♀つきなみ♀日記
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2004年07月31日(土) 妄想!TV台風情報生中継@キャスターは全員ミニスカ女子高校生

突然、土砂降りになる南関東からつきなみ♀がお送りいたします。

って台風情報、なんで、波が立ってる岸壁を背に、必死の形相の仕事が少なそうなアナウンサーが風に飛ばされそうになっている画像を中継するんだろうね。どうせなら、ミニスカの女子高生に

「風が、チョウースゴイし〜、雨もしんじられないみたいな〜、スカートめくれまくりでぇ〜、恥ずかしいみたいなぁ〜」

ってな感じの方が、お父さんの疲れは取れるだろうし、ヒッキーなみんなも、元気になりそうな気がするんだけど、どうよ?

NHKはきっちりしたブラウスの制服で紺のハイソックスにローファーで眼鏡っ子、スカートもボックス、直立不動で、風に倒されそうになるときに、チラリと見せる白いちょっとムッチリ目の太腿がポイント。

民放は全部ミニのプリーツスカートなんだけど、CXは濡れるとすける素材のセーラーでやっぱルーズ。

日テレは、最初からアングルがあおりでパンツの危ない場所には会社のロゴが入れてあって、最初からスポンサーとタイアップで時々猫耳付き。でもどうせ 視聴率は買収できるから、ギャル質はあんまり良くない。

TV東京は、女子高校生のパンツなら、日本を代表する専門家、WBSコメンテーターとして関係も深い、植草元教授をアドバイザーに迎え、真っ白で無地なんだけどよく見るとあそこの毛が透けるくらい薄いコットンショーツとかで、マクロ経済学に基づいた戦略(?)で、一挙に台風中継で、民放首位を目指す。
でも、nikkeiから横槍が入って、為替と日経平均情報の窓を、肝心の股のところに連続表示して、結局大顰蹙だったりして。<=こらこら

テレ朝は,
皆さんご存知のように、そんな軽いお色気では企画じゃ通りそうにも無いから、デブチビハゲオヤジの放送記者と、三つ編みにしたオールドファッション優等生女子高校生風、AV女優をセットで派遣して、風で倒れたフリをして、カラミまでやる。

そして締めは古舘さんが、
「神風として崇めた台風も、時として人に牙を向きます。日本を神国だと国民を欺いた過去を忘れないように」
なんて、まったく前後の意味は解らないけど、文末だけは今のうちに、降板させられないように、A日新聞への媚売コメントで〆たり。

でも、TBSだけは、地元の人が「三年前の台風の時は、俺の家は大丈夫だったが、築50年の納屋はバラバラに飛んだ。消防団から強風になる前に避難連絡もすぐ来たが、俺がグズグスしていて危なかった。今回は連絡あればすぐ避難するよ」と言ってるコメントを

「三年前の台風で俺の家はバラバラに飛んだ。消防団、避難連絡もグズグスしていて危なかった。」と、地元住民は行政の対応のマズさに憤っています。この度の台風ではそのような事が無いことを、強く求めたいと思います。

って、どこかの大スポンサーから無理やり押し付けられた、役に立たない報道記者が棒読みコメントしなきゃいけないので、現地中継は出来ないんだよね。なにせビデオを意図的に編集したり、記事を捏造しなくちゃならないんで<=おい!

あっ、なんか妄想がひどくなったきたので今日はこの辺で。
じゃまたね!




テキスト庵

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2004年07月30日(金) 金曜の夜は新しい靴を履いて

夏雲が黒く染まって土砂降りの雨になる。
あっと言う間にその雲は、割れながら流れて行き、
夏の陽射しが歩道を焼いて、雨の名残を消す。

そして、また強い雨が降り、歩道は濡れる。

7月最後の金曜日は、遠い南の海を台風が西へ行く。

こんな日だけ天気予報は外れずに、迷った末に履いてきた、
とっておきの新しい靴の汚れが気にかかる。

逢えるんだね、やっと。

焦がれた頃もあった。

近すぎて怖かった頃もあった。

すべてになりすぎて、少しは離れようと思ったこともあった。


姿を見つけて手を振る私を、どんな顔で迎えてくれるだろう。

驚いた顔?

