ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2001年11月27日(火) TU-IN

どんなに大切にしても
蝕まれていくこの躰を
誰が
抱き締めてくれるのだろう

あしたが
遠い未来なら
あたしは
歩くことを辞めるのだろうか

現在(いま)を手放したくないと
我侭を言う
小さな子どもの手を引いて

どこか
虹色が見える 丘へ・・・



2001年11月25日(日) ガラス張り

いつも 『どうして?』と思っていながら
問い掛けられないこと

呑み込んで

隠れて 吐き捨てて

どんどん どんどん・・・


あたしの小さな躰に

イラナイモノ

蓄積されゆく


Sサイズの服に

Lサイズの人は 

入らない



2001年11月24日(土) 草色

なんでもないコトに 動揺して

「寂しさ」が襲ってくる
実感に
カラダが 苛まれて

でも 自分では どうしようもなくて・・・


『こんなとき あの 手が あればいいのにな』

なんて
素直に 求められる
あたしじゃない


どうして
ナニもない
あたしを

泪が襲ってくるの?

どうして
リユウもない
寂しさが

あたしを襲うの?


何が欲しいのか

何をしたいのか

今の あたしには わからない



2001年11月22日(木) 試作

天気や気分は
毎日変わって
たぶん
同じ日なんてなくて

でも
変化が怖くて
動けない日も
続いて

泣いたり
落ち込んだり
叫んでみたり

時々
自分を
壊してみる

もう一度
元に戻すために

コワシテミル



2001年11月21日(水) 回転

後悔とは

それは それは
役に立たないもので
先に立たないもので・・・

時として
取り返しのつかないもので・・・

でも
機会があるから・・・


人には
言葉と心があるから


前に進むこと
辞めないでね

その気持ちが本物なら

後戻りすることは
しないでね



2001年11月20日(火) 紅河

「ヒトリジャナイ」
なんて言った人は 誰?

そんな
嘘をついたのは 誰?

「あたしはココが痛い」
と言ったのに

どうして
聞いてくれなかったの?


使い方知らないなら

「ヤサシサ」なんて物

持たないで



2001年11月17日(土) お星さま

トキドキスル

アタシ

キライ

トキドキ

キライ


イツモカワイイノニ

トキドキ

キライ


カナシイ

ゼンブ

トッカエタイクライ


『ゴメン』

キコエナイヨウニシカ

イエナイ


キニシテナイコト

ネガウダケ


ヨワイ

キライ

バカ アタシ



2001年11月14日(水) 海色

イヤな言葉 言いたくなくて
口を噤んだ

汚いくせに キレイなフリしたくて
ココロ 噤んだ

結局 ウソついて

どんどん 汚れてく


あたし 
どこまで
堕ちてくの?



2001年11月13日(火)

アノ日から
コドウがおかしくて
眠れないよ

脈打つあたしの身体は
あたしのココロとは別に
好きなように動き出す

夜は闇が襲って来るから
嫌い

あたしの中にあるくせに
あたしの言うコトきかない
臓器は

今夜も

ヒトリ

歩き出す



2001年11月12日(月) シラナイ

キミのココロが
ソコからこぼれそうになったら
ボクがこのテで受けてあげる

だから 安心して
今日は おやすみ

キミは知らない 
ボクの大きさを

キミは気付いてない
ボクのテの在り処を

だけど 今日は 安心して おやすみ

キミから溢れ出る 全てのものを
ボクが このテで 受けてあげるから



2001年11月11日(日) 暗雲

あなたの大事なもの 壊れる音と共に

あたしの内 不安でいっぱいになったよ


いつも 原因は ばらばらだけど
不安の行きつく先は 同じ


まだ 何も決めてないけど

あんまり 晴れ間が 見えない



2001年11月10日(土) 包括

余計なことかもしれないけれど
君のこと 本当に心配してるんだ

昔の僕を見ているようで
とても 不安になるんだ

僕と君は同じ人間じゃないけれど

だからこそ
君のこれからが 
心配になるんだ

君のココロが痛むの
目に見えるように
わかるんだ


「もっと アノコを 大事にして」

早く 目覚めなきゃいけない ヒトがいる



2001年11月07日(水) 種有り

いつも ココロを過ぎる その姿は

どうして
何も関係なくなった今も
あたしの中に居るのだろう?


「ワダカマリ」という
小さな魚の骨が
ずっと ずっと
ココロに刺さって 取れない


こんなにも

触れられるほどに感じる 幸福が

虚構のようにさえ 思える


「アノヒトノ コト ヤッパリ キライ」



2001年11月04日(日)

高い屋根の上から見た空は
いつもより近くて
ちょっと 
あの人を身近に感じた記憶が蘇る

写真の中の 変わらない笑顔は 
あたしを見てるのではないけれど
あたしを見てる

もう あなたを想った季節は 
セピア色に染まりそうだけれど

それが また 
美しくて 切ない

「きれいなまま」で置いておけるものがあることは
たぶん 幸せの証



2001年11月02日(金) 木目

めずらしい君を見ると
ちょっと違うことしたくなるよ

いつも ちょっといぢわるな私が
なんとなく 丸くなれるんだ


秋風のせいかな?

木の葉の音のせいかな?


季節の足音が よく聞こえる 時期だね・・・



2001年11月01日(木) さよならのとき

そこに横たわってる君は
僕を見て 伝える

そこに横たわってる君を見て
僕は「生きる」ことを 知る


動かなくなった君を見て
僕が生きていることを感じる

人って
逆のこと知らなきゃ
何も 解らないんだね


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ユキチ [メエル]