心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年10月14日(火) 通院と眠気

朝は通院。パキシルからノルトレンへの移行をしている最中なのですが、処方期間中に出張が毎回はさまるため「様子を見る」ためにパキシルがなかなか切れません。僕の場合には、薬を切るとたいていリバウンドが来るタイプなので、行動不能になってもかまわないタイミング(つまり業務がヒマなとき)を狙って薬を切る必要があります。医者とも長い付き合いになってきたので、そこらへんはたがいに説明の必要もありません。
「最近は、うつで調子が悪いのか、それとも単に疲れているだけなのか、区別がつかないときがあるんです」という質問に対し、「うつ病の人は黄色信号が無くて、気が付いたら赤信号になっているという人が多い」と説明を受けました。なんか答えになっているような、いないような。過労とうつは違うと思うのですが、両者の間に線を引くのは難しいかもしれません。

鬼平犯科帖ではしょっちゅう「夏は人々の眠りが浅いので盗賊がなりをひそめる」という記述がでてきます。逆に秋・冬・春は人の眠りは深いもの。夜更かし組みの僕ですら、なんだかんだで7時間寝ていることも多い日々がやってきました。それでも昼間眠いのです。眠い原因が、疲れにあるのか、うつが出ているのか、薬の副作用なのか、それともVDT作業者特有の症状なのか・・・。たぶん、パソコンを使うのをやめ、夜9時間眠り、薬を飲むのをやめて1ヶ月もたって眠ければ、それはうつが原因なのでしょう。でも、そんな悠長なことはやっていられないのが現実です。

実は、富山から帰ってきてから残業というのを(ほぼ)していません。必要な仕事はすべて業務時間内に済ませるようにしているのです。おかげで、仕事の密度が大変濃くなってしまいました。残業しないということを考えること自体がうつ病患者的なので自分でも笑ってしまいます。それで余った時間は寝ることに費やしているのだから、時間を有効に使っているのかはなはだ疑問です。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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