懐かしい顔?

それともあの頃のように、
知らん顔をしながら、
背中だけで喜んでくれるの?

もうすぐ逢える。

もう少しで逢える。

10kgまで太って、糖尿病で入院したうちの猫に。

ゲージに押し込んでかついで帰るので、
今日はランニングシューズにスーツだし。








テキスト庵

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2004年07月29日(木) NHK制作費&空出張費着服事件@税金払わない営利企業

はい、ちゃんと受信料払ってます。天地神明に誓って。っつうかマジでBS分まで払ってるんだよね。正直あんまり第一放送は見ていなくって、金曜時代劇を録画してるくらいかなぁ。

けっこう面白かった「御宿かわせみ第二部」が終わって、8月28日から北原亞以子さんの、「慶次郎縁側日記」が始まるんだよね。御宿は毛利元就を演じて以来「しおしお君」と我が家では呼ばれている中村橋之助さんと+高島礼子さんのコンビはけっこう好きだったんだよね。時代考証に大石学さんが入ると、ほんとに良い雰囲気がでるんだよね、特に江戸末期は。

「慶次郎縁側日記」の原作は一押しでお薦めなんだけど、前にやってた出久根達郎さんの「女飛脚人」を原作にした「人情届けます」なんて、恐らくNHK史上最低の時代劇だったしなぁ。っつうか、五郎ちゃん版「陰陽師」とどっこいぐらいヒドイ内容だったんだけど、どっちも本条まなみさんが出てたなぁ、そう言えば。って関係ないけど。

さて、NHK、制作費の流用っていうか着服で騒ぎになっていたんだけど、今度はカラ出張で叩かれている。御存知のように、NHKの事業は受信料で賄われているんだけど、税金を払わない事はあまり知られていない。いくら儲かっても、事業税も法人税も課せられないんだよね。ッて以前に、企業会計基準の適用を受けない。事業予算と使途は公表されているし、財務諸表も一応あるんだけれど、民間企業の決算書にあたるものは無いんだよね、実際には。だって、特殊法人といっしょで、会計基準に準拠する決算をする必要が無いんだから。準拠しているのは「放送法」と「放送法施行規定」であって、税法では無い。って法人税払わないんだから、公開されている財務諸表は殆ど詭弁?
NHKがへんてこりんなのは、日本放送協会が本体なんだけど、実際には株式会社である子会社を数多く抱えていて、それとは別に、公益&特殊法人も抱え、一応連結決算としての書類はあるんだけど、会社以外はそもそも連結の数字に入ってこない。そして、子会社個別の詳細な財務諸表は上場企業ではないから公開されていない。

決算書を見ると、日本放送協会単体決算では、政府機関と同様に、税に関する項目は「消費税」と「支払い給与に対する源泉」しか項目がなくて、連結にはあるという、けったいな構造になっているんだよね。しかも子会社は株主に対して配当を行っている。NHK本体と子会社同士で株を持ち合っているのはまだしも、それ以外にも株主は存在していて配当も行われている、って誰に?私も株主になりたいなぁ、って50円株で5-6円配当がほとんどから、利回り10-12%だよ、いまどき。

正直に言えば、最近の偏向報道って言うか、ほとんど訳判んない事ばっかり言ってる民放のNEWSより、報道の質はマシだと思うし、NHKの一般職員の皆さんは、けっこう真面目で頑張っている人が多い印象を、個人的には持っているんだよね、私は。

ところがどっこい、予算に関わるくらいの職責になると、突然、官僚的な性向が前面に出てしまうし、予算ありきの金銭配分なんで、年度末の公共事業や道路工事と一緒で、予算は消化して次年度の予算を獲得しなくてはならなくなっちゃうんだよね。そして、外部からの業者の指定や示唆が舞い込む。

今回の流用事件は、NHKの金銭に対する体質の、極一部、しかも日本の企業では当たり前のように職責に付随する余禄っていうかおまけみたいなもんで、金額が大きすぎるのと、伝票処理が間抜けだったから露呈しただけで、本質ではないんだよね。

職員さん達ががんばっているのと全然別の次元で、利益を搾取する構造があって、また官公庁に準じる構造でありながら、私企業としての採用構造や物品購入構造を持ち、しかもグループ内に私企業を抱え込むっていう、口利きや利権配分が可能な状況を継続させられていることが、NHKの不幸だと思うんだよね。正直気の毒だと思う。仕事をまじめにしてる人達が。

もう少し書きたいことがあるんだけど、今日は義理の酒飲み会が入ってるんでこのへんで。

じゃ、またね!


