朝出かけるころは、ちょっと冷えてるかな、という程度だったが、 午前中から吹き始めた風はどんどん強く、冷たくなって行った。 とても桜をのんびり眺めようなどという気分にはなれない。 明日は雪が降るかもしれないと言っていた、と言う人もいる。 ま、このあたりで雪が降るとは思えないが、きょうより寒くなるのだろう。 去年、桜の花の上に雪が積もったのは、3月30日である。 何か、似たような展開であるが、今年は去年より、 3月の寒暖の交代が甚だしかったような気がする。
昨日はまだ暖かさを保っていたが、黄砂が桜の景観を損なっていた。
落ち着かない毎日である。 いろいろと準備しなきゃならないことがあるが、 どれも完成せず、中途半端にちょっとずつしか進まない。 相談を要するのに、相談すべき人が出校していないということもある。
今夜、また2時間ほど宵寝してしまい、明朝の起床が不安な深夜である。 そう疲れているとは思っていなかったが、吹奏楽の曲を発掘しようと、 つまらん曲を聞いていたのが、疲労を誘発したのかもしれない。 ちょっと横になったら、もう考える間もなく意識を失ったようだ。 それにしても、なぜ9時ごろ寝ると2時間程度で自然と目が覚め、 深夜に寝ると、4時間後の目覚まし時計の音が辛く感じられるのだろう?
昨日読み終えた「使命と魂のリミット」の余韻に誘われるように、 きょうから東野圭吾の「時生(トキオ)」を読み始めた。 冒頭の20数ページが、早くも涙を誘った。 それから、不思議な物語に入って行った。 自分の今の息子が、若いころ自分に会いに来ていたという想い出話である。 これはいったいどういうことになるんだろう???
|