ニューヨークの男たち - 2003年02月21日(金) あの街の人たちはやっぱり違うなあって思った。 お行儀がよくて落ち着いてて、ソフィスティケイトっていってもいい。 ここの人に比べたら。 だから最初の1時間くらいはたいくつだった。 スモールトークってたいくつでめんどくさくって嫌い。 おまけに空きっ腹にワイン飲んだからものすっごく眠たくなってきちゃって、 ウィンドシルにひとりお行儀悪く座って、たいくつなスモールトーク繰り返してたいくつだなあって思ってた。 そのうちみんなが酔い始めておしゃべりが楽しくなってくる。 素敵な夫婦と知り合った。 旦那さんがあの街の出身で、奥さんはイタリア人。すごい美人でスタイルが良くて、プロのダンサーって聞いて納得した。だけど全然気取ってなくて人なつっこくておしゃべりで可愛くて。きりっとしてるのに柔らかで、きっと時々とんでもなく間が抜けてるんだろうなって感じがした。 結婚してても恋人同士でも、素敵なカップルだなって思うのはいつも女の人が素敵なとき。そして男の人がそういう彼女をものすごく愛してるってのがわかるとき。愛してるのをベタベタ示されると嘘っぽいって思っちゃうけど。男は女といるときには周りにイイ男に見えないほうがいいって、なんとなくそう思う。ふにゃっとしてるくらいなのがいい。 で、その旦那さんは、あの街の人らしくとても紳士なおじさんだったけど、あとからやって来た奥さんを「紹介するよ」って言ったときからふにゃっとなった。こんな素敵な女の人を射止めたんだから、この人も素敵なんだろうなあって思った。あの街の出身の人だしね。だってほんとに違うんだから。 お開きになってから、知り合った別のカップルとその友だちが食べに行こうって誘ってくれたけど、「明日仕事だから」って断った。彼らも素敵なカップルだった。友だちもあの街の人らしい素敵な人だった。 タイムズスクエアまで、ジョークばっか言ってるピエロみたいな男の人と一緒に帰る。途中の新しいトイザラスでちょっと遊んだりした。バーの前で「ここにも寄ってく?」って言われたけど「明日仕事だから」ってこれも断った。ジャックや Dr. スターラーみたいに殆どコーニーなジョークばっかで、ちょっとウンザリしながらもジャックや Dr. スターラーに返すみたいにジョーク返しておしゃべりしてたけど、でもやっぱりジャックや Dr. スターラーとは違う。思い込みかなあ。でもやっぱり違うと思う。 みんなもう長いことここに住んでるのに、ちゃんとまだあの街の人らしいのが嬉しかった。 車を置いてきた病院に地下鉄で戻って、そこから車で帰ったら12時過ぎてた。 留守電が入ってる。 「まだ帰ってないってことは、何かいいことあったのかなーっ。邪魔しちゃいけないから携帯にかけることは控えました。Hope youユre having fu~n. See you tomorro~w. バ〜イ」って。ジェニー。 「じゃあ行ってくるねー。明日おんなじ洋服着てきたらごめんねー」って病院出るとき言ってきた。みんなに「いい男見つけて来なよ」ってハッパかけられたから。 だから、今日仕事に行ったらジェニーもフィロミーナもウルサイウルサイ。まさかほんとにうちに帰らないとは思ってなかったと思うけど、なんにもあるわけないって。あの街の人たちはね、ここの男たちみたいにお行儀悪くないんだから。 ニューヨークの男たちは女の子を簡単につまみ食いしてはとっかえひっかえするのが得意なんだから気をつけなきゃ、ってハンサムドクターにふられたときにクラークのエドが言ってた。このあいだ、「あたしもそれ、昔からずっと聞かされてる」ってここで育ったジェニーも言ってた。 ここで暮らしてるってだけで、そういうことが簡単に出来ちゃうっていうの? つまんない街。つまんない男たち。 あの街から来た人は、そういうバカにいつまでも染まらないでいて欲しいなって思う。 今日はジェニーは Dr. アスティアニとデート。 ペイジャーに秘密のコード作って病院の中で連絡取り合ってる。ジェニーったらガラにもなくナーバスになって、かわいい。Dr. アスティアニはそういう人じゃありませんように。 -
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