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2004年07月28日(水) 雨の夜

夜の雨は、闇の中に降る。

中上健次の小説に「赫髪」がある。この作品を原作として神代辰巳監督が当時人気絶頂だったロマンポルノの女王、宮下順子主演で「赤い髪の女」という題名で映画も撮っている。主人公は石橋蓮司なのだが、俗に言うその当時の日雇い肉体労働者なので、雨の日は仕事がない。

雨の降る日は、一日セックスをする。あるいはセックスをする時はいつも雨が降っている。

小説を読んだとき、私はまだ高校生で処女だった。粘液と性器をこすり合わせ、汗にまみれ、まとわりつくような肌の感触を私自身が体験したような感覚があって、それまで読んだ中上作品の背景に流れる、吉野の山奥の湿度の高い風景とあいまって、鳥肌が立った。

そして、原作とは若干違うのだが、「男」と「女」の営む行為を画面に延々と映す映画では、戦いながら一瞬だけひとつの塊となり、快感は共有したとしても、互いの快感の極みを体感すことは叶わないその行為に、畏敬の念を持った。

その恐怖にも似た感覚は、岡崎京子の「Pink」や、菜摘ひかるの「風俗嬢菜摘ひかるの性的冒険 」を読んだときにも感じたのだけれど、ある意味、私の「性」、或いは、肌の感覚の原点になった。

今日のような雨の夜には、思い出しながら読む、中上健次がよく似合うし、BGMには長谷川きよしの「黒の舟歌」や、憂歌団やウエストロードブルースバンドがよく似合う。

少なくなったブッカーズをストレートで一杯だけ飲んでから、今日は眠ろう。明日はまた、それなりに有能な組織の一員を装うためにも。闇の中に降る夜の雨に感謝しながら。

おやすみなさい。




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2004年07月26日(月) 検索されバカ一代(^^;;@文字&語句検索

お給料日過ぎたのに、お財布にもう福沢さんがいないつきなみ♀です。っつうか、ボーナス何処に行ったんだろうねぇ、ってホントは判ってるんだけど、認めたくないだけなんだよね、うにゅん。誰か、はなまるうどんの素うどん小くらいおごってくれないかなぁ、100円なんだけど<=おい!

ってことで、日記もろくに書いていないのに(汗)妙にアクセス数が増えてるし、メールを頂く数が多いのでアクセス解析をみてみたら、色んなキーワードから検索されてるんだよね。

えーと、まず、せっかく検索されてこのページに来てくださったのに、欲しかった情報が無かった皆様、申し訳ありません。お詫び申し上げます。何卒お許しくださいね。

そんで、一番多かったのがなんと「江戸蕎麦」
これは、yahoo!さんページ検索の4位で出てたんだよね。びっくり。これは確かに皆さんいらっしゃっちゃうよね。すみません。でも一応情報はあるなぁ(^^;;
対象の日記はこちらです。

次は時事ネタで「三菱のリコール」
これもyahoo!さんページ検索、14位ですね。でも内容は、リコール制度への言及だ。申し訳ないっす。
対象の日記はこちらです。

意外だったのは 「EDWIN」実際には「EDWIN」プラス各種キーワードなんだけど、20件以内になんと8つもある。イチオ、情報はあるかなぁみたいな。
対象の日記はこちらです。


面白いなぁ、って言うか、どんな目的なのか知りたいのは、「坊主めくり 蝉丸」。これが意外に、多いんだよね。今日だけで6件。昨日も4件あるから、同じ人じゃ無さそうだし、不思議だ。これはyahoo!さんページ検索、7位ですね。ちなみに「蝉丸 伝説」の方が当たり前だけど多くて、検索では3位。
対象の日記はこちらです。

