TENSEI塵語

2008年09月04日(木) まつりごとはお祭り気分で、、

毎日おもしろい朝日新聞夕刊の「素粒子」だけど、今夜も
ははは、とも、へへへ、とも、うふふ、ともつかぬ笑いに誘われた。

  秋の村民祭りのプログラム
  【演劇】麻生一座の「幹事ん長」。
      義経・弁慶「あうん」の呼吸。
      禅譲疑惑を勧進帳風に。
  【舞踊】村の伝統芸能「投げ出し」の「一の舞」を
      安倍流家元が美しく。
      福田流家元が国民目線で「二の舞」を踊ります。
  【野球大会】小池さんちの百合ちゃんが、やる気満々。
      「野球は1人ではできない」とぐずってます。
      参加者大募集中。


メインイヴェントの【村長選び】には、
「投げ出し」当初予想された4人が意欲的になっているようだ。
若い百合ちゃんと伸ちゃんは推薦人確保に走り回ってる模様。。。

村民たちの多くはまだこのお祭りに戸惑っているけれど、
今までこの人たちがやってきたことも忘れ、
この人たちにそっぽを向けてきた理由も忘れて、
新村長の村興しに希望を見出し始めている人も出始めているようだ。


・・・早くも世論調査では自民支持率が上向き傾向。
本来ならますますマイナスの方向に進むはずが、
一昨日書いてみたように、これが今回の辞任劇のトリックなのだ。
総裁選が盛り上がれば盛り上がるほど、民心は元の木阿弥になる。
もちろん、そんなことではいけないのだが、
私が物心ついてからの社会の動きをたどってみれば、
大衆心理なんてこんなたわいもないものだと思わずにいられない。
喉元も過ぎないうちに熱さを忘れてくれる国民性だから、
自民党政治は数十年も安泰してきたのだった。
その間に彼らはさまざまな癒着やしがらみを築いてしまったから、
その悪癖の死守に懸命でなりふりかまわない。。。

国会審議はすべて猿芝居で終わってしまうし、
お祭り気分で踊りの輪に加わる人は増えてしまうし。。。
祭政一致は上代の歴史的遺物とは言えないように思う。


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