挫けそう - 2002年11月25日(月) ゆうべ、あの人が電話をくれた。6日ぶりだった。 でも楽しい電話じゃなかった。 お母さんの仲のいいお友だちが亡くなって、これからお葬式に行ってくるって。 大好きなおばさんだったらしい。亡くなった理由は、病気でも事故でもなかった。 場所が少し遠いとこで、泊まらなきゃなんないから帰って来たら電話するって言ってた。 泣きそうな声してた。 車で行くのか電車で行くのか聞かなかったけど、気をつけてね、気をつけてね、気をつけるんだよ、って何度も言って切った。 今日は仕事を休む。 大事なことがあって、シティに行く。 でも、大事なことは上手く行かなかった。 やっぱり間違ってるのかもしれない。 くたびれて、帰って眠る。 あの人が夢に出てきた。 お葬式はなぜかこの街であった。 終わってから、わたしの住んでるところに会いに来てくれた。 昨日まで会ってたみたいな会い方だった。 街の中で人の目を気にして照れながら、キスしてくれた。 優しい優しい優しいキスだった。 あのとき、喫茶店でキョロキョロ辺りを見回したあとで、突然テーブル越しにそっとくれたキスとおんなじだった。今だに感触を覚えてるなんて。 抱き締めてあげたいと思ったのに、上手く抱き締められなかった。 ただ抱きついたみたいになっちゃった。 「駅まで送るね」って言って車に乗ったけど、 駐車場の出口がなくて、ぐるぐるぐるぐる同じとこ回って焦ってた。 駅に行けないまま目が覚めた。 目が覚めてから、なんで空港まで送ってあげるって言わなかったんだろって後悔してた。どっちみち出口が見つかんなかったのに。 あの人に会いたい。 挫けそう。 -
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