なんとか、怒られないですんでるかなぁ、って言うか、安定的にすごくたくさんの方に来ていただいいるのが、「安倍清明 陰陽道&陰陽師」
対象の日記はこちらと、対象の日記はこちらの4月4日付けと。あとここに少しなんだけど、一番メールを頂くのは、こちらに来てくださった方だなぁ。ありがとうございます。

それ以外にも、20位以内が「公務員 採用 コネ」「沈黙の春 レイチェル・カーソン」「有限会社の廃止」「アジアパーク 廃墟」「ガーブの世界 ジョージ・ロイ・ヒル監督」「ほんむら庵」「宗教行事 墓参り」「吉田神道」などなど、これ以外にも凄い数があることが判って、ちょっと面白かっった。って言うか、たまにはチェックしときなさいよ=>私

って言うか、ほんとに節操無いと言うか、バラバラのキーワードなんだけど、語句&ページ検索だと、こんな風になるんだなぁって改めて思ったんだよね。情報、3割3分くらいのヒット率かな、私の日記だと。

なんかまとまり無いけど、筑前煮が出来たので、またね!


テキスト庵

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2004年07月25日(日) 金銭感覚ゼロ!@社会保険庁市販の7倍で出版物購入

って事で、やっと実体が報道され始めましたね、社会保険庁。

市販の7倍で出版物購入Yahoo!news

社保庁、随意契約さらに10億円 元職員関係の会社とasahi.com

今回は朝日新聞のスクープなんだけど、大雑把に意訳&別ソースの情報から推測すると、社会保険庁の女性元職員が経営する会社が、民間金融機関と郵便局のコードが記載されているコード表の一覧冊子を印刷し、市価の7倍の価格で随意契約によって社会保険庁へ納入していて、その金額はパンフレット等を含むと、判明しただけで1998-2002の5年間だけで10億九千万円にのぼる。一冊約1万円。全銀協が発行している一覧表なら1400円だよ。

しかも、その女性職員の旦那が経営する会社とは、プリンターの納入で27億のリース契約を結んでいたことが判明した、ってのが大筋なんだよね。

この記事なんだけど、この内容より、まずぶったまげるのは、「金融機関コード表」が印刷物として昨年度までは間違いなく全国430ヶ所の社会保険事務所に配布されていて、店舗の統廃合があるから毎年作り変えて、「年金支給手続きで振込先を入力するときに使っていた」って言うんだから、あいた口が二重に塞がらない、って言うか口裂け女になっちゃうよまったく。

金融機関、あるいは何等かの振込業務に携わったことのある人ならご存じだと思うんだけど、今時のシステムで、印刷物のコード表から手作業で金融機関コードや支店コードを打ち込むシステムが存在するとすれば、それ自体がとんでもないシステムで、そりぁ、職員が削減できなくてあたり前ってなもんだよね。効率悪すぎ、って言うか、もしそんなシステムに開発費を払っているとすれば、そっちの方が大問題だよね。

銀行コード入力欄をあいまい検索にして、画面周りとDB構築とデータ連携くらいなら、私程度でも充分プログラムを書ける。つうか、ボランティアで書いてあげてもいいよ、ほんとに。

官公庁は入札による物品購入でも、御存じ談合の舞台になったりして、一般的な価格より高価になって、個別の案件が露呈するたびに、マスコミは取り上げるんだけど、中々構造の問題には踏み込まない。

今回の社会保険庁の問題だと、集めた社会保険料が無駄に支出されている訳なんだけど、国家機関が垂れ流す無駄な支出は、すべて税金だし、その無駄を埋めるために発行された国債だと、金利まで国民は押し付けられているわけで、踏んだり蹴ったり殴ったりって感じだよね。

今回は、外部の会社だったから問題になっているんだけど、御存じ外郭団体や特殊法人に委託されている事業に対する費用は、まったく監査対象にさえなっていない。

支払われる金額は、その団体や法人が仕事を遂行するためにかかるコストから割り出された金額ではなくて、従前からの予算を踏襲しているだけで、職員数や購入物品についての縛りはあるけど、実際にその仕事をもっとも効率的に対費用効果を上げるための業務監査を行った例は未だない。

