年12月03日(月) 冬と春

思い出す日々を 小箱に押し留めて

あの人の名前を
あの時のように もう呼ぶことのない
あの人と わたしの関係

あの時の気持ちのままで
もう 呼べない 名前

あの時の笑顔のままで
もう 呼んでは いけない 名前


覚えているつもりもないのに

忘れたときなどない 存在


きっと わたし
忘れたくないんだ・・・


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ユキチ [メエル]