心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年08月03日(木) プラスチック・バッグ

イオンがレジ袋有料化の試行をするんだそうです。
悪い話ではないと思いますね。

買い物をすると渡される袋が、いつから例のプラスチックバッグに変わったのか。記憶は曖昧ですが、たぶん僕が20才ぐらいのときでしょう。

それまではスーパーでもコンビニでも、茶色っぽい紙袋を渡してくれてました。
紙袋だと、中に冷凍品冷蔵品を入れると、表面についた水分を吸って、破れやすくなりました。冷凍品をさらに小さな袋にいれるのは、当時からの習慣でしょうね。それに、片手で提げるというわけにはいかず、自然と腕に抱いて持ち帰る(思い場合は両腕で)というスタイルでした。
買い物を腕に抱いて帰るのは、なんか粋な感じがしますね。人とぶつかったショックで、袋の中身の(例えば)リンゴが転がり落ち、それを相手が拾ってくれるという場面が描かれたのも昔の話であります。プラスチックバッグからは、リンゴは落ちないですから。
そして、袋が破れなくなっても、相変わらず豆腐だとか冷凍食品だとかを、もっと小さい袋に詰め込んでいる人はいるのであります。

プラスチックよりも、紙の方が環境に優しいとは限りませんね。

台湾に何度か行ったなかで、何回目からコンビニでレジ袋が有料になりました。そんなことは知らずにコンビニで買い物をして、いざ支払う段になってレジ係が、なにかを尋ねてくるのですが、中国語はさっぱりわかりません。
うーん、わからんと悩んでいると、相手は商品を手でくるむようなジェスチャーをしてくれました。なんだかわからなかったので「おー、いえすいえす」と答えると、そこでおもむろに袋を出してくれました。店を出たあとでレシートを見たら、袋1元とありました。日本円だと2〜3円ぐらいでしょうか。
政府がレジ袋有料化の法律を決めたんだそうです。コンビニで袋に金出して買っているのは日本人ぐらいでした。

ラジオを聞いていたら、オーストラリアでも一袋10セント(9円ぐらい)で有料化されたそうです。こちらはすべての商店で例外なく。

我が家ではもらったレジ袋の半分以上は、プラスチックゴミの袋に直行です。無料だからでしょうね。1袋10円になったら、きっと買い物袋を車に積んどくと思いますよ。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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