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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年01月06日(火) ゼネラルサービスは実験の場所? この2日間というもの、僕はExcelのチャートを眺めておりました。自分で作ったそのチャートとほぼ同じものは昨年の評議会の報告に載っているのですが、僕の作ったものは決算の年次変化ではなく、毎年の予算のほうです。日本AAのゼネラルサービスの財務規模は年々大きくなっているのですが、大きくなっていくのには当然理由があって、それは予算組みの時点で前年より大きな予算を組むからです。その予算が膨らむ理由を探っていたわけです。
予算項目が増える一方というわけではなくて、中には何十万円という予算項目が翌年からすっかり消えてなくなっていることもあります。サービスに携わる人が、新しく何かをやりたいと思えば予算の要求をするわけですし、勝手に何かを始めておいて、後からそれに金銭という裏づけを要求している場合もあります。そして、それを推し進める人が去り、人が変われば、やることも変わってくるということです。
なにも存在しないところにtrustee(理事)という存在が作り出され、彼らが構想するままに「とりあえずやって」みているわけです。今の日本AAのゼネラルサービスというのは、いわば実験の場であって完成したものではありません。そしてその実験の成果(AA全体に恩恵が及んだか、メンバーが恩恵を感じたか)を評価する仕組みが機能していない。いや、悪口を言えば、成果が感じられるほどの実験が行われたことなど無かったと言っても過言ではありません。
だから、新しいことは出来ないよとか、ここ何年か続けてきたことも今年は中止ね、と言い出すの躊躇するべきではないな、という結論にたどり着いたというわけです。
だって、収入が増えないのに支出を増やすわけにはいかないもん。それに家賃とか人件費とかはちょっとづつでも増えつづけているんだから。他を削るしかないよ。
まあゼネラルサービスに対する僕のdutyもあと2ヶ月がヤマです。関心はともかく熱意は薄れつつあります。早くひとりの無名のボランティアに戻りたいという気持ちは強いし、AAそのものの魅力を増すこために試行錯誤する活動に、時間もエネルギーも割いていきたい希望も日々強まっています。
ともかく睡眠不足は今日でおしまいにしたいです。
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