慰安婦問題で、アメリカの下院の外交委員会で「日本政府謝罪せよ」決議が 採択され、さらに来月には下院本会議でも採択されるそうだ。
たしか、4月の終わりに晋三ぼっちゃんが訪米して頭を下げて来て、 我々は、謝罪の相手が間違っとるんと違う? と疑問を抱きながらも、 まぁ、とにかく、米議会での騒ぎは収まったらしいのでホッとしたはずだが 、、、と思ったら、今回の騒ぎに火をつけたのは、 ワシントンポストに載った「意見広告」だという。 そういえばそんなものが出たというのをいつか読んだなぁ。。。
その意見広告について検索してみたら、賛同者名簿みたいなものを見つけた。 うーーん、、、こんな連中が政界にごろごろしていて、 坊ちゃんみたいなのを首相に祭りあげて操ってるのかと思うと恐ろしい。 晋三ぼっちゃんが訪米の挨拶代わりに謝罪の猿芝居をして、 ブッシュにほめてもらえていたのが、彼らには堪らぬ屈辱だったのだろうか?
昨日のニュースで、おそらくこの中のメンバーだっただろうが、 2人ばかり、ちゃんちゃらおかしいみたいな態度で、 インタビューに答えているのを見て、そら恐ろしくなった。
同じブログにその意見広告が紹介されていないか探してみたが、 私には見つけられなかった。 その代わり慰安婦決議の全文を読むことができた。 こちらは今後の参考に引用しておこう。
ラントス下院外交委員長(カリフォルニア選出)ロス‐レティネン議員(フロリダ選出)の修正案を反映した下院第121号決議案
日本政府は1930年代から第2次世界大戦までの期間、「慰安婦」と言われる若い女性たちを帝国軍への性的サービス目的のため動員することを正式に委任した。日本政府による強制軍隊売春制度である「慰安婦」は、集団強姦・強制流産・恥辱・身体切断・死亡・自殺を招いた性的暴行等の残虐性や規模面においても、前例のない20世紀最大の人身売買の1つだ。
日本の学校で採用されている新しい教科書は、こうした慰安婦の悲劇や第2次世界大戦中の日本による他の戦争犯罪を過小化しようとしている。
日本の公共・民間の関係者は、最近の慰安婦の苦痛に対する政府の真摯(しんし)な謝罪を含む河野洋平官房長官による1993年の「慰安婦関連談話」を希釈または撤回しようとしている。
日本政府は1921年に「婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約」に署名し、2000年には武力紛争が女性に及ぼす影響についての国連安保理決議「女性、平和及び安全保障に関する決議第1325号」を支持している。
下院は人間の安全と人権・民主的価値・法の統治および安保理決議第1325号に対する支持など、日本の努力を称える。
米日同盟はアジアと太平洋地域で米国の安保利益の礎(いしずえ)で、地域安定と繁栄の根本だ。
冷戦後、戦略的な環境は変化したが、米日同盟はアジア太平洋地域で政治・経済的な自由、人権、民主的制度に対する支持、両国国民と国際社会の繁栄確保をはじめ共同の核心利益と価値に根ざしている。
下院は日本の官僚や民間人らの努力により1995年、民間レベルの「女性のためのアジア平和国民基金」が設立されたことを称える。同基金は570万ドル(約7億円)を集め、日本人たちの贖罪(しょくざい)の意識を慰安婦に伝えた後、2007年3月31日に活動を終了した。以下は米下院の共通した意見だ。
1. 日本政府は1930年代から第2次世界大戦前に至るまで、アジア諸国や太平洋の島々を植民地化したり、戦時に占領した過程において、日本帝国主義軍が強制的に若い女性たちを「慰安婦」と言われる性の奴隷にしたことを、事実として明確な態度で公式に認め、謝罪し、歴史的な責任を取らなければならない。
2. 日本の首相が公式声明を通じ謝罪するなら、先に発表した声明の信ぴょう性と水準に対し繰り返し唱えられる疑惑を解消する一助となるだろう。
3. 日本政府は日本軍が慰安婦を性の奴隷にし、「人身売買した事実は絶対にない」といういかなる主張に対しても、明確かつ公式に反論しなければならない。
4. 日本政府は国際社会が提示した慰安婦勧告に基づき、今の世代と将来の世代を対象に、残酷な犯罪について教育しなければならない。
昨日のニュースで、晋三ぼっちゃんは、こう言った。 「米議会では沢山の決議がなされている。そういう中のひとつに過ぎない。 コメントする気はない」 ちょっとちょっと、、そんな言い方していいの?? ブッシュ様のような大統領様のお言葉は大事でも、 大統領様の息のかかってない議会の決議は屁に過ぎないわけ? 「国会では沢山の議案を採決しなきゃいけない。 いちいち、反対派の雑魚どもの意見を聞いてるわけには行かない。 首相様である私の案に手を上げてくれる連中だけでバンバン通して行く」 という晋三ぼっちゃんの国会運営と二重写しになるような発言だ。
我々から見てもそうなのだが、他国から見ても、 日本政府が、戦時中の罪を隠蔽する、、いやそれどころか美化しようとする そういう態度が異常に見えてしょうがないのだろう。 罪を認め謝罪し、そうして友好外交への道を開いた人もいた。 しかし、教科書検定を見てもわかるように、それは全面的とは言えなかった。 そして、友好ムードを台無しにするような首相が台頭したりもするわけだ。 今回の騒ぎは慰安婦に関するものだとしても、 そこにこめられた批判は、慰安婦だけでない、基本的態度への批判なのだ。
なぜそうなの? 魂胆は何? と、 他国は、平和主義日本に疑惑を持ち、いつまでも信頼してもらえない。 拉致問題だって、他国に真剣に協力してもらえるわけがない。
まぁ、とにかく、恥ずかしいことだなぁ、というのが一庶民の感想だ。
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