月の夜のつぶやき

2013年03月05日(火) 執念深いけど 学べてないけど

もう思い出すなよ〜、と思う。
でも、思い出してしまう。
あ〜 イヤだったんだよね。
やっぱり、知らん顔したけど、
本心はイヤだったからこんな風に終わらないね。

夏。
義兄のあまりのしつこい不快発言に、
しかも、同じことを繰り返すだけのしつこさだったが、
それを酔っ払い故とは気づけてなかった私。
じっと我慢して同席していた。
限界に近かったけど、耐えた。

耐えていたけど、
ひどい頭痛に見舞われてしまった。

嫌なことを我慢していると、
こんな風に頭痛や偏頭痛が出るようになってしまった。

義兄たちが帰っていくまでは耐えられたけれど、
まるでそれが一区切りだったかのように、
二人が去っていった後は限界に達してしまった。
頭痛と吐き気の手前の感じ。

それで、ひとりで2階で横になっていた。
みんなは楽しそうで、
ことさらに体調不良をアピールすることもないか、と
ひとりで横になって我慢していた。

お風呂上りの夫がやってきたので、
体調が悪いからここにいたい、と伝えた。
階下の義父母にも伝わった。

知らない間に眠っていて、
その束の間の睡眠である程度回復した。
下の居間に下りてみると、
義母は息子相手にお話中。
私には目もくれない。
義母より遠くにいた義父が気遣ってくれた。
そして、義父の後心こもらぬ言葉が義母からも。

気にしないで先に寝て、と。

そして私の返事なんてろくに聞かず、

「それで、+++なんやけどね」

とまた息子の方へ向き直って私なんか眼中になし。


だよね〜
こんな嫁なんか無視したいよね〜

と嫌な気分になってしまった。

私、ネガティブすぎましたか?


よくわからないけれど、
このときの義母の顔と言葉は
はっきりとした無関心をあらわしていた。

誰かが頭痛くなっていたら、
もう少しは普通は心配してくれるんじゃないのかな。
というか、
そういう対象じゃないんだよね、私。
それを実感したんだよね。

こんな夏のことを思い出してしまった。
長く引きずらないけれど、
時々思い出す。

そして、
不必要に過敏に何かを見てしまう自分を
残念に思う。

でもね、義母の本心、そこにあったと思う。

義母はあくまで義母。
実母とも関係は微妙なのに、
うまく行くわけないか。

ヘルペスのかさぶたを作っていた私の顔を、
さりげなさを装って、
バーベキューのどさくさにまぎれたつもりで
至近距離に顔を寄せて観察していた義母。
よっぽど気になったんだろうね。
でも、ぶしつけだよね。
気づかないと思う方が愚かだよね。

気づいたけど、無視した。
話したくもなかった。
顔の真ん中のかさぶた。
気にしないわけないじゃん。
それを、わざわざ顔を近づけて観察しようなんて、
信じられない行動だよ。

無視しないで、大げさに反応しても良かったのかもね。


 < 過去  INDEX  未来 >


蒼月 [MAIL] [掲示板]

My追加