ゆっくり眠れて、起きたのが11時。 全体にのんびり過ごした1日だったけれど、試験問題を前に落ち着かず。 主部分はもうほぼできているのだが、いくつか修正しなければならないのと 副教材からの問題を作らなきゃいけない。 とにかく、修正の方が難しいので、そちらの方で、 ああでもないこうでもない、、、と中途半端に時間ばかりが過ぎて行った。 試験前の最後の授業のまとめについても考え直したりするし。。。 要するに、成果の乏しい、何もかも中途半端なつまらぬ休日である。 試験問題を作り終えるのにまだ日数の余裕があるのもよくないようだ。
千秋楽は思わぬ波瀾だった。 早々に千代大海の欠場がわかり、きょうの対戦相手の魁皇が不戦勝、 自動的に白鵬の優勝が決定してしまった。 緊迫した千秋楽になるはずが、気が抜けてしまった。 千代大海は昨日の取り組みで腕を捻挫、全治1カ月だということだ。 こういう優勝決定は史上初のケースだと言う。
残るは白鵬が優勝を白星で飾れるかという一点に搾られたが、 2ケタ白星で場所を締めたい琴光喜の気迫が勝ったのか、 土俵にひっくり返されてしまった。 これはいけない。
今場所の白鵬は初日と中日と千秋楽で土、という因縁めいた結果になった。 風邪と発熱にもかかわらず、間の6日ずつを勝ち続け、 優勝を横綱の手にもたらした功績は大きい。 しかし、まだまだ安心して見ていられないんだなぁ。。。 もっとも、まだ22歳である。 相撲を始めてから、まだ7年である。 まだまだ大いに進化を期待できる。 というより、進化途中に横綱まで上りつめてしまったので、 それが吉となるか凶となるかさえ、まだわからないと言える。
昨日の新聞で読んだ記事に驚いた。
「最高齢46歳 最後の花道 序二段 一ノ矢」
琉球大時代に相撲部を創り、卒業後、教職を蹴って入門し、 今年で24年目の相撲生活だったそうだ。
相撲の階級についてはどうもはっきりとはわからないのだが、 わかる範囲で整理しておくと、
横綱 大関 関脇 小結 (大関〜小結が「三役」) 前頭 (以上が「幕内」 前頭は「平幕」とも呼ぶ) 十両 (以上が「関取」)
我々が日頃取り組み結果をTVなどで聞くのはここまでである。 しかし、この下があり、大相撲は午前中から行われているのだ。
幕下 三段目 序二段 序の口
これらはとりあえずは力士なのだろうが、「力士養成員」扱いらしい。 十両以上はいわゆる月給があり、十両でも年俸1542万円だそうである。 ちなみに横綱は4251万円。 もちろんこれにさまざまな手当やご褒美がつくわけだ。 しかし、幕下以下には月給というのはない。 場所手当として年6回、幕下で15万円ずつ支給される。 幕下で基本の年俸が90万円、十両だと1500万円、天地の違いである。
話題の一ノ矢に話を戻すと、この24年間の力士生活で、 序二段優勝が2回、最高位は三段目の6枚目だったそうである。 年俸は三段目は60万円、序二段は48万円、序の口は42万円。 もちろん、寝食に困ることはない。 それでも、「相撲は科学。やればやるほどおもしろい」と 角界から身を引く気は起きなかった。 「力士になってよかった。 土俵で相撲の奥深さと耐えること、我慢することを学んだ」
彼は朝青龍の入門時の世話をしたそうで、 朝青龍も彼に尊敬の念を抱いているそうだ。
相撲の世界には不思議なことが多い。 大関を狙うほどの大進撃をしていて注目を集めていたはずの関取が、 いつの間にか十両に陥落して負け越したりもしていて、引退した者もいる。 浮沈の激しい世界であるとともに、実力の問われる世界でもある。
しかし、我々の関心は常に幕内にあり、時々十両に及ぶ程度だ。 その攻防戦の陰に、こういう一ノ矢のような力士もいることを知ったのは 新鮮な驚きであった。 彼は引退後は高砂部屋のマネージャーとなり、結婚も決まっているそうだ。
そういえば、横綱白鵬の部屋の親方は、十両止まりの金親である。 自身は十両でしかなかった師匠の弟子が、22歳で横綱、 しかも既に5回の幕内優勝を遂げている。 関取同士も、勝ち負けとはまた別次元での関係を作っているようだし。。。 相撲界はなかなか奥深い。 相撲界の奥深さは、我々の日常生活の言葉に 相撲界の用語が多く紛れ込んでいることだけではないようだ。
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