☆パワーの源☆
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さて。昨日の続きです。
あれからいろんなサイトの感想を読んできたのですが やっぱり不評ですねー、今回のSPは。
まず剛自身が中村モードだったこと。 これについては私はそれほど思わなかったんですけどね。 とはいえ、“僕の生きる道”の直後に撮影されたこのドラマ。 剛的にはちゃんと切り替えできたんだろうか?
切り替えといえば、黒木さんも同じことを思ってしまう。 もちろん好きな役者さんなんですけど、最初の課長ってあんなキャラだっけ? もっとハードな感じがしたんだけど。(ビデオがないから未確認) これは年に一度のSPドラマだから仕方ない事なのかな…
あと、これは推測なのだけど、昨日も少し書いた「セリフで状況を処理している」ということ。 これはもしかしたら昨今の犯罪の低年齢化が影響してるんじゃないか、と思う。 直接的なシーンを省くことに上から注文がついたんじゃないだろうか。
おい、それ違うだろ。 このドラマの目的は“罪を犯した少年”をかばうことでも、犯罪を増長させることでもない。 自分の隣りにある『犯罪につながる芽』に気づかせることだろう。 他人事ではないと気づかせることだろう。
今回はそこがなかった。ただ虐待された経験をもつ少年の背景を追っただけ。 “なぜ罪をおかしたのか”の理由が全て虐待とは限らない。 虐待された子供が全て犯罪者になるわけじゃないもの。 罪を犯した子供と踏みとどまった子供。その差がどこにあるのかまでを描かなければ。
ま、次回に期待、です。
なんて書きながら、ココロは他にいってます。 というのも、いま「さとうきび畑の唄」を見ているからです。 うむー。凄すぎる。さんま、すげぇ。 ドラマ内で父親役をやっていたさんまのセリフに尽きるな。
「私はこんなことをする為に生まれてきたんじゃない」
きっと、戦争を体験した国の全ての人がそう思うんだろうな。 なんで戦わなにゃならんのじゃ。 なんで大切な人が苦しまにゃならんのじゃ。 なんで死なにゃならんのじゃ。 そう思いながら誰かの作った流れに流されていたんだろうな。
なんで。
人間は愚かやし、繰り返してばっかのアホやけど、 こうやって疑問をもつことができるのも人間だけや。
北野武が「戦争映画をつくりたい」と言った。 きっと、“なぜあんなに愚かで残虐なことをしてしまったか”を描くんじゃないかと思う。
いかがでしたか? お気に召したら・・・
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