ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年09月06日(土) いびきの話 ある時若い同僚が、「いびきって治療できるのですか?」と尋ねてきました。
ちょうど地元の大学病院にいびき外来が出来たという記事を読んだばかりなので、教えてあげると喜んでいました。
なんでも奥さんが、「一緒に寝たいのだけど、あなたのいびきがうるさくて眠れないから、いびきを治して欲しい」と言ったのだそうです。
なんだかほのぼのしていい話です。
いびきがうるさいので夫婦別室で寝るようになった話を聞きます。いびきがうるさいのは事実なんでしょうが、奥さんには別室で寝たい別の理由があって、いびきは単なる理由付けじゃないのか、と思うことがあります。
ちなみに(アル中であるかどうかは別にして)酒を飲んで寝る人はいびきがうるさいものです。宿泊付きのAAのイベントなんかで、同室になって「こりゃうるさくて眠れん」と思わせる人は、寝るために薬を使っている人が多いような気がします。あるいは単に太りすぎか。先に寝るのが勝ちであり、途中で起きれば負けです。
ダンナの吸うタバコの煙が臭いから、奥さんが別室で寝ている夫婦もあるでしょう。タバコという依存物質によって夫婦が隔離されているわけです。これがアルコールになるとダンナが精神病院の中、違法薬物になると刑務所の中、とだんだん隔離度が上がっていくわけです。これは北海道の田辺先生から聞いたネタだったか。
父は母は最後まで同室で寝ていました。子供は小学校高学年になると、子供部屋に追い出されました。これは当時の田舎はそういう風習だったからでしょう。母は自分のいびきがうるさくて起きてしまうような人でしたから、父もよく頑張ったと思います。
自分のいびきがうるさいのかどうかは知りません。当面独り寝が続きそうなので、心配するまでもありません。
夫婦別室で寝るのは豊かさの証拠ですな(異論が出そう)。でもだって別に寝る部屋があるんだもの。
LUNAさん、二つの秘密については明日までお待ち下さい。
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