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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年03月23日(水) 痩せたい 水曜日は医師の診察と、ホームグループのミーティングの日であります。
医師「どのぐらい太ったんだっけ?」
僕「昨年の11月から2ヶ月で10キロ太りました」
まあ、これは科学的事実を述べているだけなので、それほど心には響きません。
さて、話しはかなり回りくどくなります。
以前、駅前留学で有名な英会話教室に通っていた時のこと、Instructor が、
"You have to remember ten or twenty instructors, but we have to remember thousands of students." と言って、生徒の顔を覚えていないエクスキューズをしていたことがありました。
で、僕も同じ場所でAAをやっていると、thousands of alcoholics に出会うことになるわけです。だから、僕が久しぶりに会った相手のことを忘れていたとしても、どうか僕のことを責めないでいただきたいのであります。
AAミーティングや病院内でのミーティングでは、出席証明にはんこをつくという作業があります。これはAAが義務としてやっているわけではなくて、ボランティアの一環であります。ま、意味はともかく、僕は要求されれば積極的にはんこをついてあげるタイプの人間であります。
以前は「柊」というはんこをわざわざ用意するという周到なことをしていたのですが、ニックネームを一時期本名にした時に、はんこも本名の名字のやつに変えました。その後ニックネームを元に戻しても、はんこはそのまま本名のを使い続けております。
今日のミーティングでも求められてはんこをついたのでしたが、そのはんこの名字をみて「あら、○○さんですか? 気がつきませんでした。変わっちゃって」と言われました。僕はその理由に思い当たったので、
「ええ、10キロほど太りましたからね」
と(おそらくは陰鬱な表情で)答えたのでありました。
これが相手が女性でなかったら、さして気にならなかったのかもしれません。おまけに、ミーティングの後で寄った実家で母に「俺、そんなに太ったかな」と愚かに尋ねて、その答えが「あごのあたりが特にな」でなければ、そんな出来事はスルーしてしまったのかもしれません。
とりあえず決めたこと。
・夜食のカップラーメンは、多少コストが高くても低カロリータイプにする。
・あんこやチョコのものは食べずに我慢する。
・毎晩寝る前に腕立て伏せをする。
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