ちっちゃいクリスマスプレゼント - 2002年12月24日(火) クリスマスイヴっていうのに、大変な一日だった。 いつも落ち着き払ってるあの憧れの Dr. ラビトーが、「What a day!」ってすごいナーバスな顔して走り回ってたし。 お昼にやっかいなミーティングがあって、なんだか非建設的なミーティングになっちゃって後味悪かったし。 今年は何も予定なし。 明日はアニーのオフィスのアニーじゃない方のアニーがおうちに招待してくれてたのに、ぼうやが病気になっちゃったからキャンセルになる。 仕事終わってオフィスからカダーに電話する。メリークリスマスを言うために。 おとといも言ったけど。 白い教会のキャンドル立て、すごく気に入ってくれてた。よかった。 カダーは誰かんちのクリスマスディナーに招待されてて、そこに行く途中だった。 帰って2階の大家さんちにプレゼントを持ってく。 娘夫婦がふたりのワンちゃん連れてクリスマスホリデーに来てて、これからみんなで親戚んちに行くって言ってた。「メリークリスマス」と「行ってらっしゃい」を言って、下に降りる。 今夜はチビたちとサイレントナイトかあ、って思いながら、マジェッドにもメリークリスマスを言うために電話した。 どこにも行かないって言うマジェッドが、「きみも予定ないんなら、うちに来る?」って言ってくれる。大喜びで「行く行く」って返事して、マジェッドのクリスマスプレゼントを急いでラッピングする。 出るときに大家さんの娘がもう外にいて、「あたしも出掛けることになったよ」って言ったら「そうだよ、出掛けなきゃ」って嬉しそうに笑った。 マフラー、喜んでくれた。ちょうど買おうと思ってたとこだったんだ、って。 センスいいねえって言ってくれた。「見つけたとき、マジェッド絶対これだって思ったの。一目で似合うってわかったよ」って言った。ほんとにそうだった。色の組み合わせの違うのがたくさんあって、その中でそれがひときわ「マジェッド」って色してた。そして、ほんとによく似合ってた。 ターキッシュのピザってのをオーブンで焼いてくれた。普通のピザと全然違った。おいしかった。 それから会社のクリスマスパーティの写真を見せてくれて、好みの男を探す。 素敵そうな人はみんな結婚してて、結婚してない人はみんな素敵じゃなかった。 グリークの音楽を聴きながら、ほかの写真もいっぱい見せてもらった。 マジェッドのお兄さんはすごい美形で、ムービースターになれそうだった。 マジェッドの小さい時の写真は、そのままポストカードにもグリーティングカードにもなりそうなくらい愛くるしかった。「子どものままだったらよかったのに」って笑った。 ティーンズの頃の写真も可愛くて、「女の子に興味ありません」みたいな顔してるところがますます可愛い。「可愛いねえ」ってまた何度も言って笑った。今がダメとは思ってないけど。 グリークの音楽が素敵だった。 この間の土曜日にわたしが住んでるとこのグリーク・バーで飲んだとき、初めて聴いて好きになったって言ってた。「なんだー。うちの近くで飲んでたんだったら、呼んでくれたらよかったのに」って言ったら、「カダーと一緒だったから」ってマジェッドが言った。 この間の土曜日。わたし具合が悪くて死んでた日だ。カダーがうちに呼んでくれたけど行けなくて、気分良くなって電話したら「友だちと飲んでる」って言ってたときだ。「マジェッド」って言わなかった。 わたしと時々会ってることはカダーには内緒にしてる。カダーが気を悪くするからって。 よくわかんない。全然わかんない。マジェッドも「僕もよくわかんないんだけどさ」って言う。 楽しかった。マジェッドってほんとに一緒にいるのがラク。カダーの友だちってことも忘れちゃう。 車のとこまで送ってくれたマジェッドが、「明日は雪だってよ」って言った。 帰りの高速でもう雪が降ってきた。 あの人に電話する。 クリスマスライブの準備してるとこだった。 音楽仲間がいっぱいいるとこで、わたしと普通に話してくれる。 「ホワイトクリスマスだってさ」って誰かに言ったり、「今日のライブ、ビデオに撮るから出来が良かったら送るよ」って言ってから「な?」ってまた誰かに言ったり。 困らせようと思って「キスして」って言っても、平気でいっぱいキスしてくれる。 ヘンな音立てるから「何それ。やだよそんなの」って言ったら「クンニ、クンニ」とか大声で言って笑ってる。 わたし、音楽仲間の間であの人の「何」ってことになってんだろ。 わけわかんないけど嬉しくて、ちっちゃいクリスマスプレゼント。そう思った。 -
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