☆パワーの源☆
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| 2003年09月27日(土) |
ウラ TEAM SP 4 |
こっちは硬派にいきたいと思います。
今回のTEAM4、はっきりいってダメダメだった。 虐待の行きつく先の殺人行為にしては、少年がつかみどころがなさすぎじゃないかな。 自分に無関心になっている感じの演技なのか?とも思ったのだけれど、 妙に母親に対しては子供子供しているし、義父や従兄弟については「あいつらもそうだったんだ」なんて言ってる。 (ホントだったら「君の義父や従兄弟も虐待されてたんだ」って言われても「んなこと知らねーよ」って思うんじゃないかな。) かと思えば「暴力は最高の武器」とか言っちゃうし。 「愛してあげるってなに?」とか「人を大切に思うってなに?」とか 本当はもっとイヤミなセリフだったんじゃないだろうか。う〜ん、演出ミス?
建設現場でやさぐれたってのにしては薄すぎる建設現場の背景設定。 母親を想ったり、一緒に家出する友達がいたり、彼女がいたり。理解のありそうな先生もいたり。 とりあえず叔父さんも悪い人ではなかったわけだよね。 どこかでリセットできるところはなかったのだろうか。
どうして少年はサラリーマンを殺してしまったのか。そこがきちんと描かれていなかった。 彼が以前に暴力的だったということは建設現場のセリフのみだし、 サラリーマンと母親の背中と重なったってセリフも、以前ならちゃんと映像で見せていたんじゃないか? すべてを少年の告白と風見・丹波の聞きこみの回想シーンで片付けてしまうと 視聴者は置いてきぼりをくらった感じになってしまう気がする。
母親もシーンが少ないよなぁ〜。 拒絶されても母親を慕う気持ちの裏には、少なくてもいいから母親との楽しい思い出もなくちゃだめでしょう。 「自分は母親に見捨てられていない」と信じる為に母親のことを悪くないって思いこむという気持ちもわかるのだけれど。
あと思ったのが、カウンセラーを目指す綴の立場があまりにも曖昧すぎる。 虐待を受けた子供がそれを口にすることで自分の存在を否定してしまうことになることくらい 素人でも想像つくことだぞ。 季織は自分の立場から風見や事件に関わろうとしているけど 綴は丹波の妹・事務員としてでしか存在してないのはなんでだろう。 もっとカウンセラーの立場を話に活用したらいいのにね。
あぁ、書き足らない。 明日は自分のことも含めてTEAMのことを書きたいと思います。
いかがでしたか? お気に召したら・・・
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