想い出の樹

2004年06月27日(日) ホームコンサート

今日はホームコンサート(発表会)本番でした♪
お友達と両思いで組んだステージや、
今回グループを組んだことでとても仲良しになったステージ。
何度か連弾したことある者同士で、息ぴったりのステージなど。
ステージ制は、生徒も準備が大変だし、
私もレッスンが倍増するので大変ですが、
こうして本番を迎えるとやっぱりやめられない。(笑)

ホームコンサートへの一人一人の意気込みが違ってくるし、
自分の演奏が終わったら、後は興味なし!ではなく、
他のお友達の演奏へも気が向きます。

ブラボーという掛け声も慣れたもので、
今回は大人の声だけではなく、
子どもたちの声も目立ちました。
会場全体が一体化してるというか、
暖かぁな雰囲気になるのが大好きです。
ブラボーをもらったときの、
ちょっと恥ずかしいけど、なんかすごく嬉しい!みたいな。
そんな生徒さんたちの表情がたまりません。(*^_^*)

また、一人一人の演奏も随分と成長しました!
ステージマナーがよくなってきた人。
タッチがしっかりしてきた人。
拍子感がしっかりしてきた人。
音のバランス(左右のバランスなど)がよくなってきた人。
表情が豊かになってきた人。
音色が美しくなってきた人。
呼吸がよくなってきた人。
みんなそれぞれ成長していました。

この呼吸・・・。
これは連弾から学ぶことがとても多いです。
特に子どもは、この連弾がきっかけでよくなったりします。
また、レッスン以外で合わせの練習をすることによって、
それぞれの交流が深くなり、ピアノもますます楽しくなるようです。
お互いに刺激し合うことのできる機会にもなるため、
大きな刺激を受けた子ほど、ぐんっと伸びます。

いつも行事をやっていて感じること。
「幸せだなぁ〜」ということです。
暖かな聴衆、かわいい子どもたち。
私を、このお教室を支えてくれる大人の生徒さんたち。
そして、毎回行事のたびに手伝ってくれ、
精神的にも支えてくれる、家族と友人たち。

恵まれているなぁと思います。
そして、こういった暖かな人たちのお陰で、
毎回初心に返ることができます。
暖かな気持ちで聴いてくれる聴衆のみなさん。
暖かな気持ちでピアノに触れてくれる生徒さんたち。
暖かな気持ちで私を、生徒を支えてくれる家族や友人たち。
ホックホクの暖かな時間を、本当にどうもありがとう。






2004年06月18日(金) NASAウォーク

先日はなまるマーケットを見ていたら、
ダイエットウォーキングなるものをやっていました。
そこで、興味を惹かれるウォーキングが!
頭をすっきりさせるという「NASAウォーク」です。
名前が笑えるけれど、
実際にNASAの人たちもやっているそう。

このところ疲れてくると頭がぼぉっとして、
どうにかしゃっきりしないものかと思っていた私。
これはいい!!と早速試してみました。

寝起きの悪い私ですが、
テレビを見ながらやった後、頭がすっきり。
ちょっとびっくり・・・。
どうやら効き目がありそう!

ということで、今朝もNASAウォーク20秒やりました。(笑)
右脳と左脳を活発化させる効果があるそうで、
難しいことはわからないけれど、
とりあえず、それをやるだけで頭が冴えてくるので、
しばらく続けるぞぉ〜〜と、やる気になっているのでありました。

興味のある方はこちらをど〜ぞ♪
http://www.tbs.co.jp/hanamaru/week/wed_0616.html



2004年06月13日(日) 岩田順子公開講座

今日は、公開講座&レッスン&和声でした。
丸一日お勉強です。(笑)
公開講座はソナチネに引き続き、ベートーヴェンのソナタ。
ソナチネ・シリーズをやっていたお陰で、
かなり質の高い、内容の濃い講座になりました。
ソナチネ・シリーズを受けていなかった人にとっては、
ちょっと難しい内容だったかもしれません。

