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ぱるたの仕事場日記
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2003年12月25日(木)
壁壊し

昨日の業務報告会で、社長がMさんの仕事に関して、H社の受注業務のヘルプに入る件、正式に承認するような発言があった。これで大手を振ってC社、H社両者の受注業務に携われるようになって良かった〜

私がこの会社に入ったとき、数年間秘書不在という状況にいきなり秘書職として採用されたものだから、引継も何も無く、これをしなさい、という指示も無かった。当時いらした古株のお姉さま方にいわれたものだ。「え?ぱるたさん?あの人、なんにも仕事無いじゃない?」と。

堤商店(仮名)における私の師匠H氏の教えがここでも役に立った。「壁壊し」

あなたの仕事はここまで、というような壁にこだわる必要は無い、そんな壁などどんどん壊して仕事を開拓せよ。あなたが開拓した仕事はあなたの仕事になる。そして最終的には会社に貢献できる、という教え。
秘書という名目で採用されたが、秘書業務とされる業務なんてほとんど無かった当時、秘書業務とされる業務以外の分野にも手を出し、既成事実を作る。自分の実績とする。私はそれを実践した。

まず、全く管理されていなかった人事管理業務。この会社には労働基準法もへったくれもなく、なにしろ有給休暇という概念がほとんど無いに等しかった。ある意味休んだもの勝ちだった!

入社して6ヶ月間の勤務実績が8割以上の場合、7ヶ月目から1年間を初年度として10日間の有給休暇を会社は与えなければいけない。20日を上限として、前年勤務実績が8割以上で翌年は1日ずつ増えていき3年目からは2日ずつ増える。こんなことを社長に教える(?)ことから私の仕事が始まった。

就業規則も作った。社長もそのうち、給与制度や昇格制度、人事評価制度も作りましょう、と言ってきた。多くは社長がフォーマットを作ったが、原案となる資料づくりは私。そんな風にして人事管理の基本はこの会社に導入できたのかな、と思う。ただし、その後、あまりにも遅刻の多い人がいて、社長が逆上(?)、遅刻早退欠勤に異常に厳しい制度に変えてしまったのが今はちょっとだけ悩みの種。だって、労働基準法に抵触するんだもの・・・。

そうこうするうちに、何となく秘書の壁を超えた秘書として、社長にとっては便利な存在になっていったのではないかなぁと思う。

Mさんも販促企画だけでなく、定型的な管理業務も身につけておけば、こういう小さな会社で生き残るためにはかなり有利なのではと思う。販促企画は言ってみれば水物。明日は無くなるかも知れない業務だ。その点、H社のように基礎ができている会社の管理業務は無くならない。

Kクンがやめさせられたことを巡ってMさんと話をしたとき、彼女自身、本能的にそれを感じているようであった。何も感じない鈍感な人なら私もそんなこと薦めたりしない。Mさんが鈍感な人じゃなくてよかった。

さて、今日は書類整理など、年末大掃除の準備。自分のデスク回りのことって、なかなかふだんはできないので、先に済ませることにした。捨てる書類がいっぱいだ。でも、やり残している仕事、たとえばシステム開発関連など、捨てるに捨てられない書類もある。来年もこれを引きずるのね。ああ、頭が痛い!

のんびり書類整理などしていたら、社長から「Iさん呼んで」と声がかかる。暗いイヤな雰囲気。思った通り解雇通告だ。彼女の場合、ある意味ではH社きっての営業のエースだったのだが、何せ勤務態度が最悪。部長が何度も社長に直訴していたのだが、特約店からも人気がある彼女を切ることがなかなかできなかったのだ。しかし、今月も出社日数が半分以下という状況にさすがの社長も堪忍袋の緒が切れたらしい。
Kクンの時と違って非常にクールな解雇通告だった。

その後今度は私が社長室に呼ばれ、年明けに人材募集の手配をするよう指示を受けた。

年末二人も解雇か・・・。何だかなぁ・・・。