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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年02月29日(日) 自明の素晴らしさ 生きていくということは、ただそれだけで素晴らしいことなのです。
そのことは自明であって、何の証明も説明も要りません。
「こういう人生」は素晴らしい、というような条件付けもいりません。
しかし、ある時、生きていくことの素晴らしさが、理解できなくなる(感じられなくなる)ことがやってきます。日常は無味乾燥になり、この世に意味のあることなどないんだ、という気分に落ち込んでしまいます。自分がやっていること、やるべきことに価値が見出せなくなります。
何をやってもつまらないし、くだらなく感じてしまう。
何を言いたいかというと、「うつ」になっているということです。
生きていくことの自明な素晴らしさが感じられない。うつとは切ない病気であります。
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