それで、構造改革だって言うんだから、ほんと何考えているんだろうって感じだよね、まったく。

道路公団改革の際も、業務委託先の企業が天下り先だったり、道路族の議員さんのファミリー企業だったりってのが露呈したんだけど、結局、支払金額を若干下げただけで、曖昧に決着してしまった。

そして、その企業はそれを理由に、けっこう一生懸命働いていた、高齢者の一般従業員をぶったぎる理由にしてコストを下げちゃっただけで、構造は一切変わってないし、入札にしたって、いきなり高速道路の維持管理に必要な機材を揃えられる会社なんて無いんだし、入札しようとしても、結局圧力がかかって入札できないので、前のままの企業が、所在地や法人名を入れ替えたりして、受注しちゃっている。

現在の政府や公共団体の仕事は、会計検査院の検査を含めて、原価計算主義を取っていない。つまり、予算においては、過去の事例と曖昧な必要人員を元にした積み上げ金額であって、原価計算の基礎である、業務レベルでのコスト管理がまったく勘案されていない。

また原価計算を行う公共事業に於いても、システムダイナミクスを元にした、業務監査を行っていない状況での金額計算なので、公共事業は「美味しい仕事」になっちゃうんだよね。本来は、支払のリスクが無いんだから、少なくても民間企業が税法上積める、貸し倒れ引当金充当分は、民間の発注より安くてあたりまえのはずなんだけど、逆に高いってどないなっちゃてるんだよ。

そもそも、今回の社会保険庁の問題で現れた問題の中でも、国や地方自治体がリースを使用している事自体が異様で、支払に保証をつけて、物品の分割購入入札すればいいし、メーカーが直接応札すればいいはずなに、何故か間に訳のわかんない企業が入り、リース会社まで入る。メーカー出し価格に不必要な利益が乗っかって、いらないリース料っていう利子を払ってるんだよね、税金で。

なんでこの辺、しっかり突っ込まないのかなぁ、マスコミは、って経済部の記者様も、政治部の記者様も、社会部の記者様も、いい大学は出て、学力、学歴抜群なんだろうけど、取材費という飲み屋の領収もらってきて書く出金伝票以外、伝票一枚切った事がないんだよね、きっと。

あっ、異常に長くなったんで、今日はこのへんで止めとくね。

構造改革の念仏は結構な事ではあるんだけど、実務に落とし込んだ監査システムを構築しない限り、効率のいい政府は、何処まで行っても不可能なんだよね、まったく。

ってことで、またね!





テキスト庵

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2004年07月22日(木) 条文を読んで気付かなかった議員は全員辞任しろよ!/年金制度改革関連法に40カ所の条文ミス

ひゃぁ、ほんとに毎日暑いねぇ〜。皆様、元気ハツラツ〜ぅ?

って、上戸彩ちゃんだから、カワイイんだけど私が言うと寒い?って、目的は果たしたからいいかぁ、暑さ対策。

それはともかく、法制審議会の議事録見てると、次の国会はトンデモ法が目白押しなんだよね。ほんとは前回の国会で、年金未納議員祭なんかやっていないで、ちゃんと年金制度改革関連法を審議していれば、今頃になって、条文に不備があったなんて、バカな報道が流れる事はないんだよね。って言うか、審議過程で条文の不備に気付かずに、引き伸ばしの脱力演説をさせていた、民主党をはじめとする野党の間抜け加減もすごいよね。

もし審議のタイミングで、条文の矛盾をリストにして、「だから、この法案は審議に値しないので廃案が妥当」とでもやってれば、そもそも強行採決もなにも出来ないってばさ、まったく。

それにその時点では、与党も野党もだれも気付かずに、って言うか、ちゃんと法案を読まないで審議している現在の国会審議の姿が露呈してることが根本の問題なのに、そっちはほっといて、事務方のミスのように決着すること自体が、欺瞞なんだよね。

って、最初は、「断固廃案」とか息巻いていた野党も、途中で審議途中でその事に気付いていなかった間抜けに気付いちゃったみたいで、ほじくると自分たちも火の粉が来そうなんで、結局「官報に正誤表を記載」で合意するって流れで、完全に国民を舐めている。