やはりこの講座は、続けて受けることに意義がある、
研究会のようなものだなぁと思います。
ということで、以前ロンド・ソナタ形式などの講座のとき、
頭ぐちゃぐちゃのウニ状態になっていた私ですが、
ちょっくら質問できるくらいにまで成長しておりました。
とはいえ、やはりウニ状態になりつつの質問ではありますが。(^-^;A
必死にくらいついていこうと、
使い慣れていない脳みそをフル回転させてクタクタに自爆する私。。。。

こうして続けて講座を受けてきてよかったと思うこと、
そして、実際に身についてきたなと思うこと・・・。
それは、分析を演奏に生かすということです。
具体的に少しずつわかってきたことは、
構成を知り、それを演奏に生かしていくということ。
D→Tの進行を演奏に生かすこと。
実は8小節続きのDだったり、Tだったりがあり、
それを演奏に生かすこと。
(今までは小さな動きでしか捉えられなかった和声進行でした。(^-^;A)

演奏表現が、小さな塊でしかできなかった私ですが、
こういったことが見えてくることによって、
大きな視野で演奏表現について考えることができるようになってきました。
まぁ、4楽章に1楽章のちょっとしたところで使われた動機が利用されていたり、
なぁんてとこまで大きな視野は、まだまだ持てていないし、
そこまで大きな視野で分析したものを演奏に生かす・・・なんてことも、
まだまだわかっていないですが。

公開講座後は、発表会の講師演奏曲をレッスンしていただきました。
大学4年のときに弾いた、サン・サーンスのアレグロ・アパショナータ。
中間部が長いので、
どうやって演奏しようかしっくりこなくて悩んでいたのですが、
かなりスッキリしました♪
また、安全圏安全圏へと逃げていたせいで、
もっと前へ前へと切迫した感じで演奏したほうがいい場所を、
かなりつまらなく演奏していた箇所がありました。(^-^;A
確かに流れが生まれて、弾いていても気持ちがよいし、
表現力アップなんですよね・・・。
問題は、それに対応できるだけの演奏能力ってとこで。。。。
まだまだ練習が必要です。

レッスンで弾いた最後の2ページ。
アドヴァイスをいただいて弾いた感想。
とにかく「気持ちい〜〜〜〜!!」
ん〜、本番これくらいのって弾ければなぁ・・・・(⌒〜⌒;A
のりすぎて自爆するのが私のパターンだけど、
乗らないとつまらない演奏になるし。むずい・・・・。

そして、ちょっと嬉しかったコト。
ある部分の演奏を、「ここ、すっごく上手!!」と褒めていただけたこと。
やっぱり褒められるって気持ちがよい♪
おこちゃまな私です。(笑)
でもね、どう弾こうか試行錯誤しながら、
やっとこさかっちょいいしっくりくるものを見つけた場所だったので、
褒められて嬉しかったのですよぉ。
指がこんがらがっちゃいそうな箇所なので、
本番かっちょよく弾けるか不安な箇所でもあるのだけれど。。。(^-^;A

大学時代より、この曲のよさを引き出して演奏できている気がします。
少し成長してるのかな・・・と思えるのが嬉しい。
技術的にも、弾きにくかった箇所がずいぶん弾きやすくなってるし。
とはいえ、まだまだ練習不足なので、
ここいらで本腰入れないと本番不安・・・・。
生徒のこと言ってられないわ、と焦る私なのでありました。
なんとか練習時間を捻出しなければ!






2004年06月06日(日) ホームコンサート打合せ

今日は生徒のほとんどが集まって、
ホームコンサートの打合せをやりました。
ステージごとにステージの流れや司会の内容などを決定します。

みんな慣れてきて、以前よりずいぶんスムーズになってきました。
去年は小さすぎてお母さんたちのアイディアに頼っていた子も、
自分の意見を言えるようになっていたりして、楽しかったです。

お母様方も子どもたちも、大人の生徒さんたちも、
みんな前向きにステージの打ち合わせに取り組んでくれて、
本当に嬉しい♪
そして、本当に楽しみなステージばかりです。

昨年同様、グループレッスンのステージはワクワク面白くなりそうだし、
ちっちゃい3人のステージも「にぎやかでおもしろい」をテーマに、
「ちっちゃい かたまり」なんて笑っちゃうステージ名を考えてくれたし。
大人のステージにも、面白いステージ名が・・・・。(お楽しみに!)

