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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年11月11日(木) ホワイト・ノイズ 朝に雨が降っていると、なぜこんなに眠いのだろうと不思議に思います。
雲が垂れ込めて薄暗いのが眠気を誘うのでしょうか?
それとも、ザァーという雨の降る音が、バッググラウンドノイズとなって胎内にいるような安心感を与えるのでしょうか?
ともかく、雨の朝はいつも以上に眠気と戦わないといけません。
高気密のコンクリート製の建物を建てて、その中で暮らしていると、人間は体調を崩してしまうのだそうです。そして、周囲の環境からの雑音がある程度入くる環境にすると、回復するのだとか。
家の近くに電車が通っています。ローカル線なのでそれほど本数は多くなくて、一時間に数本通る程度です。もう電車の音には慣れてしまって、うるさいと感じることもありません。ただ、慣れたところで騒音そのものがなくなるわけじゃありません。ふと、テレビの音が聞きづらいなとか、人の話し声が小さくなったなと感じたときに、意識して聞いてみると、ちょうど電車が通っているのです。人間の耳は不思議です。
ああ、雨の音を聞きながら、布団の中でうとうとしていたいものであります。
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