国会は立法府であって、様々な法律を審議する。言うまでも日本は法治国家な訳で、法律によって統治され、国民は保護され、また罰せられる。

ところが、それを審議している議員さんたちはそんな事はどうでも良くって、ろくに提出された法案も読まずに、パフォーマンスに終始して、重箱の隅を突付くような議論ばかりで、しかも条文の矛盾は見逃してしまう程度の、法理解力しかない。

っつか、仕分けの出来ない経理事務は要らないわけで、決算書を掛けない経理部も無駄だ。あたりまえだけど法律の条文を読み取れない国会議員は要らないよまったく。

そして、マスコミもこの根本的な問題には沈黙している。って、気付かなかったんだよね、マスコミも。未納議員追っかけてたりする暇があれば、そのくらい調べなさいよ、仕事なんだから。

議員を含む政党自体が、利権構造の集合体でしかなくなってきて、政党職員もどっかの後援者や組織の有力者のバカ息子&娘達の巣窟になってしまい、政治を志し、真面目に勉強しようとする人達の席を奪っている。

処分するのは、事務方の政府職員だけじゃなくて、まず自分たちが処分を受けろよ、仕事してないって言うか、仕事する前提知識が無いんだからさ、議員せんせのみなさん!

ってことで、おやつの時間だからまたね!<=おひ!


テキスト庵

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2004年07月19日(月) 日本の法人は何処に逝っちゃうの?

暑い。以上

じゃなくて、法制審議会会社法部会が検討している「会社法制の現代化に関する要綱案」なんだけど、行くんじゃなくて、完全に「逝っちゃってる」

前回嘘吐きと無責任な人の天国で、消費税について簡単に書いたんだけど、今回発表された案では、有限会社の廃止と1円株式会社の継続が打ち出され、決定じゃないけど、資本金5億円、負債総額200億円までの法人では、なんと取締役が1人で監査役も置かなくていいことになちゃうんだよね、驚愕!!

そもそも、資本金5億円、負債総額200億円以下が中小企業って括りにもびっくりこいちゃう訳なんだけど、破産法の改正(改悪?)と相まって、制度の矛盾を突けば、社会的責任を果たそうとしない人物であればあるほど、無茶な会社を作って、無茶な借金をし、お手盛りで親戚縁者や愛人や、お世話になってる議員先生様や議員先生様に依頼されたどこぞのバカぼっちゃんや嬢ちゃんに給料大判振る舞いをし、最終的に会社を潰して、保証協会にケツをふかせ、恩を売っといた議員先生の紹介で、どこぞの似たような経緯で設立された会社を相談役と顧問なんて肩書きで渡り歩いて、悠悠自適の一生を送るんだよね、きっと。

小泉総理の実態の無い会社勤務問題も、年金とかの問題より、本質的には勤務実態が無い人を政治がらみ、縁故がらみの依頼によって雇用し、給与を払うことが常態化している今の社会構造、しかもその給与も経費として計上できる法人税の大抜け穴が前提になっているんだよね。

一時話題になった標準外形課税は、16年度税制改正で、訳のわかんない、つか、逃げ道だらけの外形標準課税税制が法律になってしまって、今や誰も言わなくなってしまった。

本来外形課税ってのは、すごく大雑把にいえば、とにかく企業活動によって得た収入の総額に対して、消費税みたいに一律、かつ低率で課税しようって考え方で、ある意味非常にリーズナブルなんだけど、前回の話題になったときは、消費税とダブルとか景気にマイナスだとか、そんな批判で立ち消えになったように見えるけど、実際は毎年最低利益だけを計上し法人税を殆ど払わない、同族会社の殆どは、自民党か民主党の支持者なんだから、絶対に成立できない法律なんだよね。そして、そんな会社が、勤務実態の無い、紹介&縁故採用者を抱えまくっている。

で、結局資本金一億円以上の法人に対してってことで、法律作っちゃたんだけど、これがちょっと脱力するほど無意味な法律で、原資して逃れることも、分社して逃れることも簡単で、正直まったく増税には繋がらない。っつか予算案でも増税を見込んでないし、結局あらたな納税の抜け道を作っただけなんだよね。って、そんなのもんなら作るなよ、まったく。

