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ぱるたの仕事場日記
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2006年03月23日(木)
事件は現場で起こるのだ

先週、部長部隊のダイヤルインに不審な電話が入った。曰く「○○美容外科か?副院長を出せ!」
電話を取った部長秘書は、こちらは会社だから副院長という役職の者はいないのだが、と説明すると、ガチャンと切られてしまった。
翌日から、その電話にワン切りと思われる電話が入るようになってしまった。
「確かナントカ美容外科って言ったのよ」と言いながら、部長秘書がタウンページを調べてみると、あるある。この電話と1番違いの××美容外科!!

「きっと、この美容外科と何かトラブルがあって、嫌がらせ電話をかけてるつもりなのよ!」と部長秘書。

本当か?

しかし、確かに、その日から朝は9時半から、昼間少し休みをおいて4時頃から頻繁に電話が鳴り、取ると切れている、という現象が繰り返される。

社長と一緒に某国から帰国した部長も、どうにかならないかしらねぇ、とため息をつく。これは、遠回しに私に何とかしろ、ということなので、調べてみた。迷惑電話対策。

ナンバーディスプレイを導入していないのなら、かかってきたとたん、136を回すと、直前にかかった電話番号を教えてくれるサービスがある(1回30円の料金がかかる)。これで、相手を特定して、警察に届けるのが一番だ、とNTTに教わる。しかし、相手は非通知設定でかけてきた場合はお手上げだ、とのこと。

さっそく136を回すと、やっぱり「お客様の電話が非通知のためお知らせすることができません」と言われてしまったー。お手上げだーーー!

部長とも相談の上、しばらく様子を見ることになったが、いやがらせするなら、相手を間違えるなよ〜〜>かけてる人!!ていうか、そんないやがらせはやめろよーーー立派な犯罪なんだぞーーー!

そして、これも先週、D社が本社登記している某市の○務署○務官が、突然来社。オタクの社長さんに、さんざん言ってるんだけど、いつも居なくてね、困るんだよ。何年も何年もホニャララホニャララで困るんだよね。一体どうなってるの。分かる人、居ないの?

来るなり詰問責め。D社っていうのは一体どういう会社なんだ、社員は居るのか、ここには居るのか、と聞かれても、一介の社長秘書がどこまで真実を言って良いものやら判らない。
ひたすら、社長がいないのでお答えできない、判らない、を繰り返すしか、無い。

かなり粘った○務官だったけれど、たぶん、埒があかないと思ったのだろう、一通の書類を鞄から出し、明日社長が来たら、最低でも電話、できれば出頭するように!ときつく申しわたして帰っていった。

もちろん翌日渡しましたとも、社長に書類を!○務署の方はかなりお怒りで、最低でも電話、できれば出頭するようにとおっしゃっていました、とちゃんと伝えましたとも。
がしかし。あんなに言ったのに、社長は出頭はおろか電話もしなかったようだ。
で、今日。きっちり10日目、コワモテの○務署の方々がドカドカと8名様ご来店〜〜

身分証明書を私に示し、これこれこういう訳だからホニャララに協力いただきます。場合によっては、ホニャララしますので、ご了承ください、とな。
私では対応出来ない。まずはジュニア@D社取締役に伝え(部長は電話中)その後、部長@D社取締役に対応していただく。今日は部長とジュニアが居てくれて本当に良かった。経理のMさんは拉致されていったけれど、こちらはお茶を出す程度で、ことの成り行きを見守るばかり。

幸い、出張先の社長とも連絡が取れ、ホニャララは免れたようだが、それでも午前中は社内に緊張が走ったのは確か。ジュニアがこんなに厳しい顔をしていたのは、初めて見たよ。

一番悪いのは社長だけれど、とりあえずホニャララするつもりできたみなさん、ホニャララせずに話がついて(?)良かった。
それにしても、普段から○○○の人間は泥棒だ、あいつらは人が汗水垂らして働いて得たお金をなんだかんだと理屈をつけて取ろうとする、と豪語している社長、今朝電話で連絡とっても全然動じず「脅かしているだけだから、大丈夫だから」と言ったとか言わないとか。うーん。もうこうなると、ちょっと手がつけられませんね。
社長、部長、ジュニア、、、、ファミリーのことはワタシには分かりません。