TENSEI塵語

2008年03月07日(金) 学校長なるもの

新任が定時制で2年間過ごした後、知多半島の全日制高校に赴任した。
その時の校長は温厚な人で、職員会議でしばしば教育議論をした。
最底辺校から赴任した私はしばしば意見を求められた。
職員会議の後で、いい意見言うねぇ、と何人かの先生に声かけられた。
そういう意識のなかった私は、そう言われるたびにうろたえた。
とにかく、教員になった最初が、非常に荒れた定時制だったので、
(そのために、自殺してしまった同僚1名、辞職した同僚1名、である)
私としてはわけもわからないまま教員生活を送っていたのである。

その学校に赴任して2年目に来た校長は、
2年間学校をぐちゃぐちゃにして退職して去った。
第一教頭は横暴な右翼みたいな奴で、校長とうまく連携していたし、
第二教頭は犬のように従順な奴で、うまく協力していた。

この2年間の体験は大きい。
校長も愚かなことをすることがある、という観念を植えつけてくれた。
愚かな校長判断は次に赴任した前任校でもあった。

私にとって校長判断というのは「絶対」ではない。
これは、会社員が、社長の判断は「絶対」ではないと言うことだから、
人によっては不遜な言説だと思うかもしれない。


きょう、昨日の問題で、校長室を尋ね、空き時間に1時間校長と議論した。
結局、互いが互いに意見を譲らないまま、時間切れに終わった。

校長は言った。
「最高責任者として、一番自分が納得できるところで指示を出した」
だから、内規を無視して、自分なりの意向を押し通すというわけだ。 
けれど、こんなのは、もっとも小心な最高責任者だよなー。。。



 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]