繰り返しになるけど、実際には働きもしない人物に払う給料は、所得税と地方税は引かれるけど、法人税率に対しては低い。そして、ほとんどのそんな企業は、会長は、もう家でネコ撫ぜてて、仕事なんてしたことはない、先代社長の妻であるおばぁちゃんだったり、引退した議員さんの番頭秘書さんだったり、とにかく仕事とは縁もゆかりもない人物だったりする。そして、そのコネネットワークで世の中ががんじがらめになっていっているんだよね。

今の日本の法体系は完全にしょうもない既得利益を守る方向に振れている。

社会的責任を果たし、国際経済の中で戦おうとする優良企業からは遠慮会釈無く、税金を取り立てて競争力を奪い、「なんじゃこりゃ?」って感じの企業を優遇し、或いは上場までさせて、一瞬で紙屑になる株をばら撒きやすい構造を作り、真面目に企業活動を行い、従業員に厚い待遇をしようとする企業からは、体力を奪う。

そして、それを公然と擁護する法体系を着々と構築しているんだよね。

う〜ん、って私が唸ってもしかたないんだけど。

今日の3時のおやつは、私がコンビニで買ってきたアイスなんだよね。部署みんなお揃い。これ買わなきゃ、帰りにビヤガーデンで一杯飲めるんだけど、社内営業も必要なんだよね、残念ながら。日本的?だって会社員なんだもん。

って愚痴っぽくなっちゃたんで、またね!





テキスト庵

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2004年07月09日(金) 嘘吐きと無責任な人の天国//欠陥消費税は、福祉目的税にはなり得ません!!

暑い。脳味噌が融けちゃうよねぇ、まったく。って固まるときに賢くならないかなぁ?<=無理です!

それはともかく、参議院選挙も大詰めなんだけど、各党のマニフェスト、そして政見放送見てると、思い切り泣きたくなる。

真面目に言えば、自民党にも民主党にも将来を見据え、国を憂いて真剣に勉強し、政策を考え改正法案を立案し、身を粉にして働こうとする人材は少しは居ると思う。っつうか、少しは居てよねぇ、お願いだから。

完全に逝っちゃってる社民党は別にして、優秀な人材が前に出ることができないのは、正に政党の閉鎖性というか、旧日本的体質と言うか、組織の理論が優先する三菱自動車的体質というか、そういう感じは強いんだよね。ってせめてそう思わせてほしい。

年金問題はアンケートを取ると、間違いなく上位に来るし、今日は厚生年金の手続き錯誤の問題でまた、マスコミは騒いでいるけど、社会保障の全体像を、どの政党も明らかにできていないし、各制度の整合性の無さは目を覆うばかりだし、当たり前だけど、何かを変えるには法律を改正しなくてはならないわけなのに、具体的な法案は殆ど提示されていない。

消費税を福祉目的税にするのは、いつの間にか既定の流れみたいになっているんだけど、その前提になる日本の消費税法は殆ど間抜けだ。

これを書き始めると論文一本書けちゃうんだけど、まず、税額が売上ベースになっていなくて、消費者が消費税分だと思って払っている金額が、消費税として国庫に入らない。

すごく大雑把に言えば、個人は消費するだけだから、買ったたすべてに消費税を払わなくちゃならないんだけど、事業活動で払った消費税は、受け取った消費税と相殺できる。早い話が、企業活動で消費は無くて、付加価値を添付する経済活動だから、あくまで消費税は末端消費から徴収するって建前なんだよね。って、平成14年度までは3000万以上で、15年度からは1000万になったんだけど、それ以下の売上高の事業所は法人、個人を問わず、納税義務自体が存在しない。

極論すると、全体で10億弱の売上のある何かのチェーン店が、一昨年までは34軒、去年からは100軒のFC制を取って従業員をオーナーにしたり、適当な法人登記をしたりするだけで、5000万円の消費者が払った消費税は、利益になっちゃうんだよね。100人の独立者は年収50万アップしても、全体の企業利益は確保できる。そして国庫には一銭も入らない。

根本的に矛盾しないか、それって!

