心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年02月16日(月) 気取ることは良くないことなのだ

何もかも嫌になってしまって、自分が何を目指しているのかも判らない。心が疲れてしまっていて、理想が素晴らしくも思えなくなり、努力にはうんざりし、良い言葉を聞いても空々しく響くだけ。そんな気分になることが、ときどきあります。

そういう時は実は、心が着飾っているのだそうです。ドンキ・ホーテの言葉の「率直に行こう、率直に。気取ることは良くないことなのだ」に従ったほうがいいのでしょう。僕は自分が人格的にも大したことは無いし、霊的成長という点でもろくなもんじゃないということは、よーくわかっているわけです。であるのに、分不相応な自己犠牲を自分に課したりするものだから、歩いていくべき方向すら見失ってしまうことがあるのです。

正当化なんて必要なくて、ミもフタもない自分の心の情動をそのまま受け入れることが必要なんだと思います。少なくともそういう時期が人には必要なときがあるんだと。そうすれば、山の頂きの雪が、まぶしく美しく見える日もまたふたたびやってくるだろうと。

「率直に行こう、率直に。気取ることは良くないことなのだ」


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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