この打ち合わせの機会、
子どもにとっては別の意義もあったりします。
子どもにとって未来を予測することは非常に困難で、
「もうすぐ本番だよ」といってもピンときません。
ということで、焦るのは先生と親ばかり。(^-^;A

今日こうやって打合せしたり、
打合せの合間に連弾してみたり・・・。
「まだ弾けない。」を実感する子も。(笑)
ということで、実際に事が動いているのを目の当たりにすると、
本人の中に「焦り」が芽生えて、
練習にも精が出てくる・・・・というわけです。

子どもの場合、本番三週間前が「ん〜〜」と唸ってしまうできでも、
最後の粘りでグンと上達したりします。
家での練習に精を出してもらって、
ソルフェの時間がピアノの時間になっちゃったり、
追加レッスンをしなきゃならない状況に陥らないようにね。

本番「やるだけやった!」という達成感を堪能して欲しいです。
それはきっと、これからの人生に必ず生きてくるだろうから。
ということで、残り三週間自分の力を信じてがんばっておくれ〜〜〜〜っ。



2004年06月04日(金) 西洋の精神世界

ちょっと難しい題名にしちゃいましたが・・・。
先日パッションという映画を見てきました。
たぶん聖書というものを少しも知らない人は、
わけがわからないだろう・・・という映画。
実際彼は、わけがわからなかったらしい。(笑)

私はというと、
クリスチャンにとって、イエス・キリストの受難が、
いかに重要なポイントなのかを、
「痛い」思いをしながら実感してきました。
この映画のテーマは、キリストの「苦しさ・痛さ」を
少しでも理解するためにと描かれたのでしょう。

西洋人にとって聖書から与えられる精神性というものが、
どういうものなのか・・・もっと知りたい。
映画を見て強く感じました。

私は高校中退しているとはいえ、
キリスト系の高校に2年以上いたし、
両親と姉はクリスチャンだし、
教会の日曜学校に通ったこともあるし、
教会で英語を習っていたこともあるし、
牧師さんの説教なんて当然のことだったし・・・。
そういう経験のない人に比べたら、
聖書というものがどういうものなのか多少知っているわけですが、
キリスト教の精神世界をどれくらい理解しているかと言われると、
全く理解していない・・としか言えません。

ということで、岩波新書から出ている聖書を購入し読むことにしたのでした。
で、マタイ・マルコ福音書を読んで思ったこと。
やっぱり理解できない・・・・。(^-^;A
悲しいくらいにわけがわからない、というのが正直な感想です。

これを読まれているクリスチャンの方、
悪く受け止めないでください。m(_ _)m
例え自分がクリスチャンではないにしろ、
キリスト教というものの持つ精神世界を、
もっと理解したいと思っているのです。
でも、わからない。。。。
もう一度旧約聖書も読んでみたいな・・・と思って、
読書は途中ではあるのですが。
今のところ全くわからないのです。

まず、キリストの受難そのものが理解できません。
何故キリストの受難が「神のお心」だったのか、それもわからない。
人間の罪を許してもらうために、キリストが十字架にかけられた?
何故なのか、それもわからない。

ここらへんは旧約聖書を読まないとわからないことなのかな。
一神教というものに強烈なものを感じています。
ただ強烈なものを受けただけで、その内容は理解できていません。
西洋人にとって神とはどういうものなんだろう。
自分の罪を悔い改め、神に祈るとはどういう精神世界なんだろう。
絶対的な存在・・・ってどんな感じなんだろう・・・。

