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ぱるたの仕事場日記
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2003年11月10日(月)
去る人の姿

一度ネガティブになってしまった人の気持ちを立て直すのは容易ではない。
今日で退社するA嬢を見ていると、会社に悪感情すら抱いているようで、全身で他人とのコミュニケーションを拒否しているように見える。
この会社に入社を希望して送られてきた履歴書には「私が接する全ての人に好感を持っていただけるよう努力します」「感謝されるよりも、逆に感謝する日々を送りたいと願っています」と書いてきたA嬢である。
今となってはその言葉がむなしい。

彼女は、この夏、ちょっとしたコミュニケーションエラーをきっかけとして、回りとの意志の疎通が図れなくなってしまった。本人自身の態度も時に最悪になった。客観的に見て、常軌を逸した行動や言動もあった。そんなことがあると、勢い、他の社員は近づきがたくなり、特に必要が無い限りは話しかけることもなくなってしまう。こうなると悪循環だ。
しかし、彼女はそれをこのように表現する。
「自分が会社にもの申しても、取り合ってもらえないどころか、無視されるなどの嫌がらせを受けた。」

具体的に何をもの申したのかは知らない。おそらく誤解を受けるような対応をした会社も悪いのだろう。確かに小さなオーナー会社。閉鎖的、といえば閉鎖的だし、社員が何を言っても社長の気分次第でまじめに取り合わない部分も無きにしもあらずだ。
しかし、本人の認識も偏っているような気がしてならない。

A嬢と同じ年頃の経理担当者が私に言った。「(彼女がここにいることを)我慢するのもあと数時間だから。」と。
きっとA嬢も同じように思っているに違いない。
何と残念な結果になってしまったことか。