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ぱるたの仕事場日記
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2007年09月12日(水)
板挟みパート2

システムから吐き出される社内資料(社長資料)に不具合が見つかった。まずいことに、二次開発時に予定されているあれとこれを直すときに一緒になおした方が効率が良いぞ、と思うところに限って不具合がでる。今ちょっと我慢すれば、短時間ですんなりと直るはずだと私が思っても、現場及び社長にとっては目に見える現実がすべてだ。システムの作り方がどうだなんて関係ない。今、この不具合が出るようでは困る!のだ。

私は今はこの仕事から一歩引いているので、自ら進んで社長にもの申しに行くことはめったにしない。せいぜい、週に一度提出している業務報告日誌に記載する程度だ。だが、現場のNさんは、そんなふうに私がぐずぐずしていると、たいていしびれを切らして(?)ずんずん社長の所に話に行ってしまう。

すると、社長は、予想以上に話をふくらませてしまって、最後は現行資料のレイアウト変更まで言い出すのであった。

A社に伝えるのは私の仕事だ。これを伝えると、困るのはたぶんA社だろう。もう少しで一次開発が終わりそうなところに、またまた新規案件というか、仕様変更に近いことが起きてしまうわけだから。しかも今週中に全部上げろ、という期限付き。これをやならいと、残りのお金はびた一文払わない!という強硬な態度とともに。

A社の状況がわかるだけに、私は外部と内部との板挟み状態に陥るのだった。

夕方社長室に入ったNさんは定時を過ぎても出てこない。私は時間切れで帰ることにした。明日、詳細を聞こう。。。