そして、これを実質的に後押ししたのが、例の1円法人の中小企業挑戦支援法になっちゃってるんだよね。そして、政府の景気判断や経済指標はその数字も含まれて、好転する。

ってこれはほんの一例なんだよね

勿論、中小企業挑戦支援法を利用して真面目に起業して、社会貢献していく会社もいっぱいあると思う。でも何故か、日本の税法や補助金行政は、必ず大きな盲点や欠陥があって、嘘つきや、無責任な人がそこを突く。そしてそういう人たちは、往々にして政治活動に熱心だったりするんだよね、支持政党は問わず。

前にも書いたんだけど、今の日本は、嘘吐きと無責任な人の天国だ。そしてそれを罰する法整備は殆ど行われて居ないし、景気回復、個人の起業促進なんて調子のいいうたい文句で、特に法人関連の法律は正直、無責任な人を擁護する方向にどんどん進んでいる。って何故マスコミはそこらあたりには、沈黙なの?

はぁ・・・・。

今日は、贅沢に生ビールでも飲んで帰ろっと!って、最近、生のジョッキ入り発泡酒増えてありがたいんだけど・・中で230円・・・トホホ・・。

って事で、みなさまよい週末を!






テキスト庵

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2004年07月05日(月) 燃える三菱車!!//リコール制度をまずリコールすればどうよ?

萌えてますね。8月13日〜15日のビックサイトのコミケも間近だしね。でも、もう浮くんだよなぁ、私とか行くと。ずっと前はコスプレしたこともあるんだけど(汗)

じゃなくって、三菱の自動車が燃えてるんですけど。

まぁ三菱自動車&リコール隠しについて書きたいことは、一兆ページくらいはあるんだけど、今回もまずへんてこなのは、TVや新聞の論調なんだよね。特に、すでにリコールの届出があった車種だと、あたかもそれで免責になっているようなニュアンスがあまりにも多い。

そもそも「リコール制度」ってちゃんと判って原稿書いているのか疑わしんだよね、まったく。

リコール制度は1960年代に頻発した欠陥車問題を受けて、1969年に制度化されたんだけど、運輸省(当時)の省令に基づき実施された。1995年からやっと、道路運送車両法に基づく制度として法制化され、罰則が盛り込まれたんだよね。

その後、直近だと2003年に改正、施行された際にそれまで「勧告」しかできなかったのが「命令」できるようになって、罰則もやっと、法人は2億円以下の罰金、個人は懲役一年以下、罰金三百万円以下となったんだよね。って逆に言えば、それまでは拘束の緩い、まるで自動車会社の「サービス」の延長のような曖昧な制度だったんだよね。これは言うまでも無く、2000年7月に発覚した三菱自動車のリコール隠し発覚事件に対応したものなのだけど、法整備自体が、今でも欠陥で、まずこっちをリコールする必要がある。

一つ一つ挙げると切が無いんだけど、今でもリコールのユーザーへの伝達方法は、公示形式なんだよな。

国土交通省HP

http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ris/default.htm

は確かに充実してきてるんだけど、仮に「火を噴いて燃える」ような重大な欠陥があったとしても、もしユーザーが自分の所有車がその車種に該当することを知らなければ、整備に持ち込むことは無い。

って言うか、今回の三菱のリコールも、ユーザーは自分で販売店に連絡をして時間を割いて車を持ち込み、整備が終わったらまた引き取りに行かなくちゃならない訳で、人命に関わるかも知れない製造物を作ったペナルティーとしては、あまりにもメーカー側に寄り過ぎた制度なんだよね。菓子折りくらい持って、車ぐらい引き取りに来て、代車くらい置いていくのが当然だと思うのは私だけ?

今、車両検査を受けて道路を走っている車の型式データは、全て陸運局が握っている。もし真剣に人命を考えたり、メーカーに全車両について責任を問う気があるのなら、車検のデータベースから現在の所有者に直接連絡をするべきなんだよね。

費用がかかるとか人員が足らないとか、反論がありそうなんだけど、もし個人情報の問題があるなら、費用はメーカー、書類送致陸運局で問題あるの?データベースからハガキの宛名を書くくらい、私だってかけるプログラムを一本書けば充分だし、人手なんて掛からないよね。明日にでも出来ると思うんだけど、なぜやらないんだろう?

このことは、もう少し書きたいんだけど、仕事が始まっちゃうからまたね。

じゃ!



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