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ぱるたの仕事場日記
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2004年02月01日(日)
仕事ができるって何?

H社が入っているビルのオーナー会社から派遣されている担当者M氏。3階の現状復帰のことではずいぶんともめたが、大幅に予定が遅れたものの、何とか先週、終息。新しく入るテナントB社の方も私も、M氏の後手後手体質にはほとほと手を焼いた。

しかし、そんなM氏に私が一目おくのは、あのように仕事出来なさそう(笑)に見えて、彼がこのビルの担当者になってからというもの、じわじわじわじわと空き室が埋まってきている事実があるからなのだ。このご時世に!

前任者S氏のころは地下1Fの2箇所、1階の道に面した部屋、8階も空いていたし、フロアが分散する会社もH社含めて数社。しかしS氏は新しいテナント開発を進める気は無さそうで、会うたびに、今不景気ですからねぇ、こんな条件の悪い物件に入ってくれる人なんていませんよ、と自嘲気味に言っていたものだ。 地下1Fはあまりに借り手がつかないので、テンポラリー契約でH社が倉庫として激安家賃で借り受けていたくらいだ。

しかし、M氏はそういった愚痴は一切言わない。頼りなさげに見えて、「実は地下一階に今進めている商談がありまして、まとまり次第H社さんには立ち退いていただくことになります。」と予告してきたりする。彼らしく、その予告から半年近くたってやっと実現したりするのだが!きっと粘り強いのだろう。当初の予告通り、H社は地下1階を立ち退くことになった。地下1階の2スペースとも今はテナントが入っている。

また、オフィスが分散しているH社を5階ワンフロアにまとめるのもM氏のねばり強い交渉の結果である。結局、1年以上かかったが、M氏が描いた青写真通りに3階B社1社、5階H社1社ときれいに整理されてしまった。(元は、3階H社・T社、5階H社・B社だった)

しかも、やはり長らく空いていた1階の大通りに面したガラス張りのスペースはこのほど美容室に貸すことになったという。それだけではない。ここ数年ずっと白いままだった外看板。2社分のスペースがあるのだが、ひとつに、その美容室の看板を、もう一つは、なんとH社の看板を出すことまで社長のOKを取り付けてしまったのだ。

M氏、見た目は全然優秀そうには見えないけれど、実はかなり優秀なんじゃないか?仕事ができるって決して手際が良かったり段取りがうまく組めたり、ってところだけでは計っちゃいけないということをM氏は教えてくれる。ま、彼の段取りが悪くてこちらは随分迷惑しましたが!