心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年04月19日(火) 疲労困憊

前の会社の社長に会いに行きました。
用件は僕がした仕事のデータをコピーして貰うためであります。千円の菓子折を持って挨拶に行きました。

社長は人が変わったようでありました。プロ野球の鬼監督が、野球をやめたとたんに「よいおじさん」になるのとちょっと似ているかもしれません。
「俺は20年会社勤めをして、20年会社をやってと、人生が20年区切りになっているんだ。だからこれから20年は自分の好きなことをしようと思うよ」と言いながら、20年前に買ったまま会社経営に忙しくて読めなかった本を手にしていました。朝から晩まで読んでいるのだそうです。
ひきこもりでは体に悪いだろうと、奥様が花見に連れ出して、ちょうど帰ってきたところへ僕が電話を入れたのだそうです。この奥様も「なんとかなるわよ」のケセラセラの人なので、この夫婦はやっていけるのでありましょう。
人間は変わるものであるし、変われるものであると、感じました。
なので、仲間のバースディ・ミーティングでもそんな話をしてしまいました。

それにしても、最近はバースディ・ミーティングが増えました。僕がつながった頃は、全県でも年に数えるほどしかなかったのに、最近はなんだかしょっちゅうであります。とても全部は出られません。良いことなのに違いありません。

前の会社の社屋は、もう電気も止まっているのでパソコンも動かず、データも吸い出せませんでした。パソコン2台を借りて帰って自宅で作業です。が・・・、起動しません。結局徹夜でデータサルベージ作業をするはめになってしまいました。おまけにDVD-Rが書き込みに3回連続で失敗してくれるし・・・やっぱり一枚49円のメディアは仕事に使うには良くないかなぁ。

資源ゴミの日なので、徹夜明けのまま、本を整理して出すことにしました。大島弓子選集、坂田靖子、めるへんめーかー。なかには絶版で、一時期一万円以上まで値を上げた本もありますが、インターネット・オークションの普及で、500円でも売れないものになってしまいました。

リタイアしてから海外旅行とスイミングと絵(描く方)に凝っている母が、画材を買いに街まで出てきたついでに我が家に寄っていきました。今度の展覧会には(会員ではないものの)出展招待がきたそうで、50号の大物を描いている最中であります。
というのは口実で、たまには我が家にも来客がないと、散らかったままちっとも片づかない(かといって来客は誰でもいいわけではない)ので、寄るように母に頼んだのは、他ならぬ僕であります。
である以上、徹夜明けだからといって寝ているわけにもいかず、夕方まで起きている羽目になりました。

ThinkPadのDVDドライブが部品で届いたので(中古なのに4千円以上した)、CD-ROMドライブの部品をばらして入れ替えました。フロンベゼルがなくて格好が悪いので、プラスチック板をヤスリで削って自作。これでやっとノートパソコンでもDVDが観られる・・・、と思ったものの、再生ソフトがありません。
フリーウェアのDVD再生ソフトがいつくかあったはずなので、探しておきましょう。

さすがに40を過ぎると完徹はこたえます。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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