天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

抜け出す方法 - 2002年09月14日(土)

午前中、照会された検査機関に血液検査と尿検査に行く。
夕べ8時以降 NPO だったから、っていうより実際にはお昼ごはん以降何も食べてなかったから、血を抜かれたあと、そのままふらふら近くのカフェに入った。Dr. ナントカが「いいよ」って言ってたカフェだった。

うちに帰ったら、車のウィンドシールドに駐車違反のチケットが貼られてる。
絶対駐車禁止の場所じゃないのに。中をよく見たら、車両登録が期限切れになってることが理由だった。更新の手続きの書類はちゃんと郵送してて、新しいスティッカーとライセンス・プレートを待ってるとこだったのに。そして皮肉にも、郵便受けに届いてたわたし宛ての一通の封書を開けたら、仮登録のスティッカーが入ってた。

コンピューターに向かって、手紙をタイプする。今回こそほんとに plea of non-guilty だ。裁判所でもどこでも行ってやる。わたし悪くないもん。絶対罰金払わないから。


それから車のオイルチェンジに行った。初めて行くところだった。ブレーキがキィキィ言うからそれもチェックしてもらおうとしたら、チェックだけでお金がかかる。だから「じゃあいいです」って言ったら、オイルチェンジの記録の下に「ブレーキチェック」ってコンピューターに入力しながら「特別に無料でチェックしてあげるよ」って言ってくれた。

ブレーキパッドがすり減ってるって言う。「そんなはずない。だって一年前にブレーキ換えたばっかりなんだよ」「一年前? 一年前? うそだろ? ブレーキパッドはねえ、半年に一回換えなくちゃいけないんだよ」「そんなの聞いたことないし、したこともないよ」「ほっとくつもりかよ。ほっとくと完全にすり切れて、このスティール版がこげついてしまうんだぜ」「・・・今すぐ換えなきゃいけないの?」「僕なら当然そうするけどね。説明するからちゃんとここ見てな。ほら、ここから覗いて見たら分かるだろ、すり減ってるのが」。

って、ここでわたしがそのまあるい穴からパッドを覗いて、「なんだー。すり減ってないじゃん」って笑うことになってたらしい。すり減ってるかすり減ってないかもわかんなくて、メカニックのお兄さん二人がケタケタ笑い出すのをきょとんと見てた。「オーケーオーケー。だからね、なんともないんだよ。ブレーキは全然イカれてないって言ってるんだよ」。やっと分かって「からかわないでよー」ってお兄さんの胸をげんこつで殴る。「でもじゃあ、なんでキィキィ言うの?」「さあ。だけど全然ブレーキの機能には問題ないから」「ほっといていいの?」「キィキィがイヤならパッドを交換すればいいけど」「さっきしなくていいって言ったじゃん」「だから、しなくても全然問題はないんだよ。音が気になるなら換えろってこと」。

いいかげんだなあ。よくわかんないよ、信用していいんだかどうか。取りあえずそのままにしておくことにしたけど。ココナッツの匂いの、貝殻の形をしたエア・フレッシュナーを買って車につけたら、車中あの甘い匂いに溢れてココナッツクリームパイが恋しくなった。あの街じゃあ、アップルパイとバナナクリームパイと並んで「3大どこにでもあるパイ」だったのに、ここじゃ何故だか見かけない。


ランドリーを済ませてから、どうしようか迷う。

カダーはこの週末、ボストンの友だちが遊びに来ててシティに泊まってるから、一緒に過ごすんだって言ってた。昨日は3分の2信じてたけど、今日は3分の1しか信じてない。このままひとりでうちにいたら、3分の1さえ信じられなくなる。

あの人に電話したけど、繋がらない。ひとりでいたら、カダーのことで苦しくなりながらあの人に電話番号教えたことが苦しくなる、そんな気がした。そして泣く。絶対泣く。嫌だ。泣きたくない。あの人のことだけで泣くのはいいけど、それにカダーへの思いが加わって泣くのは嫌だ。ぐじゃぐじゃはいいけど、どろどろは嫌だ。


迷った。
迷ったけど、電話した。
抜け出す方法を、どうしても見つけなきゃいけなかったから。

Dr. ナントカ。まだ名字がちゃんと覚えられない。ザーとかガーとかがついてた。
ファーストネームだけ知ってる。引っ越し手伝ってくれたとき、電話番号と一緒に書き留めた。Rez っていった。

わたしはレズに電話した。




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