決断 - 2002年11月21日(木) 3日前からふた晩、ヒーターが効かなくて、朝の5時頃にやっとボイラーの音が聞こえてくるまでベッドの中で寒さに震えて眠れなかった。昨日は仕事に行ってからも、暑すぎるはずの病院でわたしひとり寒いって言ってた。帰って来て大家さんに話す。フランクはわたしを極度の寒がりだと思ってるから、話半分にしか聞かないだろうと思って、2倍に誇張して訴えた。 「病気になるのはいやだから」って言ったら「病気になったら僕がマッサージしてあげるよ」ってまたスケベなこと言われた。でも直してくれて、っていうより、温度の設定上げてくれて、ゆうべはものすごくあったかかった。あったかすぎて、朝起きたら素っ裸になってた。なのに今夜はまたあまり効いてない。 ビルのアパートだったらコントローラーがアパートひとつずつについてて、好き勝手に温度調節出来る。ヒーター代は普通どこでも家賃に込みだから、思いっきり温度上げて冬じゅうおうちの中をぽかぽかにして過ごすのが唯一の贅沢なのに。 デイジーはかわいくて大好きだけど、シャーミンはいい人だけど戸締まりにやかまし過ぎて、フランクはスケベだし、時々ビルのアパートの方がやっぱりいいやって思ってしまう。 多分、助けられてることは思ってるよりたくさんある。お洋服のお直しとか、週末に晩ごはんお裾分けしてくれるとか、そういうこと以外にもいっぱい。口やかましいのとスケベなのを除けばふたりともとってもあったかくていい人で、わたしのこといつも気にかけてくれてるのがわかる。ホリデーシーズンが近づいても今までみたいなひどい孤独感がないのも、フランクとシャーミンのおかげだと思うし。 わかんないけど。わかんないけど。もっと近づいたらやっぱり淋しいのかもしれないけど。サンクスギビングは来週だ。 でも、ここ数日うちに帰って来ても痛くない。うちの中が痛くない。 カダーの電話も、もうあんなふうに待ってない。勉強頑張ってるかなって思ってるだけ。カダーのルームメイトにもあれから電話してない。 あの人の声も、月曜日から聞いてない。 朝早くもお昼も夜もあの人は今忙しくて、唯一電話くれる時間が出来る夕方遅くはわたしの明け方で、それでも話せるのはほんの少しで、なのにわたしが寝ないで待ってたりするから「ちゃんと時間が合うときにゆっくり電話出来るようにするからさ、それが出来るまでちょっと待ってて。だからきみは夜中じゅう起きたりしないでちゃんと寝なさい」ってあの人は言った。 声聞きたいなあって思うけど、泣きそうになるほど淋しくない。 どうしたんだろ。 わたし、もしかしたらものすごいことするかもしれない。 また間違うもしれない。 今度こそ、大きな大きな、取り返しのつかないものすごい大間違いかもしれない。 とうとうほんとに狂っちゃったのかもしれない。 でも、やってしまいそう。 -
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