TENSEI塵語

2008年09月08日(月) 左腕不随6週間目

前回書きとめておいたのは1週間半前だった。
こんな風に時々書きとめて来てよかったと思う。
自分で読み返してみて変化がおもしろいと思えるから。。

実は、今は両手でキーボードを打っている。
1週間前の日・月曜ごろは、1行打つだけで左手が疲れてもうダメ、、
ほとんどまだ右手3本指打法でキーボードを打っていた。
でも、それから少しずつ耐久力が増して、
今は、これくらい打ったあたりで少し疲れて来たな、って感じ。。
(ついでながら、左の各指がキーの位置を忘れてないのが不思議だ)

もう手首のテーピングはしていない。
もう幽霊手の状態はほぼ完全に脱している。
それどころか、手の甲を上に向けて手を軽く握った状態ならば、
手首を上下に動かすことができる。
これも、数日前にやっとわずかながらでき始めて感動ものだったのが、
一昨日あたりから療法士さんも驚くほどの動きを見せ始めた。

しかし、指を伸ばした状態ではまだまだ少ししか上がらない。

グーチョキパーができるようになって以後の目標は指ずもうだったが、
これもずっと親指が30度くらいの角度しか上がらなかったのが、
きょうあたりは70度ほどの角度に上げることができる。
昨日試しに指ずもうをやってみたら、相手が
「あー、ちゃんと逃げれるようになったじゃん!」と驚いたその隙に
相手の親指をねじ伏せて勝つことができた(^o^)/

手のひらを広げた時の親指もかなり広く開くようにはなったが、
もうちょいである。

まだ手の甲の痺れは取れてない(神経が回復し終えたわけじゃない)し
左腕の筋肉の快復もまだまだなので、不自由な場面もいくつかある。

たとえば、左手でコップを口元に持って行くのはまだ難儀だ。
コップの底に指を置くような形であればそれほど難儀ではないが、
側面を持つような格好(もっとも自然な)だと危なっかしい。
また、物をすっと持ち上げようとするとき、
空のマグカップ程度の重さのものでさえ、手首が重力に負けて、
だらっと手首が下に下がったような状態になってしまう。
ケータイくらいの重さだったらどうということもないが。。。

しかし、つい2〜3週間前までは、それらは不可能なことだった。
とにかく左手を顔に持って行くのも苦労で、顔を洗うのも難儀だった。
うーーんしょ、、ペタッ、、って感じに
やっとこさ手のひらが顔に貼りついてそのまま顔を洗う感じだった。
電話を左手で耳元に持って行くこともできなかった。
今は左手での通話も、左手でのケータイメールも可能である。

1週間前に、あと2週間くらいかな、、、と思ったのだが、
まだまだの部分がなかなか厄介そうなので、
今からあと2週間くらいかな、、と思う。


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