う〜〜ん。
子どもの頃は神様っていう言葉が今よりずっと身近で、
お祈りとかしたことあったんだけどな・・・。
別に神様を信じているとか信じていないとかじゃなくて、
母親(その頃は父親クリスチャンじゃなかったので)の習慣で、
なんとなぁくやっていただけだったからかなぁ。

イエス・キリストの物語も、物語として受け止めていたところが大きい。
宗教として受け止めていたのではなく、
どちらかというと「道徳的」なものとして受け止めていたんじゃないかな。
なので、「神様」という存在への意識や、
イエス・キリストの受難に対する意識などは、全くなかった。。。

ということで、まだ二つの福音書しか読んでいないけれど、
読めば読むほどわからなくなる私なのでありました・・・。
クラシック音楽はキリスト教と密接な関わりがあるので、
少しでも知りたいなぁと思うのですが、
自分の知らない世界を理解するというのは、
とてもとても難しいものですね。

とりあえず、まだまだ読書途中なので、
最後までがんばって読もうと思います。








2004年06月01日(火) 筋力

最近体調が悪く、更新をサボっていました。(^-^;A
やっとこさ調子がよくなってきたので、
題名にある筋力トレーニングも再開です。
そんなすっごいことをしているわけじゃないですが・・・。

数ヶ月前のことです。
今ウォーキングが流行っていますよね。
テレビでそのことをやっていて、
「まっすぐ歩く」をやっていたのです。
なぁんだぁ〜、そんなの知ってるよぉ〜、
一本線の上歩くなんて簡単ぢゃん!と私。

で、近所のローソンへ行く際に、早速実行。
「え?え〜〜〜???」!Σ(×_×;)ギャフン!
まっすぐ歩けない!!体がブレる!!
「おいおいウソだろ〜〜(冷汗)」自分で自分にびっくり。
かなぁりショックを受けたのでした。

そういえば、最近ピアノ弾くときにも体がブレやすくて弾きにくい!
考えてみれば、一日座ったまま外に出ることもなく・・・。
筋力が普通以上に落ちて当然!といった生活でした。
ピアノ弾く際に、
姿勢にも気をつけて安定感をと思っていた矢先のことだったので、
「こりゃいかん!!!」と筋力トレーニングを義務付けたのでした。

で、結果。
全然違う!!安定感が違う!!
余程なまけた生活してたんだろうなぁ・・・・。
普通の32才では考えられぬ程、筋力が低下してたのでしょう。
あっという間に効果が出てきました。
もちろん今ではブレずにまっすぐ歩けます。(当然だろっ(^-^;A )

ピアノを弾くとき、私は腰に安定感を求めるタイプです。
(ちなみに、リヒテルは足の裏だったそうです。)
で、この腰・・・腹筋と背筋にしっかりと腰を支えるだけの筋力がないと、
フガフガしちゃうんですよね。(^-^;A
ちょっと腹筋がついただけで、フォルテシモの出方も違うし。

昔は普通〜〜に生活していただけで、
ピアノを弾くに充分な筋力があったんだけどなぁ。
こうやって特別に筋力トレーニングしないと、
安定したピアノを演奏できないくらいの年齢になってしまったのか、
と思うと悲しくもあり・・・・。(T-T)
まぁ、私の生活パターンがおばあちゃんのそれより動かない・・・というのも、
問題だけど。

暖かくなってきたし、
午前中にウォーキングを取り入れるのもいいかなぁと思っているところです。
とにかく外出しない生活なので。。。(その上なんちゃって主婦だし・・・)
最近筋力トレーニングして、その上体質改善してたのにも関わらず、
体調がすっごく悪くなってガッカリ・・・という心境だったのですが、
ここ1週間調子がよくなってきたので、
気持ち新たに、体力つけてこ〜〜!と思ったのでした。

ん〜〜、今まで動かないくせに忙しいという、
不思議な生活パターンだったから、疲れがたまっていたのでせう。
これからは、適度に忙しく、適度に体を動かしていこう♪
あ、近所の岡田先生やnaoちゃんに言われたように、
栄養もとらないとねぇ〜〜〜〜〜。(^-^;A


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